20 / 202
オーロラ改めボヌールの心情
しおりを挟む
組織が経営する娼館の一室が、自分の部屋だった。
僕は男の子だったけど、女の子みたいな綺麗な顔をしていたし、何より、暗殺者になるなんて僕にはできないと思ったから、あの『箱庭』を出されて現実を知り、選択を求められたときに、『娼婦』になる方を選んだんだ。
でも、あの頃の僕は、『暗殺』が人殺しだということは分かっていても、『娼婦』が何をするのか、全然わかっていなかった。
知らなかったから選べたんだ。
人を傷つけるより自分が傷つく方を選んだ、って綺麗な言い方をすればそうだけど、何をさせられるのか知っていれば、僕は、『暗殺』の方を選んだと思う。
運動神経や反射神経は悪くなかったから、訓練すれば、それなりの腕になっていた気はする。
今になって思えば、もしかしたら、組織は初めから僕に娼婦を選ばせるつもりで、何をするのか、情報を与えなかったのかもしれない。
娼館に送られて、最初は先輩について仕事を教えてもらった。
といっても、先輩の客のあしらい方や、どういう風におもてなしをするのか、覗き見て学ぶのだ。
僕の先輩はゴールディ。ふわふわできれいなウェーブのかかった長い金髪に、緑色の目をした綺麗な女の子だった。
ゴールディのところには、毎日お客さんは来るけれど、どちらかといえば彼女を愛でたいタイプで、上目遣いで甘えれば、娘のような気持ちになって、それほど性行為を求めない、けれど、しっかりお店にお金を払ってくれるお客さんだった。
身なりもしっかりしていて、清潔感もあるし、あまり嫌な感じもしない。
ある日、見てしまった。
死んだ娼婦が、無造作に店の敷地の奥に掘った穴に廃棄されるところを。
肌がガサガサで、若いはずなのに老けて見える死体。
鼻が欠けている場合もあった。
どうしてこうなるんだろう。
そして、構成員が部屋を念入りに消毒しているのを見た。
「いい、オーロラ。あれが娼婦の末路よ。碌でもない客にあたるとね、病気をうつされて、ああやって死んでしまうの。私は嫌。だから、清潔で病気も持っていそうもない固定のお客さんに私は買ってもらうのよ。今のお客さんのだれかに私は身請けされるように頑張るわ!絶対に生きてここを出てやる…!」
ここで無事に生き延びる処世術を、僕は彼女から学んだ。
僕は女の子じゃない。
女の子みたいに愛されるには、時間に制限があるだろう。より可愛らしく、より幼く、より庇護欲が掻き立てられるように、僕は誰よりも声色や仕草に気をつけなければならない。
生き残るために必死だった。
気が付けば、僕は彼女からお客さんを取ってしまっていた。
お客さんたちは、どちらかといえば小児愛好家だったのだ。
だから、胸が膨らみ、豊満に熟れてきた彼女を捨てた。
そして、今では彼女はあの穴にいる。
人殺しをしたくなくて娼婦を選んだ僕は、同じ境遇の仲間を殺してしまったのだ。
あんな風になりたくない。
成長したくない。
食事を自分で制限して、身長が伸びるのを恐れた。
少しでも長く、かわいらしくいたい。
声が変わるのも嫌だ。
いつまでも、高い声が出せる様にならなくちゃ。
そうすれば、あんな風にはならない。
だれか、誰か早く僕をここから出して。
そうしたら、ある日。僕をずっと買ってくれるのに、お話だけする紳士のおじさんが現れた。
身なりもとてもいい。カッコいいおじさん。
僕は死んだ奥さんに似ているんだって。
そして、息子さんもいなくなって、生きていれば、僕と同じ年なんだって。
僕がおじさんの息子だったらよかったのに。
そうしたら、ここから出られた。
おじさんが買ってくれるようになって3か月が過ぎた。
この間、僕は一度も誰かに抱かれていない。
このまま、おじさんがずっと僕を買ってくれないかなあ。
僕のお客さんは毎日求めてくるわけじゃないし、しつこくないし、無体も強いないからだいぶマシなんだけど、でもやっぱり、ああいうことは本当はやりたくないよ。
そうしたら、お店に騎士の人たちがいきなり入ってきて、組織を壊滅させたって。僕らはみんな自由だって。
組織で育った子で働いていたのは僕だけで、僕以外の子たちは、みんな騙されて働かされている女の子たちだった。
女の子たちは、孤児じゃないから、帰る場所がある。
みんな泣いて喜んでいて、いいなあって思った。
だって、壊滅したのはいいけど、僕は行くところがないんだもの。
躰しか売ってこなかったのに、放り出されてまともに働けるだろうか。
そう思っていたら、あの紳士が迎えに来てくれたんだよ。
「ボヌール!私のボヌール!やっと、やっと明かせる!私はリッシュ辺境伯。君はボヌール。私の息子なのだ!」
えっ。
……ぼく、孤児じゃなかったの?
