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恋バナ
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「プリンシパルお兄様!」
こんな夜更けに。
サンベリルが可愛いもこもこのうさちゃんパジャマを着て。
枕を抱えて現れた。
「お兄さま。久しぶりに一緒に寝てはダメですか?」
首をこてん、と傾げる様は可愛らしい。
そうか。転移でいつでも会えると言っても、他国の王妃になるんだものな。
向こうのことは分からないけど、お母様から王妃の仕事について習い始めた可愛い弟。
先代から引き継げるものがないから、きっとたいへんだろう。
「いいよ。おいで。サンベリル。」
一緒に寝たのは何歳までだっただろうか。
体が小さくて、親がかかりきりにならなければならなかった可愛い弟。
俺だってまだまだ甘えたい盛りだった。
双子だから、同じだったのに。
嫉妬したこともあった。
俺は、聞き分けが良くて手のかからない、安心できる長男。
サンベリルが悪いわけじゃないのに。
「えへへ。お兄様、大好き。」
ベッドに招き入れると、ちょこんとサンベリルは座って、布団の中に潜り込んだ。
「……ねぇ、お兄様の好きな人って…。アムール先生じゃない?」
どきりとする。
「僕、お兄様の味方だよ?」
「そうか、双子だもんな。分かるよな…。そうだよ、先生が好きなんだ。だけどダメだよ。先生は俺のこと、子どもみたいにしか思ってないから…。だから、卒業まででいいんだ…。」
「それ、先生に確認したの?」
「してないけど…。」
「お兄さま、言わなかったらきっと後悔するよ。一回り年上くらい大丈夫だよ。お父様もお母さまもきっと許してくれる。万が一難色を示すようなら、僕が応援団になるから!」
そうだよな。
言わなかったら後悔する。
言わなくても、言ってダメでも、その時は見合いすることには変わりないんだから。
きっと、卒業したら先生と会えることはない。
こんな夜更けに。
サンベリルが可愛いもこもこのうさちゃんパジャマを着て。
枕を抱えて現れた。
「お兄さま。久しぶりに一緒に寝てはダメですか?」
首をこてん、と傾げる様は可愛らしい。
そうか。転移でいつでも会えると言っても、他国の王妃になるんだものな。
向こうのことは分からないけど、お母様から王妃の仕事について習い始めた可愛い弟。
先代から引き継げるものがないから、きっとたいへんだろう。
「いいよ。おいで。サンベリル。」
一緒に寝たのは何歳までだっただろうか。
体が小さくて、親がかかりきりにならなければならなかった可愛い弟。
俺だってまだまだ甘えたい盛りだった。
双子だから、同じだったのに。
嫉妬したこともあった。
俺は、聞き分けが良くて手のかからない、安心できる長男。
サンベリルが悪いわけじゃないのに。
「えへへ。お兄様、大好き。」
ベッドに招き入れると、ちょこんとサンベリルは座って、布団の中に潜り込んだ。
「……ねぇ、お兄様の好きな人って…。アムール先生じゃない?」
どきりとする。
「僕、お兄様の味方だよ?」
「そうか、双子だもんな。分かるよな…。そうだよ、先生が好きなんだ。だけどダメだよ。先生は俺のこと、子どもみたいにしか思ってないから…。だから、卒業まででいいんだ…。」
「それ、先生に確認したの?」
「してないけど…。」
「お兄さま、言わなかったらきっと後悔するよ。一回り年上くらい大丈夫だよ。お父様もお母さまもきっと許してくれる。万が一難色を示すようなら、僕が応援団になるから!」
そうだよな。
言わなかったら後悔する。
言わなくても、言ってダメでも、その時は見合いすることには変わりないんだから。
きっと、卒業したら先生と会えることはない。
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