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その八 大学サークル
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春。それは出会いの季節でもある。俺は【緑川 優也】。今年大学に入ったばかりの新入生だ。俺は今一頭が良くないので三流大学にしか入れなかったが、特にやりたい事もなかったので別に入れればどこでも良かった。
大学生と言えばサークル活動だろう。入学初日、新入生は昼で説明会なども終わり、午後はサークルの勧誘にあっている。別にサークル活動は強制じゃないし、参加は自由だ。なのでどのサークルも部員を集めるために必死に新入生にアピールしてくる。
「新入生諸君! 俺達と全国を目指し、共に熱い汗を流そうじゃないか!」
「ははははっ、今時熱血とか流行らないぜ! 今は楽しく遊びながらスポーツを楽しもう!」
「文芸部で~す! 現役作家も多数いますので入会お願いしま~す!」
とまぁ、先輩方が必死に勧誘してくる中、俺は悩んでいた。
「サークルかぁ……。なんかダルいんだよなぁ……」
俺は頭はそんなに良くないが身体を動かすのは得意だった。高校時代は様々な運動部に助っ人で参加し、様々な大会にも出ている。だがそんな生活にも疲れたので運動部には入りたくなかった。
そんな冷めた俺に突然声が掛かった。
「あの……!」
「え?」
俺は声の方を振り向く。そこには数名の女子がいた。
「なんすか?」
「あの……もうサークルは決まりました?」
「いや、まだ……かな。あんまりやりたい事なくて」
「で、でしたら! その……私達のサークルに体験入会してみませんか?」
「体験入会?」
「は、はい。体験入会は仮入部みたいなもので……。もし気に入ったら本入会してくれればと」
俺はそんな彼女に尋ねた。
「何で俺に声を? 見た所女の子しかいないみたいだけど?」
「は、はい。その……あなたが優しそうだったから……かな? 私達のサークルは男の人がちょっと苦手な女の子達が集まって苦手を克服するサークルなんです。ですが……誘う男性はみんなその……身体目的の人ばっかりで……」
なるほど。そりゃ大学生ともなれば彼女の一人や二人は欲しくなって当然だ。しかもここは三流大でチャラい男も多そうだ。
「う~ん……。活動内容が今一意味わかんないからパスで」
「そこを何とか!」
「……ずいぶん必死っすね」
「は、はい。私達も大学生ですし。それに、社会に出たら男の人とも働かなきゃならないじゃないですか。なので今の内に克服しておかないとまともな就職先も見つからなそうで……」
それはあるかもなぁ。男女平等とか言ってるけど大体はまだ男社会だ。彼女達みたいな気の弱そうな人達は真っ先にパワハラやセクハラの対象になりかねない。それが自分達でもわかっているから今必死になっているのだろう。そんな彼女達を俺は素直に凄いなと感心した。
「……わかったっす。けど仮入会っすよ? 合わなそうなら辞めるんで、それでも良ければ」
「あ、ありがとうございますっ! じ、じゃあ今日は歓迎会をしますので……その……お名前と連絡先を交換して下さいっ」
「は、はぁ。ラインでいっすか?」
「あ、はいっ!」
俺は彼女と連絡先を交換し、一度家に戻った。
「ん、連絡きたな」
彼女の名前は【長瀬 円香】さん。一個上でサークルメンバーも全員友達らしく、会長をしているらしい。
俺の歓迎会はそんな彼女の部屋で行われるのだそうだ。そして夕方、俺は送られてきた住所の場所に向かう。
「マジ?」
俺の目の前には高層マンションがあった。金持ちしか住めない場所のめっちゃ良いマンションだ。
「えっと……番号は……」
俺は送られてきた番号を入力し、ロックを解除する。そして彼女の部屋があるまぁまぁ高い階層までエレベーターに乗り向かった。
「……は~い。あ、いらっしゃい」
「うす。先輩金持ちだったんすね」