貴族の子だったの?
色んな感情がごちゃ混ぜになって、涙が出てきた。
そして、連れてこられたお屋敷には、兄と、後妻さんと、半分血のつながった弟がいた。
お父さんは喜んで連れてきてくれたけど、屋敷のみんなや他の人たちは冷たい。
僕が娼婦だったから。
「汚らわしい手で俺に触れないでくれ。血が繋がっていると思うと、虫唾が走る。」
「うちのケイちゃんに色目を使うのはやめて頂戴。本当に、男ならだれでもいいのね。」
「……気持ちが悪い。」
お父さん、貴方のいないところで、僕がどれだけ傷ついているのか、あなたは知らないでしょう。
お父さんが、僕を学園に入学させるって言ってきた。
兄はとっくに卒業して父の補佐をしているし、弟の入学は僕の3年後だから、被らなくて本当に良かった。
だって、あの兄弟が一緒なんて、針の筵過ぎる。
何よりうれしかったのは、領地が辺境だから、学生寮に入れること。
お父さんは、仕事でよく都にいっているから、寮に入っても、お父さんとは会えるのが嬉しい。
兄たちに、男遊びで家名に恥をかかせるなよ、と釘を刺されながら、僕は入寮の用意をした。
そんなこと、言われなくたってしない!と叫びたかった。
僕は男の子だったけど、女の子みたいな綺麗な顔をしていたし、何より、暗殺者になるなんて僕にはできないと思ったから、あの『箱庭』を出されて現実を知り、選択を求められたときに、『娼婦』になる方を選んだんだ。
でも、あの頃の僕は、『暗殺』が人殺しだということは分かっていても、『娼婦』が何をするのか、全然わかっていなかった。
知らなかったから選べたんだ。
人を傷つけるより自分が傷つく方を選んだ、って綺麗な言い方をすればそうだけど、何をさせられるのか知っていれば、僕は、『暗殺』の方を選んだと思う。
運動神経や反射神経は悪くなかったから、訓練すれば、それなりの腕になっていた気はする。
今になって思えば、もしかしたら、組織は初めから僕に娼婦を選ばせるつもりで、何をするのか、情報を与えなかったのかもしれない。
娼館に送られて、最初は先輩について仕事を教えてもらった。
といっても、先輩の客のあしらい方や、どういう風におもてなしをするのか、覗き見て学ぶのだ。
僕の先輩はゴールディ。ふわふわできれいなウェーブのかかった長い金髪に、緑色の目をした綺麗な女の子だった。
ゴールディのところには、毎日お客さんは来るけれど、どちらかといえば彼女を愛でたいタイプで、上目遣いで甘えれば、娘のような気持ちになって、それほど性行為を求めない、けれど、しっかりお店にお金を払ってくれるお客さんだった。
身なりもしっかりしていて、清潔感もあるし、あまり嫌な感じもしない。
ある日、見てしまった。
死んだ娼婦が、無造作に店の敷地の奥に掘った穴に廃棄されるところを。
肌がガサガサで、若いはずなのに老けて見える死体。
鼻が欠けている場合もあった。
どうしてこうなるんだろう。
そして、構成員が部屋を念入りに消毒しているのを見た。
「いい、オーロラ。あれが娼婦の末路よ。碌でもない客にあたるとね、病気をうつされて、ああやって死んでしまうの。私は嫌。だから、清潔で病気も持っていそうもない固定のお客さんに私は買ってもらうのよ。今のお客さんのだれかに私は身請けされるように頑張るわ!絶対に生きてここを出てやる…!」
ここで無事に生き延びる処世術を、僕は彼女から学んだ。
僕は女の子じゃない。
女の子みたいに愛されるには、時間に制限があるだろう。より可愛らしく、より幼く、より庇護欲が掻き立てられるように、僕は誰よりも声色や仕草に気をつけなければならない。
生き残るために必死だった。
気が付けば、僕は彼女からお客さんを取ってしまっていた。
お客さんたちは、どちらかといえば小児愛好家だったのだ。
だから、胸が膨らみ、豊満に熟れてきた彼女を捨てた。
そして、今では彼女はあの穴にいる。
人殺しをしたくなくて娼婦を選んだ僕は、同じ境遇の仲間を殺してしまったのだ。
あんな風になりたくない。
成長したくない。
食事を自分で制限して、身長が伸びるのを恐れた。
少しでも長く、かわいらしくいたい。
声が変わるのも嫌だ。
いつまでも、高い声が出せる様にならなくちゃ。
そうすれば、あんな風にはならない。
