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その七 クラスメイト
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俺は中二の【元谷 春樹】。クラスでは目立たない部類に入るまぁ、要は陰キャだ。別に俺はそれでも良いと思っている。俺が好きなのは二次元の彼女であり、三次元などにはまったく興味もない。
そんな俺だからか知らないが俺はクラスでイジメられていた。このクラスの男子は俺に関わろうとしない。理由は俺をイジメているのがクラスカースト上位に君臨する女子グループだからだ。リーダーである【鈴宮 玲奈】は親に芸能人をもつ二世タレントだ。クラスの女子らはそんな玲奈に心酔し逆らわずに従順にしたがっている。
そんなとある日の事。俺は無理矢理体育倉庫に呼び出され裸に剥かれた。
「お~い、誰か写真とってよ写真」
「は~い」
俺の全裸が女子のスマホに記録されていく。今撮影しているのは女子空手部主将だ。ちなみにもう殴られている。
「あんたさ~、これから一生玲奈の奴隷だかんね? 逆らったら今の写真ネットでばら蒔くから。もちろん個人情報全部のっけてね」
「な、なんでこんな……」
「なんで? 面白いからに決まってんじゃ~ん」
モデルのような見た目とは違い悪魔のような女だった。
「でもさ、私も鬼じゃないし? いつも鞭ばっかりじゃさすがのあんたでも可哀想だからね~。こんな飴を用意してみました~……じゃんっ」
「っ!?」
そう言って連れて来られたのはクラスメイトの女子。大人しく無口なぼっちの子だ。しかも裸で。三次元に興味のない俺でもさすがにクラスメイトの裸を目にしたら反応してしまう。俺は下半身が熱くなっていくのを感じていた。ちなみに両手両足は空手部の女子四人に押さえつけられている。
「やだぁ~! おっきく……お、おっきくっ!?」
「お、おいおい……。まだでかく……!?」
「う、嘘~!?」
押さえつけられていた時も胸やら下着越しの割れ目が押し付けられていて半勃起ちしていたが、全裸のクラスメイトが現れた事でマイサンはフル勃起してしまった。
「春樹~、あんたなに勃起させてんの? クソオタクの癖に女子に興味アリアリなわけ~?」
「くっ……」
「ま、良いや。勃起したんなら丁度良いし。今から飴あげるからさ、自殺だけはしないでよね」
そう言って鈴宮は全裸のクラスメイトの割れ目を仲間達に弄らせ、準備を整えていく。クラスメイトの女子は泣いていた。恐らく彼女も逆らえないのだろう。
「真由理~、あんたの初めては春樹に決定ね~。良かったじゃん、ぼっち同士で繋がれてさ。ほら、もう良いでしょ? 早くアレに跨がりな」
「うぅぅぅっ、いやぁぁぁ……っ!」
「早くしろよ! イジメ殺すよ? あんたの画像も握ってんだからね?」
「うぅぅぅぅっ!」
彼女はぼろぼろと涙を溢しながら押さえつけられている俺の下半身を跨ぐ。彼女はあまり発育も良くなく、まだ毛も生えていない。見た目はまぁ……暗そうな真面目女子って感じだ。そんな彼女はゆっくりと腰を落としてマイサンを握る。
「うっくっ!」
「あ、熱いよぉ……っ、硬いよぉぉぉっ」
「早くしろよ」
彼女はマイサンを手で固定し、入り口にセットする。そして……。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「うぁぁっ、なんだっ……これっ……!」
彼女の身体が重力に従い落ちる。マイサンはぬるっと彼女の中に入り込み、途中にあった抵抗を突き破り、キツい締め付けを感じながら最奥へと到達した。
「処女卒業おめでと~。んじゃ後は勝手にどうぞ。みんな、スタバ寄って帰ろ」
「「「「う~い」」」」
鈴宮は処女喪失まで見届けると仲間を引き連れ体育倉庫から出ていった。しかも御丁寧に外から鍵を閉めてだ。
俺は痛みで動けなさそうな彼女に言った。
「た、田山さんごめん……」
「も、元谷くんは悪くないよっ」
「でも……」
「鈴宮さんに逆らったら学校辞めるか死ぬまでイジメられる……。誰も逆らえないのよ……」
彼女は涙を拭いながらそう言った。
「と、とりあえずさ! もうあいつら帰ったし……退いてくれると……」
「ま、待って! まだ痛いの……っ」
「ご、ごめん」
「は、恥ずかしいから目だけ閉じててくれるかな」
「そ、そうだね」
それから俺達はしばらく繋がったままでいた。彼女の痛みが引かなくては退く事も出来ない。かと言って俺も童貞を失ったばかり、しかも初めて女の身体にマイサンが入ったのだ。縮むわけもない。
「そ、そろそろ大丈夫そう。ど、退くね?」
「あ、うん」
俺は少し残念そうに思いながらも彼女が退くのを待つ。
「んっ……んぅぅぅぅっ!」
「くぅぅぅっ! ち、ちょっと!? なんでまた戻ってくるの!?」
「ご、ごめんっ!」
彼女は半分まで抜いた所でまた戻ってきた。
「も、元谷くんのがその……長くて……。ぬ、抜けなかったのっ!」