「わ、私じゃないよ。親が金持ちなだけで……。えっと……もうみんな来てるから入って?」
「あ、はい。お邪魔します」
中に通されると室内の広さにまた引いた。そして室内には四人の女の子がいた。
「……あれ? ご両親は?」
「ここにはいませんよ。両親は都内にある一戸建てに妹と住んでます」
「……な、なるほど」
こんなマンションもあってさらに都内に一戸建てとか。金ってあるとこにはあるんだな。
「ささ、まずは乾杯しましょう!」
「乾杯? まさかアルコールっすか?」
「もちろん! その……酔いでもしないとみんな緊張して喋れなくて……」
「は、はぁ……」
もちろん違法だ。まぁ酒くらいなら今時高校生ビールでも飲むのであまり強くは反対できない。かく言う俺も高校時代は友達らしく、集まった時は飲んだりしていた。
「じゃあ皆さん……優也くんの入会を祝して……乾杯!」
「「「「「か、乾杯」」」」」
全員まだ酒も入っていないのに顔は真っ赤だった。自慢じゃないが俺は高校時代それなりにモテた。自分では悪くない容姿だと思っている。
「この料理……めっちゃ高そうっすね」
「そう……かな? いつも使ってるお店に出前頼んだんだけど……」
そこで聞こえた店名はテレビなんかでもよく紹介されている超有名店だった。まさかこんな機会があるとは驚いた。
「会費めっちゃ高そうっすね」
「あ、会費は私達だけで払うから大丈夫です! 優也くんにはこれから色々とお世話になりますし……お金なんか気にしないで大丈夫ですよ?」
お金なんか。一度は言ってみたいセリフだ。俺の家は普通の家庭だからなぁ。
「じゃあみんなもお酒入ったし……そろそろ自己紹介を……」
集まったメンバーは会長である長瀬さんを入れて五人。
まず、一人目は黒髪でボブカットの小さな女の子。名前は【宮瀬 遥香】。宮瀬商事の御令嬢らしい。
そして二人目は茶髪でガーリーな感じの巨乳女子。名前は【九重 雅】。九重流という華道の家元らしい。引くくらいに金持ちだ。
続いて三人目。三人目の彼女は金髪ドリルだ。名前は【アリス・ゼファーソン】。世界的に有名な企業の三女らしい。彼女は日本のサブカルチャーに心酔しているらしく、無理を通して日本に来たのだとか。
そして最後の四人目。彼女は【山口 妃】。ここでは言えないような組織の御息女らしい。粗相でもしようものなら明日には海に沈んでいるだろう。
そんな自己紹介も終わり、酒も入った俺達はだんだんと打ち解けていき、やがてゲームが始まった。
「じゃあ……一番と五番は王様がいいって言うまで大事な所を触りっこ!」
「「はっ!?」」
俺が一番で長瀬さんが五番だった。
「王様の命令は絶対だよ~」
「あ、アリスさん? これは流石に……」
しかし長瀬さんは乗り気だった。
「やりましょう! 優也くん、こちらへ」
「……マジっすか」
俺達は向かい合う形で抱き合い、お互いに手を下着の中に入れた。それを確認し、王様であるアリスがスタートをかける。
「んっ……あっ……。はぁ……あっ……!」
「くっ……うぅっ……」
「「「「おぉ~……」」」」
長瀬さんの口から色っぽい吐息が漏れる。俺の指は茂みを掻き分け、硬い部分をこねくり回していた。
「んっんっ! 優也くんのっ……おっきくて硬くなって……あっあっ!」
「長瀬さんのも凄く熱くなってますよ。めっちゃぬるぬるしてます」
「はぁんっ! 恥ずかしいっ! アリス、まだ!?」
「まだまだ~。アリスがいいって言うまで続けるの~」
「ふぇぇぇぇぇんっ」
アリスを含む四人はズボンから飛び出した俺のモノを食い入るように見ていた。やがて長瀬さんの身体がガクガクと震える。どうやら逝ったらしい。
「はぁっ……! あっ……はぁ……っ! い、逝っちゃったぁ……っ」
「は~い、ストップ! 二人とも離れて離れて~」
生殺しだ。俺のモノは散々刺激されパンパンに膨れ上がっていた。
「じゃあ次行くよ~。みんな……わかってるね?」
