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まずは官僚の血が騒ぐのよ
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シナリオを強制破壊してやる前に、ちょっと放っておけないのをどうにかしましょう。
「お父様、予算が足りないのですか?」
「ああ、そうなんだよ。」
「でも、災害も不作もどこの領地にもいつ起こるか分からない問題ですよね。領主が各自どうにかするべきだと思うのですが、国がやらなければならないのですか?」
「うーん、そうなんだけどね。あまり被害が大きい場合は領地だけに任せるのもね…。」
私は今、10歳そこらの令嬢。子ども。
ここは、前世の某頭脳は大人な小学生をイメージして、かましてみましょう。
「あれあれぇ~?そうしたら、みんなでお金を出し合ったらどうでしょうか~~~?明日は我が身なのかもしれないのですものぉ~。みんなでいざという時に貯金して、そこから支援できたらいいのにぃ~。」
苦しかったかしら。
態とらしいかしら。
「それだああ―――――――――――――――――!!!!」
カッと目を見開いたお父様は私を抱き上げ、くるっと回った。
「ファンドだ!ファンドを立ち上げるぞ!こうしてはいられない!至急各貴族、特に高位貴族に通達だ!」
「国庫はアテにならないから、貴族たちで出し合うんですね!」
「何かあれば適用できる資金があれば安心だー!」
「国の財布とは別だから、狸たちにも奪われない!」
うふふ、よかったわ。
「カトレアお嬢様は天才だ!女神だ!」
「さすが王太子殿下の婚約者!」
ん??
徹夜続きの危ないテンションの中、私は国の救世主になったらしい。
まあ、いいか。
将来、万一ヒロインに陥れられたら、皆さん私を守ってくださいね。
「お父様、予算が足りないのですか?」
「ああ、そうなんだよ。」
「でも、災害も不作もどこの領地にもいつ起こるか分からない問題ですよね。領主が各自どうにかするべきだと思うのですが、国がやらなければならないのですか?」
「うーん、そうなんだけどね。あまり被害が大きい場合は領地だけに任せるのもね…。」
私は今、10歳そこらの令嬢。子ども。
ここは、前世の某頭脳は大人な小学生をイメージして、かましてみましょう。
「あれあれぇ~?そうしたら、みんなでお金を出し合ったらどうでしょうか~~~?明日は我が身なのかもしれないのですものぉ~。みんなでいざという時に貯金して、そこから支援できたらいいのにぃ~。」
苦しかったかしら。
態とらしいかしら。
「それだああ―――――――――――――――――!!!!」
カッと目を見開いたお父様は私を抱き上げ、くるっと回った。
「ファンドだ!ファンドを立ち上げるぞ!こうしてはいられない!至急各貴族、特に高位貴族に通達だ!」
「国庫はアテにならないから、貴族たちで出し合うんですね!」
「何かあれば適用できる資金があれば安心だー!」
「国の財布とは別だから、狸たちにも奪われない!」
うふふ、よかったわ。
「カトレアお嬢様は天才だ!女神だ!」
「さすが王太子殿下の婚約者!」
ん??
徹夜続きの危ないテンションの中、私は国の救世主になったらしい。
まあ、いいか。
将来、万一ヒロインに陥れられたら、皆さん私を守ってくださいね。
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