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第01章 転生編
04 冒険者登録
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「へぇ、スラムの外って思ってたより栄えてるんだなぁ~」
蓮太がスラムを出たのはこの日が初めてだった。理由は言わずもがな、町の住人はスラムの住人を差別しているからである。もしスラムで暮らす子どもが町に出ようものならすぐに石を投げられるか、捕まり奴隷商人に売り飛ばされる。それだけ過去スラムに住んでいた者が町の住人に対してなにかをやらかしていたという事だろう。現に今もスラムから出てきた蓮太に対し、町の住人は冷たい視線を向けていた。
「おい、あいつ今スラムから出てきたぞ」
「ボロい服着てんな。石でも投げるか?」
「やだ汚いわ……」
「あんなのに触られたくないわっ、行きましょっ」
男は殺気立ち、女は汚物を見るように不快感を露にし、その場から離れていく。
「やっぱり身形も整えてから出れば良かったかな。ま、別に深く人と関わろうとも思わないけど。おっと」
「「躱わしたぞ!?」」
蓮太は背後から飛んできた石を振り向きもせずに躱わしてみせた。蓮太は【気配察知】のスキルを持っているため、この程度の投石など見る必要すらないのである。
「あいつ、ただ者じゃねぇな。振り向きもせずに躱わすなんてよ」
「こ、これ以上関わらないでおこうぜ! スラムの奴に襲われちまわぁっ」
「だ、だな」
石を投げた男達はそそくさとその場から足早に去っていった。当の蓮太はそんな外野を気にも留めず、目的地である冒険者ギルドへと向かう。
冒険者ギルドに登録する理由は身分証のためだ。村はともかく、大きな町や国を跨ぐためにはどうしても身分証が必要となる。仮にこの国がどうしようもない国なら他の国に行くつもりでいた。
「あった、あれだな」
蓮太はいかにも冒険者といった風貌の男の後を追っていた。そうして目の前に現れたのが木造二階建ての少しボロい建物だ。看板には剣と盾のマークが記されている。
「よし、行ってみるか」
蓮太は木製の扉を開き中へと入る。ギルドには酒場も併設されており、まだ昼にも関わらず数人の冒険者らしき者達が酒盛りをしていた。
「今回の討伐遠征はなかなかにハードだったなぁ~……ひっく」
「まぁまぁ。それでも稼げたのですから良いではありませんか」
「そうそう。町の周りでチョコチョコ稼ぐよりマシだよね~」
「リーダー、次はダンジョン行きましょうよダンジョン!」
どうやらクエストから帰ってきた冒険者達が酒を飲んでいるようだ。蓮太は視線を外し真っ直ぐカウンターへと向かう。カウンターに着くと受付の女性が冷めた表情で淡々と言葉を発した。
「いらっしゃいませ。用件をお伺いします」
「冒険者登録したいんだけど」
「登録ですか。失礼ですが登録料はお持ちですか?」
「いくら?」
「銀貨三枚になります」
蓮太はスッとズボンのポケットに手を入れ、物質創造を使う。
「はい、銀貨三枚」
「……はい、確かに。ではこちらの用紙に氏名と役割を記入して下さい」
「わかった」
蓮太はカウンターで羊皮紙にさらさらと必要事項を記入していく。するとそれを見た受付の女性が少しだけ驚きを見せた。
「も、文字が書けるのですね」
「スラムの住人でも文字くらいは書けるさ。馬鹿にしないでよ」
「……失礼しました」
蓮太は必要事項を記入した用紙を手渡す。
「今ギルドカードを作成しますので少々お待ち下さい」
「どれくらい?」
「十分くらいです」
「わかった」
蓮太はカウンターを離れクエストボードを覗きに行った。
「ふ~ん……。薬草採取に町の周りに現れる魔物退治、後は住人のパシリか。まさにテンプレって感じだな」
貼り出されているクエストはどれも小説やゲームなどでよく見るものだった。そうして暇を潰す事十分弱、受付から声が掛かった。
「レンタ様、登録が完了いたしましたのでカウンターまでお越し下さい」
「はい」