酒も入りだんだん頭が回らなくなってきた。そして次のゲームに入る。今度は山口さんが王様になった。
「はうっ、王様きちゃいました……、残念……」
「妃、わかってるよね?」
「……はい」
妃さんが残念そうに命令を口にする。
「じゃあ……三番と四番は私がいいって言うまで大事な所を舐めあって下さい、裸で」
「「はぁっ!?」」
ちなみに三番は俺で四番は宮瀬さんだった。
「王様の命令なら仕方ないよね……んっしょ」
「ちょ……」
俺の目の前で宮瀬さんは服を脱いでいった。
「優也くんも早く脱ぎなよ。王様の命令だよ? 逆らったら怖いよ~」
今回の王様は山口さん。逆らったら色んな意味で怖そうだ。俺は仕方なく命令にしたがった。
「舐めあいならベッドの方が良いよね。優也くん下になってね」
「……わかりました」
俺がベッドに横になると宮瀬さんが俺の顔に跨がる。もう全部丸見えだ。
「じゃあ……スタート」
「はぁ~い。あむっ」
「くぅぅぅぅっ!」
スタートと同時に俺のモノが咥え込まれた。俺も負けじと宮瀬さんの割れ目に舌を這わせる。
「んっんっ! ぷはっ……ま、負けないからねっ! かぽっかぽっ……じゅるるるるるっ!」
「な、なんでそんな上手いの!?」
宮瀬さんのテクニックは男が苦手と言う割には完璧だった。俺は先ほどの刺激もあり、あっけなく彼女の口内に白濁液を放ってしまった。
「んぅぅぅぅぅぅぅっ! んっ……んくっんくっ……ちゅるるっ……ちゅぽんっ。あはっ、ごちそうさま~……。いっぱい射精たね? 私のお口、良かったのかな?」
「は、はい……。めっちゃ良かったっす」
「ありがとっ。じゃあ……次はこっちかな?」
「え?」
そう言うと、宮瀬さんは身体の位置を変え、濡れて準備万端の状態になった割れ目で射精を終えたばかりの俺のモノを深く咥え込んでいった。
「ちょぉっ!?」
「あっ……あはぁぁぁぁぁっ! 精液まみれのおちんちん挿入ってきちゃったぁぁぁっ!」
「ま、まずいですって! せめてゴムを!」
「そんなの無いしっ! それにもう遅いよっ! 私のおまんこ……優也くんの精液擦り付けられちゃったしぃっ! あっあっあっ!」
宮瀬さんは俺に跨がり激しく腰を動かしている。俺は流石にまずいと思い四人に助けを求めようと振り向いた。
「……え? なっ!?」
そこには全裸になり秘部を露にしながら弄っている四人がいた。
「な、長瀬……さん? それに皆さん……。な、何して……」
「ん? 次の準備だよぉ~。宮瀬さんが終わったら次は私達の誰ね」
「そ、そんな……。正気っすか!?」
「もうわかんな~い。指示もしてないのにセックス始めちゃった二人が悪いんだよ~。こんな気分にした責任はとってもらわなくちゃね~」
「あっあっあっ! くるっ! 凄いのきちゃうっ! あっあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「ぐぅぅぅぅぅぅっ!!」
俺の先端から熱い液体が宮瀬さんの中にほとばしる。持ち上げて抜こうとしたがもう遅かった。
「あはっ……、生セックスしてぇ……、生膣内射精されちゃったぁ~……。これでもう逃げられないよね」
「はぁ……はぁ……。え?」
「セックスまでしたんだからサークルメンバー決定だよ、優也くんっ。仮に逃げてもみんなの力で探しだして捕まえるからね……。これから私達が卒業するまでの三年間よろしくね?」
「そ、そんな……」
それから俺は全員に犯され、全員に膣内射精させられた。この歓迎会は一週間続き、俺は入学式以降一度も大学に通っていない。毎日誰かしらが残り俺と身体を重ねてくる。
「あぁぁぁっ! もっとぉっ! もっと射精して私を孕ませてぇぇぇっ! 私を組から離れさせてよぉぉぉっ!」
「俺殺されますって!」
「だ、大丈夫よ……っ。ちゃんとしてればカタギには手を出せないからぁ……っ。んっ……ふふっ、またこんなにいっぱい膣内に射精してくれたのね……。そんなに私を孕ませたいの? 悪いおちんちんね」
「くっ……!」