だれか、誰か早く僕をここから出して。
そうしたら、ある日。僕をずっと買ってくれるのに、お話だけする紳士のおじさんが現れた。
身なりもとてもいい。カッコいいおじさん。
僕は死んだ奥さんに似ているんだって。
そして、息子さんもいなくなって、生きていれば、僕と同じ年なんだって。
僕がおじさんの息子だったらよかったのに。
そうしたら、ここから出られた。
おじさんが買ってくれるようになって3か月が過ぎた。
この間、僕は一度も誰かに抱かれていない。
このまま、おじさんがずっと僕を買ってくれないかなあ。
僕のお客さんは毎日求めてくるわけじゃないし、しつこくないし、無体も強いないからだいぶマシなんだけど、でもやっぱり、ああいうことは本当はやりたくないよ。
そうしたら、お店に騎士の人たちがいきなり入ってきて、組織を壊滅させたって。僕らはみんな自由だって。
組織で育った子で働いていたのは僕だけで、僕以外の子たちは、みんな騙されて働かされている女の子たちだった。
女の子たちは、孤児じゃないから、帰る場所がある。
みんな泣いて喜んでいて、いいなあって思った。
だって、壊滅したのはいいけど、僕は行くところがないんだもの。
躰しか売ってこなかったのに、放り出されてまともに働けるだろうか。
そう思っていたら、あの紳士が迎えに来てくれたんだよ。
「ボヌール!私のボヌール!やっと、やっと明かせる!私はリッシュ辺境伯。君はボヌール。私の息子なのだ!」
えっ。
……ぼく、孤児じゃなかったの?
貴族の子だったの?
色んな感情がごちゃ混ぜになって、涙が出てきた。
そして、連れてこられたお屋敷には、兄と、後妻さんと、半分血のつながった弟がいた。
お父さんは喜んで連れてきてくれたけど、屋敷のみんなや他の人たちは冷たい。
僕が娼婦だったから。
「汚らわしい手で俺に触れないでくれ。血が繋がっていると思うと、虫唾が走る。」
「うちのケイちゃんに色目を使うのはやめて頂戴。本当に、男ならだれでもいいのね。」
「……気持ちが悪い。」
お父さん、貴方のいないところで、僕がどれだけ傷ついているのか、あなたは知らないでしょう。
お父さんが、僕を学園に入学させるって言ってきた。
兄はとっくに卒業して父の補佐をしているし、弟の入学は僕の3年後だから、被らなくて本当に良かった。
だって、あの兄弟が一緒なんて、針の筵過ぎる。
何よりうれしかったのは、領地が辺境だから、学生寮に入れること。
お父さんは、仕事でよく都にいっているから、寮に入っても、お父さんとは会えるのが嬉しい。
兄たちに、男遊びで家名に恥をかかせるなよ、と釘を刺されながら、僕は入寮の用意をした。
そんなこと、言われなくたってしない!と叫びたかった。
22
あなたにおすすめの小説
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
国民的アイドルの元ライバルが、俺の底辺配信をなぜか認知している
逢 舞夏
BL
「高校に行っても、お前には負けないからな!」
「……もう、俺を追いかけるな」
中三の卒業式。幼馴染であり、唯一無二のライバルだった蓮田深月(はすだ みつき)にそう突き放されたあの日から、俺の時間は止まったままだ。
あれから15年。深月は国民的アイドルグループのセンターとして芸能界の頂点に立ち、俺、梅本陸(うめもと りく)は、アパートでコンビニのサラミを齧る、しがない30歳の社畜になった。
誰にも祝われない30歳の誕生日。孤独と酒に酔った勢いで、俺は『おでん』という名の猫耳アバターを被り、VTuberとして配信を始めた。
どうせ誰も来ない。チラ裏の愚痴配信だ。
そう思っていた俺の画面を、見たことのない金額の赤スパ(投げ銭)が埋め尽くした。
『K:¥50,000 誕生日おめでとう。いい声だ、もっと話して』
『K』と名乗る謎の太客。
【執着強めの国民的アイドル】×【酒飲みツンデレおじさんV】
自己肯定感低めの不幸な義弟が完璧な義兄と大揉めに揉める話
あと
BL
「こんな僕をお兄ちゃんは嫌ってるだろうな」
トップ俳優な完璧超人の義理の兄×不幸な自己肯定感低めのネガティブ義理の弟です。
お金ない受けが追い詰められて変なアルバイトしようとしたら、攻めと再会して……?みたいな話です。
