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その四 お隣さん
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俺は【日高 大和】。地方大学に通う大学二年生だ。俺は大学なんて行く気はなかったが、親がどうしてもと言うので家から通える大学に入学した。
大学に入ってすぐに一人暮らしを始めた。実家から三十分くらいのワンルームのアパートだ。実家から大学までは自転車で一時間はかかるため、一人暮らしを始めたのである。
家事は昔から嫌いじゃない。別に一人で暮らしてるからと言っても部屋を汚くもしていない。むしろ自分のこだわりを貫ききちんと整頓されていた。実家は母がずぼらで、キッチン周りはアレだったのでこっちの方が落ち着く。
まぁ、そんな近況はさておき、俺は色々とバイトを掛け持ちしている。何せ学費も仕送りもない。自分で行けといった癖にだ。学費は奨学金で賄っているが生活費まではそうもいかない。働かないと生きていけないのだ。
そんな俺にはお隣さんがいる。お隣さんは同時期に引っ越して来ており、付き合いはもう二年になる。お隣さんは母と娘の二人暮らしだ。奥さんいわく、父親は誰かわからないらしい。そんな奥さんは娘を育てるため毎晩夜働きに出ている。俺のバイトはいつからか日中のみになり、夜は娘さんを預かっている。
「大和くん、今日もお願いできるかな?」
「大丈夫ですよ。毎晩大変ですね」
「ごめんね~」
そう謝る母親の後ろには少女がいる。現在◯学一年生だ。
「【弥生】、大和くんに迷惑かけちゃだめよ?」
「わかってるってば。それ毎日聞いてるし~!」
そう、二年前からほぼ毎日俺は彼女を預かっている。
「あっと、遅刻しちゃう! 大和くん、後お願いねっ」
「はい、いってらっしゃい、【理恵】さん」
「頼りにしてるわっ、じゃ!」
これが毎日のやり取りだ。
「じゃあ弥生ちゃん、入ろっか」
「……はぁ~い」
俺は彼女を部屋に入れ鍵を掛けた。
「お兄さん、今日もする?」
「弥生ちゃんが良いならね」
「じゃあしよ~」
俺は二年前過ちを犯した。二年前、まだ彼女が高学年の頃に悪戯してしまったのだ。それ以来毎日預るたびに行為に及んでいた。
彼女はベッドに上がるなり全裸になる。
「お兄さん早く早く~」
「はいはい。元気だねぇ」
「だって我慢してたんだもんっ。お兄さんは?」
「……こんななってる」
「やぁん、えっち~。そんなにおっきくして~……。それ、どうしちゃうの?」
俺はベッドに座る彼女にキスをして横にする。そしてまだ未熟な割れ目に指を這わせた。
「弥生ちゃんのここに挿入れて気持ち良くなる……かな?」
「ん……、良いよぉ……。今日もいっぱいえっちしようねっ! あっ……はぁぁぁぁぁぁっ!」
彼女にはまだ月のモノがない。なので俺はゴムも着けずにやりまくっていた。
「弥生ちゃんもだいぶえっちな子になっちゃったなぁ~」
「お兄さんがこうしたんだからね~! もし勝手にいなくなったらお母さんに言いつけるんだからっ!」
「そしたら俺は捕まっちゃうなぁ。ま、いなくならないけどね。弥生ちゃんが卒業する頃には俺も大学卒業してるし。そしたら子供でも作ろっか」
「子供? 私とお兄さんの? 良いの!?」
「うん。弥生ちゃんさえ良かったらね」
彼女はぎゅっと抱き付いてきた。
「良いに決まってるよ~。じゃあ……いっぱい練習しなきゃねっ。お兄さん……びゅ~って射精してぇ~」
「っ! ああ、今夜もいっぱい射精してあげるよ」
これが時給が高いにも関わらず夜のバイトをしない理由だ。俺達は毎晩のように身体を重ねていた。
「じゃあ学校行ってきま~す!」
「気をつけてね、弥生ちゃん」
朝になると彼女を学校に送り出す。そして……。
「ただいまぁ~あはははは~」
「お帰りなさい、理恵さん。弥生ちゃん学校行きましたよ」
「んふふ~。いつもありがとね~。あ、あら~」
「あぶなっ!」
今日はずいぶん酔っているようだ。俺は転びそうになった彼女を慌てて支えた。
「あんっ」
「え? おわっ!?」
俺の手は彼女の胸を鷲掴みにしていた。
「やぁ~ん、揉まれちゃったぁ~。大和くんのえっち~」