俺は長瀬さんの部屋に軟禁されていた。一週間後、俺に学校から電話が掛かってきた。内容は退学届けを受理したとの事だった。
「は? 俺出した覚えは……」
《何言ってるんだ? 確かにお前の親から退学させるって届け出があったぞ? まぁ、もう受理されたからどうにもならないがな。じゃあ……元気でな》
「ちょっ!?」
俺は慌てて親に電話した。
「ちょっ! 退学って何でだよ!」
《ああ、あなた結婚したらしいじゃないの》
「は?」
《え? あなた長瀬さんって人と結婚して今海外にいるんでしょ?》
「は……はぁっ!? 海外!?」
《別にあんたの人生だし好きにすれば? ああ、私達明日からハワイ旅行に行くからね~。じゃ、頑張れ息子!》
「ちょっ!?」
それ以降電話は繋がらなかった。そしてついに五人が本性を見せる。
「長瀬さん! どう言う事だよ!」
「どうもこうも……。私達は相手を求めてあの三流大学に通ってるふりをしていただけですよ?」
「……は?」
「私達、あの大学には通っていませんの。籍は違う大学にありますし、そこではもう単位も全て購入済み。後は遊んでても卒業できますわ」
「な、何を言って……」
長瀬さんは見た事のない悪い笑みを浮かべる。
「三流大学になら簡単に落とせそうな頭の悪い男がいるかと思いまして。私達が本来通っている大学には金持ちしかいなくてね。皆さん私達の財産目当てやら権力目当てでうんざりしていましたの。なので……純粋そうな割りとイケメン風な男性を囲おうかと思いましたの。あなたにはこれから一生私達の性奴隷になってもらいます」
「せ、性奴隷?」
「ええ。私達がしたい時に相手をしてもらいます。あなたのご両親にもすでにご了承はいただいておりますので」
「そ、そんな……」
目の前が真っ暗になった。すると五人は俺に抱きついてきた。
「そんな悲しそうな顔をしないで、優也くん」
「そうそう。私達皆優也の事大好きなんだからね」
「私達はいつでも優也くんの赤ちゃんを産みたいと思ってますわ」
「アリスも赤ちゃん作るー!」
「私は……先ほどので当たりましたね。父も跡継ぎが出来たと喜ぶでしょう」
「な、なんでこんな事に……」
それから俺の一生は彼女達五人に奉仕する一生となった。
「あっあっあっ! 危険日膣内射精で興奮しちゃいますわっ!」
「あぁぁぁぁっ! また外れたぁっ! もうっ、ちゃんと当ててよね!」
「あっあっ……アリスのおまんこ喜んでますっ! 優也のおちんちん私にぴったりですぅっ!」
「ふふふっ、私の花びらはどうですか? これはあなただけの作品ですよ、優也さん。私にも跡継ぎをお願いしますね?」
彼女達は悪びれる様子もなく、ひたすら俺から搾取を続けていった。そして全員が俺の子を妊娠すると、今度は彼女達が集めてきた部下の相手をさせられるようになった。
「私達は妊娠しているので悪いけど部下の身体で許してね?」
「あぁぁぁっ! お嬢様のお相手のおちんちんから熱いのが流れてきますっ!」
「お嬢の命令だから仕方なくしてるんだからなっ。か、勘違いするなよっ! んっ……くぅぅぅぅぅんっ!」
「オーウ、イエス! アリスの彼すごく良いねっ! ビッグコック!」
「社長命令だからって……! わ、私は彼氏いるんだから! 妊娠させたら怒るからねっ!」
滅茶苦茶だった。俺は彼女達が出産するまで毎日のように違う女性をあてがわれ相手をさせられ続ける。そして出産が終わると彼女達は溜まっていたモノを吐き出すかのようにまた俺に重なり始める。恐らく一生これが続くのだろう。
「あんっ。最初に見つけたのが優也くんで良かったわ。こんな立派なおちんちんを持ってるなんてね……。あなたが望むならどんな相手でも用意してあげるわ。だから……私達の事を満足させ続けてね?」
俺はクモの巣にかかった虫のように自由を奪われ搾取され続けるのであった。
