【R18】夜夢の夜の短編集

夜夢

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その六十八 インストラクター

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 最近の美容ブームのお陰か、俺が経営するジムは多くの会員で賑わっていた。ここは女性専用のジムのため、会員は全て女性だ。

「はい、じゃあ最後に軽くストレッチして終わりましょうか」
「はいっ。あの……開脚の時またアレやってもらえますか?」
「あ、はい。良いですよ」

 俺は足の裏で会員さんの足を開き、手を引いて身体を引っ張った。するとどうしても会員さんの顔がいけない場所に近づいてしまうのだが、この会員さんはむしろこれを喜んでいるようにも見える。

 そこで俺はちょっとした悪戯心からわざと強く身体を引っ張り、会員さんの顔を勃起させたモノに押し付けてみた。ここは全室個室で一人一人に専用のトレーナーがつくシステムだ。邪魔は一切入らない。

「あぁぁ、これって……すんすん……はぁぁぁんっ」
「す、すみませんっ! 思ったより柔らかくて!」
「トレーナーのここは凄く硬いですよ? ストレッチした方が良いんじゃないですか?」

 俺が手を離すと会員さんは身体を起こしレオタードの股関部分をずらして中身を見せつけてきた。

「な、何をっ!?」
「いけないトレーナーのストレッチしなきゃ。セックスレスな人妻の顔に勃起したおちんぽ押しあてて……、火が着いちゃったじゃないの……。トレーナー……挿入れて……」

 会員さんは割れ目を開き指で弄り回していた。まさかこんな事になるとは思ってもいなかった俺はすぐさま下を脱ぎ、会員さんに覆い被さった。

「あんっ、早くぅ~」
「い、良いんですね? このまま……」
「もうっ、早く挿入れてっ! あぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!」
「うわっ!?」

 我慢できなくなったのか、会員さん自ら回した足で俺を引き寄せた。俺のモノは生のまま会員さんの膣肉を掻き分け一番奥まで挿入いっていった。

「あ……っ、はぁ……っ! トレーナーのおちんぽぉ……っ、今までのおちんぽで一番おっきいわぁっ! それに……硬いのぉぉぉぉっ!」
「奥さんの膣中、めちゃくちゃ絡んできてますね。これなら……次からこの運動もメニューに加えましょうか」
「あっあっあっ! これだけで良いぃぃぃぃっ! 気持ち良く痩せられるなんて最高よぉぉぉぉぉっ!」

 俺は会員さんを上に乗せた。俺が上では運動しているのが俺になる。上に乗った会員さんは激しく腰をくねらせ、なんどもその子宮に俺の子種を吸い込んでいった。

「膣内射精しちゃってますが良いんですか?」
「後でクスリ飲むから大丈夫よぉ……っ。今日はもう時間だから……、シャワー借りて帰りまぁ……す」
「お疲れ様でした」

 それから彼女とはジムにくる度にスタートから身体を重ねた。彼女も俺も部屋に入るなり抱き合い、舌を絡める。

「トレーナーさん、格好いいしセックス上手いから彼女さんいるんじゃないの? 私とこんな事してて良いの?」
「彼女なんてもう何年もいないですよ。俺……タフすぎて毎回それでダメになるんですよね」
「もったいないわねぇ……。なら今日はトレーナーさんの好きに抱いてみて? 私にトレーナーさんを教えて」
「わかりました、本気でやりまくりますよ」
「あっ──」

 俺は会員さんをマットレスに押し倒しひたすら欲望に任せ何度も抱いた。だが会員さんのは失神もせず俺の欲望を全て受け入れていた。

「あんっ、もう時間なのぉ……っ」
「くっ、まだやれるのにっ。すみません、次の予約が……」
「残念ね。あ、そうだわ。なら外で会わない? 来週夫が出張で一週間いないのよ。だから家で……ね?」
「い、行きます!」

 そして俺は会員さんを見送り、次の予約を受ける。

「あの……トレーナーさん? トレーナーさんっ!」
「え? あっ、すみませんっ! 考え事をしてました」
「それは良いんだけど……。さっきからお尻に硬いの当たってるんですけど?」
「へ? おわっ!?」

 俺は無意識に勃起したモノを会員さんの尻に押しあてていた。

「今日変ですよ? お尻に何か当てるし、おっぱい揉んでくるし……。も、もしかして誘ってます?」
「すみませんっ! 本当に考え事してて!」
「……別に一回くらいならさせてあげても良いんだけどなぁ~……」
「へ?」