呼ばれた蓮太はカウンターに向かい受付の女性から手のひらサイズのカードを手渡された。そこには氏名とランク、そして八桁の番号が記されていた。
「それと、こちらが冒険者の心得となっております。しっかり読んでおいて下さい」
「わかった、ありがとう」
蓮太は受け取った冊子を手にテーブルへと向かった。
「心得ね、どうせこれもテンプレだろ」
冊子にはこう書かれていた。
【冒険者ランクについて】
・冒険者ランクはFからSまで存在する。最初は誰もがFから始まり、依頼の達成度やギルドへの貢献度でランクが上がる。また、このランクは一度上がると下がる事はない。
【ギルドカードの失効について】
・ギルドカードは冒険者規約に背くとその効力を失い黒く染まる。一度黒く染まったギルドカードは二度と使用できず、再取得もできない。全ての行動は魔力を通してギルドカードに記録されるため、偽装はできない。
【冒険者規約】
・冒険者同士の私闘は規約違反となる。だが決闘はその限りではない。
・ギルドに虚偽の報告をした者は追放され、罪の度合いによっては指名手配もあり得る。
・未発見のダンジョンを確認した場合は速やかにギルドへ報告しなければならない。この報告を怠った場合、ギルドから追放となる。また、報告によりランクを一つ上げるものとする。
【預金口座について】
・クエスト達成時の褒賞金は自動的にギルドの個人口座へと振り込まれる。
【初心者講習について】
・登録から三ヶ月の冒険者に限り、ギルドにて初心者講習を受講する事ができる。受講料は一講義銀貨一枚。これは強制ではなく任意であり、受けるも受けないも自由である。
【ギルドカードの効力について】
・ギルドカードは身分証となる。町の入場税が免除となり、ギルドがその者の身分を保証するものとする。また、他国に渡る際にも使用可能である。
「……思った通りテンプレだな。これはもう良いや」
蓮太は冊子を小さく丸めポケットに突っ込む。そしてポケットの中でスキル【ダストボックス】を使用し、読み終えた冊子を捨てた。
「さて、依頼を受けなくても失効する事はないみたいだし、どこかゆっくりのんびり暮らせる場所でも探しに行こっかな」
こうして身分証を手に入れた蓮太はギルドを後にし、町の出口へと向かうのだった。
蓮太がスラムを出たのはこの日が初めてだった。理由は言わずもがな、町の住人はスラムの住人を差別しているからである。もしスラムで暮らす子どもが町に出ようものならすぐに石を投げられるか、捕まり奴隷商人に売り飛ばされる。それだけ過去スラムに住んでいた者が町の住人に対してなにかをやらかしていたという事だろう。現に今もスラムから出てきた蓮太に対し、町の住人は冷たい視線を向けていた。
「おい、あいつ今スラムから出てきたぞ」
「ボロい服着てんな。石でも投げるか?」
「やだ汚いわ……」
「あんなのに触られたくないわっ、行きましょっ」
男は殺気立ち、女は汚物を見るように不快感を露にし、その場から離れていく。
「やっぱり身形も整えてから出れば良かったかな。ま、別に深く人と関わろうとも思わないけど。おっと」
「「躱わしたぞ!?」」
蓮太は背後から飛んできた石を振り向きもせずに躱わしてみせた。蓮太は【気配察知】のスキルを持っているため、この程度の投石など見る必要すらないのである。
「あいつ、ただ者じゃねぇな。振り向きもせずに躱わすなんてよ」
「こ、これ以上関わらないでおこうぜ! スラムの奴に襲われちまわぁっ」
「だ、だな」
石を投げた男達はそそくさとその場から足早に去っていった。当の蓮太はそんな外野を気にも留めず、目的地である冒険者ギルドへと向かう。
冒険者ギルドに登録する理由は身分証のためだ。村はともかく、大きな町や国を跨ぐためにはどうしても身分証が必要となる。仮にこの国がどうしようもない国なら他の国に行くつもりでいた。
「あった、あれだな」
蓮太はいかにも冒険者といった風貌の男の後を追っていた。そうして目の前に現れたのが木造二階建ての少しボロい建物だ。看板には剣と盾のマークが記されている。
「よし、行ってみるか」
蓮太は木製の扉を開き中へと入る。ギルドには酒場も併設されており、まだ昼にも関わらず数人の冒険者らしき者達が酒盛りをしていた。
