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第二章 魔族大陸統一編
22 次の対戦相手は?
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少し休んだ後、選手専用の観覧席に行くと舞台の上は乱戦の真っ只中だった。どうやら第3領対第1領の闘いはバトル・ロワイアル形式のようだ。
ヴァンパイアが一人場外に弾き落とすと、デーモンがそのヴァンパイアを蹴り飛ばし場外に落とす。さらに倒れているヴァンパイアをデーモンキングが斧をフルスイングし、舞台から弾き出す。
どうやら両陣営は領主以外実力が拮抗しているらしい。激しい乱戦が終わり、舞台上には二人の領主のみが立っていた。そしてこれより最後の一騎討ちが始まる。
まずデーモンキングが斧で凪ぎ払い攻撃を繰り出した。しかしヴァンパイアは無数の蝙蝠に変化して躱わし、その流れでデーモンキングに噛みつく。そしてそのまま吸血攻撃を始めた。この攻撃にデーモンキングは有効な対処法をもっていなかったらしく、間もなく地に伏した。そしてヴァンパイアは人型に戻り、動けなくなったデーモンキングを舞台の外に落とし闘いが終わった。
「それまでっ! 勝者、第1領!」
しかし勝ったのは良いが、ヴァンパイアは満身創痍だった。どうやら蝙蝠に変化した際にデーモンキングの斧が何体か斬り裂いていたらしい。
そのヴァンパイアが仲間を連れ引き上げる際、枢と目が合った。
「明日は……くっ、せ、正々堂々闘い……ましょう」
「ああ、よろしくな」
そう言葉を交わし、ヴァンパイアは少し苦しそうにしながらも笑みを浮かべ控え室へと戻っていった。
「アイツは強いな。リミラ、お友達の試合も見て行くか?」
「パパが疲れてるなら見なくても大丈夫デス……」
リミラは枢に遠慮しているのか、小さくなって答えた。だが枢はそんなリミラの頭を一撫でし、優しく微笑んだ。
「俺は大丈夫だよ。せっかくだから見ていこうか。よっと」
「はわわっ!?」
枢はリミラを膝の上に乗せて抱え、再び席に座った。リミラは蕩けた顔で揺れながら喜んでいた。そんなリミラを抱えながら枢はぷるぷると震えていた。
(……な、何だこの庇護欲は。これが娘をもつ父親の喜びというモノかっ!? か、 可愛いなこいつ……》
枢はあっちの世界で結婚もしていなければ、ましてや娘もいなかった。リミラは自分の娘ではないが、枢は膝の上で喜ぶリミラに対し確かな親子愛を感じていた。皆は微笑ましく見ていたが、ただ真白だけはすごく羨ましそうな目でリミラを見ていた。
舞台を整えている間、真白に頼み売り子から簡単な食事と酒を買い第3試合を見る準備を整える。
それから一時間後、舞台のチェックが終わり、今から第3試合が始まる。司会が舞台に上がり、アナウンスを始める。
「それでは第3試合! 第4領対第5領ですっ! 試合形式は……黒い玉! 代表者同士での一騎討ちです! 開始は十分後とします! 各陣営は代表を決めて一名を舞台に上げて下さい! 両陣営から代表が出揃いましたら試合開始とします!」
司会が舞台から一旦降りる。そして対戦形式が決まり、両陣営が話し合いを始める。決勝は明後日のため、どちらも消耗を気にせず全力で闘える。どちらもそう考えたのだろう。この負けられない戦いにはお互いの領主が出てきた。
舞台に淫魔王とリミラの友達であるルシファーが上がり睨み合う。
「では第3試合……淫魔王対ルシファー! 始めぇぇぇぇっ!」
ついに第3試合が始まった。だがどちらも開始地点から一歩も動かない。
「ん? お互いに様子見か? しかしなんだこれ……なんかムラムラするような……」
やけに膝の上にいるリミラの感触が生々しく感じられる。
「パパぁ……? お尻の下になんか硬いモノがあるデス?」
「ふぁっ!?」
不味いと思った枢は慌ててリミラを膝の上から下ろす。そして舞台上を見た。
「あの淫魔王……どうやら精神攻撃してやがるな。どうやら欲望を増幅させる力らしいが……。俺の状態異常耐性を持ってしても欲望だけは何ともなぁ……(だって……娘だけど柔らかいしっ!)」