「す、すみませんっ! 転んで怪我するかと思って!」
「……ね、今日は時間あるの?」
「今日は講義ないしバイトも昼からっす」
「ふふふっ、家くる?」
「……お邪魔します」
俺は理恵さんとも関係をもっていた。理恵さんは弥生さんの事があってから薬を服用するようにしていた。
「あっ……あぁぁぁぁぁっ! 素敵よっ、大和くぅんっ!」
「理恵さんっ!」
彼女の部屋に入るなり俺は彼女に抱えベッドに向かう。そして酔った彼女を抱く。彼女は月に一回か二回はひどく酔っぱらって帰ってくる。その度に誘われ、俺は応じてきた。
一回戦が終わり俺達は繋がったままベッドで抱き合う。今彼女は上に跨がっている。
「射精したのに硬いまま……。若いわねぇ~」
「さすがに一回で枯れる事なんてないっすよ」
「ふふっ、じゃあ……お昼まで時間あるし、もう一回しちゃう?」
「理恵さんがしたいんでしょ? ってかもう動いてるじゃないっすか」
「あんっ、だってぇ~……大和くんのすっごい良いんだもんっ。あ~……私がもうちょっと若ければなぁ……」
そして彼女は動きながら何やら考えていた。
「そうだ! ね、家の弥生と結婚しない?」
「……は?」
「弥生と結婚したらずっと一緒に暮らせるし、大和くんになら弥生をあげても良いし? 弥生ったら大和くんに懐いてるからね~」
「いやいや、まだ◯学生っすよ?」
「あと二年もしたら結婚できる歳じゃない? それに……二年経ったら大和くんも大学卒業でしょ? 離れたくな~い!」
まさかバレてないよな。こっちの部屋で弥生ちゃんとセックスした事はない。バレる可能性のある事はしてなかったはずだ。
「ね、名案じゃない? それに……大和くんとならもう一人くらい赤ちゃん作っても良いんだけどな~」
「いやいや、さすがに生活厳しいっしょ」
「あはは、そうでした……。でも……大和くんが望むならいつでも孕むからね? だから……急にいなくならないでね?」
この母娘はやっぱり母娘だな。同じ事言ってるし。
そしてその日の夜。
「あっあっ! お兄さんこれ好きぃっ!」
俺達は理恵さんが仕事に行ってからまた行為にふけっていた。今日はずっと対面座位だ。弥生ちゃんはこの体位が一番のお気に入りだった。
「ねぇお兄さん?」
「なに?」
「お兄さんさ……お母さんともえっちしてるでしょ?」
「ぶっ! な、ななななんで?」
「やっぱり。だって今日帰ったらベッドからお兄さんの匂いしたもんっ。洗濯篭には精液べっとりついて乾いたシーツがあったしさ~」
理恵さん。まあ、弥生ちゃんとこんな関係とは知らないから隠す気もなかったんだろうけど。
「お兄さん……お母さんと結婚するの?」
「いや……それがさ……」
俺は彼女に理恵さんの出した提案をそのまま話してみた。
「なるほど~。私と結婚させて自分もお兄さんとえっちしようと……。別に良いよ?」
「え?」
「私お母さんの事もお兄さんの事も同じくらい好きだし? えっちな事してるくらいで怒らないよ。でも……私より先にお母さんと赤ちゃん作ったらダメ。もし私より先にお母さんと作ったら……小◯生の頃から毎日えっちされてたって言っちゃうからね!」
「き、気をつけるよ……」
二年前の弥生ちゃんは実に無防備だった。俺の上に普通に座るわ、風呂には乱入してくるわ、寝るときは抱き付いてくるわと、やって下さいと言わんばかりの子だった。最初にしたのはお風呂場だった。弥生ちゃんの身体を見てつい元気になってしまったのを見られ、散々弄られたのだ。そしてそのままお互いに弄りあい、合体した。それからは毎日して今にいたる。
そして二年後。俺は大学を卒業し、弥生ちゃんも妊娠しながら中学を卒業した。と同時に理恵さんも妊娠し、俺達は新しい場所に引っ越した。
そこは田舎で、隣近所は見えないくらい離れている。俺達は古民家を借り、自給自足の生活をする事にした。ちなみに俺の親にはこの場所は教えていないし、二人の事も話してない。言ったら多分親父辺りに殺されるだろう。
その数ヶ月後、弥生ちゃんが最初の子を産み、さらに数ヶ月後、理恵さんが二人目を産んだ。だが俺はどたあらとも結婚はしていない。どちらを選んでもどちらかが悲しむと思ってだ。
「お兄さんとの赤ちゃん……。ふふっ、可愛いなぁ~」