「へ?」
「は、半分まで抜いたらなんかぞくぞくってして……。も、もう一回! 今度はちゃんと抜くから!」
「あ、うん。くぅぅぅぅぅぅっ!」
しかしまた彼女は半分まで抜き戻ってくる。だがこれは不味い。俺はゴムなんて着けてないし先走りでも妊娠してしまう事もある。今の二ピストンでちょっと先走った。
「はぁ……っ、はぁ……っ! わ、私達今……セ、セックスしてるのっ!?」
「そう……なるね」
「……ね、ねぇ……元谷……くん」
「なに?」
彼女は俺にとんでもない提案をしてきた。
「その……男の人って射精したら小さくなるのよね?」
「まぁ……そうだね」
「な、なら……し、射精しちゃう?」
「は? はぁぁぁっ!? ちょっと待ってよ。それってこのまま最後までするって事!?」
「だ、だって抜けないんだもんっ! なら小さくするしかないじゃないっ」
「いやいや、意味わかってる? このまま射精したら田山さん妊娠しちゃうかもしれないんだよ?」
「だ、大丈夫。私その……まだ……きてないから」
俺は耳を疑った。
「え? ち、中二で? まだ?」
「う、うん……ひゃんっ!? な、中で跳ねたっ!?」
まだキテない。つまりこのまま射精しても妊娠する事はない。俺も初めてのセックスだ。初めては最後までしたい。
「た、田山さん……。その……なら射精するまで続けようか」
「……う、うん。じゃあ……私がまた動くね? んっ……はぁっあっあっあっ……!」
彼女の動きは初めぎこちなかったが段々とスムーズに、そしてリズミカルになっていく。俺達は裸のまま抱き合い、いつの間にか口唇まで重ね、舌を絡めあっていた。つまり、俺達は今本気のセックスをしている。この二次元にしか興味のなかった俺がだ。
「あっあっあっ! なんかまたおっきくっ! しかも震えてっ!」
「た、田山さんっ! 射精るっ! 腰落としてっ!」
「う、うんっ! 射精してぇっ! 私もうっ……! あっ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「ぐぅぅぅぅっ!!」
俺は彼女の尻を掴み彼女の行き止まりで精を爆発させた。彼女は俺にしがみつきながらビクンビクンッと身体を震わせていた。
「はぁぁぁ……、な、膣内射精しされてるっ……! き、気持ち良いかもぉっ……!」
「ま、まだ射精るっ!」
俺はこれまで射精した事のない量を彼女の子宮に全て注ぎ込んだ。そして長い射精がようやく終わる。
「も、元谷……くん? あの……気のせいじゃなければ……元谷くんの……小さくなってなくない?」
「う、うん。なってないね。た、田山さんの中が気持ちくて……」
「気持ち良いの?」
「うん。なんかぬるっとしてるし、俺のを包みこんでくるような気がして。それで……なんかまだ続けたいかなと」
そう告げると彼女が俺にまたキスをしてきた。
「わ、私も! すごく気持ち良かったし……。どうせまだ妊娠もしないから……し、しても良いよ?」
「う、うん。じゃあ……続けよっか」
「は、はい……」
外はすっかり暗くなり学校の門も閉まる時間。俺は彼女の奥に五発注ぎようやく小さくなった。俺は彼女からマイサンを抜き、今マットの上で抱き合ってイチャイチャしていた。
「帰らないの?」
「元谷くんこそ……」
「俺は……まだ良いかな。田山さんは?」
「私は……今実家で一人暮らしだし、いつ帰っても大丈夫かな」
「そ、そう」
お互い初めてを捧げあったと言う事で、俺達はそれぞれ相手に好意を抱いてしまった。
「明日土曜だから学校もないし……。も、元谷くんさえ良ければ……その……私の家に来る?」
「え? い、いや……。じ、女子一人の家にお邪魔しちゃ悪いって」
「……来てくれないの? 私とは……今だけ?」
正直セックスでもしてなきゃ関わってはいなかっただろう。今日俺は彼女の新しい一面を見た。
「わかったよ。親にラインしとく」
「う、うんっ! じゃあ……着替えて帰ろっか!」
別に鍵が閉まっていた所で窓から出たら良い話だ。俺達は制服に着替え、窓から脱出し、手を繋ぐ。
「わ、私の家こっちだから」
「うん」
俺達の指は絡み合っていた。しかもなぜか少し可愛く見える。俺達はくっつきながら彼女の家に向かった。
彼女の家はごく普通の一軒家だった。父親は今都会に単身赴任しているらしい。母親も心配でついていったのだとか。
「あっあっあっ! 春樹くんっ! 好きぃっ!」
「ま、真由理ちゃんっ!」
今度は俺から攻めてみた。彼女は自分の部屋に入るなり俺に抱きつき、キスを求めてきた。俺もそれに応じ、今彼女のベッドで二回戦目に突入していた。
「はぁっはぁっ! もう……六回も膣内に射精されたぁ……っ。わ、私達……もう恋人だよねっ」
「い、良いの? 俺……別に格好よくも目立つわけでもないし」
「それは私もだよ……。私達……似てるのかも。こんなに人としゃべったのも初めてだし……。今日は初めての事ばかりだよぉ……。春樹くん……、私と付き合って下さいっ!」