離れていてもコレだ。近くにいるルシファーは堪ったもんじゃないだろうと舞台を見た。だがルシファーは思いの外ケロッとしていた。
「な、何で!? あなた、私の攻撃が効かないの!? あなたには性に対する欲はないっていうのっ!?」
精神攻撃が効かないルシファーを見て淫魔王は焦っていた。そんな淫魔王に対しルシファーは首を傾げた。
「ほえ? 性に対する欲って何?」
「え?」
そう言った後、ルシファーの表情が攻撃的なものに変わる。
「ふ~ん、なんかわかんないけど……攻撃してたんだぁ~? なら次はこっちの番でいいよね?」
「くっ!」
ルシファーは口角を上げ、瞳を赤く輝かせた。次の瞬間、背中に翼が生え、凄まじい早さで動き回りながら、手に持った大剣で淫魔王に斬りかかっていく。
「はあぁぁぁぁぁぁっ! 魔技──終の輪舞曲! マエス・トーソ!!」
振り回す剣閃が光の筋にしか見えない。ルシファーはまるで踊る様に次々と攻撃を繰り出し淫魔王を斬り刻んでいく。
「くっ──ぐぅぅぅぅ……っ! き、きゃぁぁぁぁっ!!」
淫魔王は激しく斬り刻まれ、宙に跳ね上げられた後、ゆっくりと地面に落下し、ぴくりとも動かなくなった。
それを見た審判が淫魔王の状態を見て腕をクロスした。
「勝者っ、第5領!!」
「「「「「おぉぉぉぉぉぉぉっ!!」」」」」
会場が大いに盛り上がる。まるで地響きのような歓声を受けながらルシファーは舞台を下りていった。
枢は今の戦いを見て考えをまとめていく。
「どうやらアイツは至極単純にできているらしいな。もしくはガキんちょか」
枢は淫魔王の攻撃が全く効果がなかったルシファーをそう分析した。そしてリミラは友達が勝ったのが嬉しかったのかすごく喜んでいた。
そして予定されていた全試合が終わり、宿へ帰る。その帰り道でリミラが枢の袖を引いて尋ねてきた。
「パパ? あの時の固かったものは何デス?」
「あれは……まぁ、もう少し大人になったら教えてやるよ」
「リミラ大人だもんっ!」
そうして宿に戻りベッドで横になる。
「明日はヴァンパイア戦か。あいつ……結構やられてたが大丈夫なのか? まぁ、敵の心配してもしょうがないわな。寝よ寝よ」
試合初日の夜はこうして更けていくのであった。
ヴァンパイアが一人場外に弾き落とすと、デーモンがそのヴァンパイアを蹴り飛ばし場外に落とす。さらに倒れているヴァンパイアをデーモンキングが斧をフルスイングし、舞台から弾き出す。
どうやら両陣営は領主以外実力が拮抗しているらしい。激しい乱戦が終わり、舞台上には二人の領主のみが立っていた。そしてこれより最後の一騎討ちが始まる。
まずデーモンキングが斧で凪ぎ払い攻撃を繰り出した。しかしヴァンパイアは無数の蝙蝠に変化して躱わし、その流れでデーモンキングに噛みつく。そしてそのまま吸血攻撃を始めた。この攻撃にデーモンキングは有効な対処法をもっていなかったらしく、間もなく地に伏した。そしてヴァンパイアは人型に戻り、動けなくなったデーモンキングを舞台の外に落とし闘いが終わった。
「それまでっ! 勝者、第1領!」
しかし勝ったのは良いが、ヴァンパイアは満身創痍だった。どうやら蝙蝠に変化した際にデーモンキングの斧が何体か斬り裂いていたらしい。
そのヴァンパイアが仲間を連れ引き上げる際、枢と目が合った。
「明日は……くっ、せ、正々堂々闘い……ましょう」
「ああ、よろしくな」
そう言葉を交わし、ヴァンパイアは少し苦しそうにしながらも笑みを浮かべ控え室へと戻っていった。
「アイツは強いな。リミラ、お友達の試合も見て行くか?」
「パパが疲れてるなら見なくても大丈夫デス……」
リミラは枢に遠慮しているのか、小さくなって答えた。だが枢はそんなリミラの頭を一撫でし、優しく微笑んだ。
「俺は大丈夫だよ。せっかくだから見ていこうか。よっと」
「はわわっ!?」
枢はリミラを膝の上に乗せて抱え、再び席に座った。リミラは蕩けた顔で揺れながら喜んでいた。そんなリミラを抱えながら枢はぷるぷると震えていた。
(……な、何だこの庇護欲は。これが娘をもつ父親の喜びというモノかっ!? か、 可愛いなこいつ……》
枢はあっちの世界で結婚もしていなければ、ましてや娘もいなかった。リミラは自分の娘ではないが、枢は膝の上で喜ぶリミラに対し確かな親子愛を感じていた。皆は微笑ましく見ていたが、ただ真白だけはすごく羨ましそうな目でリミラを見ていた。