「今回の討伐遠征はなかなかにハードだったなぁ~……ひっく」
「まぁまぁ。それでも稼げたのですから良いではありませんか」
「そうそう。町の周りでチョコチョコ稼ぐよりマシだよね~」
「リーダー、次はダンジョン行きましょうよダンジョン!」
どうやらクエストから帰ってきた冒険者達が酒を飲んでいるようだ。蓮太は視線を外し真っ直ぐカウンターへと向かう。カウンターに着くと受付の女性が冷めた表情で淡々と言葉を発した。
「いらっしゃいませ。用件をお伺いします」
「冒険者登録したいんだけど」
「登録ですか。失礼ですが登録料はお持ちですか?」
「いくら?」
「銀貨三枚になります」
蓮太はスッとズボンのポケットに手を入れ、物質創造を使う。
「はい、銀貨三枚」
「……はい、確かに。ではこちらの用紙に氏名と役割を記入して下さい」
「わかった」
蓮太はカウンターで羊皮紙にさらさらと必要事項を記入していく。するとそれを見た受付の女性が少しだけ驚きを見せた。
「も、文字が書けるのですね」
「スラムの住人でも文字くらいは書けるさ。馬鹿にしないでよ」
「……失礼しました」
蓮太は必要事項を記入した用紙を手渡す。
「今ギルドカードを作成しますので少々お待ち下さい」
「どれくらい?」
「十分くらいです」
「わかった」
蓮太はカウンターを離れクエストボードを覗きに行った。
「ふ~ん……。薬草採取に町の周りに現れる魔物退治、後は住人のパシリか。まさにテンプレって感じだな」
貼り出されているクエストはどれも小説やゲームなどでよく見るものだった。そうして暇を潰す事十分弱、受付から声が掛かった。
「レンタ様、登録が完了いたしましたのでカウンターまでお越し下さい」
「はい」
呼ばれた蓮太はカウンターに向かい受付の女性から手のひらサイズのカードを手渡された。そこには氏名とランク、そして八桁の番号が記されていた。
「それと、こちらが冒険者の心得となっております。しっかり読んでおいて下さい」
「わかった、ありがとう」
蓮太は受け取った冊子を手にテーブルへと向かった。
「心得ね、どうせこれもテンプレだろ」
冊子にはこう書かれていた。
【冒険者ランクについて】
・冒険者ランクはFからSまで存在する。最初は誰もがFから始まり、依頼の達成度やギルドへの貢献度でランクが上がる。また、このランクは一度上がると下がる事はない。
【ギルドカードの失効について】
・ギルドカードは冒険者規約に背くとその効力を失い黒く染まる。一度黒く染まったギルドカードは二度と使用できず、再取得もできない。全ての行動は魔力を通してギルドカードに記録されるため、偽装はできない。
【冒険者規約】
・冒険者同士の私闘は規約違反となる。だが決闘はその限りではない。
・ギルドに虚偽の報告をした者は追放され、罪の度合いによっては指名手配もあり得る。
・未発見のダンジョンを確認した場合は速やかにギルドへ報告しなければならない。この報告を怠った場合、ギルドから追放となる。また、報告によりランクを一つ上げるものとする。
【預金口座について】
・クエスト達成時の褒賞金は自動的にギルドの個人口座へと振り込まれる。
【初心者講習について】
・登録から三ヶ月の冒険者に限り、ギルドにて初心者講習を受講する事ができる。受講料は一講義銀貨一枚。これは強制ではなく任意であり、受けるも受けないも自由である。
【ギルドカードの効力について】
・ギルドカードは身分証となる。町の入場税が免除となり、ギルドがその者の身分を保証するものとする。また、他国に渡る際にも使用可能である。
「……思った通りテンプレだな。これはもう良いや」
蓮太は冊子を小さく丸めポケットに突っ込む。そしてポケットの中でスキル【ダストボックス】を使用し、読み終えた冊子を捨てた。
「さて、依頼を受けなくても失効する事はないみたいだし、どこかゆっくりのんびり暮らせる場所でも探しに行こっかな」
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