大学生と言えばサークル活動だろう。入学初日、新入生は昼で説明会なども終わり、午後はサークルの勧誘にあっている。別にサークル活動は強制じゃないし、参加は自由だ。なのでどのサークルも部員を集めるために必死に新入生にアピールしてくる。
「新入生諸君! 俺達と全国を目指し、共に熱い汗を流そうじゃないか!」
「ははははっ、今時熱血とか流行らないぜ! 今は楽しく遊びながらスポーツを楽しもう!」
「文芸部で~す! 現役作家も多数いますので入会お願いしま~す!」
とまぁ、先輩方が必死に勧誘してくる中、俺は悩んでいた。
「サークルかぁ……。なんかダルいんだよなぁ……」
俺は頭はそんなに良くないが身体を動かすのは得意だった。高校時代は様々な運動部に助っ人で参加し、様々な大会にも出ている。だがそんな生活にも疲れたので運動部には入りたくなかった。
そんな冷めた俺に突然声が掛かった。
「あの……!」
「え?」
俺は声の方を振り向く。そこには数名の女子がいた。
「なんすか?」
「あの……もうサークルは決まりました?」
「いや、まだ……かな。あんまりやりたい事なくて」
「で、でしたら! その……私達のサークルに体験入会してみませんか?」
「体験入会?」
「は、はい。体験入会は仮入部みたいなもので……。もし気に入ったら本入会してくれればと」
俺はそんな彼女に尋ねた。
「何で俺に声を? 見た所女の子しかいないみたいだけど?」
「は、はい。その……あなたが優しそうだったから……かな? 私達のサークルは男の人がちょっと苦手な女の子達が集まって苦手を克服するサークルなんです。ですが……誘う男性はみんなその……身体目的の人ばっかりで……」
なるほど。そりゃ大学生ともなれば彼女の一人や二人は欲しくなって当然だ。しかもここは三流大でチャラい男も多そうだ。
「う~ん……。活動内容が今一意味わかんないからパスで」
「そこを何とか!」
「……ずいぶん必死っすね」
「は、はい。私達も大学生ですし。それに、社会に出たら男の人とも働かなきゃならないじゃないですか。なので今の内に克服しておかないとまともな就職先も見つからなそうで……」
それはあるかもなぁ。男女平等とか言ってるけど大体はまだ男社会だ。彼女達みたいな気の弱そうな人達は真っ先にパワハラやセクハラの対象になりかねない。それが自分達でもわかっているから今必死になっているのだろう。そんな彼女達を俺は素直に凄いなと感心した。
「……わかったっす。けど仮入会っすよ? 合わなそうなら辞めるんで、それでも良ければ」
「あ、ありがとうございますっ! じ、じゃあ今日は歓迎会をしますので……その……お名前と連絡先を交換して下さいっ」
「は、はぁ。ラインでいっすか?」
「あ、はいっ!」
俺は彼女と連絡先を交換し、一度家に戻った。
「ん、連絡きたな」
彼女の名前は【長瀬 円香】さん。一個上でサークルメンバーも全員友達らしく、会長をしているらしい。
俺の歓迎会はそんな彼女の部屋で行われるのだそうだ。そして夕方、俺は送られてきた住所の場所に向かう。
「マジ?」
俺の目の前には高層マンションがあった。金持ちしか住めない場所のめっちゃ良いマンションだ。
「えっと……番号は……」
俺は送られてきた番号を入力し、ロックを解除する。そして彼女の部屋があるまぁまぁ高い階層までエレベーターに乗り向かった。
「……は~い。あ、いらっしゃい」
「うす。先輩金持ちだったんすね」
「わ、私じゃないよ。親が金持ちなだけで……。えっと……もうみんな来てるから入って?」
「あ、はい。お邪魔します」
中に通されると室内の広さにまた引いた。そして室内には四人の女の子がいた。
「……あれ? ご両親は?」
「ここにはいませんよ。両親は都内にある一戸建てに妹と住んでます」
「……な、なるほど」
こんなマンションもあってさらに都内に一戸建てとか。金ってあるとこにはあるんだな。
「ささ、まずは乾杯しましょう!」
「乾杯? まさかアルコールっすか?」
「もちろん! その……酔いでもしないとみんな緊張して喋れなくて……」
「は、はぁ……」