 すると会員さんは下を脱ぎ生尻をモノに押しあててきた。大きな尻肉が俺のモノを挟み込む。

「な、なにしてっ!?」
「トレーナーさん、溜まってるんじゃないですか~? 怪我させられたら困るし、私でスッキリして良いですよ?」
「で、できませんよ! さ、さあ次のトレーニングに!」
「次はここを解して欲しいかな~? トレーナーさんのガチガチになってるソ・レ・でね?」
「あ、押し付けたらダメ──」
「あんっ」

 俺のモノはあっけなく会員さんの蜜壺に吸い込まれていった。

「あぁぁんっ、トレーナーさんの長~い! 彼氏のじゃそこまで届かないから解れてないでしょ~? いっぱい突いて奥にある入り口解してぇ~」
「うっ、うぅぅぅ……」

 その後、俺は後ろから挿入したまま、何度も溜まっていたものを吐き出してやった。

「やぁん……、彼氏にも膣内射精なんてさせた事ないのにぃ……。私の子宮に入った精子はトレーナーさんのが初めてだよぉ~」
「くっ、俺はまたこんな……っ! すみませんっ、もう指導中に余計な事は考えないようにしますからっ!」
「許さないわ」
「え?」
「私、トレーナーさんのおちんぽ気に入っちゃった。これから私が来たらまた抱いてもらうわ。じゃなきゃ他の会員さんに言い触らしちゃうんだからね~」
「そ、そんな……!」
「情けないフリしてもダ~メ。ほら、私の膣内にいるトレーナーさんはまだまだ元気いっぱいでぇ……私の膣内で気持ち良くなりたいって言ってるよ? 時間までいっぱいセックスしよっ、トレーナーさんっ」

 会員さんは本当に時間いっぱいまで咥えこんだまま放してくれなかった。

「あ~スッキリ! トレーナーさんはスッキリした?」
「は、はぁ……」
「あ、まだヤり足りないって顔してる~。仕方ないなぁ~。もうジム閉まる時間でしょ? 外で待ってるから早く来てねっ」

 そう言い、会員さんはシャワーを浴びにいった。そして戸締まりを確認した俺は外で会員さんに捕まった。

「おそ~い! 早くホテル行こっ、もう我慢できないのぉ~……」

 そして場所をホテルに変え、俺は再び会員さんの膣内に入った。

「あぁぁぁぁぁぁっ! 生おちんぽがこんなに気持ち良いなんて知らなかったぁぁぁっ! 今日はここに泊まって抜かせないんだからぁっ! どんどん射精しちゃってぇぇぇぇぇっ!」
「っ! 本当に全部膣内に射精しますからねっ!」
「もちろんオッケーよぉぉぉぉぉぉぉっ!」

 それから一晩中身体を重ねた翌朝。

「太陽が黄色いわぁ~……。お腹たぷたぷだし下着の中精液でどろどろ……」
「いくら掻き出してもどんどん出てきてましたからねぇ……。もしかして妊娠するんじゃ……」
「安全日だから大丈夫……だと思う」
「そっすか……」

 そして最後に舌を絡め俺達は別れた。

「……仕事行こ」

 会員さんの乗ったタクシー、後で大変だろうなと思いつつ、俺はジムに向かった。今日の予定は入っていないはずだ。俺はジムで寝るために今向かっていた。

 そしてジムの扉を開き更衣室の扉を開いた。

「え?」
「ふぇっ!? オッ、オーナー!? 何してるんですかっ!? ここ女子の更衣室ですよ!?」
「あ、す、すすすすすまないっ!!」

 慌てた俺は中に入ったまま扉を閉めた。

「な、なんで中に!? は、早く出てぇぇぇっ!」  
「おわっ!? 押すなって! 転ぶっ、おわぁっ!?」
「うきゃあぁぁぁぁっ!?」

 彼女も慌てていたのだろう。彼女は同じトレーナーだ。俺はバランスを崩し床に倒れた。だがおかしい。仰向けに倒れたはずが天井が全く見えない。

「ひゃん!? あ、あれ? オーナー?」
「むぐぐぐ……」
「ひぁんっ!? な、なんか下に……ってオーナー!?」

 彼女の尻が俺の顔を潰していた。どうやら転んだ拍子に69の体勢になったらしい。

「オーナー!? そこ舐めちゃ──あっあっ!」
「こ、腰を上げてくれっ! 窒息するっ!」
「い、嫌ですっ!」
「なぜっ!?」
「上げたら全部見えちゃうからぁっ!」
「目瞑るから早くっ!?」
「し、信用できませんっ! こ、こんなに硬くしてっ! あ、そうだ! なら私が先に見ちゃえば良いんだ!」

