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第8章 竜界編
03 時竜を育成してみた
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新たな竜である時竜を仲間に迎えたローグは今、スキルスクロール頼りきりであまりにも未熟だった時竜を一から鍛え直していた。
「そこ! 旋回しつつ尻尾で凪ぎ払え!」
《たぁりゃぁぁぁっ!》
《ガァァァァァァッ!?》
「次っ! 上空から群れの中央に向け【コメット】を放つ!」
《オッケー! 時空魔法……【コメット】!》
《ギャアァァァァァァァァスッ!?》
ローグの指導を受け数ヶ月。元々センスのあった時竜はその力をさらに伸ばし、土竜達より力を増していた。そして現在八十階層。
《どうかな~? 私ちゃんと強くなってる?》
「ああ、もちろん。最初の頃に比べたら段違いだよ。戦いで重要なのは相手の隙を見抜く眼と先を読む頭だ。どうやったら効率良く倒せるか、常にそれを頭に入れて戦うといいよ。慣れると自然にどう戦えば良いか分かる様になるから」
《ふむふむ~、戦いの流れを操るんだね! よ~し、まだまだぁぁぁぁっ! いっくぞぉぉぉ~っ!!》
時竜はダンジョン内を軽快に飛び回っていた。今まではスキルありきで、戦いは手早く相手を倒すものだと思っていた。だがローグの指導を受け戦闘の奥深さを知り、戦闘に楽しさを見出だしていた。戦闘を楽しく思い始めた時竜は実に良い表情を浮かべていた。
「これは……思わぬ拾い物かもなぁ。このまま鍛えたらいずれ最強の竜になれそうかも。今はまだまだ……あっ、こらっ! そうじゃないっ! 巨体の敵にはまず尻尾で足払いだ! バランスを崩せ! 反撃されるぞ!」
《はわわわっ!》
《ゴォアァァァァァァァッ!》
それから時竜の育成に力を注ぎつつ、半年ほどかけ九十八階層まで辿り着いた。最近になりようやく時竜も自分の頭で考え、流れる様に戦闘を自分のペースでこなせる様になった。
「リーミン、少し休もうか」
《うんっ!》
時竜は嬉しそうな表情を見せ、小さくなりローグの上に座った。
「結構動ける様になったなぁ~。半年でこの成長はなかなか凄いよ、リーミン」
《やった! ローグに誉められたぁ~! ねぇねぇ、リーミン強くなった?》
「ああ、半年前のスキルに頼りきりだった頃とは段違いだよ。今のリーミンなら一人でこのダンジョンを攻略出来るだろう。頑張ったな、リーミン」
そう言いながら時竜の背中を撫でると時竜は嬉しそうな声をあげた。
《はふぅ……。強くなるってこういう事だったんだねっ! 今まで楽に勝てれば良いやって思ってたから、毎日が新鮮だよ~》
「確かに楽に勝てればそれに越した事は無いがけどさ、それはある程度実力がついてからだよ。そうじゃないと本当に強い相手と戦いになった時に何も出来ずに負けちゃうだろ? そうならないために、ただ闇雲に戦うんじゃなくてさ、試行錯誤を繰り返しながら色々な攻撃手段、パターンを増やしていくんだよ。そしたらもっと楽に勝てる様になるし、どんな敵と遭遇しても慌てるような事はなくなるんだよ」
《……戦いって奥が深いんだね。リーミン、百年無駄に生きてた気がするよぉ……》
そう言い少し落ち込む時竜に向け励ましの言葉を送る。
「竜は長命種だからなぁ。ま、たったの百年で気付けて良かったじゃないか。リーミンの竜生はまだまだ先がある。リーミンならいつか最強の竜になれそうだね。頑張れよ?」
そう励まし、ローグは時竜の頭を撫でてやった。
《ローグ……、なんか父様より父様っぽいよぉ~》
「はははっ、それは全竜が聞いたら怒り狂うだろうから言わないでおこうか。さあ、そろそろご飯にしようか。今日は──焼肉だ!」