攻めがヤンデレ気味で、受けがマジで卑屈なので苦手な人はブラウザバックで。
兄弟は親が離婚してるため、苗字が違います。
攻め:水瀬真広
受け:神崎彼方
⚠️作者は芸能界にもお葬式ににもエアプなので、気にしないでください。
途中でモブおじが出てきます。
義理とはいえ兄弟なので、地雷の人はブラウザバックで。
初投稿です。
初投稿がちょっと人を選ぶ作品なので不安です。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
内容も時々サイレント修正するかもです。
定期的にタグ整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
愛され少年と嫌われ少年
透
BL
美しい容姿と高い魔力を持ち、誰からも愛される公爵令息のアシェル。アシェルは王子の不興を買ったことで、「顔を焼く」という重い刑罰を受けることになってしまった。
顔を焼かれる苦痛と恐怖に絶叫した次の瞬間、アシェルはまったく別の場所で別人になっていた。それは同じクラスの少年、顔に大きな痣がある、醜い嫌われ者のノクスだった。
元に戻る方法はわからない。戻れたとしても焼かれた顔は醜い。さらにアシェルはノクスになったことで、自分が顔しか愛されていなかった現実を知ってしまう…。
【嫌われ少年の幼馴染(騎士団所属)×愛され少年】
※本作はムーンライトノベルズでも公開しています。
【完結】抱っこからはじまる恋
* ゆるゆ
BL
満員電車で、立ったまま寄りかかるように寝てしまった高校生の愛希を抱っこしてくれたのは、かっこいい社会人の真紀でした。接点なんて、まるでないふたりの、抱っこからはじまる、しあわせな恋のお話です。
ふたりの動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵もあがります。
YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
BLoveさまのコンテストに応募しているお話を倍以上の字数増量でお送りする、アルファポリスさま限定版です!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
【完結】執着系幼馴染みが、大好きな彼を手に入れるために叶えたい6つの願い事。
髙槻 壬黎
BL
ヤンデレ執着攻め×鈍感強気受け
ユハン・イーグラントには、幼い頃から共に過ごしてきた幼馴染みがいる。それは、天使のような美貌を持つミカイル・アイフォスターという男。
彼は公爵家の嫡男として、いつも穏やかな微笑みを浮かべ、凛とした立ち振舞いをしているが、ユハンの前では違う。というのも、ミカイルは実のところ我が儘で、傲慢な一面を併せ持ち、さらには時々様子がおかしくなって頬を赤らめたり、ユハンの行動を制限してこようとするときがあるのだ。
けれども、ユハンにとってミカイルは大切な友達。
だから彼のことを憎らしく思うときがあっても、なんだかんだこれまで許してきた。
だというのに、どうやらミカイルの気持ちはユハンとは違うようで‥‥‥‥?
そんな中、偶然出会った第二王子や、学園の生徒達を巻き込んで、ミカイルの想いは暴走していく────
※旧題「執着系幼馴染みの、絶対に叶えたい6つの願い事。」
ギルド職員は高ランク冒険者の執愛に気づかない
Ayari(橋本彩里)
BL
王都東支部の冒険者ギルド職員として働いているノアは、本部ギルドの嫌がらせに腹を立て飲みすぎ、酔った勢いで見知らぬ男性と夜をともにしてしまう。
かなり戸惑ったが、一夜限りだし相手もそう望んでいるだろうと挨拶もせずその場を後にした。
後日、一夜の相手が有名な高ランク冒険者パーティの一人、美貌の魔剣士ブラムウェルだと知る。
群れることを嫌い他者を寄せ付けないと噂されるブラムウェルだがノアには態度が違って……
冷淡冒険者(ノア限定で世話焼き甘えた)とマイペースギルド職員、周囲の思惑や過去が交差する。
表紙は友人絵師kouma.作です♪
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる