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第二章 魔族大陸統一編
16 魔神エレルを拐ってきた
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勇者を地球に送り返した枢はその翌日、残り半周となった大陸を引き続き蹂躙しながら爆走していた。
「しっかしまぁ……大分MP総量増えたな。これでもし真白に擬人化使ったらどうなるんだ……?」
国境付近に差し掛かった辺りで枢はふとそう思った。
「ま、考えるのは城に帰ってからにするかね」
残り半周で更にレベルを上げ、
★名前:八神 枢
種族:異世界人
LV:359
MP:36000/36000
魔法適性:全属性
所持スキル:【絶対解析】【擬人化】【帰還】【創造魔法】【MP自動回復(大)】【全状態異常耐性】
夜になる頃には城へと着いた。枢は車をガレージに納め、主不在の城内へと入る。枢は部屋に戻ると早速擬人化について考えた。
「今のMPで使ったらどうなる? まさかレベル一万八千とかにはならない……よな? もし……もしなったと仮定したら……破壊神の誕生だな。こ、これはマズイ! 抱きつかれただけで死んでしまう、俺がっ!!」
こういう案件は魔神様に聞くのが一番手っ取り早いか。
「では……やるとしますか。できれば移動は車でしたいから作らなかったが、この件は仕方ない。普通じゃ行けない場所だからなぁ」
枢はスキル創造魔法を使用した。
「【創造魔法】作成【次元転移】、転移先、魔神の間! 発動っ!」
目の前の空間に魔力の渦が現れた。枢はそれに躊躇する事なく飛び込んだ。目を開けると枢は以前訪れた魔神の間にいた。
「さて、魔神様は……と。んん? いないな。どこだ?」
枢は魔神の間をくまなく探し回ったが魔神様はどこにもいなかった。
「この空間から出られないって言ってたからいないわけないんだよなぁ。このパターンで怪しいとしたら……玉座か?」
主不在の玉座が怪しいのはRPGの鉄則である。枢は玉座に近づき隅々まで調べた。そして枢は玉座の裏側に奇妙なスイッチを見つけた。そのスイッチの上には《押して下さい》と記してあった。
「これは……罠か? 怪しすぎるぞ……」
とりあえずこれはスルーしよう。押したら爆発とかお約束だもんな。次に怪しいとこは、裏のカーテンか。近づき、カーテンをめくって見ると扉があった。
「ビンゴだ。どれ、……ガチャガチャ……。あかんやんけっ!」
めんどくせぇぇぇぇっ! メッチャ神めんどくせぇぇぇっ!
「……【創造魔法】作成【破壊】」
枢は扉の破壊に成功した。扉を情け容赦なく木端微塵にすると、その先に部屋があり大きなベッドで魔神様がスヤスヤと寝息を立てて眠っていた。
「あの爆音で起きないとは……。ふぅむ……」
なにを思ったのか枢は悪~い顔でベッドに近付いた。
「エレル様? エレル様~? 起きないと大変なコトになりますよ~?」
魔神様はんんっ、と寝返りをうっただけで全く起きない。しかも涎まで流している。枢はエレルのほっぺたをツンツンした。エレルはえへへと笑うだけで全く起きる気配すらない。何か良い夢でも見てるのだろうか。
「起きないかー。なら仕方ないなー。……ニヤッ」
枢はエレルに悪戯を開始した。この神をも畏れぬ所業、罰当たり極まりない。
「うはっ、柔らか~! 手が吸い付くぞ!?」
しばらく夢中になって悪戯をしていると、エレルはふと身体に違和感を感じたのかゆっくりと目を覚ました。だが、魔神はそれと同時に声にならない声を上げた。
「くぁwせdrftgyふじこlp」
「あ、起きました?」
「く、枢さん? ど、どうやってここに!? と、扉は!? あ、あれぇぇぇぇっ!?」
神様は大層混乱しておられた。素のエレルってこんな喋り方なのな。……なんか可愛いな、おい。
「玉座にいなかったからさ、扉を見つけて破壊した。椅子のアレは何だ?」
枢にじーっと見られた魔神は、スッと顔を反らして言った。
「な、なんのコトでしょう……はわっ!?」
枢は手をわきわきと動かし魔神ににじり寄った。