俺はしばし悩んで彼女にこう言った。
「よ、よろしくお願いします」
「あはっ。嬉しい……っ。じゃあ今からは恋人同士のセックスだねっ。これから二人でいっぱい初めてを重ねていこうねっ」
「う、うん」
こうして俺達は付き合う事になった。しかし学校では今まで通りお互いに距離を置く事にした。理由は簡単だ、もし鈴宮達にバレでもしたらこの関係は滅茶苦茶にされてしまうだろう。俺達は別々に下校し、彼女の家で毎日のようにセックスしている。二人ともセックスの虜になっていたのである。
これで彼女に対するイジメはなくなったが、俺に対するイジメはまだ続いていた。
「お前さぁ、なんか最近調子乗ってない?」
「そ、そんな事は……」
今日も俺は体育倉庫で裸にされ押さえつけられていた。
「乗ってんだろ。何よこれ、バカみたいにおっきくしてさ」
「ぐぅぅぅぅっ!」
マイサンが鈴宮の素足で足蹴にされた。
「田山とセックスして調子に乗ってんでしょ?」
「べ、別に……」
「ふ~ん。ま、良いや。誰かこれ勃起たなくなるまで搾っちゃって」
「「私が!」」
「え?」
鈴宮の命令で足を押さえつけていた二人がマイサンをしごき始めた。
「うわ、硬ぁ~。使い道ないくせに無駄にデカいよね~」
「そ、そうね。こんな機会でもなけりゃ女の子に触ってすらもらえないんだからね」
「も、もう止めっ……!」
二人の下半身から熱が伝わる。二人はしごきながら下着越しに俺の足に陰部を擦り付けてきていた。そして一人一発ずつ発射させた所で鈴宮さんのスマホに着信がきた。
「もし~? あ、お母さん? え? 今日早く帰ってくるの? え!? 外食!? いくいく~! 今帰るから待ってて!」
鈴宮はそれだけ告げスマホを鞄にしまった。
「じゃ、私帰るから。またね~」
鈴宮は四人と俺を残して体育倉庫を出ていった。すると腕を押さえつけていた二人も俺から離れる。
「シラケたな。あたし達も帰ろうぜ」
「そうな。あ、スタバいく?」
「おうっ。さ、帰ろうぜ~」
しかし足を押さえつけていた二人は誘いに乗らなかった。
「あ、あたしらはもうちょっとイジメてくわ」
「そ、そうそう。ストレスたまっててさ~」
主将はニヤケながら二人に言った。
「お前らもイジメ好きだねぇ。ま、顔は殴るなよ? んじゃあたしらは先に帰るわ」
「あ、主将! 鍵かけといてもらえます? バレたら困るんで」
「はいはい。ほどほどにな」
こうして二人が先に帰った。そしてまた鍵を掛けられる。
「よ、よし……」
二人は立ち上がり下着を下ろし始めた。下着には割れ目から透明な糸が繋がっていた。
「て、手じゃ私らが疲れるからさ。こっちで搾り取ってやるよ」
「わ、私からで良い?」
「あん!? 私からに決まってるでしょ!」
「なんでよ~」
「あんたさっき手で射精させたじゃん。だから次は私の番」
「そんなぁ~」
相手は空手部員だ。非力な俺に逆らえるわけもなく、マイサンは田山さん以外の蜜壺にあっけなく吸い込まれていった。
「あぁぁぁぁぁぁっ! これマジヤバいっ! 奥まで届いてるしぃっ!」
「うぐぅぅぅっ! し、締まるぅぅぅっ!」
「も~! 早く射精してよっ! ほら、私のおまんこ舐めてていいから!」
「ふぐっ!?」
俺の顔にもう一人の女が騎乗する。
「あっ! またおっきくなったぁぁっ! こいつのチンポマジでヤバいっ! 大学生の彼氏より良いっ!」
「んあぁぁぁっ! こっちも上手いぃっ! 舌入ってくるしっ!」
「むぐぅぅぅぅっ!?」
「「あっ……あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」」
俺は顔を潮まみれにされながらもう一人の女の子宮に精液を搾り取られていった。
「はっ……あぁ~……、彼氏にも生えっちさせた事なかったのに……。こんな奴に生えっち許して……生射精までさせちゃったぁ……」
「私も潮なんて初めて吹いたぁ~……。ほら……代わってよ」
「ちょっと待って……。今腰抜けてるからっ」
「早く早く~!」
そして二人目も容赦なく俺に跨がる。
「あっあっあっ! これもう大人チンポだよぉぉぉっ! タメにこんなのいたなんて! ずっとしてみたかったのぉぉぉぉぉっ!」
「あんたいつもおっさん狩りしてたもんねー。あれ? ゴム着けないの?」
「そんなのいらにゃいぃ~っ! これは生でしなきゃ! 安全日だし大丈夫よっ」
「生理ある奴は大変だねぇ~。元谷ぁ、終わったらまた私だから。今日は勃起しなくなるまで帰さないからね。ま、頑張って奉仕してよ」
二人は鈴宮がいなくなった事で本能を抑えきれなくなったようだ。俺は深夜まで二人の相手をさせられ体育倉庫に放置された。
「うわ……、ちょっと……。めっちゃ膣内から精液垂れてくるんですけど」
「これじゃ下着履けないよね~。でもまぁ……良かったよ、元谷ぁ~。また頼むから逃げんなよ?」
そう言って二人は帰って行った。
「さ、最悪だ。滅茶苦茶してくれる……。はぁぁ……今日は田山さんと出来そうにないなぁ……。帰ろ……」