「こっちは弥生の妹ね~。いやぁ、頑張ったわ私! 結婚はしてないけど……今度は頼りになる旦那様もいるしねっ」
「パパがいないのって私だけ!? むぅ~!」
この後も俺達は仲睦まじく末永く幸せに暮らしていくのだった。
大学に入ってすぐに一人暮らしを始めた。実家から三十分くらいのワンルームのアパートだ。実家から大学までは自転車で一時間はかかるため、一人暮らしを始めたのである。
家事は昔から嫌いじゃない。別に一人で暮らしてるからと言っても部屋を汚くもしていない。むしろ自分のこだわりを貫ききちんと整頓されていた。実家は母がずぼらで、キッチン周りはアレだったのでこっちの方が落ち着く。
まぁ、そんな近況はさておき、俺は色々とバイトを掛け持ちしている。何せ学費も仕送りもない。自分で行けといった癖にだ。学費は奨学金で賄っているが生活費まではそうもいかない。働かないと生きていけないのだ。
そんな俺にはお隣さんがいる。お隣さんは同時期に引っ越して来ており、付き合いはもう二年になる。お隣さんは母と娘の二人暮らしだ。奥さんいわく、父親は誰かわからないらしい。そんな奥さんは娘を育てるため毎晩夜働きに出ている。俺のバイトはいつからか日中のみになり、夜は娘さんを預かっている。
「大和くん、今日もお願いできるかな?」
「大丈夫ですよ。毎晩大変ですね」
「ごめんね~」
そう謝る母親の後ろには少女がいる。現在◯学一年生だ。
「【弥生】、大和くんに迷惑かけちゃだめよ?」
「わかってるってば。それ毎日聞いてるし~!」
そう、二年前からほぼ毎日俺は彼女を預かっている。
「あっと、遅刻しちゃう! 大和くん、後お願いねっ」
「はい、いってらっしゃい、【理恵】さん」
「頼りにしてるわっ、じゃ!」
これが毎日のやり取りだ。
「じゃあ弥生ちゃん、入ろっか」
「……はぁ~い」
俺は彼女を部屋に入れ鍵を掛けた。
「お兄さん、今日もする?」
「弥生ちゃんが良いならね」
「じゃあしよ~」
俺は二年前過ちを犯した。二年前、まだ彼女が高学年の頃に悪戯してしまったのだ。それ以来毎日預るたびに行為に及んでいた。
彼女はベッドに上がるなり全裸になる。
「お兄さん早く早く~」
「はいはい。元気だねぇ」
「だって我慢してたんだもんっ。お兄さんは?」
「……こんななってる」
「やぁん、えっち~。そんなにおっきくして~……。それ、どうしちゃうの?」
俺はベッドに座る彼女にキスをして横にする。そしてまだ未熟な割れ目に指を這わせた。
「弥生ちゃんのここに挿入れて気持ち良くなる……かな?」
「ん……、良いよぉ……。今日もいっぱいえっちしようねっ! あっ……はぁぁぁぁぁぁっ!」
彼女にはまだ月のモノがない。なので俺はゴムも着けずにやりまくっていた。
「弥生ちゃんもだいぶえっちな子になっちゃったなぁ~」
「お兄さんがこうしたんだからね~! もし勝手にいなくなったらお母さんに言いつけるんだからっ!」
「そしたら俺は捕まっちゃうなぁ。ま、いなくならないけどね。弥生ちゃんが卒業する頃には俺も大学卒業してるし。そしたら子供でも作ろっか」
「子供? 私とお兄さんの? 良いの!?」
「うん。弥生ちゃんさえ良かったらね」
彼女はぎゅっと抱き付いてきた。
「良いに決まってるよ~。じゃあ……いっぱい練習しなきゃねっ。お兄さん……びゅ~って射精してぇ~」
「っ! ああ、今夜もいっぱい射精してあげるよ」
これが時給が高いにも関わらず夜のバイトをしない理由だ。俺達は毎晩のように身体を重ねていた。
「じゃあ学校行ってきま~す!」
「気をつけてね、弥生ちゃん」
朝になると彼女を学校に送り出す。そして……。
「ただいまぁ~あはははは~」
「お帰りなさい、理恵さん。弥生ちゃん学校行きましたよ」
「んふふ~。いつもありがとね~。あ、あら~」
「あぶなっ!」
今日はずいぶん酔っているようだ。俺は転びそうになった彼女を慌てて支えた。
「あんっ」
「え? おわっ!?」
俺の手は彼女の胸を鷲掴みにしていた。
「やぁ~ん、揉まれちゃったぁ~。大和くんのえっち~」
「す、すみませんっ! 転んで怪我するかと思って!」
「……ね、今日は時間あるの?」
「今日は講義ないしバイトも昼からっす」
「ふふふっ、家くる?」
「……お邪魔します」