《や、焼肉っ!! あのタレのやつっ!! やったぁ~》
竜は基本生肉が好物だ。土竜や火竜も基本生の肉を好むが、焼いた肉も食す。ただ、時竜は肉ではなく、ローグ特製のタレを気に入っていた。それは肉だけでなく、野菜でも勢いよく食す。
膝の上から時竜を降ろし、カプセルハウスを出したローグはキッチンに向かい、分厚くスライスした極上の肉と刻んだ野菜を用意する。そして時竜に頼み外に用意させたバーベキューコンロまで運び、焼肉パーティーが始まった。
時竜は涎を垂らしながら焼き上がりを待ち、ローグ特製タレにつけて焼けた肉を口に放った。
《はぐはぐはぐはぐ……! う、うんまぁぁぁぁっ! これ食べ続けたら生肉なんて一生食べられなくなるよぉぉ~っ。はぐはぐはぐはぐ……!》
「あ~、タレが垂れてるから。そんなに慌てなくてもまだまだあるからゆっくり食べな。ほら、リーミンの好きな炭酸ジュースもあるから」
時竜はローグからジョッキを受け取り中身を一気に飲み干した。
《んくんくんくっ……ぷはぁ~。お肉にはこれだよぉ~。はぁぁ~……幸せ~》
目の前で蕩ける時竜を見ながらローグはエールを煽った。二十歳を迎え酒の美味さもだいぶ分かるようになってきたローグは昔ゾルグがワインで酔い潰れた時の事を思い出していた。
「あいつら元気に……ってそう言えば下界とは時間の進みが違うんだっけ」
《む~……、ローグ! 次のお肉はっ!?》
「え? まだ食べるのか?」
《食べるよ~っ! ローグの出してくれるお肉、口の中で消える様な感じだからいくらでも入るんだもんっ》
「はははっ、極上の肉ってのはそんなもんなんだよ。あ、野菜もちゃんと食えよ?」
《野菜も甘くて美味しいから食べてるよ~》
そうして食事を終え、再び時竜を膝の上に乗せ休んでいると時竜が尋ねてきた。
《ローグ、下界にはこれより美味しいものがもっとあるの?》
「そりゃあ沢山あるよ。下界は様々な暮らしをしている人々が沢山いるからなぁ。そのため、食文化も多岐に渡るんだ。俺だってまだ見たことがない食べ物もある筈だよ」
《へ~。私も下界に行ってみたいなぁ~》
「それは無竜と全竜が許してくれたらじゃないかな。さて、一晩寝たら明日上に上がろう。明日はいよいよ無竜と対面だ」
《お母さんかぁ。そう言えぱしばらく会ってなかったなぁ~。元気にしてるのかなぁ?》
「しばらくって。いつから会ってないんだ?」
時竜は頭を傾げて思い出そうとしている。
《う~ん……五十年くらいだったかな? 最初に狩りの仕方を教わった後は自活しなさいって言われたから》
「へぇ~。以外に厳しいんだな」
《そうかな? でも、お兄ちゃんやお姉ちゃん達もそんな感じだったんだって~。でも、ここが退屈だったみたいで全員で一気に家出したみたいだよ》
家出と聞き、ローグはあの真面目そうな光竜が家出した光景を思い浮かべ笑った。
「リーミンもここは退屈?」
《ん~……。ローグと会ってからここって退屈なんだと思ったかな。リーミンには知らない事がまだまだ沢山あるんだなぁって感じたの》
「そりゃあ……まぁ、世界は広いからなぁ。確かにこの塔は広いが、文化がない。他者と触れ合う事は大切だからな」
《うん、私もそう思った。だから、ローグお兄ちゃんについて行きたいのっ!》
「お兄ちゃん!? ま、まあ良いや。そうだな、リーミンの才能を伸ばすためにはこの世界は狭すぎるからね。これは頑張って無竜と全竜を説得してやらないとなぁ」
《父様は頑固だからね~……頑張って、お兄ちゃんっ! ふぁ……リーミン少し眠るね~……》
「ああ、お休み、リーミン」
それから完全に眠ってしまった時竜をカプセルハウスに残し、ローグは明日に備えてここ九十八階層で肩慣らしを始めた。