「いいのかなぁ~? 正直に言わないと……」
「あっ、ちょっと……まっ……言うっ! いいますからくすぐりはっ!」
「で? あれは?」
「ち、ちょっとした遊び心で……。枢さんみたく呼んでもいないのに来ちゃう方への嫌がらせ……的な? あはははっ」
良し、O・SHI・O・KIだ。枢はいぃぃぃやぁぁぁ~~と叫ぶエレルをお構い無しにたっぷりと教育した。艶やかな声が部屋に響き渡り……二時間後。
「う、うぅぅぅっ、ヒドイです枢さん。もうお嫁に行けません。責任とって貰って下さい!」
「え? いいよ?」
枢はアッサリと了承した。それに魔神は驚き問いただす。
「えっ!? あの……私から言っておいて何ですが……いいの? 私はこの空間から出られないのよ? それでもいいの?」
枢はそれに対し何だそんなコトかとアッサリ言い放った。枢は今事後の賢者タイムに突入していた。
「多分だが……出られるぞ? 試してみるか?」
コクコクと頷く魔神エレル。何かやたら可愛い。枢はしっかり掴まってなと言う。エレルは素直にぎゅっと目を瞑り、枢にしっかりと抱きついた。
「そんな抱きつかなくても……。ま、いっか」
枢はこの空間に来た時に使った【次元転移】を使い、身体の下に魔力の渦を作ると、その中に二人で沈んでいった。
そして枢は魔神に「もう目開けていいよ?」と言った。エレルは恐る恐る目を開けると、そこは見慣れない部屋で二人はベッドの上にいた。
「えっ? ここ……どこ? 私の部屋じゃない?」
「ここは俺が住んでる部屋だ。エレルにしたら下界ってとこか?」
神は神故に正しい手順で何かを依り代にするか、大量の贄を得なければ下界には顕現できない。だが今エレルは何の依り代も贄もないのに下界にいる。
「嘘っ、何で!? え? えぇぇぇっ!?」
「ま、明日の朝になったら説明するよ。だから今は……な? さっきの続きをな?」
エレルは泣きそうになりながらコクンと頷いた。それから枢とエレルは朝になるまで睦み合うのであった。
「しっかしまぁ……大分MP総量増えたな。これでもし真白に擬人化使ったらどうなるんだ……?」
国境付近に差し掛かった辺りで枢はふとそう思った。
「ま、考えるのは城に帰ってからにするかね」
残り半周で更にレベルを上げ、
★名前:八神 枢
種族:異世界人
LV:359
MP:36000/36000
魔法適性:全属性
所持スキル:【絶対解析】【擬人化】【帰還】【創造魔法】【MP自動回復(大)】【全状態異常耐性】
夜になる頃には城へと着いた。枢は車をガレージに納め、主不在の城内へと入る。枢は部屋に戻ると早速擬人化について考えた。
「今のMPで使ったらどうなる? まさかレベル一万八千とかにはならない……よな? もし……もしなったと仮定したら……破壊神の誕生だな。こ、これはマズイ! 抱きつかれただけで死んでしまう、俺がっ!!」
こういう案件は魔神様に聞くのが一番手っ取り早いか。
「では……やるとしますか。できれば移動は車でしたいから作らなかったが、この件は仕方ない。普通じゃ行けない場所だからなぁ」
枢はスキル創造魔法を使用した。
「【創造魔法】作成【次元転移】、転移先、魔神の間! 発動っ!」
目の前の空間に魔力の渦が現れた。枢はそれに躊躇する事なく飛び込んだ。目を開けると枢は以前訪れた魔神の間にいた。
「さて、魔神様は……と。んん? いないな。どこだ?」
枢は魔神の間をくまなく探し回ったが魔神様はどこにもいなかった。
「この空間から出られないって言ってたからいないわけないんだよなぁ。このパターンで怪しいとしたら……玉座か?」
主不在の玉座が怪しいのはRPGの鉄則である。枢は玉座に近づき隅々まで調べた。そして枢は玉座の裏側に奇妙なスイッチを見つけた。そのスイッチの上には《押して下さい》と記してあった。
「これは……罠か? 怪しすぎるぞ……」
とりあえずこれはスルーしよう。押したら爆発とかお約束だもんな。次に怪しいとこは、裏のカーテンか。近づき、カーテンをめくって見ると扉があった。
「ビンゴだ。どれ、……ガチャガチャ……。あかんやんけっ!」
めんどくせぇぇぇぇっ! メッチャ神めんどくせぇぇぇっ!