 彼女はバカだった。彼女は俺のズボンに手をかけ、下着ごとずらしてモノを取り出した。

「ふわぁぁぁ……太ぉ~……。血管浮いてますね~」

 モノを見て興奮した彼女はさらに近づいてみようとようやく腰を上げてくれた。なので俺の目の前にはパックリ開いた綺麗なピンク色の入り口がある。

「は、早く退いてくんないかな?」
「あ! ふぇぇぇんっ、見られてるぅぅぅっ!」
「俺も見られてんだけど!?」
「な、なら! あ~……はむっ」
「ふぇあ!?」

 先端に突然ぬるっとした感触が走った。そして茎の部分はいつの間にかしっかり握られ、ちょっと上下に動かされていた。

「な、なにしてんの?」
「うぇあ」
「……フェラな。じゃなくて!」
「ぬっこぬっこ……ちゅるるるるっ……れろれろ」
「くぅぅっ! お、お前……っ、反撃してやるっ!」
「ふもっ!? んぅぅぅぅぅぅぅぅっ!?」

 俺は開かれた割れ目に舌を早瀬蜜を舐めとった。だが奥から次々と湧き出してくる。続けていると彼女の身体がビクッと跳ね、再び割れ目が顔に落ちてきた。

「こ、ここまでしたなら……最後まで……!」
「なっ!? や、止めろっ! トレーナー同士でそんなっ! うっ」

 俺の先端の彼女の入り口を触れる。

「次は私が逝かせる番ですっ! あっ……ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!」
「おぃぃぃぃぃぃっ!?」

 俺のモノはあっけなく彼女の膣内に侵入してしまった。彼女は根元まで咥えるとそのまま激しく動き、パンパンと肉を打ち付けてきた。

「オーナーが部屋を間違うからいけないんですっ! 射精する部屋は間違えないで下さいねっ!」
「なに言ってんの!?」
「あぁぁぁぁんっ! 私ぃっ、オーナーの事好きだったのぉぉぉぉぉぉっ! オーナーのおちんぽ私の膣内で喜んでて嬉しいぃぃぃぃぃっ!」

 彼女は快楽より絆を選び、ただ射精させるためだけに腰をふりまくっていた。彼女の鍛えられた身体は普通の女よりはるかに締まり、俺を一気に頂上まで運んでいった。

「で、射精るっ! 離れてっ!」
「だめぇぇぇっ! ここに射精すのぉっ!」
「うぉぉっ!?」

 彼女は腰を落とし子宮口を吸い付かせてきた。俺はうねる膣壁と吸い付く子宮口により、我慢の限界を超え、射精を始めた。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ! オーナーが私の膣内で射精してるぅぅぅぅっ! あっあっ、勢いすごぉぉぉぉいっ! そのまま全部射精してぇぇぇぇぇぇっ!」
「ヤ、ヤバいって! 妊娠するぞっ!」
「全然良いぃぃぃぃぃっ! 危険日まんこオーナーの精子でいっぱいになるのぉぉぉぉぉっ!」
「うぉぉぉぉいっ!?」

 一度始まってしまった射精を止める事はできず、ダメだとわかっていても射精を続けるしかなかった。

「あ……はぁ……っ。オーナー……これ妊娠確定ですよぉ~……。こんなにいっぱい射精してぇ~……、孕ませる気満々じゃないですかぁ~……」
「止めろって言ったのに……」
「あ……オーナーのまだかたぁ~い……。もっと搾り取ってあげますね~」
「や、止めろぉぉぉぉぉっ!」

 そのまま三発ほど搾り取られたところで更衣室の扉が開かれた。

「「「「おめでと~!」」」」
「……え?」
「あ、みんなぁ~……。うん、ありがと~……」

 見ると入ってきたトレーナーの手に男子更衣室の看板が握られていた。

「オーナーは間違ってなかったんですよ~。今日の予約は全部キャンセルしてもらってぇ~……オーナーとこうなるように仕組んだんですよぉ~」
「な、なんだって……?」
「配置も動かしたし、気付かなかったですよね? んっ……」

 彼女はゆっくりと腰を上げ俺の上から降りた。割れ目からは白い塊が頭を覗かせていた。

「オーナー、妊娠したら結婚して下さいねっ」
「ひ、卑怯だぞぉぉぉぉぉっ!」

 しかしやってしまったものはどうにもならず、数ヶ月後。

「あの……私妊娠したみたいで……」
「あ、私も~。彼氏とはあの日に別れたからトレーナーさんの赤ちゃんだよっ」
「オーナー、当たってました~」

 最初に抱いた人妻、次に抱いた会員さん、そしてトレーナー仲間と、三人が同時に妊娠報告にやってきた。

「……嘘だろぉ……」
「「「誰を選ぶんですかっ!?」」」

 結局誰も選べなかった俺は三人と同居を始めた。どうやら人妻の夫も不倫をしていたらしく、離婚はスムーズに行われた。

 こうしてやらかしてしまった俺は誰とも結婚せず、三人との関係を続ける事になるのだった。 
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