Strawberry&Cigarette

雪葵

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The Season of Fresh Green ー第3話ー

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『順と岡崎さん、再会おめでとー!!♡
 近いうちに、再会祝いパーティやりたいんだけど、都合はいかが? 来週の金曜あたりどうかしら?お返事ください♪♪』

 4月初旬。
 吉野から情報を得たリナから、そんなメッセージが3人で作ったグループトークに届いた。

『俺はまあ大丈夫だが』
 程なく吉野はコメントをつけた。
 だが、岡崎はどうやらメッセージを読んでないようだ。翌日になっても既読はつかない。

『岡崎さん、忙しいかもね? ごめんなさい! ○か×かだけでもいいので、連絡くれたら嬉しいです♡』

 リナの再度のコメントにも、岡崎からの既読はつかず、3日待っても返事は来なかった。


「…………ったく、あいつ何だよ一体?」

 その夜、吉野は自室でスマホの画面を見つめ、とうとう苛立ち気味に呟いた。


 岡崎が、自分の側へ帰ってきて——あの告白をした翌朝。
 あの後……朝食も取らずに、岡崎は帰って行った。
 何か、深く考え込むような顔をして。

 それから、一度も岡崎と会っていない。
 時々メッセージを送っても、『4月は忙しい』というフレーズの一点張りで……ひどく事務的な回答が返ってくるだけだ。


 岡崎のこの微妙な態度の変化に、吉野は次第にもやもやとしたものを募らせていた。
 しかも、こうしてメッセージすら読まず、リナを待たせている。
 この状況に、吉野の中の何かがプツリと切れた。

 吸っていた煙草を灰皿にぐっと揉み消すと、吉野は岡崎の番号を呼び出して通話ボタンを押す。


『——はい』

「岡崎か?
 トークルームのメッセージ、何で見ないんだよ? リナ、お前の返事待ってんじゃねーか」
 吉野は、苛立ちを隠さない声で岡崎に突っかかる。

『悪い。最近ずっと忙しくて気づかなかった』
「忙しくたって画面覗くくらいできんだろ」
『本当に気づかなかったんだから仕方ないだろ』

 岡崎の無表情でどこか冷淡な返事に、吉野の感情は一気に逆撫でされた。

「……お前さあ。
 ほんとは、嫌々こっちに戻ってきたんじゃねーの?」
 
『は……? 何の話だ』

「わかってんだろ。
 アメリカ赴任のことだよ。
 ……もしかしてお前、俺のこと気にしたりで、結局いろんなことを渋々辞退したんじゃないのか?
 けどな。俺はお前に戻ってきてくれとか、一言も頼んでねえんだからな。
 今になってそんな不愉快な顔されても、こっちだってイライラが溜まる一方なんだよ」


『…………』

 電話の向こうで、岡崎が重いため息をつく気配が漂う。

『——安心しろ。お前のために戻ってきたんじゃない。あくまでこっちの都合だ。
 それにな、新たな赴任先の希望を出せば、次の海外赴任だってすぐ決まる。——今後お前に縛られる気も一切ない』

「……そうかよ。
 じゃついでに、あっちのCEOの申し込みももう一度マジメに考えたらどーだよ? 余程ハイクラスなヤツなんだろ? 今ならまだ間に合うんじゃねーのか」

『ああ、そうだな。それも考えとく』


「————
 とにかく、こうして接触されるのも随分迷惑そうだから、こっちからお前に連絡すんのもうやめるからな」
『ああ、そうしてくれ。
 ただでさえ忙しい時期に、そういう鬱陶しい話されちゃかなわない』
「あーわかったよ。じゃあな」

 結局、お互いに最も望まない方向へ会話は縺れ込み……それぞれ乱暴に通話を断ち切った。



「…………最悪だ」


 それぞれの部屋で、二人はスマホをベッドに放る。
 机にどっと座り、ガシガシと頭を抱えた。




✳︎




 リナがパーティを計画した、金曜の夜。
 リナと吉野は、会社から近くのカクテルバーにいた。


 岡崎から結局メッセージは来ず……吉野が岡崎の状況を大雑把にリナへ伝えた。
 今日は、やむなく吉野とリナだけの飲み会である。


「あーあ、せっかく思いっきり盛り上がりたかったのにな~……岡崎さん、今随分忙しいみたいね。都合つかなくてすごく残念」

「ん……ああ、そうらしいな」
 吉野は短くそう返すと、ブランデーのグラスを力なく傾けた。

 電話で岡崎と揉めたときの痛みが、繰り返し蘇って吉野を苦しめる。
 

「何はともあれ、岡崎さん、やっぱり帰ってきてくれたわよねーー!! すっごく嬉しい!
 アメリカの赴任先のCEOに告られて断った、っていうのが海外赴任辞退の理由って聞いてめちゃくちゃ驚いたけど……でも、あの岡崎さんだもん、どこで誰に惚れられたとしても不思議じゃないわよね。さすがだな~~♪♪」
 リナは、相変わらずいかにも女子らしい発想でウキウキとはしゃぐ。


「あいつさ……ほんとはここに戻って来る気なかったんじゃないかな」
 内心のもやつきと不安をつい漏らしつつ、吉野は煙草の煙をふうっと横へ吐き出した。


「……なんでそうなるのよ」
 場にそぐわない吉野のそんな呟きに笑顔を引っ込め、複雑な表情になってリナが吉野に問い返す。

「——向こうのCEOに、実は気持ち残してたりとか」
 吉野は、まだそう短くもない煙草を灰皿にギシギシと押し付けた。


「ねえ。ほんと何言ってんのよ順?
 岡崎さんが、そんな風に感情の揺らぐ人じゃないって、あなたも知ってるでしょ?
 ……もしかして。あなたたち、また何か険悪なの?」
「知るかよ。なんか知んねーけど急にムカつく態度取りやがって……マジであいつの考えてること、さっぱりわかんねーよ」

