【完結】美貌のオメガは正体を隠す

竜鳴躍

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番外編など

お前の匂いは好きだ

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人気アイドルグループSPLASHの鹿島葵とくれば、爽やかでスラリとした美形だったはずだ。


ヒートのせいだけじゃないだろう。

本当はどことなく粗野なところもある男だ。
オメガで、あんなふうに襲われるのが日常茶飯事なら、毒づきたくもなるのかもしれない。


「お前……っ、シタことある?」
紅潮し瞳を潤ませている鹿島の呼吸は荒い。

服は乱れ、靴下は履いたままだが下は裸でシャツを引っ掛けている姿だ。

俺をベッドに突き飛ばし、這うように迫ってくる。

俺も、体温が上がってる。
魅力的な香りだ。
カスタードクリームのような、甘い匂い。


「あるわけないだろ!」

「奇遇だな、俺もなんだ。でも、なんとかしてよ。俺はオメガでお前はアルファ。本能でどうとでもなるでしょ。」


そこで、俺の理性はぷつりと切れた。



「ああ、ああーっ!」

濡れたそこに己の昂りを突き立て、鹿島の処女を奪う。

見かけによらず、遊び人ではない。
好感がもてる。


「あ、あん。はじめっ、いい匂い………。キャラメルみたいっ。すき、」

ガツガツと奥を突き、しこりを刺激すると、すぐに鹿島は達した。

「こんなんでよく、グループの奴にやられなかったな…!」

鹿島の中は初めから俺のためにあるようにピッタリで、搾り取るような動きがいい。

「俺にだって好みが………!」

「お前、俺にも同じこと言ってなかった?」


「いい、お前ならいい!」
潤んだ瞳で見つめる。
「葵、ってよんで。はじめっ!」



どうしよう。

お互いに匂いにこんなに惹かれるなんて。

もしかしたら、俺たちは運命なのだろうか。


中へ熱いモノを何度も放ち、くったりする体を抱きしめて。


葵に同意を取り、

その項に本能のまま歯を立てた。




「あ、……ハッ。」

浴室で俺の出したものを掻き出してやる。

「デキてたら、責任、取るから。俺はお前が好きみたいだ。」

「俺も好きだよ、たぶん。」

「あのチンピラなんだったんだ?」

「アレ、昔の仲間。昔から俺とヤろうってしつこくて。俺、一時期荒れてて、暴走族にいたんだ。」

「危なっかしいな。」

これからは俺が守ってやらないと。
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