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別れはさみしいよ
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緑色の絨毯に、シーツを敷いて。
ランチボックス。コーヒーカップ!
エリムが危ないから、水場から少し離れた平たい場所に陣地をとる。
「うわああ!花がいっぱい!」
靴を脱いで、はしゃぐようにくるくる踊る。
「俺、外に出してもらえなかったから、すっごく嬉しい!」
そういうと、ジョエルがものすごく優しく笑っている。
「スノウ、どんな花があるの?教えて。」
エリムのお願い。
俺は、一つずつ花を摘んだ。
エリムの鼻の近くに花を差し出しながら、説明する。
「世界はいろんな色で溢れているんだね。でも、私には赤がどんな色なのか、緑がどんな色なのか分からない。……風が心地よいこと、草の匂い、花の匂い、せせらぎの音、水の冷ややかさ、そういったことは分かるけれど。」
「ごめん、うまく説明できなくて。」
「ううん、仕方ないことだから。」
「スノウ、エリム。まずはランチにしよう。」
ジョエルが呼んでる。ケントとタイタンは、ランチの準備をしていて、ユーカリ嬢もお茶の準備をしてくれている。
「サンドイッチだ。おいしそうだよ、エリム。」
エリムの手を引いて、皆の輪の中に誘導する。
「スノウ。私、母方のビューア侯爵の養子になったんだ。今の名前は、エリム=ビューア。それで、近々手術をしに医療の島であるドクトル島に行くんだ。手術の後、経過観察もあるから、何か月か帰れない。」
「えっ…。」
「殿下、私はスノウに相応しい自分になるために、目を治します。それから、勝負ですよ?」
ちょっとの間でもお別れは寂しいよ。
でも、エリムのためだから、笑ってお別れしなきゃ。
エリムは帰ってくるんだし!
ランチボックス。コーヒーカップ!
エリムが危ないから、水場から少し離れた平たい場所に陣地をとる。
「うわああ!花がいっぱい!」
靴を脱いで、はしゃぐようにくるくる踊る。
「俺、外に出してもらえなかったから、すっごく嬉しい!」
そういうと、ジョエルがものすごく優しく笑っている。
「スノウ、どんな花があるの?教えて。」
エリムのお願い。
俺は、一つずつ花を摘んだ。
エリムの鼻の近くに花を差し出しながら、説明する。
「世界はいろんな色で溢れているんだね。でも、私には赤がどんな色なのか、緑がどんな色なのか分からない。……風が心地よいこと、草の匂い、花の匂い、せせらぎの音、水の冷ややかさ、そういったことは分かるけれど。」
「ごめん、うまく説明できなくて。」
「ううん、仕方ないことだから。」
「スノウ、エリム。まずはランチにしよう。」
ジョエルが呼んでる。ケントとタイタンは、ランチの準備をしていて、ユーカリ嬢もお茶の準備をしてくれている。
「サンドイッチだ。おいしそうだよ、エリム。」
エリムの手を引いて、皆の輪の中に誘導する。
「スノウ。私、母方のビューア侯爵の養子になったんだ。今の名前は、エリム=ビューア。それで、近々手術をしに医療の島であるドクトル島に行くんだ。手術の後、経過観察もあるから、何か月か帰れない。」
「えっ…。」
「殿下、私はスノウに相応しい自分になるために、目を治します。それから、勝負ですよ?」
ちょっとの間でもお別れは寂しいよ。
でも、エリムのためだから、笑ってお別れしなきゃ。
エリムは帰ってくるんだし!
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