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大好きなエリム
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「エリム!」
3-Aの教室に行くと、一人で席に座ったままのエリムがいた。
髪の色が目の覚めるような見事な赤だから目立つ。
「その声はスノウ!珍しいね。いつもあの場所でしか会わなかったのに。」
ぱぁっと華が咲いたような笑顔。
エリムは高身長ですらっとしてるし、かっこいいんだけど、可愛い!
「うん。ちょっと事情が変わって、仕事がなくなったから自由になったんだ。だから、今日からはどこででも一緒に勉強できるよ。図書室でもここでも。勉強以外でも休み時間はできればエリムといたいんだけど、だめ?俺、他に友達いないんだよ。」
「えっ…。」
ぽぽっと頬が染まる。
可愛い!
「もちろん、いいよ。」
「じゃあ、これから一緒にご飯にしようよ。いつもご飯してからあそこに来てくれてたんでしょ?いつもお昼はどうしてるの?」
「混むのが怖いから…、食べない。」
「ダメだよ!ちゃんとご飯は食べなきゃ!エリムは痩せすぎだからもっと太ろ?俺と一緒なら大丈夫でしょ。」
白杖を持ったエリムをエスコートして食堂へ向かう。
『マリエル』ではいつも通っている場所だけど、『スノウ』として、エリムが一緒だから嬉しい!
るんるん気分で食堂に行って先に席を探す。
エリムは杖も持っているし、目が不自由だから先に席をとっていた方がいい。
キョロキョロしていたら、目立つ金髪がいた。
「やあ、スノウ。そちらはご友人のエリム君かな。食事なら一緒にどうだい?私のテーブル、席が空いてるんだ。」
くそう。
ジョエル王太子殿下め。
在学中は使わなかったくせに!
「ねえ、スノウ。こちらは?」
「ああ、ジョエル王太子殿下。立派な殿下だったはずなのに、なぜか俺のストーカーになってしまわれたんだ。」
「えぇ…。初めまして、エリム=シュタインです。では、お言葉に甘えさせていただきます。」
「散々ないい様だけどいいよ。よろしくね、エリム君。スノウは渡さないからねっ。」
「申し訳ありませんが、スノウは物ではありません。王命で得られたとしても、少なくとも心は彼の物。あまりそのようなことを仰られると、ますますスノウの心は離れてしまうと思いますよ?」
やだ。エリムかっこいい。
3-Aの教室に行くと、一人で席に座ったままのエリムがいた。
髪の色が目の覚めるような見事な赤だから目立つ。
「その声はスノウ!珍しいね。いつもあの場所でしか会わなかったのに。」
ぱぁっと華が咲いたような笑顔。
エリムは高身長ですらっとしてるし、かっこいいんだけど、可愛い!
「うん。ちょっと事情が変わって、仕事がなくなったから自由になったんだ。だから、今日からはどこででも一緒に勉強できるよ。図書室でもここでも。勉強以外でも休み時間はできればエリムといたいんだけど、だめ?俺、他に友達いないんだよ。」
「えっ…。」
ぽぽっと頬が染まる。
可愛い!
「もちろん、いいよ。」
「じゃあ、これから一緒にご飯にしようよ。いつもご飯してからあそこに来てくれてたんでしょ?いつもお昼はどうしてるの?」
「混むのが怖いから…、食べない。」
「ダメだよ!ちゃんとご飯は食べなきゃ!エリムは痩せすぎだからもっと太ろ?俺と一緒なら大丈夫でしょ。」
白杖を持ったエリムをエスコートして食堂へ向かう。
『マリエル』ではいつも通っている場所だけど、『スノウ』として、エリムが一緒だから嬉しい!
るんるん気分で食堂に行って先に席を探す。
エリムは杖も持っているし、目が不自由だから先に席をとっていた方がいい。
キョロキョロしていたら、目立つ金髪がいた。
「やあ、スノウ。そちらはご友人のエリム君かな。食事なら一緒にどうだい?私のテーブル、席が空いてるんだ。」
くそう。
ジョエル王太子殿下め。
在学中は使わなかったくせに!
「ねえ、スノウ。こちらは?」
「ああ、ジョエル王太子殿下。立派な殿下だったはずなのに、なぜか俺のストーカーになってしまわれたんだ。」
「えぇ…。初めまして、エリム=シュタインです。では、お言葉に甘えさせていただきます。」
「散々ないい様だけどいいよ。よろしくね、エリム君。スノウは渡さないからねっ。」
「申し訳ありませんが、スノウは物ではありません。王命で得られたとしても、少なくとも心は彼の物。あまりそのようなことを仰られると、ますますスノウの心は離れてしまうと思いますよ?」
やだ。エリムかっこいい。
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