舞台を整えている間、真白に頼み売り子から簡単な食事と酒を買い第3試合を見る準備を整える。
それから一時間後、舞台のチェックが終わり、今から第3試合が始まる。司会が舞台に上がり、アナウンスを始める。
「それでは第3試合! 第4領対第5領ですっ! 試合形式は……黒い玉! 代表者同士での一騎討ちです! 開始は十分後とします! 各陣営は代表を決めて一名を舞台に上げて下さい! 両陣営から代表が出揃いましたら試合開始とします!」
司会が舞台から一旦降りる。そして対戦形式が決まり、両陣営が話し合いを始める。決勝は明後日のため、どちらも消耗を気にせず全力で闘える。どちらもそう考えたのだろう。この負けられない戦いにはお互いの領主が出てきた。
舞台に淫魔王とリミラの友達であるルシファーが上がり睨み合う。
「では第3試合……淫魔王対ルシファー! 始めぇぇぇぇっ!」
ついに第3試合が始まった。だがどちらも開始地点から一歩も動かない。
「ん? お互いに様子見か? しかしなんだこれ……なんかムラムラするような……」
やけに膝の上にいるリミラの感触が生々しく感じられる。
「パパぁ……? お尻の下になんか硬いモノがあるデス?」
「ふぁっ!?」
不味いと思った枢は慌ててリミラを膝の上から下ろす。そして舞台上を見た。
「あの淫魔王……どうやら精神攻撃してやがるな。どうやら欲望を増幅させる力らしいが……。俺の状態異常耐性を持ってしても欲望だけは何ともなぁ……(だって……娘だけど柔らかいしっ!)」
離れていてもコレだ。近くにいるルシファーは堪ったもんじゃないだろうと舞台を見た。だがルシファーは思いの外ケロッとしていた。
「な、何で!? あなた、私の攻撃が効かないの!? あなたには性に対する欲はないっていうのっ!?」
精神攻撃が効かないルシファーを見て淫魔王は焦っていた。そんな淫魔王に対しルシファーは首を傾げた。
「ほえ? 性に対する欲って何?」
「え?」
そう言った後、ルシファーの表情が攻撃的なものに変わる。
「ふ~ん、なんかわかんないけど……攻撃してたんだぁ~? なら次はこっちの番でいいよね?」
「くっ!」
ルシファーは口角を上げ、瞳を赤く輝かせた。次の瞬間、背中に翼が生え、凄まじい早さで動き回りながら、手に持った大剣で淫魔王に斬りかかっていく。
「はあぁぁぁぁぁぁっ! 魔技──終の輪舞曲! マエス・トーソ!!」
振り回す剣閃が光の筋にしか見えない。ルシファーはまるで踊る様に次々と攻撃を繰り出し淫魔王を斬り刻んでいく。
「くっ──ぐぅぅぅぅ……っ! き、きゃぁぁぁぁっ!!」
淫魔王は激しく斬り刻まれ、宙に跳ね上げられた後、ゆっくりと地面に落下し、ぴくりとも動かなくなった。
それを見た審判が淫魔王の状態を見て腕をクロスした。
「勝者っ、第5領!!」
「「「「「おぉぉぉぉぉぉぉっ!!」」」」」
会場が大いに盛り上がる。まるで地響きのような歓声を受けながらルシファーは舞台を下りていった。
枢は今の戦いを見て考えをまとめていく。
「どうやらアイツは至極単純にできているらしいな。もしくはガキんちょか」
枢は淫魔王の攻撃が全く効果がなかったルシファーをそう分析した。そしてリミラは友達が勝ったのが嬉しかったのかすごく喜んでいた。
そして予定されていた全試合が終わり、宿へ帰る。その帰り道でリミラが枢の袖を引いて尋ねてきた。
「パパ? あの時の固かったものは何デス?」
「あれは……まぁ、もう少し大人になったら教えてやるよ」
「リミラ大人だもんっ!」
そうして宿に戻りベッドで横になる。
「明日はヴァンパイア戦か。あいつ……結構やられてたが大丈夫なのか? まぁ、敵の心配してもしょうがないわな。寝よ寝よ」
試合初日の夜はこうして更けていくのであった。
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昼に読んでる(´・ω・`)
次は来週かなぁ……
ω・`)…………………………スキ見る (´・ω・`)
今日の昼書いたよー(*´-`)
リミラと主人公の組み合わせがイイですねぇ
リミラたん可愛いデス☆