俺はフラフラになった身体で何とか家に帰り、翌日は風邪をひいたと学校を休んだ。すると何故か二人が家にやって来た。
「な、何しに家まで……」
「いや、今日休んだからさ。もしかしてやりすぎたかなぁ~って」
「やりすぎた? 当たり前でしょ!? 二人で十回もやってさ!」
「ごめんって。そんな怒らなくても良いじゃん。ウチらとタダマンできたんだよ?」
「別に嬉しくない。お前らはイジメっ子だ。好きになんてならないし」
「……なんだよ。文句あんの?」
二人は拳をならしながら俺に迫る。
「無いわけないだろ! お前らとは根本から合わない。帰ってよ」
「……わかったよ。今日は帰る。けどちゃんと学校来いよな」
そう言って二人は大人しく帰っていった。
「な、なんだったんだあいつら……」
そして翌日。登校すると俺は校門の前で二人に捕まった。
「は、離せよ! どこに連れてく気だ!」
「あたしん家。すぐそこなんだよ。今日も元谷は休みな。んでウチらも休む。さ、行くよ~」
「離せぇぇぇぇぇっ!」
俺は二人に連行され家に連れ込まれた。二人は俺をベッドに放り投げ裸になる。
「あん時は制服着てたしね、裸見せるのは初めてじゃん?」
「どう? 鍛えた身体? 勃起した?」
「す、するわけないだろ」
「「ふ~ん……たぁぁぁぁっ!」」
「うわぁぁぁぁっ!?」
二人同時に俺に襲い掛かってきた。俺の些細な抵抗むなしく、二人はあっと言う間に俺を全裸にし、俺の足に跨がった。
「「勃起ってんじゃん」」
「うぐ……」
昨日は田山さんとも会わなかった。そして今二人の同級生が全裸で割れ目を押し付けてきている。嫌いだろうと勃起しないわけがない。
「やっぱ元谷のエグいわ~。ウチの親共働きだからさ、夜まで帰って来ないんだよね~。だから……今日もウチらの相手よろしく~」
「なっ!?」
そうして俺はまた二人に犯された。
「あっあっあっ! 元谷ちんぽぉぉぉぉっ!」
「はぁぁぁぁんっ! 安全日じゃないのにぃっ! 生膣内射精されてるっ! 元谷なんかの赤ちゃん出来ちゃうかもぉぉぉぉっ!」
「もうやめてくれっ! 俺は田山さんと付き合って……!」
「「あん?」」
「うっ……」
二人がピタリと止まる。
「何? あんた彼女にしたの?」
「あんな暗い女を?」
「な、なんだよ。俺が誰と付き合おうが関係ないだろ」
「はぁ? 生セックスしまくっておいて関係ないはなくない?」
「何言ってんだ! そっちが無理矢理やってるんだろ!」
「ふ~ん。逆らうんだ。生セックスして彼女でもない女に勃起してる元谷の癖に」
「ぼ、勃起は自然現象だし! それに俺からしてるわけでもない!」
すると二人は何やら相談し、スマホで俺と繋がっている写真を撮り始めた。
「これ田山に送っちゃおっかな~」
「なっ!?」
「彼氏の浮気現場。これ見たら田山どうなるかな~?」
「や、止めろよ!」
「なら! あんたは私達の玩具を続けな。私達が飽きるまでずっとな」
「断ったりしたらこの写真田山に送るし。わかった?」
「……」
それから俺は二人にさんざん搾り取られた。二人は夢中で俺に跨がり膣内に精液を受け続けていく。
「あんた大学生の彼氏大丈夫なの?」
「あ、もう別れてきたし。あんたこそめっちゃ生でやりまくってるけど妊娠したらどうすんの?」
「そしたら元谷と結婚かな~。このデカチンは私のモノ~」
「え? あんた元谷の事好きなん?」
「好きなのはちんぽ。結婚したらずっとこれ使えるじゃん?」
「ずる~い。私にも貸してよね~」
「もち。あたしら親友じゃん」
勝手な事を。俺には二人に逆らえる力もなく、ひたすら耐えるしかなかった。そんな日々が続き翌月。
「元谷~、私生理こなくなっちゃった」
「……は?」
「あれからあんたとしかしてないからさ~。これ、あんたの赤ちゃんよ」
「ば、バカな……」
「あ、田山さ~ん。ちょっと良い?」
こうして俺ははめられた。その後彼女は親に堕胎させられ、俺はこの土地から遠く離れた全寮制の学校に転校させられた。
そして数年後、俺は学校を卒業し、二十二歳。今日田山さんと会う。
「元谷……くん?」
「た、田山さん?」
久しぶりに会った田山さんは美人になっていた。
「久しぶり、中学以来だね」
「うん。その……ごめん」
「ううん。元谷くんは悪くないってわかってる。あの後ね、私先生に全部話したの。そしたらね、鈴宮さんは海外留学させられ、空手部の四人は転校させられたの」
「……そっか」
田山さんはニッコリと微笑む。
「あれから私誰とも付き合ってないし、もう生理もきてるよ?」
「え?」
「私達……まだ付き合ってるよね?」
「え? それって……」
「鈍いなぁ~。元谷くん、私と結婚して! もう私達を邪魔する人もいないし、私達も大人になったわ。あの頃みたいに幸せに暮らそ?」
俺は泣いた。こんな俺をずっと待っていてくれた田山さんに感謝と謝罪の念が混じり感情が爆発してしまった。