もちろん違法だ。まぁ酒くらいなら今時高校生ビールでも飲むのであまり強くは反対できない。かく言う俺も高校時代は友達らしく、集まった時は飲んだりしていた。
「じゃあ皆さん……優也くんの入会を祝して……乾杯!」
「「「「「か、乾杯」」」」」
全員まだ酒も入っていないのに顔は真っ赤だった。自慢じゃないが俺は高校時代それなりにモテた。自分では悪くない容姿だと思っている。
「この料理……めっちゃ高そうっすね」
「そう……かな? いつも使ってるお店に出前頼んだんだけど……」
そこで聞こえた店名はテレビなんかでもよく紹介されている超有名店だった。まさかこんな機会があるとは驚いた。
「会費めっちゃ高そうっすね」
「あ、会費は私達だけで払うから大丈夫です! 優也くんにはこれから色々とお世話になりますし……お金なんか気にしないで大丈夫ですよ?」
お金なんか。一度は言ってみたいセリフだ。俺の家は普通の家庭だからなぁ。
「じゃあみんなもお酒入ったし……そろそろ自己紹介を……」
集まったメンバーは会長である長瀬さんを入れて五人。
まず、一人目は黒髪でボブカットの小さな女の子。名前は【宮瀬 遥香】。宮瀬商事の御令嬢らしい。
そして二人目は茶髪でガーリーな感じの巨乳女子。名前は【九重 雅】。九重流という華道の家元らしい。引くくらいに金持ちだ。
続いて三人目。三人目の彼女は金髪ドリルだ。名前は【アリス・ゼファーソン】。世界的に有名な企業の三女らしい。彼女は日本のサブカルチャーに心酔しているらしく、無理を通して日本に来たのだとか。
そして最後の四人目。彼女は【山口 妃】。ここでは言えないような組織の御息女らしい。粗相でもしようものなら明日には海に沈んでいるだろう。
そんな自己紹介も終わり、酒も入った俺達はだんだんと打ち解けていき、やがてゲームが始まった。
「じゃあ……一番と五番は王様がいいって言うまで大事な所を触りっこ!」
「「はっ!?」」
俺が一番で長瀬さんが五番だった。
「王様の命令は絶対だよ~」
「あ、アリスさん? これは流石に……」
しかし長瀬さんは乗り気だった。
「やりましょう! 優也くん、こちらへ」
「……マジっすか」
俺達は向かい合う形で抱き合い、お互いに手を下着の中に入れた。それを確認し、王様であるアリスがスタートをかける。
「んっ……あっ……。はぁ……あっ……!」
「くっ……うぅっ……」
「「「「おぉ~……」」」」
長瀬さんの口から色っぽい吐息が漏れる。俺の指は茂みを掻き分け、硬い部分をこねくり回していた。
「んっんっ! 優也くんのっ……おっきくて硬くなって……あっあっ!」
「長瀬さんのも凄く熱くなってますよ。めっちゃぬるぬるしてます」
「はぁんっ! 恥ずかしいっ! アリス、まだ!?」
「まだまだ~。アリスがいいって言うまで続けるの~」
「ふぇぇぇぇぇんっ」
アリスを含む四人はズボンから飛び出した俺のモノを食い入るように見ていた。やがて長瀬さんの身体がガクガクと震える。どうやら逝ったらしい。
「はぁっ……! あっ……はぁ……っ! い、逝っちゃったぁ……っ」
「は~い、ストップ! 二人とも離れて離れて~」
生殺しだ。俺のモノは散々刺激されパンパンに膨れ上がっていた。
「じゃあ次行くよ~。みんな……わかってるね?」
酒も入りだんだん頭が回らなくなってきた。そして次のゲームに入る。今度は山口さんが王様になった。
「はうっ、王様きちゃいました……、残念……」
「妃、わかってるよね?」
「……はい」
妃さんが残念そうに命令を口にする。
「じゃあ……三番と四番は私がいいって言うまで大事な所を舐めあって下さい、裸で」
「「はぁっ!?」」
ちなみに三番は俺で四番は宮瀬さんだった。
「王様の命令なら仕方ないよね……んっしょ」
「ちょ……」
俺の目の前で宮瀬さんは服を脱いでいった。
「優也くんも早く脱ぎなよ。王様の命令だよ? 逆らったら怖いよ~」
今回の王様は山口さん。逆らったら色んな意味で怖そうだ。俺は仕方なく命令にしたがった。