「さてと、相手は竜のトップ二体だ。悪いが、お前達には明日のための準備運動に付き合ってもらうぞ。悪く思うなよ」
《《グルルル……ガァァァァァァァッ!!》》
ローグは次々と襲い掛かってくる亜竜を相手に調子を整えていくのだった。
「そこ! 旋回しつつ尻尾で凪ぎ払え!」
《たぁりゃぁぁぁっ!》
《ガァァァァァァッ!?》
「次っ! 上空から群れの中央に向け【コメット】を放つ!」
《オッケー! 時空魔法……【コメット】!》
《ギャアァァァァァァァァスッ!?》
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《どうかな~? 私ちゃんと強くなってる?》
「ああ、もちろん。最初の頃に比べたら段違いだよ。戦いで重要なのは相手の隙を見抜く眼と先を読む頭だ。どうやったら効率良く倒せるか、常にそれを頭に入れて戦うといいよ。慣れると自然にどう戦えば良いか分かる様になるから」
《ふむふむ~、戦いの流れを操るんだね! よ~し、まだまだぁぁぁぁっ! いっくぞぉぉぉ~っ!!》
時竜はダンジョン内を軽快に飛び回っていた。今まではスキルありきで、戦いは手早く相手を倒すものだと思っていた。だがローグの指導を受け戦闘の奥深さを知り、戦闘に楽しさを見出だしていた。戦闘を楽しく思い始めた時竜は実に良い表情を浮かべていた。
「これは……思わぬ拾い物かもなぁ。このまま鍛えたらいずれ最強の竜になれそうかも。今はまだまだ……あっ、こらっ! そうじゃないっ! 巨体の敵にはまず尻尾で足払いだ! バランスを崩せ! 反撃されるぞ!」
《はわわわっ!》
《ゴォアァァァァァァァッ!》
それから時竜の育成に力を注ぎつつ、半年ほどかけ九十八階層まで辿り着いた。最近になりようやく時竜も自分の頭で考え、流れる様に戦闘を自分のペースでこなせる様になった。
「リーミン、少し休もうか」
《うんっ!》
時竜は嬉しそうな表情を見せ、小さくなりローグの上に座った。
「結構動ける様になったなぁ~。半年でこの成長はなかなか凄いよ、リーミン」
《やった! ローグに誉められたぁ~! ねぇねぇ、リーミン強くなった?》
「ああ、半年前のスキルに頼りきりだった頃とは段違いだよ。今のリーミンなら一人でこのダンジョンを攻略出来るだろう。頑張ったな、リーミン」
そう言いながら時竜の背中を撫でると時竜は嬉しそうな声をあげた。
《はふぅ……。強くなるってこういう事だったんだねっ! 今まで楽に勝てれば良いやって思ってたから、毎日が新鮮だよ~》
「確かに楽に勝てればそれに越した事は無いがけどさ、それはある程度実力がついてからだよ。そうじゃないと本当に強い相手と戦いになった時に何も出来ずに負けちゃうだろ? そうならないために、ただ闇雲に戦うんじゃなくてさ、試行錯誤を繰り返しながら色々な攻撃手段、パターンを増やしていくんだよ。そしたらもっと楽に勝てる様になるし、どんな敵と遭遇しても慌てるような事はなくなるんだよ」
《……戦いって奥が深いんだね。リーミン、百年無駄に生きてた気がするよぉ……》
そう言い少し落ち込む時竜に向け励ましの言葉を送る。
「竜は長命種だからなぁ。ま、たったの百年で気付けて良かったじゃないか。リーミンの竜生はまだまだ先がある。リーミンならいつか最強の竜になれそうだね。頑張れよ?」
そう励まし、ローグは時竜の頭を撫でてやった。
《ローグ……、なんか父様より父様っぽいよぉ~》
「はははっ、それは全竜が聞いたら怒り狂うだろうから言わないでおこうか。さあ、そろそろご飯にしようか。今日は──焼肉だ!」
《や、焼肉っ!! あのタレのやつっ!! やったぁ~》
