2 / 61
まずは官僚の血が騒ぐのよ
シナリオを強制破壊してやる前に、ちょっと放っておけないのをどうにかしましょう。
「お父様、予算が足りないのですか?」
「ああ、そうなんだよ。」
「でも、災害も不作もどこの領地にもいつ起こるか分からない問題ですよね。領主が各自どうにかするべきだと思うのですが、国がやらなければならないのですか?」
「うーん、そうなんだけどね。あまり被害が大きい場合は領地だけに任せるのもね…。」
私は今、10歳そこらの令嬢。子ども。
ここは、前世の某頭脳は大人な小学生をイメージして、かましてみましょう。
「あれあれぇ~?そうしたら、みんなでお金を出し合ったらどうでしょうか~~~?明日は我が身なのかもしれないのですものぉ~。みんなでいざという時に貯金して、そこから支援できたらいいのにぃ~。」
苦しかったかしら。
態とらしいかしら。
「それだああ―――――――――――――――――!!!!」
カッと目を見開いたお父様は私を抱き上げ、くるっと回った。
「ファンドだ!ファンドを立ち上げるぞ!こうしてはいられない!至急各貴族、特に高位貴族に通達だ!」
「国庫はアテにならないから、貴族たちで出し合うんですね!」
「何かあれば適用できる資金があれば安心だー!」
「国の財布とは別だから、狸たちにも奪われない!」
うふふ、よかったわ。
「カトレアお嬢様は天才だ!女神だ!」
「さすが王太子殿下の婚約者!」
ん??
徹夜続きの危ないテンションの中、私は国の救世主になったらしい。
まあ、いいか。
将来、万一ヒロインに陥れられたら、皆さん私を守ってくださいね。
「お父様、予算が足りないのですか?」
「ああ、そうなんだよ。」
「でも、災害も不作もどこの領地にもいつ起こるか分からない問題ですよね。領主が各自どうにかするべきだと思うのですが、国がやらなければならないのですか?」
「うーん、そうなんだけどね。あまり被害が大きい場合は領地だけに任せるのもね…。」
私は今、10歳そこらの令嬢。子ども。
ここは、前世の某頭脳は大人な小学生をイメージして、かましてみましょう。
「あれあれぇ~?そうしたら、みんなでお金を出し合ったらどうでしょうか~~~?明日は我が身なのかもしれないのですものぉ~。みんなでいざという時に貯金して、そこから支援できたらいいのにぃ~。」
苦しかったかしら。
態とらしいかしら。
「それだああ―――――――――――――――――!!!!」
カッと目を見開いたお父様は私を抱き上げ、くるっと回った。
「ファンドだ!ファンドを立ち上げるぞ!こうしてはいられない!至急各貴族、特に高位貴族に通達だ!」
「国庫はアテにならないから、貴族たちで出し合うんですね!」
「何かあれば適用できる資金があれば安心だー!」
「国の財布とは別だから、狸たちにも奪われない!」
うふふ、よかったわ。
「カトレアお嬢様は天才だ!女神だ!」
「さすが王太子殿下の婚約者!」
ん??
徹夜続きの危ないテンションの中、私は国の救世主になったらしい。
まあ、いいか。
将来、万一ヒロインに陥れられたら、皆さん私を守ってくださいね。
あなたにおすすめの小説
逃げたい悪役令嬢と、逃がさない王子
もちもちほっぺ
恋愛
セレスティーナ・エヴァンジェリンは今日も王宮の廊下を静かに歩きながら、ちらりと視線を横に流した。白いドレスを揺らし、愛らしく微笑むアリシア・ローゼンベルクの姿を目にするたび、彼女の胸はわずかに弾む。
(その調子よ、アリシア。もっと頑張って! あなたがしっかり王子を誘惑してくれれば、私は自由になれるのだから!)
期待に満ちた瞳で、影からこっそり彼女の奮闘を見守る。今日こそレオナルトがアリシアの魅力に落ちるかもしれない——いや、落ちてほしい。
婚約破棄された悪役令嬢の心の声が面白かったので求婚してみた
夕景あき
恋愛
人の心の声が聞こえるカイルは、孤独の闇に閉じこもっていた。唯一の救いは、心の声まで真摯で温かい異母兄、第一王子の存在だけだった。
そんなカイルが、外交(婚約者探し)という名目で三国交流会へ向かうと、目の前で隣国の第二王子による公開婚約破棄が発生する。
婚約破棄された令嬢グレースは、表情一つ変えない高潔な令嬢。しかし、カイルがその心の声を聞き取ると、思いも寄らない内容が聞こえてきたのだった。
王子、おひとり様で残りの人生をお楽しみください!
ちゃっぴー
恋愛
「ラーニャ、貴様との婚約を破棄する!」
卒業パーティーの真っ最中、ナルシストな第一王子ウィルフレッドに身に覚えのない罪で断罪された公爵令嬢ラーニャ。しかし、彼女はショックを受けるどころか、優雅に微笑んで拍手を送った。
なぜなら、ラーニャはとっくに王子の無能さに愛想を尽かし、この日のために完璧な「撤退準備」を進めていたからだ。
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
『お前の顔は見飽きた!』内心ガッツポーズで辺境へ
夏乃みのり
恋愛
「リーナ・フォン・アトラス! 貴様との婚約を破棄する!」
華やかな王宮の夜会で、第一王子ジュリアンに突きつけられた非情な宣告。冤罪を被せられ、冷酷な悪役令嬢として追放を言い渡されたリーナだったが、彼女の内心は……「やったーーー! これでやっとトレーニングに専念できるわ!」と歓喜に震えていた!
何やってんのヒロイン
ネコフク
恋愛
前世の記憶を持っている侯爵令嬢のマユリカは第二王子であるサリエルの婚約者。
自分が知ってる乙女ゲームの世界に転生しているときづいたのは幼少期。悪役令嬢だなーでもまあいっか、とのんきに過ごしつつヒロインを監視。
始めは何事もなかったのに学園に入る半年前から怪しくなってきて・・・
それに婚約者の王子がおかんにジョブチェンジ。めっちゃ甲斐甲斐しくお世話されてるんですけど。どうしてこうなった。
そんな中とうとうヒロインが入学する年に。
・・・え、ヒロイン何してくれてんの?
※本編・番外編完結。小話待ち。
未来の記憶を手に入れて~婚約破棄された瞬間に未来を知った私は、受け入れて逃げ出したのだが~
キョウキョウ
恋愛
リムピンゼル公爵家の令嬢であるコルネリアはある日突然、ヘルベルト王子から婚約を破棄すると告げられた。
その瞬間にコルネリアは、処刑されてしまった数々の未来を見る。
絶対に死にたくないと思った彼女は、婚約破棄を快く受け入れた。
今後は彼らに目をつけられないよう、田舎に引きこもって地味に暮らすことを決意する。
それなのに、王子の周りに居た人達が次々と私に求婚してきた!?
※カクヨムにも掲載中の作品です。
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!