「ありがとう……っ。こんな俺でも良ければぜひ!」
「うん。また一から始めましょっ」
こうして、俺は苦難を乗り越え、初めての相手である彼女と共に長い人生を歩んでいくのであった。
そんな俺だからか知らないが俺はクラスでイジメられていた。このクラスの男子は俺に関わろうとしない。理由は俺をイジメているのがクラスカースト上位に君臨する女子グループだからだ。リーダーである【鈴宮 玲奈】は親に芸能人をもつ二世タレントだ。クラスの女子らはそんな玲奈に心酔し逆らわずに従順にしたがっている。
そんなとある日の事。俺は無理矢理体育倉庫に呼び出され裸に剥かれた。
「お~い、誰か写真とってよ写真」
「は~い」
俺の全裸が女子のスマホに記録されていく。今撮影しているのは女子空手部主将だ。ちなみにもう殴られている。
「あんたさ~、これから一生玲奈の奴隷だかんね? 逆らったら今の写真ネットでばら蒔くから。もちろん個人情報全部のっけてね」
「な、なんでこんな……」
「なんで? 面白いからに決まってんじゃ~ん」
モデルのような見た目とは違い悪魔のような女だった。
「でもさ、私も鬼じゃないし? いつも鞭ばっかりじゃさすがのあんたでも可哀想だからね~。こんな飴を用意してみました~……じゃんっ」
「っ!?」
そう言って連れて来られたのはクラスメイトの女子。大人しく無口なぼっちの子だ。しかも裸で。三次元に興味のない俺でもさすがにクラスメイトの裸を目にしたら反応してしまう。俺は下半身が熱くなっていくのを感じていた。ちなみに両手両足は空手部の女子四人に押さえつけられている。
「やだぁ~! おっきく……お、おっきくっ!?」
「お、おいおい……。まだでかく……!?」
「う、嘘~!?」
押さえつけられていた時も胸やら下着越しの割れ目が押し付けられていて半勃起ちしていたが、全裸のクラスメイトが現れた事でマイサンはフル勃起してしまった。
「春樹~、あんたなに勃起させてんの? クソオタクの癖に女子に興味アリアリなわけ~?」
「くっ……」
「ま、良いや。勃起したんなら丁度良いし。今から飴あげるからさ、自殺だけはしないでよね」
そう言って鈴宮は全裸のクラスメイトの割れ目を仲間達に弄らせ、準備を整えていく。クラスメイトの女子は泣いていた。恐らく彼女も逆らえないのだろう。
「真由理~、あんたの初めては春樹に決定ね~。良かったじゃん、ぼっち同士で繋がれてさ。ほら、もう良いでしょ? 早くアレに跨がりな」
「うぅぅぅっ、いやぁぁぁ……っ!」
「早くしろよ! イジメ殺すよ? あんたの画像も握ってんだからね?」
「うぅぅぅぅっ!」
彼女はぼろぼろと涙を溢しながら押さえつけられている俺の下半身を跨ぐ。彼女はあまり発育も良くなく、まだ毛も生えていない。見た目はまぁ……暗そうな真面目女子って感じだ。そんな彼女はゆっくりと腰を落としてマイサンを握る。
「うっくっ!」
「あ、熱いよぉ……っ、硬いよぉぉぉっ」
「早くしろよ」
彼女はマイサンを手で固定し、入り口にセットする。そして……。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「うぁぁっ、なんだっ……これっ……!」
彼女の身体が重力に従い落ちる。マイサンはぬるっと彼女の中に入り込み、途中にあった抵抗を突き破り、キツい締め付けを感じながら最奥へと到達した。
「処女卒業おめでと~。んじゃ後は勝手にどうぞ。みんな、スタバ寄って帰ろ」
「「「「う~い」」」」
鈴宮は処女喪失まで見届けると仲間を引き連れ体育倉庫から出ていった。しかも御丁寧に外から鍵を閉めてだ。
俺は痛みで動けなさそうな彼女に言った。
「た、田山さんごめん……」
「も、元谷くんは悪くないよっ」
「でも……」
「鈴宮さんに逆らったら学校辞めるか死ぬまでイジメられる……。誰も逆らえないのよ……」
彼女は涙を拭いながらそう言った。
「と、とりあえずさ! もうあいつら帰ったし……退いてくれると……」
「ま、待って! まだ痛いの……っ」
「ご、ごめん」
「は、恥ずかしいから目だけ閉じててくれるかな」
「そ、そうだね」
それから俺達はしばらく繋がったままでいた。彼女の痛みが引かなくては退く事も出来ない。かと言って俺も童貞を失ったばかり、しかも初めて女の身体にマイサンが入ったのだ。縮むわけもない。
「そ、そろそろ大丈夫そう。ど、退くね?」
「あ、うん」
俺は少し残念そうに思いながらも彼女が退くのを待つ。
「んっ……んぅぅぅぅっ!」
「くぅぅぅっ! ち、ちょっと!? なんでまた戻ってくるの!?」
「ご、ごめんっ!」
彼女は半分まで抜いた所でまた戻ってきた。
「も、元谷くんのがその……長くて……。ぬ、抜けなかったのっ!」
「へ?」
「は、半分まで抜いたらなんかぞくぞくってして……。も、もう一回! 今度はちゃんと抜くから!」
「あ、うん。くぅぅぅぅぅぅっ!」
しかしまた彼女は半分まで抜き戻ってくる。だがこれは不味い。俺はゴムなんて着けてないし先走りでも妊娠してしまう事もある。今の二ピストンでちょっと先走った。
