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最終話 その後のこと。
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バスティン王国との協力体制で、大型の冷凍冷蔵設備を備えた船や保管庫を建造したフロース王国は、旬を問わず、豊かな海産物や農産物を他国に輸出できるようになった。
そして、この技術の権利はバスティン王国にあり、この技術を求めて他国から技術提供を求められたり、製品の注文がひっきりなしにくるようになり。
両国はともに発展していくことになる。
豊かな実りのフロース王国。
南国の美しい花々が咲き誇り、この実りを与えてくれた聖女・サンベリル王妃は、人々の間で豊穣の女神と呼ばれるようになった。
「ぼく…。女の子じゃないのに……。」
「女神のように、神々しいってことじゃないかな。」
腰を抱いて、転移で久しぶりのバスティン王国へ。
腕には、生まれたばかりの第一子。
リロンデルより若干肌の色が薄めの、菫色の瞳でオレンジ色の髪の男の子。
今日は里帰り!
「きゃははははは!あう!」
「ああああああああああん!」
「全くもう、リリアンったら!お転婆なんだから!きっとリーゼロッテ様みたいな女の子になるんじゃない?」
「大丈夫だよ、ラブリー。リリアン様も悪気はないんだから、許してあげようね。リリアン様も優しくしてね?」
「はぁあああああ!かわいいいいい!娘と孫かわいいいい!リリアン!ピンクいいでしょ!フリルとレース!お姉さまに似てもいいけど、ずっと可愛いの好きでいてね!」
「俺の天使が二人になった…!お父様の気持ち、今なら理解できる…!」
お城はとっても賑やか。
お母様が出産した僕たちの妹。お母さまそっくりの容姿の女の子の中身は、リーゼロッテ様に似ているみたい。
アムールさんが出産したのは、アムールさんにそっくりな男の子。性格はちょっと大人しいみたい。
……というか、リリアンが強すぎるだけな気がするけど。
「お父様、お母様!ただいま帰りました。」
「おお、その子がビジョンくんか!サンベリルとリロンデルによく似てる。」
「おめでとう、サンベリル。」
僕の腕の中のビジョンに、リリアンとラブリーも気になるみたい。
ふふ、仲良くしてね。
「お兄さまたち、お久しぶり。」
公爵領をうまくまとめているネニュファール。
心強い弟は、ずいぶん立派になった。
もうすぐ15歳になる。
学生と公爵を両立していて、すごいなあって思う。
「今日はみんなに発表があるんですよ。おいで、ハーバード。」
手を繋いで現れたハーバード様の顔は赤い。
「赤ちゃんができました…。」
うん。なんかもう驚かない。
僕、しあわせ。
僕たちはしあわせ。
小さく小さく生まれて、頼りなかった僕だけど、みんながいたから強くなれた。
僕はもうお母さまだし、王妃なのだもの。
リロンデルもいてくれる。
もっともっと、幸せになろう。
ね、旦那様。
【終わり】
そして、この技術の権利はバスティン王国にあり、この技術を求めて他国から技術提供を求められたり、製品の注文がひっきりなしにくるようになり。
両国はともに発展していくことになる。
豊かな実りのフロース王国。
南国の美しい花々が咲き誇り、この実りを与えてくれた聖女・サンベリル王妃は、人々の間で豊穣の女神と呼ばれるようになった。
「ぼく…。女の子じゃないのに……。」
「女神のように、神々しいってことじゃないかな。」
腰を抱いて、転移で久しぶりのバスティン王国へ。
腕には、生まれたばかりの第一子。
リロンデルより若干肌の色が薄めの、菫色の瞳でオレンジ色の髪の男の子。
今日は里帰り!
「きゃははははは!あう!」
「ああああああああああん!」
「全くもう、リリアンったら!お転婆なんだから!きっとリーゼロッテ様みたいな女の子になるんじゃない?」
「大丈夫だよ、ラブリー。リリアン様も悪気はないんだから、許してあげようね。リリアン様も優しくしてね?」
「はぁあああああ!かわいいいいい!娘と孫かわいいいい!リリアン!ピンクいいでしょ!フリルとレース!お姉さまに似てもいいけど、ずっと可愛いの好きでいてね!」
「俺の天使が二人になった…!お父様の気持ち、今なら理解できる…!」
お城はとっても賑やか。
お母様が出産した僕たちの妹。お母さまそっくりの容姿の女の子の中身は、リーゼロッテ様に似ているみたい。
アムールさんが出産したのは、アムールさんにそっくりな男の子。性格はちょっと大人しいみたい。
……というか、リリアンが強すぎるだけな気がするけど。
「お父様、お母様!ただいま帰りました。」
「おお、その子がビジョンくんか!サンベリルとリロンデルによく似てる。」
「おめでとう、サンベリル。」
僕の腕の中のビジョンに、リリアンとラブリーも気になるみたい。
ふふ、仲良くしてね。
「お兄さまたち、お久しぶり。」
公爵領をうまくまとめているネニュファール。
心強い弟は、ずいぶん立派になった。
もうすぐ15歳になる。
学生と公爵を両立していて、すごいなあって思う。
「今日はみんなに発表があるんですよ。おいで、ハーバード。」
手を繋いで現れたハーバード様の顔は赤い。
「赤ちゃんができました…。」
うん。なんかもう驚かない。
僕、しあわせ。
僕たちはしあわせ。
小さく小さく生まれて、頼りなかった僕だけど、みんながいたから強くなれた。
僕はもうお母さまだし、王妃なのだもの。
リロンデルもいてくれる。
もっともっと、幸せになろう。
ね、旦那様。
【終わり】
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