「舐めあいならベッドの方が良いよね。優也くん下になってね」
「……わかりました」
俺がベッドに横になると宮瀬さんが俺の顔に跨がる。もう全部丸見えだ。
「じゃあ……スタート」
「はぁ~い。あむっ」
「くぅぅぅぅっ!」
スタートと同時に俺のモノが咥え込まれた。俺も負けじと宮瀬さんの割れ目に舌を這わせる。
「んっんっ! ぷはっ……ま、負けないからねっ! かぽっかぽっ……じゅるるるるるっ!」
「な、なんでそんな上手いの!?」
宮瀬さんのテクニックは男が苦手と言う割には完璧だった。俺は先ほどの刺激もあり、あっけなく彼女の口内に白濁液を放ってしまった。
「んぅぅぅぅぅぅぅっ! んっ……んくっんくっ……ちゅるるっ……ちゅぽんっ。あはっ、ごちそうさま~……。いっぱい射精たね? 私のお口、良かったのかな?」
「は、はい……。めっちゃ良かったっす」
「ありがとっ。じゃあ……次はこっちかな?」
「え?」
そう言うと、宮瀬さんは身体の位置を変え、濡れて準備万端の状態になった割れ目で射精を終えたばかりの俺のモノを深く咥え込んでいった。
「ちょぉっ!?」
「あっ……あはぁぁぁぁぁっ! 精液まみれのおちんちん挿入ってきちゃったぁぁぁっ!」
「ま、まずいですって! せめてゴムを!」
「そんなの無いしっ! それにもう遅いよっ! 私のおまんこ……優也くんの精液擦り付けられちゃったしぃっ! あっあっあっ!」
宮瀬さんは俺に跨がり激しく腰を動かしている。俺は流石にまずいと思い四人に助けを求めようと振り向いた。
「……え? なっ!?」
そこには全裸になり秘部を露にしながら弄っている四人がいた。
「な、長瀬……さん? それに皆さん……。な、何して……」
「ん? 次の準備だよぉ~。宮瀬さんが終わったら次は私達の誰ね」
「そ、そんな……。正気っすか!?」
「もうわかんな~い。指示もしてないのにセックス始めちゃった二人が悪いんだよ~。こんな気分にした責任はとってもらわなくちゃね~」
「あっあっあっ! くるっ! 凄いのきちゃうっ! あっあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「ぐぅぅぅぅぅぅっ!!」
俺の先端から熱い液体が宮瀬さんの中にほとばしる。持ち上げて抜こうとしたがもう遅かった。
「あはっ……、生セックスしてぇ……、生膣内射精されちゃったぁ~……。これでもう逃げられないよね」
「はぁ……はぁ……。え?」
「セックスまでしたんだからサークルメンバー決定だよ、優也くんっ。仮に逃げてもみんなの力で探しだして捕まえるからね……。これから私達が卒業するまでの三年間よろしくね?」
「そ、そんな……」
それから俺は全員に犯され、全員に膣内射精させられた。この歓迎会は一週間続き、俺は入学式以降一度も大学に通っていない。毎日誰かしらが残り俺と身体を重ねてくる。
「あぁぁぁっ! もっとぉっ! もっと射精して私を孕ませてぇぇぇっ! 私を組から離れさせてよぉぉぉっ!」
「俺殺されますって!」
「だ、大丈夫よ……っ。ちゃんとしてればカタギには手を出せないからぁ……っ。んっ……ふふっ、またこんなにいっぱい膣内に射精してくれたのね……。そんなに私を孕ませたいの? 悪いおちんちんね」
「くっ……!」
俺は長瀬さんの部屋に軟禁されていた。一週間後、俺に学校から電話が掛かってきた。内容は退学届けを受理したとの事だった。
「は? 俺出した覚えは……」
《何言ってるんだ? 確かにお前の親から退学させるって届け出があったぞ? まぁ、もう受理されたからどうにもならないがな。じゃあ……元気でな》
「ちょっ!?」
俺は慌てて親に電話した。
「ちょっ! 退学って何でだよ!」
《ああ、あなた結婚したらしいじゃないの》
「は?」
《え? あなた長瀬さんって人と結婚して今海外にいるんでしょ?》
「は……はぁっ!? 海外!?」