「はぁ……っ、はぁ……っ! わ、私達今……セ、セックスしてるのっ!?」
「そう……なるね」
「……ね、ねぇ……元谷……くん」
「なに?」
彼女は俺にとんでもない提案をしてきた。
「その……男の人って射精したら小さくなるのよね?」
「まぁ……そうだね」
「な、なら……し、射精しちゃう?」
「は? はぁぁぁっ!? ちょっと待ってよ。それってこのまま最後までするって事!?」
「だ、だって抜けないんだもんっ! なら小さくするしかないじゃないっ」
「いやいや、意味わかってる? このまま射精したら田山さん妊娠しちゃうかもしれないんだよ?」
「だ、大丈夫。私その……まだ……きてないから」
俺は耳を疑った。
「え? ち、中二で? まだ?」
「う、うん……ひゃんっ!? な、中で跳ねたっ!?」
まだキテない。つまりこのまま射精しても妊娠する事はない。俺も初めてのセックスだ。初めては最後までしたい。
「た、田山さん……。その……なら射精するまで続けようか」
「……う、うん。じゃあ……私がまた動くね? んっ……はぁっあっあっあっ……!」
彼女の動きは初めぎこちなかったが段々とスムーズに、そしてリズミカルになっていく。俺達は裸のまま抱き合い、いつの間にか口唇まで重ね、舌を絡めあっていた。つまり、俺達は今本気のセックスをしている。この二次元にしか興味のなかった俺がだ。
「あっあっあっ! なんかまたおっきくっ! しかも震えてっ!」
「た、田山さんっ! 射精るっ! 腰落としてっ!」
「う、うんっ! 射精してぇっ! 私もうっ……! あっ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「ぐぅぅぅぅっ!!」
俺は彼女の尻を掴み彼女の行き止まりで精を爆発させた。彼女は俺にしがみつきながらビクンビクンッと身体を震わせていた。
「はぁぁぁ……、な、膣内射精しされてるっ……! き、気持ち良いかもぉっ……!」
「ま、まだ射精るっ!」
俺はこれまで射精した事のない量を彼女の子宮に全て注ぎ込んだ。そして長い射精がようやく終わる。
「も、元谷……くん? あの……気のせいじゃなければ……元谷くんの……小さくなってなくない?」
「う、うん。なってないね。た、田山さんの中が気持ちくて……」
「気持ち良いの?」
「うん。なんかぬるっとしてるし、俺のを包みこんでくるような気がして。それで……なんかまだ続けたいかなと」
そう告げると彼女が俺にまたキスをしてきた。
「わ、私も! すごく気持ち良かったし……。どうせまだ妊娠もしないから……し、しても良いよ?」
「う、うん。じゃあ……続けよっか」
「は、はい……」
外はすっかり暗くなり学校の門も閉まる時間。俺は彼女の奥に五発注ぎようやく小さくなった。俺は彼女からマイサンを抜き、今マットの上で抱き合ってイチャイチャしていた。
「帰らないの?」
「元谷くんこそ……」
「俺は……まだ良いかな。田山さんは?」
「私は……今実家で一人暮らしだし、いつ帰っても大丈夫かな」
「そ、そう」
お互い初めてを捧げあったと言う事で、俺達はそれぞれ相手に好意を抱いてしまった。
「明日土曜だから学校もないし……。も、元谷くんさえ良ければ……その……私の家に来る?」
「え? い、いや……。じ、女子一人の家にお邪魔しちゃ悪いって」
「……来てくれないの? 私とは……今だけ?」
正直セックスでもしてなきゃ関わってはいなかっただろう。今日俺は彼女の新しい一面を見た。
「わかったよ。親にラインしとく」
「う、うんっ! じゃあ……着替えて帰ろっか!」
別に鍵が閉まっていた所で窓から出たら良い話だ。俺達は制服に着替え、窓から脱出し、手を繋ぐ。
「わ、私の家こっちだから」
「うん」
俺達の指は絡み合っていた。しかもなぜか少し可愛く見える。俺達はくっつきながら彼女の家に向かった。
彼女の家はごく普通の一軒家だった。父親は今都会に単身赴任しているらしい。母親も心配でついていったのだとか。
「あっあっあっ! 春樹くんっ! 好きぃっ!」
「ま、真由理ちゃんっ!」
今度は俺から攻めてみた。彼女は自分の部屋に入るなり俺に抱きつき、キスを求めてきた。俺もそれに応じ、今彼女のベッドで二回戦目に突入していた。
「はぁっはぁっ! もう……六回も膣内に射精されたぁ……っ。わ、私達……もう恋人だよねっ」
「い、良いの? 俺……別に格好よくも目立つわけでもないし」
「それは私もだよ……。私達……似てるのかも。こんなに人としゃべったのも初めてだし……。今日は初めての事ばかりだよぉ……。春樹くん……、私と付き合って下さいっ!」
俺はしばし悩んで彼女にこう言った。
「よ、よろしくお願いします」
「あはっ。嬉しい……っ。じゃあ今からは恋人同士のセックスだねっ。これから二人でいっぱい初めてを重ねていこうねっ」
「う、うん」