 吉野のフンと横を向く顔を、リナは不安げに見つめる。


「……岡崎さんがそういう態度になるのは、何かちゃんとした理由があると思うけどな……
 またあなたが何も気づかずに、無神経なことやったんじゃないの?」
 リナは本格的に表情を険しくして、ぐっと吉野に向き合った。

「順。せっかくまた会えたのに、そんな喧嘩がもつれて岡崎さんとうまくいかなくなってもいいの?
 ねえ……もう一度、ちゃんと考えてみなさいよ。
 ——とりあえず、再会した当日は、お互いにちゃんと喜び合ったわけよね?」

「そのはずだ。むしろ嬉し過ぎてうっかり……っ」

「うっかり……なによ?」
「……いや……なんでもない」
 しまったというような吉野の表情を、リナは鋭くじろっと捉える。
「ちょっと……隠さないで、全部言いなさい! その辺に何か理由が隠れてるかもしれないでしょ!?」


「…………
 うっかり、すっげえ熱烈に告っちまった——あいつに」
 吉野はぐっと俯き、ぶわっと赤面してボソボソと呟く。

「……
 熱烈……って、どの程度よ?」

「…………
 ぷっ、プロポーズとか……同棲したい……的なレベルの」


 予想をはるかに超えた吉野の返事に、リナは飲みかけたモスコミュールを思わずぐっと喉に詰まらせる。

「……………………
 っで、そのあとどうなったのよ!?」
「あいつ、その夜すげー酔っててさ。そうやって俺が告った直後に、飲み過ぎで気分悪くなって……告白に答えるどころか、あっという間に爆睡しやがった。
 で、一晩ベッド貸して。翌朝、あいつに確認したら、俺の言葉覚えてないみたいで……まともな返事返ってこなかったんだよ。
 ほら、俺もあんまりぶっ飛んだ告白しちゃったから、一旦取り下げなきゃって焦ってたわけで。だから、それ聞いてほっとしてさー。『覚えてないならいいや、気にするな』って終わらせといたんだよ」


「…………あー。
 その辺……なんかすっごく臭うわねえ……」
 鋭い勘が、何やらうごめいたようだ。リナは敏腕探偵か何かのような意味深な言葉を漏らす。

「なっ……何だよ?」
「…………もしもよ?
 本当は、岡崎さんがその告白をちゃんと覚えてたとしたら……これは相当に拗れちゃうケースかも?なんてね。
 酔っ払ってても、脳にショックや刺激があったシーンって結構記憶に残ってるものじゃない? まあ、私の経験ではだけどね。
 ——翌朝確認した時、岡崎さんはどんな様子だったの?」

 そう問われ、吉野はあの朝の岡崎を改めて思い返す。

「…………そういや……
 なんか、ガチガチに強張った顔してた……ような……
 冷蔵庫と睨めっこしてんじゃないか、みたいな」


「うーん……そうか……
 その線は、かなり濃厚ね……」

 リナは、モスコミュールの氷をマドラーでくるりと回し、小さく呟く。
 そして、真剣な目で吉野を見つめた。

「もしかしたら……
 岡崎さん、本当は告白をちゃんと聞いていたのかもしれないわよ。
 で、翌朝あなたにもう一度答えを求められると思って、めちゃくちゃ緊張してたんじゃないかしら。
 ……なのに、あなたに『気にするな』なんてきれいに取り消されて……
 もしそういう流れだとしたら……混乱や落胆をして当然よね?
『じゃ昨日の言葉は何だったんだ!?』ってね」


「…………」


 ……そういうこと……だったのか?

 でも、確かに——
 あの時の俺は、自分のフライング告白にパニクりすぎて……岡崎の様子や気持ちを、完全に見落としていた……かも知れない。

 あの夜——もし、あいつが俺の告白を聞いていたとしても。
 それについてじっくり考える時間も何も、あいつにはなかったじゃないか。
 はっきり答えられなくて、当然だ。


「それに……告白をなかったことにするなんて、相手からしたら、ものすごく悲しいわよ?
 好きな人から熱烈な告白をされたら、私なら単純に舞い上がるほど嬉しいし、最高に幸せだもの。告白の内容なんてとりあえず置いといてさ。
 あんまり熱烈すぎると、混乱したり、困惑したりっていうのはあるんだろうけど……でもそれは、嫌だという気持ちとは全然違う。
 深く想われる幸福感……っていうのかな。それって、絶対誰にでもあるものでしょ?

 だから……
 もしも相手が思わず引くような告白だとしても、一回渡した幸福感をあっさり引っ込めたりしたら、きっといけないんじゃない?
 そんなことされたら、その人はきっと、恋人の気持ちを信頼できなくなっちゃうわ」


 深く考えるようにしながらそう話すリナの言葉が、吉野の心に刺さるように響く。


「————そうだな……」


 ……それに……

 確かに俺も——
 あの日からずっと、何かが心に引っかかってるんだ。

 あいつに届けたかった、溢れるほどの想い。
 あれは——こうしてうやむやになったまま、いつか消えていってしまうんだろうか?

 あの夜。
 あいつにまた会えて……本当に嬉しくて。
 思わず言葉になった——
 あの告白は、一生忘れたくない大切な想いのはずなのに。

 あいつに届いたかどうかさえわからないまま……
 あの言葉は、ただ俺の中で、だんだんと薄れていってしまうだけなのか?


 もう一度……あいつと、ちゃんと話がしたい。


 そんなことを思いながら、吉野はグラスの氷の輝きをじっと見つめた。


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