「……【創造魔法】作成【破壊】」
枢は扉の破壊に成功した。扉を情け容赦なく木端微塵にすると、その先に部屋があり大きなベッドで魔神様がスヤスヤと寝息を立てて眠っていた。
「あの爆音で起きないとは……。ふぅむ……」
なにを思ったのか枢は悪~い顔でベッドに近付いた。
「エレル様? エレル様~? 起きないと大変なコトになりますよ~?」
魔神様はんんっ、と寝返りをうっただけで全く起きない。しかも涎まで流している。枢はエレルのほっぺたをツンツンした。エレルはえへへと笑うだけで全く起きる気配すらない。何か良い夢でも見てるのだろうか。
「起きないかー。なら仕方ないなー。……ニヤッ」
枢はエレルに悪戯を開始した。この神をも畏れぬ所業、罰当たり極まりない。
「うはっ、柔らか~! 手が吸い付くぞ!?」
しばらく夢中になって悪戯をしていると、エレルはふと身体に違和感を感じたのかゆっくりと目を覚ました。だが、魔神はそれと同時に声にならない声を上げた。
「くぁwせdrftgyふじこlp」
「あ、起きました?」
「く、枢さん? ど、どうやってここに!? と、扉は!? あ、あれぇぇぇぇっ!?」
神様は大層混乱しておられた。素のエレルってこんな喋り方なのな。……なんか可愛いな、おい。
「玉座にいなかったからさ、扉を見つけて破壊した。椅子のアレは何だ?」
枢にじーっと見られた魔神は、スッと顔を反らして言った。
「な、なんのコトでしょう……はわっ!?」
枢は手をわきわきと動かし魔神ににじり寄った。
「いいのかなぁ~? 正直に言わないと……」
「あっ、ちょっと……まっ……言うっ! いいますからくすぐりはっ!」
「で? あれは?」
「ち、ちょっとした遊び心で……。枢さんみたく呼んでもいないのに来ちゃう方への嫌がらせ……的な? あはははっ」
良し、O・SHI・O・KIだ。枢はいぃぃぃやぁぁぁ~~と叫ぶエレルをお構い無しにたっぷりと教育した。艶やかな声が部屋に響き渡り……二時間後。
「う、うぅぅぅっ、ヒドイです枢さん。もうお嫁に行けません。責任とって貰って下さい!」
「え? いいよ?」
枢はアッサリと了承した。それに魔神は驚き問いただす。
「えっ!? あの……私から言っておいて何ですが……いいの? 私はこの空間から出られないのよ? それでもいいの?」
枢はそれに対し何だそんなコトかとアッサリ言い放った。枢は今事後の賢者タイムに突入していた。
「多分だが……出られるぞ? 試してみるか?」
コクコクと頷く魔神エレル。何かやたら可愛い。枢はしっかり掴まってなと言う。エレルは素直にぎゅっと目を瞑り、枢にしっかりと抱きついた。
「そんな抱きつかなくても……。ま、いっか」
枢はこの空間に来た時に使った【次元転移】を使い、身体の下に魔力の渦を作ると、その中に二人で沈んでいった。
そして枢は魔神に「もう目開けていいよ?」と言った。エレルは恐る恐る目を開けると、そこは見慣れない部屋で二人はベッドの上にいた。
「えっ? ここ……どこ? 私の部屋じゃない?」
「ここは俺が住んでる部屋だ。エレルにしたら下界ってとこか?」
神は神故に正しい手順で何かを依り代にするか、大量の贄を得なければ下界には顕現できない。だが今エレルは何の依り代も贄もないのに下界にいる。
「嘘っ、何で!? え? えぇぇぇっ!?」
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