こうして俺達は付き合う事になった。しかし学校では今まで通りお互いに距離を置く事にした。理由は簡単だ、もし鈴宮達にバレでもしたらこの関係は滅茶苦茶にされてしまうだろう。俺達は別々に下校し、彼女の家で毎日のようにセックスしている。二人ともセックスの虜になっていたのである。
これで彼女に対するイジメはなくなったが、俺に対するイジメはまだ続いていた。
「お前さぁ、なんか最近調子乗ってない?」
「そ、そんな事は……」
今日も俺は体育倉庫で裸にされ押さえつけられていた。
「乗ってんだろ。何よこれ、バカみたいにおっきくしてさ」
「ぐぅぅぅぅっ!」
マイサンが鈴宮の素足で足蹴にされた。
「田山とセックスして調子に乗ってんでしょ?」
「べ、別に……」
「ふ~ん。ま、良いや。誰かこれ勃起たなくなるまで搾っちゃって」
「「私が!」」
「え?」
鈴宮の命令で足を押さえつけていた二人がマイサンをしごき始めた。
「うわ、硬ぁ~。使い道ないくせに無駄にデカいよね~」
「そ、そうね。こんな機会でもなけりゃ女の子に触ってすらもらえないんだからね」
「も、もう止めっ……!」
二人の下半身から熱が伝わる。二人はしごきながら下着越しに俺の足に陰部を擦り付けてきていた。そして一人一発ずつ発射させた所で鈴宮さんのスマホに着信がきた。
「もし~? あ、お母さん? え? 今日早く帰ってくるの? え!? 外食!? いくいく~! 今帰るから待ってて!」
鈴宮はそれだけ告げスマホを鞄にしまった。
「じゃ、私帰るから。またね~」
鈴宮は四人と俺を残して体育倉庫を出ていった。すると腕を押さえつけていた二人も俺から離れる。
「シラケたな。あたし達も帰ろうぜ」
「そうな。あ、スタバいく?」
「おうっ。さ、帰ろうぜ~」
しかし足を押さえつけていた二人は誘いに乗らなかった。
「あ、あたしらはもうちょっとイジメてくわ」
「そ、そうそう。ストレスたまっててさ~」
主将はニヤケながら二人に言った。
「お前らもイジメ好きだねぇ。ま、顔は殴るなよ? んじゃあたしらは先に帰るわ」
「あ、主将! 鍵かけといてもらえます? バレたら困るんで」
「はいはい。ほどほどにな」
こうして二人が先に帰った。そしてまた鍵を掛けられる。
「よ、よし……」
二人は立ち上がり下着を下ろし始めた。下着には割れ目から透明な糸が繋がっていた。
「て、手じゃ私らが疲れるからさ。こっちで搾り取ってやるよ」
「わ、私からで良い?」
「あん!? 私からに決まってるでしょ!」
「なんでよ~」
「あんたさっき手で射精させたじゃん。だから次は私の番」
「そんなぁ~」
相手は空手部員だ。非力な俺に逆らえるわけもなく、マイサンは田山さん以外の蜜壺にあっけなく吸い込まれていった。
「あぁぁぁぁぁぁっ! これマジヤバいっ! 奥まで届いてるしぃっ!」
「うぐぅぅぅっ! し、締まるぅぅぅっ!」
「も~! 早く射精してよっ! ほら、私のおまんこ舐めてていいから!」
「ふぐっ!?」
俺の顔にもう一人の女が騎乗する。
「あっ! またおっきくなったぁぁっ! こいつのチンポマジでヤバいっ! 大学生の彼氏より良いっ!」
「んあぁぁぁっ! こっちも上手いぃっ! 舌入ってくるしっ!」
「むぐぅぅぅぅっ!?」
「「あっ……あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」」
俺は顔を潮まみれにされながらもう一人の女の子宮に精液を搾り取られていった。
「はっ……あぁ~……、彼氏にも生えっちさせた事なかったのに……。こんな奴に生えっち許して……生射精までさせちゃったぁ……」
「私も潮なんて初めて吹いたぁ~……。ほら……代わってよ」
「ちょっと待って……。今腰抜けてるからっ」
「早く早く~!」
そして二人目も容赦なく俺に跨がる。
「あっあっあっ! これもう大人チンポだよぉぉぉっ! タメにこんなのいたなんて! ずっとしてみたかったのぉぉぉぉぉっ!」
「あんたいつもおっさん狩りしてたもんねー。あれ? ゴム着けないの?」
「そんなのいらにゃいぃ~っ! これは生でしなきゃ! 安全日だし大丈夫よっ」
「生理ある奴は大変だねぇ~。元谷ぁ、終わったらまた私だから。今日は勃起しなくなるまで帰さないからね。ま、頑張って奉仕してよ」
二人は鈴宮がいなくなった事で本能を抑えきれなくなったようだ。俺は深夜まで二人の相手をさせられ体育倉庫に放置された。
「うわ……、ちょっと……。めっちゃ膣内から精液垂れてくるんですけど」
「これじゃ下着履けないよね~。でもまぁ……良かったよ、元谷ぁ~。また頼むから逃げんなよ?」
そう言って二人は帰って行った。
「さ、最悪だ。滅茶苦茶してくれる……。はぁぁ……今日は田山さんと出来そうにないなぁ……。帰ろ……」
俺はフラフラになった身体で何とか家に帰り、翌日は風邪をひいたと学校を休んだ。すると何故か二人が家にやって来た。
「な、何しに家まで……」
「いや、今日休んだからさ。もしかしてやりすぎたかなぁ~って」