《別にあんたの人生だし好きにすれば? ああ、私達明日からハワイ旅行に行くからね~。じゃ、頑張れ息子!》
「ちょっ!?」
それ以降電話は繋がらなかった。そしてついに五人が本性を見せる。
「長瀬さん! どう言う事だよ!」
「どうもこうも……。私達は相手を求めてあの三流大学に通ってるふりをしていただけですよ?」
「……は?」
「私達、あの大学には通っていませんの。籍は違う大学にありますし、そこではもう単位も全て購入済み。後は遊んでても卒業できますわ」
「な、何を言って……」
長瀬さんは見た事のない悪い笑みを浮かべる。
「三流大学になら簡単に落とせそうな頭の悪い男がいるかと思いまして。私達が本来通っている大学には金持ちしかいなくてね。皆さん私達の財産目当てやら権力目当てでうんざりしていましたの。なので……純粋そうな割りとイケメン風な男性を囲おうかと思いましたの。あなたにはこれから一生私達の性奴隷になってもらいます」
「せ、性奴隷?」
「ええ。私達がしたい時に相手をしてもらいます。あなたのご両親にもすでにご了承はいただいておりますので」
「そ、そんな……」
目の前が真っ暗になった。すると五人は俺に抱きついてきた。
「そんな悲しそうな顔をしないで、優也くん」
「そうそう。私達皆優也の事大好きなんだからね」
「私達はいつでも優也くんの赤ちゃんを産みたいと思ってますわ」
「アリスも赤ちゃん作るー!」
「私は……先ほどので当たりましたね。父も跡継ぎが出来たと喜ぶでしょう」
「な、なんでこんな事に……」
それから俺の一生は彼女達五人に奉仕する一生となった。
「あっあっあっ! 危険日膣内射精で興奮しちゃいますわっ!」
「あぁぁぁぁっ! また外れたぁっ! もうっ、ちゃんと当ててよね!」
「あっあっ……アリスのおまんこ喜んでますっ! 優也のおちんちん私にぴったりですぅっ!」
「ふふふっ、私の花びらはどうですか? これはあなただけの作品ですよ、優也さん。私にも跡継ぎをお願いしますね?」
彼女達は悪びれる様子もなく、ひたすら俺から搾取を続けていった。そして全員が俺の子を妊娠すると、今度は彼女達が集めてきた部下の相手をさせられるようになった。
「私達は妊娠しているので悪いけど部下の身体で許してね?」
「あぁぁぁっ! お嬢様のお相手のおちんちんから熱いのが流れてきますっ!」
「お嬢の命令だから仕方なくしてるんだからなっ。か、勘違いするなよっ! んっ……くぅぅぅぅぅんっ!」
「オーウ、イエス! アリスの彼すごく良いねっ! ビッグコック!」
「社長命令だからって……! わ、私は彼氏いるんだから! 妊娠させたら怒るからねっ!」
滅茶苦茶だった。俺は彼女達が出産するまで毎日のように違う女性をあてがわれ相手をさせられ続ける。そして出産が終わると彼女達は溜まっていたモノを吐き出すかのようにまた俺に重なり始める。恐らく一生これが続くのだろう。
「あんっ。最初に見つけたのが優也くんで良かったわ。こんな立派なおちんちんを持ってるなんてね……。あなたが望むならどんな相手でも用意してあげるわ。だから……私達の事を満足させ続けてね?」
俺はクモの巣にかかった虫のように自由を奪われ搾取され続けるのであった。
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「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
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神崎未緒里
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※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
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