竜は基本生肉が好物だ。土竜や火竜も基本生の肉を好むが、焼いた肉も食す。ただ、時竜は肉ではなく、ローグ特製のタレを気に入っていた。それは肉だけでなく、野菜でも勢いよく食す。
膝の上から時竜を降ろし、カプセルハウスを出したローグはキッチンに向かい、分厚くスライスした極上の肉と刻んだ野菜を用意する。そして時竜に頼み外に用意させたバーベキューコンロまで運び、焼肉パーティーが始まった。
時竜は涎を垂らしながら焼き上がりを待ち、ローグ特製タレにつけて焼けた肉を口に放った。
《はぐはぐはぐはぐ……! う、うんまぁぁぁぁっ! これ食べ続けたら生肉なんて一生食べられなくなるよぉぉ~っ。はぐはぐはぐはぐ……!》
「あ~、タレが垂れてるから。そんなに慌てなくてもまだまだあるからゆっくり食べな。ほら、リーミンの好きな炭酸ジュースもあるから」
時竜はローグからジョッキを受け取り中身を一気に飲み干した。
《んくんくんくっ……ぷはぁ~。お肉にはこれだよぉ~。はぁぁ~……幸せ~》
目の前で蕩ける時竜を見ながらローグはエールを煽った。二十歳を迎え酒の美味さもだいぶ分かるようになってきたローグは昔ゾルグがワインで酔い潰れた時の事を思い出していた。
「あいつら元気に……ってそう言えば下界とは時間の進みが違うんだっけ」
《む~……、ローグ! 次のお肉はっ!?》
「え? まだ食べるのか?」
《食べるよ~っ! ローグの出してくれるお肉、口の中で消える様な感じだからいくらでも入るんだもんっ》
「はははっ、極上の肉ってのはそんなもんなんだよ。あ、野菜もちゃんと食えよ?」
《野菜も甘くて美味しいから食べてるよ~》
そうして食事を終え、再び時竜を膝の上に乗せ休んでいると時竜が尋ねてきた。
《ローグ、下界にはこれより美味しいものがもっとあるの?》
「そりゃあ沢山あるよ。下界は様々な暮らしをしている人々が沢山いるからなぁ。そのため、食文化も多岐に渡るんだ。俺だってまだ見たことがない食べ物もある筈だよ」
《へ~。私も下界に行ってみたいなぁ~》
「それは無竜と全竜が許してくれたらじゃないかな。さて、一晩寝たら明日上に上がろう。明日はいよいよ無竜と対面だ」
《お母さんかぁ。そう言えぱしばらく会ってなかったなぁ~。元気にしてるのかなぁ?》
「しばらくって。いつから会ってないんだ?」
時竜は頭を傾げて思い出そうとしている。
《う~ん……五十年くらいだったかな? 最初に狩りの仕方を教わった後は自活しなさいって言われたから》
「へぇ~。以外に厳しいんだな」
《そうかな? でも、お兄ちゃんやお姉ちゃん達もそんな感じだったんだって~。でも、ここが退屈だったみたいで全員で一気に家出したみたいだよ》
家出と聞き、ローグはあの真面目そうな光竜が家出した光景を思い浮かべ笑った。
「リーミンもここは退屈?」
《ん~……。ローグと会ってからここって退屈なんだと思ったかな。リーミンには知らない事がまだまだ沢山あるんだなぁって感じたの》
「そりゃあ……まぁ、世界は広いからなぁ。確かにこの塔は広いが、文化がない。他者と触れ合う事は大切だからな」
《うん、私もそう思った。だから、ローグお兄ちゃんについて行きたいのっ!》
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《父様は頑固だからね~……頑張って、お兄ちゃんっ! ふぁ……リーミン少し眠るね~……》
「ああ、お休み、リーミン」
それから完全に眠ってしまった時竜をカプセルハウスに残し、ローグは明日に備えてここ九十八階層で肩慣らしを始めた。
「さてと、相手は竜のトップ二体だ。悪いが、お前達には明日のための準備運動に付き合ってもらうぞ。悪く思うなよ」
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