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天使と悪魔3
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「しかし、いつも完ぺきなリチャードも人の子なんだなぁ。」
くっ。
私は今、王太子家族の私室の応接間で、針の筵だ。
元の姿に戻った王太子とミレニア、私とマリー妃で、テーブルを囲んでお茶をしている。
やらかしたのは私なのだから、どんな責めでも受けねば。
「だから、私をしんがりにしろって言ったのに。あのあたりには騎士も憲兵もいなくて引き渡せなかったんだから。」
「どうせ、リチャード様のことだから、生真面目が悪い方に働いたのね。」
妻にも責められた。
うう、過ちは二度と繰り返さない。
私たちから少し離れたところでは、ディヴィッド王子とアンジュが仲良く本を読みながら、談話している。
冒険物を読んでいるようだ。
アンジュが立ち上がって、剣を振る動作をしている。
「仲直りしたみたいで、よかった…。」
マリー妃が目を細めてニコニコ。
「それはそうと、ディヴィッド様って護身術は習ってらっしゃったのね。当たり前だけれど。」
そうそう、あれは見事だった。
ミレニアに続いて、首をうんうんと振る。
「あの子なァ…。」
見た目はマリーだけど、中身は私なんだよな。
と、王太子は続けた。
影で努力をして、驚かせるのが好き。舞台裏は人に見せたくない。
そういって、ずっと自分がそれなりに武術を習得していることを隠しているけれど。
得意なのは、合気術とステゴロ。
自分の拳で殴り倒す感触が好き。
荒事が嫌いとかとんでもない、どちらかというと戦闘狂に近い。
では、なぜ普段、大人しくしてるか。
それは、か弱く見せて、油断させておいてひっかけたいから。
怖!!!! 王子、こわっ!!!!!!!!!
王子に対するイメージが変わる。
それを踏まえて、娘と遊んでいる王子を見るとーーーーーーーーーー
「アンジュちゃんすごい!もうそんなに剣の型覚えたんだね!!」
「えっへん。」
「アンジュちゃんは、とっても可愛いのに、強いなんて、カッコいいし可愛いし素敵だね。僕、ずっとアンジュちゃんに守ってもらいたいなー。」
「えっ…。」
「僕、アンジュちゃんが遊びに来てくれなくなって、寂しかった。もう、ずっとずっとそばにいてくれる?」
「うん、いーーーーー」
ひっ!
「アンジュ!!おいしいお菓子があるぞー。そろそろお茶にしよう、お茶に!!」
危ない、危ない!
私は、アンジュの返答を遮って、アンジュを読んだ。
わーいとニコニコ顔でこっちに来た娘の背後で、笑顔だけど、その笑顔が怖い!
なんかもう、すべてに裏があるように見える。
お菓子に夢中な子どものうちは気づかないだろうが、アンジュ。お前、ロックオンされているから…。
お父様が守ってあげるからね!
「将来は騎士に、だっけ。」
紅茶を一回飲んで、王子が呟く。
「妃として、王の剣になるというのもーーーーーーーーーーー
「ダメですっ!」
「ダメ、って決めるのはお前じゃないだろ、リチャード。」
「うちの娘はどこにもやりません!!」
やりませんからね!!!!!!!!!
くっ。
私は今、王太子家族の私室の応接間で、針の筵だ。
元の姿に戻った王太子とミレニア、私とマリー妃で、テーブルを囲んでお茶をしている。
やらかしたのは私なのだから、どんな責めでも受けねば。
「だから、私をしんがりにしろって言ったのに。あのあたりには騎士も憲兵もいなくて引き渡せなかったんだから。」
「どうせ、リチャード様のことだから、生真面目が悪い方に働いたのね。」
妻にも責められた。
うう、過ちは二度と繰り返さない。
私たちから少し離れたところでは、ディヴィッド王子とアンジュが仲良く本を読みながら、談話している。
冒険物を読んでいるようだ。
アンジュが立ち上がって、剣を振る動作をしている。
「仲直りしたみたいで、よかった…。」
マリー妃が目を細めてニコニコ。
「それはそうと、ディヴィッド様って護身術は習ってらっしゃったのね。当たり前だけれど。」
そうそう、あれは見事だった。
ミレニアに続いて、首をうんうんと振る。
「あの子なァ…。」
見た目はマリーだけど、中身は私なんだよな。
と、王太子は続けた。
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そういって、ずっと自分がそれなりに武術を習得していることを隠しているけれど。
得意なのは、合気術とステゴロ。
自分の拳で殴り倒す感触が好き。
荒事が嫌いとかとんでもない、どちらかというと戦闘狂に近い。
では、なぜ普段、大人しくしてるか。
それは、か弱く見せて、油断させておいてひっかけたいから。
怖!!!! 王子、こわっ!!!!!!!!!
王子に対するイメージが変わる。
それを踏まえて、娘と遊んでいる王子を見るとーーーーーーーーーー
「アンジュちゃんすごい!もうそんなに剣の型覚えたんだね!!」
「えっへん。」
「アンジュちゃんは、とっても可愛いのに、強いなんて、カッコいいし可愛いし素敵だね。僕、ずっとアンジュちゃんに守ってもらいたいなー。」
「えっ…。」
「僕、アンジュちゃんが遊びに来てくれなくなって、寂しかった。もう、ずっとずっとそばにいてくれる?」
「うん、いーーーーー」
ひっ!
「アンジュ!!おいしいお菓子があるぞー。そろそろお茶にしよう、お茶に!!」
危ない、危ない!
私は、アンジュの返答を遮って、アンジュを読んだ。
わーいとニコニコ顔でこっちに来た娘の背後で、笑顔だけど、その笑顔が怖い!
なんかもう、すべてに裏があるように見える。
お菓子に夢中な子どものうちは気づかないだろうが、アンジュ。お前、ロックオンされているから…。
お父様が守ってあげるからね!
「将来は騎士に、だっけ。」
紅茶を一回飲んで、王子が呟く。
「妃として、王の剣になるというのもーーーーーーーーーーー
「ダメですっ!」
「ダメ、って決めるのはお前じゃないだろ、リチャード。」
「うちの娘はどこにもやりません!!」
やりませんからね!!!!!!!!!
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