「やりすぎた? 当たり前でしょ!? 二人で十回もやってさ!」
「ごめんって。そんな怒らなくても良いじゃん。ウチらとタダマンできたんだよ?」
「別に嬉しくない。お前らはイジメっ子だ。好きになんてならないし」
「……なんだよ。文句あんの?」
二人は拳をならしながら俺に迫る。
「無いわけないだろ! お前らとは根本から合わない。帰ってよ」
「……わかったよ。今日は帰る。けどちゃんと学校来いよな」
そう言って二人は大人しく帰っていった。
「な、なんだったんだあいつら……」
そして翌日。登校すると俺は校門の前で二人に捕まった。
「は、離せよ! どこに連れてく気だ!」
「あたしん家。すぐそこなんだよ。今日も元谷は休みな。んでウチらも休む。さ、行くよ~」
「離せぇぇぇぇぇっ!」
俺は二人に連行され家に連れ込まれた。二人は俺をベッドに放り投げ裸になる。
「あん時は制服着てたしね、裸見せるのは初めてじゃん?」
「どう? 鍛えた身体? 勃起した?」
「す、するわけないだろ」
「「ふ~ん……たぁぁぁぁっ!」」
「うわぁぁぁぁっ!?」
二人同時に俺に襲い掛かってきた。俺の些細な抵抗むなしく、二人はあっと言う間に俺を全裸にし、俺の足に跨がった。
「「勃起ってんじゃん」」
「うぐ……」
昨日は田山さんとも会わなかった。そして今二人の同級生が全裸で割れ目を押し付けてきている。嫌いだろうと勃起しないわけがない。
「やっぱ元谷のエグいわ~。ウチの親共働きだからさ、夜まで帰って来ないんだよね~。だから……今日もウチらの相手よろしく~」
「なっ!?」
そうして俺はまた二人に犯された。
「あっあっあっ! 元谷ちんぽぉぉぉぉっ!」
「はぁぁぁぁんっ! 安全日じゃないのにぃっ! 生膣内射精されてるっ! 元谷なんかの赤ちゃん出来ちゃうかもぉぉぉぉっ!」
「もうやめてくれっ! 俺は田山さんと付き合って……!」
「「あん?」」
「うっ……」
二人がピタリと止まる。
「何? あんた彼女にしたの?」
「あんな暗い女を?」
「な、なんだよ。俺が誰と付き合おうが関係ないだろ」
「はぁ? 生セックスしまくっておいて関係ないはなくない?」
「何言ってんだ! そっちが無理矢理やってるんだろ!」
「ふ~ん。逆らうんだ。生セックスして彼女でもない女に勃起してる元谷の癖に」
「ぼ、勃起は自然現象だし! それに俺からしてるわけでもない!」
すると二人は何やら相談し、スマホで俺と繋がっている写真を撮り始めた。
「これ田山に送っちゃおっかな~」
「なっ!?」
「彼氏の浮気現場。これ見たら田山どうなるかな~?」
「や、止めろよ!」
「なら! あんたは私達の玩具を続けな。私達が飽きるまでずっとな」
「断ったりしたらこの写真田山に送るし。わかった?」
「……」
それから俺は二人にさんざん搾り取られた。二人は夢中で俺に跨がり膣内に精液を受け続けていく。
「あんた大学生の彼氏大丈夫なの?」
「あ、もう別れてきたし。あんたこそめっちゃ生でやりまくってるけど妊娠したらどうすんの?」
「そしたら元谷と結婚かな~。このデカチンは私のモノ~」
「え? あんた元谷の事好きなん?」
「好きなのはちんぽ。結婚したらずっとこれ使えるじゃん?」
「ずる~い。私にも貸してよね~」
「もち。あたしら親友じゃん」
勝手な事を。俺には二人に逆らえる力もなく、ひたすら耐えるしかなかった。そんな日々が続き翌月。
「元谷~、私生理こなくなっちゃった」
「……は?」
「あれからあんたとしかしてないからさ~。これ、あんたの赤ちゃんよ」
「ば、バカな……」
「あ、田山さ~ん。ちょっと良い?」
こうして俺ははめられた。その後彼女は親に堕胎させられ、俺はこの土地から遠く離れた全寮制の学校に転校させられた。
そして数年後、俺は学校を卒業し、二十二歳。今日田山さんと会う。
「元谷……くん?」
「た、田山さん?」
久しぶりに会った田山さんは美人になっていた。
「久しぶり、中学以来だね」
「うん。その……ごめん」
「ううん。元谷くんは悪くないってわかってる。あの後ね、私先生に全部話したの。そしたらね、鈴宮さんは海外留学させられ、空手部の四人は転校させられたの」
「……そっか」
田山さんはニッコリと微笑む。
「あれから私誰とも付き合ってないし、もう生理もきてるよ?」
「え?」
「私達……まだ付き合ってるよね?」
「え? それって……」
「鈍いなぁ~。元谷くん、私と結婚して! もう私達を邪魔する人もいないし、私達も大人になったわ。あの頃みたいに幸せに暮らそ?」
俺は泣いた。こんな俺をずっと待っていてくれた田山さんに感謝と謝罪の念が混じり感情が爆発してしまった。
「ありがとう……っ。こんな俺でも良ければぜひ!」
「うん。また一から始めましょっ」
こうして、俺は苦難を乗り越え、初めての相手である彼女と共に長い人生を歩んでいくのであった。
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