【完結】元SS冒険者の部隊長は王族に陥落される

竜鳴躍

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終章 魔王と勇者

閑話 海、それは青春

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やったー! テスト終わったぁ! 休みだーーー!


「剣、夏休みは海へ行こう、海。泊りがけで。」

妊娠して、遠出が出来なくなる前に、新婚時代を満喫したい。
いちゃいちゃしたい。
何より、今、剣の水着姿が見たい。

夜は花火もあがるんだ。

近くで夏祭りも!

だから浴衣もみたい!

結婚してるし、たまには一緒にお風呂も入るから、裸は見てるし、ベッドでシーツとか掛け布団にくるまった艶姿も知ってるけど!

それはそれ!



「…行ってもいいけど、最初で釘刺すけど、俺、女物の水着なんか着ないから。浴衣だって男物しか着ないからな。」


「どうして!? 見たい! きっと可愛いよ!」


「…あのなぁ、俺は戸籍は女にしたかもしれないけど、男のつもりなの。女装はイヤだよ。」

「ウェディングドレスとか、着物とか…。時々着てくれるじゃないか。」


「それは…っ。お前とかがすごく見たそうにするから…っ。それに、お前の妻として認めてもらうために何回か女物は着てるけど。けして、俺の趣味じゃないんだから!」


「…海行くんですか?」



古山がひょっこり顔を出す。



「行くなら、俺も付いていきますね。ボディーガード兼執事なので!」

くっそおお!

2人っきりで行きたかったのに…。









「あ、あのねっ。夜だったら、なんでも着てもいい…。」




帰り道。

手を繋いでぽつり呟く。



ああ、かわぅぃぃぃ。




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