俺は理恵さんとも関係をもっていた。理恵さんは弥生さんの事があってから薬を服用するようにしていた。
「あっ……あぁぁぁぁぁっ! 素敵よっ、大和くぅんっ!」
「理恵さんっ!」
彼女の部屋に入るなり俺は彼女に抱えベッドに向かう。そして酔った彼女を抱く。彼女は月に一回か二回はひどく酔っぱらって帰ってくる。その度に誘われ、俺は応じてきた。
一回戦が終わり俺達は繋がったままベッドで抱き合う。今彼女は上に跨がっている。
「射精したのに硬いまま……。若いわねぇ~」
「さすがに一回で枯れる事なんてないっすよ」
「ふふっ、じゃあ……お昼まで時間あるし、もう一回しちゃう?」
「理恵さんがしたいんでしょ? ってかもう動いてるじゃないっすか」
「あんっ、だってぇ~……大和くんのすっごい良いんだもんっ。あ~……私がもうちょっと若ければなぁ……」
そして彼女は動きながら何やら考えていた。
「そうだ! ね、家の弥生と結婚しない?」
「……は?」
「弥生と結婚したらずっと一緒に暮らせるし、大和くんになら弥生をあげても良いし? 弥生ったら大和くんに懐いてるからね~」
「いやいや、まだ◯学生っすよ?」
「あと二年もしたら結婚できる歳じゃない? それに……二年経ったら大和くんも大学卒業でしょ? 離れたくな~い!」
まさかバレてないよな。こっちの部屋で弥生ちゃんとセックスした事はない。バレる可能性のある事はしてなかったはずだ。
「ね、名案じゃない? それに……大和くんとならもう一人くらい赤ちゃん作っても良いんだけどな~」
「いやいや、さすがに生活厳しいっしょ」
「あはは、そうでした……。でも……大和くんが望むならいつでも孕むからね? だから……急にいなくならないでね?」
この母娘はやっぱり母娘だな。同じ事言ってるし。
そしてその日の夜。
「あっあっ! お兄さんこれ好きぃっ!」
俺達は理恵さんが仕事に行ってからまた行為にふけっていた。今日はずっと対面座位だ。弥生ちゃんはこの体位が一番のお気に入りだった。
「ねぇお兄さん?」
「なに?」
「お兄さんさ……お母さんともえっちしてるでしょ?」
「ぶっ! な、ななななんで?」
「やっぱり。だって今日帰ったらベッドからお兄さんの匂いしたもんっ。洗濯篭には精液べっとりついて乾いたシーツがあったしさ~」
理恵さん。まあ、弥生ちゃんとこんな関係とは知らないから隠す気もなかったんだろうけど。
「お兄さん……お母さんと結婚するの?」
「いや……それがさ……」
俺は彼女に理恵さんの出した提案をそのまま話してみた。
「なるほど~。私と結婚させて自分もお兄さんとえっちしようと……。別に良いよ?」
「え?」
「私お母さんの事もお兄さんの事も同じくらい好きだし? えっちな事してるくらいで怒らないよ。でも……私より先にお母さんと赤ちゃん作ったらダメ。もし私より先にお母さんと作ったら……小◯生の頃から毎日えっちされてたって言っちゃうからね!」
「き、気をつけるよ……」
二年前の弥生ちゃんは実に無防備だった。俺の上に普通に座るわ、風呂には乱入してくるわ、寝るときは抱き付いてくるわと、やって下さいと言わんばかりの子だった。最初にしたのはお風呂場だった。弥生ちゃんの身体を見てつい元気になってしまったのを見られ、散々弄られたのだ。そしてそのままお互いに弄りあい、合体した。それからは毎日して今にいたる。
そして二年後。俺は大学を卒業し、弥生ちゃんも妊娠しながら中学を卒業した。と同時に理恵さんも妊娠し、俺達は新しい場所に引っ越した。
そこは田舎で、隣近所は見えないくらい離れている。俺達は古民家を借り、自給自足の生活をする事にした。ちなみに俺の親にはこの場所は教えていないし、二人の事も話してない。言ったら多分親父辺りに殺されるだろう。
その数ヶ月後、弥生ちゃんが最初の子を産み、さらに数ヶ月後、理恵さんが二人目を産んだ。だが俺はどたあらとも結婚はしていない。どちらを選んでもどちらかが悲しむと思ってだ。
「お兄さんとの赤ちゃん……。ふふっ、可愛いなぁ~」
「こっちは弥生の妹ね~。いやぁ、頑張ったわ私! 結婚はしてないけど……今度は頼りになる旦那様もいるしねっ」
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