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入道アポロ、本名は雪村火垂
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時は少し遡る。
だぼだぼのカーゴパンツにTシャツ、ジャケットに耳にはヘッドホン、真っ青な髪の青年は、濃いめのサングラスにマスクをして、喫茶店で人を待つ。
現れた女は美人だが、年齢に不釣り合いに若い女が着るような服を着て、太ももと下に下がった胸を出して恥ずかしげもない。
青年は眉をひそめながら手を挙げて女を席に呼んだ。
「火垂くんいつもありがとうね~。」
火垂と呼ばれた青年は、無言で封筒を渡す。
封筒には、お札が入っている。
「おじさんと離婚したとはいえ、あんたがやらかしたら雪村の家名に傷がつくからだ。全く俺が東京にいるからって、俺を使うのはいい加減にしてほしいぜ。」
「そうよねえ~。鬘なんか被って変装しなきゃいけないしね~。アポロくん。」
「バラしたら2度と援助しねえから。」
「いいわよぉ、実はね、息子が成功しているみたいなのよ。」
「自分で捨てた息子にたかるのかよ。最低だな。」
「フフッ、あなたも知ってるでしょ?冬木香月。あの子がルナなの。」
はあ?まじか。
あいつ、俺のイトコの………ルナ、なのか。
「はは、あなた、母親から言われてるんでしょ?ルナなんか目じゃないくらい芸能界で1番になれって!あの地味ブス、私にコンプレックスだったもんね!…………ね、私とあの子を会わせてよ?」
入道アポロは、雪村火垂。
雪村月の父方の従弟。
だぼだぼのカーゴパンツにTシャツ、ジャケットに耳にはヘッドホン、真っ青な髪の青年は、濃いめのサングラスにマスクをして、喫茶店で人を待つ。
現れた女は美人だが、年齢に不釣り合いに若い女が着るような服を着て、太ももと下に下がった胸を出して恥ずかしげもない。
青年は眉をひそめながら手を挙げて女を席に呼んだ。
「火垂くんいつもありがとうね~。」
火垂と呼ばれた青年は、無言で封筒を渡す。
封筒には、お札が入っている。
「おじさんと離婚したとはいえ、あんたがやらかしたら雪村の家名に傷がつくからだ。全く俺が東京にいるからって、俺を使うのはいい加減にしてほしいぜ。」
「そうよねえ~。鬘なんか被って変装しなきゃいけないしね~。アポロくん。」
「バラしたら2度と援助しねえから。」
「いいわよぉ、実はね、息子が成功しているみたいなのよ。」
「自分で捨てた息子にたかるのかよ。最低だな。」
「フフッ、あなたも知ってるでしょ?冬木香月。あの子がルナなの。」
はあ?まじか。
あいつ、俺のイトコの………ルナ、なのか。
「はは、あなた、母親から言われてるんでしょ?ルナなんか目じゃないくらい芸能界で1番になれって!あの地味ブス、私にコンプレックスだったもんね!…………ね、私とあの子を会わせてよ?」
入道アポロは、雪村火垂。
雪村月の父方の従弟。
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