18 / 40
後夜祭の夜
学園祭が終わりに近づく。
親族も招いた昼の賑わいから、夜の闇へ。
昼間に剣術大会を開いていた屋外競技場の中央には、業者に手配させていたキャンプファイヤーが燃える。
シュヴァリエが学園中に飾った造花は、灯りを灯し、光の花が神秘的に演出している。
オリエとレイにエスコートされた、キャンプファイヤーの女神が祝福をし、ダンスが始まる。
みな、婚約者がいる者は婚約者と、そうではない者は友人や兄妹で、またはこの機会に好いた相手と。
「シュヴァリエ。」
「なんでしょう?」
目を輝かせて会場を眺めていたシュヴァリエをこちらに向かせたすきに。
「………ん、ン?」
唇が唇を塞ぐ。
「え!え?ゼロ先輩?」
「ふふっ、隙あり。ご褒美だ。良く、頑張った。」
唇を離し、微笑むと、カアッと赤くなっている。
「私達も踊ろう。」
「レイナ様はいいんですか?」
「いいんだ。レイは、ルナと踊りたいのだから。」
見れば、確かにレイナ様はルナ様と踊っている。
「それにいいだろう?今の私は女性なのだ。女性に恥をかかせるんじゃない。」
「わかりました。」
二人、微笑んで。
なんて楽しいんだろう。
素敵な魔王様と女王様。レイナ様がいて。幼馴染のオリエもいる。
ゼロ先輩とお近づきになりたくて入った生徒会だけど、充実してる。
ずっと、ずっと。
卒業しても、家族を持っても。5人で仲良くできたら幸せだなあ。
親族も招いた昼の賑わいから、夜の闇へ。
昼間に剣術大会を開いていた屋外競技場の中央には、業者に手配させていたキャンプファイヤーが燃える。
シュヴァリエが学園中に飾った造花は、灯りを灯し、光の花が神秘的に演出している。
オリエとレイにエスコートされた、キャンプファイヤーの女神が祝福をし、ダンスが始まる。
みな、婚約者がいる者は婚約者と、そうではない者は友人や兄妹で、またはこの機会に好いた相手と。
「シュヴァリエ。」
「なんでしょう?」
目を輝かせて会場を眺めていたシュヴァリエをこちらに向かせたすきに。
「………ん、ン?」
唇が唇を塞ぐ。
「え!え?ゼロ先輩?」
「ふふっ、隙あり。ご褒美だ。良く、頑張った。」
唇を離し、微笑むと、カアッと赤くなっている。
「私達も踊ろう。」
「レイナ様はいいんですか?」
「いいんだ。レイは、ルナと踊りたいのだから。」
見れば、確かにレイナ様はルナ様と踊っている。
「それにいいだろう?今の私は女性なのだ。女性に恥をかかせるんじゃない。」
「わかりました。」
二人、微笑んで。
なんて楽しいんだろう。
素敵な魔王様と女王様。レイナ様がいて。幼馴染のオリエもいる。
ゼロ先輩とお近づきになりたくて入った生徒会だけど、充実してる。
ずっと、ずっと。
卒業しても、家族を持っても。5人で仲良くできたら幸せだなあ。
あなたにおすすめの小説
バイト先に元カレがいるんだが、どうすりゃいい?
cheeery
BL
サークルに一人暮らしと、完璧なキャンパスライフが始まった俺……広瀬 陽(ひろせ あき)
ひとつ問題があるとすれば金欠であるということだけ。
「そうだ、バイトをしよう!」
一人暮らしをしている近くのカフェでバイトをすることが決まり、初めてのバイトの日。
教育係として現れたのは……なんと高二の冬に俺を振った元カレ、三上 隼人(みかみ はやと)だった!
なんで元カレがここにいるんだよ!
俺の気持ちを弄んでフッた最低な元カレだったのに……。
「あんまり隙見せない方がいいよ。遠慮なくつけこむから」
「ねぇ、今どっちにドキドキしてる?」
なんか、俺……ずっと心臓が落ち着かねぇ!
もう一度期待したら、また傷つく?
あの時、俺たちが別れた本当の理由は──?
「そろそろ我慢の限界かも」
執着
紅林
BL
聖緋帝国の華族、瀬川凛は引っ込み思案で特に目立つこともない平凡な伯爵家の三男坊。だが、彼の婚約者は違った。帝室の血を引く高貴な公爵家の生まれであり帝国陸軍の将校として目覚しい活躍をしている男だった。
俺以外を見るのは許さないから
朝飛
BL
赤池凌平は、成瀬真介と出会い、緩やかに親交を深めてやがて恋人同士になるのだったが、時折違和感を抱いていた。
その違和感の正体が明らかになる時には、もう何もかも手遅れになってしまい……。
(女性と付き合うシーンもあります。)
※ネオページ、エブリスタにも同時掲載中。マイペースに更新します。
売れ残りオメガの従僕なる日々
灰鷹
BL
王弟騎士α(23才)× 地方貴族庶子Ω(18才)
※ 第12回BL大賞では、たくさんの応援をありがとうございました!
ユリウスが暮らすシャマラーン帝国では、平民のオメガは18才になると、宮廷で開かれる選定の儀に参加することが義務付けられている。王族の妾となるオメガを選ぶためのその儀式に参加し、誰にも選ばれずに売れ残ったユリウスは、国王陛下から「第3王弟に謀反の疑いがあるため、身辺を探るように」という密命を受け、オメガ嫌いと噂される第3王弟ラインハルトの従僕になった。
無口で無愛想な彼の優しい一面を知り、任務とは裏腹にラインハルトに惹かれていくユリウスであったが、働き始めて3カ月が過ぎたところで第3王弟殿下が辺境伯令嬢の婿養子になるという噂を聞き、従僕も解雇される。
王命で第二王子と婚姻だそうです(王子目線追加)
かのこkanoko
BL
第二王子と婚姻せよ。
はい?
自分、末端貴族の冴えない魔法使いですが?
しかも、男なんですが?
BL初挑戦!
ヌルイです。
王子目線追加しました。
沢山の方に読んでいただき、感謝します!!
6月3日、BL部門日間1位になりました。
ありがとうございます!!!
繋ぎの婚約を契約通り解消しようとしたら、王宮に溺愛軟禁されました
こたま
BL
エレンは子爵家のオメガ令息として産まれた。年上のアルファの王子殿下と年齢が釣り合うオメガ令息が少なく、他国との縁組も纏まらないため家格は低いが繋ぎとして一応婚約をしている。王子のことは兄のように慕っており、初恋の人ではあるけれど、契約終了時期か王子に想い人が現れた時には解消されるものと考えていた。ところが婚約解消時期の直前に王子宮に軟禁された。結婚を承諾するまでここから出さないと王子から溢れるほどの愛を与えられる。ハッピーエンドオメガバースBLです。
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!