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【番外編】ベリー王子の切っ掛け R18
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「あぁっ、あっ………。」
「相変わらず感度がいいな、お前。素質あるもんな。ちゃんとお嫁さんは抱けてるのか?」
「そういうお前こそ…!」
俺もこいつもバイらしい?
男でも女でも大丈夫なやつ。
夫婦仲はちゃんといいし、子づくりだってちゃんとしてるし、性欲処理だけのドライな関係である。
女性は月のものだったり、いろいろある。
そういう時に何となく、昔の流れで二人で慰めあっているのだ。
こいつは俺の良いところをよく知ってるし、気持ちいいし、後腐れがないし、こういう遊びが外に流れることはないし、お互いにウィンウィンなのだ。
なんとなく……ツェルマットもこいつの奥さんも勘が良いから気付いているような気もするが、出来た彼女たちのことだ。
俺たちだけで慰めあってる分には問題ないと知らぬふりで放置されているような気がする。
適当に後腐れない者同士で発散してくれて楽だわ、くらいに思ってそう。
ならば、こっちも気付かれていることに気付いていないふりをするべきだろう。
思い起こせば、こいつとは長いなぁ。
分厚い背中に腕を回して、自分に欲情するつながった相手の顔を眺めながら、ちょっと昔のことを思い出した。
まあ、元々学友だったんだよな。
ブライト=エース。
エース侯爵家の長男。
親父さんも騎士団長。
先祖代々騎士団長で、つまり、ツェルマットとブライトは従兄妹だ。
たくさん学友候補はいたけど、豪快に笑う裏表のない性格に惹かれて、いつのまにか学友はこいつだけになり、そのまま側近になった。
俺は王子の仕事をしながら、陛下の代わりに軍部をまとめるようになって、卒業して正式に総大将を任されるようになったら、なぜかこいつは騎士団の副団長になってた。
いつか俺が総大将になったときのために、側近をしながら騎士団に勤めてたらしい。
初めての野営はドキドキした。
キャンプみたいで。
そしたら…。
「なあ、ブライト。どうしてみんないそいそと急いでテントに帰るんだ。」
それになんか雰囲気がやらしいんだけど…。
「ああ。男は疲れるとタつんですよ。やっぱ、戦うって生存本能かきたてるじゃないですか。興奮して、ヤりたくなるんです。街が近ければ娼館に行く奴もいますけど、問題が起きても困るし、一人でするのもなんか飽きてきて、戦場で箍が外れた奴らは仲間同士でカップルになってヤるんですよ。」
「えっ。まあ、我が国は男同士でも結婚できるが…。結婚するつもりなのか?」
「や。期間限定?みたいな?後腐れがないお互い同意の性欲処理というか?」
箍が外れて無関係な人間を襲わないだけ褒めてやってほしい。
そういう因習なんだと言われて、ちょっと晴天の霹靂だった。
「………き、気持ちいいのかな。」
「します?」
「え?」
「します?俺と。」
こくん、と興味本位でうなずいたのがそもそもの始まりだ。
だってきもちよかったんだもん!!!
でもまあ、俺が抱かれるのはこいつだけだな。
--------------------------------------------------------
これで完結です。
次回作:無理です!僕は絶対にこんな屑駄目王子の嫁になりませんからね?もよろしくお願いします。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/355043923/857687701
「相変わらず感度がいいな、お前。素質あるもんな。ちゃんとお嫁さんは抱けてるのか?」
「そういうお前こそ…!」
俺もこいつもバイらしい?
男でも女でも大丈夫なやつ。
夫婦仲はちゃんといいし、子づくりだってちゃんとしてるし、性欲処理だけのドライな関係である。
女性は月のものだったり、いろいろある。
そういう時に何となく、昔の流れで二人で慰めあっているのだ。
こいつは俺の良いところをよく知ってるし、気持ちいいし、後腐れがないし、こういう遊びが外に流れることはないし、お互いにウィンウィンなのだ。
なんとなく……ツェルマットもこいつの奥さんも勘が良いから気付いているような気もするが、出来た彼女たちのことだ。
俺たちだけで慰めあってる分には問題ないと知らぬふりで放置されているような気がする。
適当に後腐れない者同士で発散してくれて楽だわ、くらいに思ってそう。
ならば、こっちも気付かれていることに気付いていないふりをするべきだろう。
思い起こせば、こいつとは長いなぁ。
分厚い背中に腕を回して、自分に欲情するつながった相手の顔を眺めながら、ちょっと昔のことを思い出した。
まあ、元々学友だったんだよな。
ブライト=エース。
エース侯爵家の長男。
親父さんも騎士団長。
先祖代々騎士団長で、つまり、ツェルマットとブライトは従兄妹だ。
たくさん学友候補はいたけど、豪快に笑う裏表のない性格に惹かれて、いつのまにか学友はこいつだけになり、そのまま側近になった。
俺は王子の仕事をしながら、陛下の代わりに軍部をまとめるようになって、卒業して正式に総大将を任されるようになったら、なぜかこいつは騎士団の副団長になってた。
いつか俺が総大将になったときのために、側近をしながら騎士団に勤めてたらしい。
初めての野営はドキドキした。
キャンプみたいで。
そしたら…。
「なあ、ブライト。どうしてみんないそいそと急いでテントに帰るんだ。」
それになんか雰囲気がやらしいんだけど…。
「ああ。男は疲れるとタつんですよ。やっぱ、戦うって生存本能かきたてるじゃないですか。興奮して、ヤりたくなるんです。街が近ければ娼館に行く奴もいますけど、問題が起きても困るし、一人でするのもなんか飽きてきて、戦場で箍が外れた奴らは仲間同士でカップルになってヤるんですよ。」
「えっ。まあ、我が国は男同士でも結婚できるが…。結婚するつもりなのか?」
「や。期間限定?みたいな?後腐れがないお互い同意の性欲処理というか?」
箍が外れて無関係な人間を襲わないだけ褒めてやってほしい。
そういう因習なんだと言われて、ちょっと晴天の霹靂だった。
「………き、気持ちいいのかな。」
「します?」
「え?」
「します?俺と。」
こくん、と興味本位でうなずいたのがそもそもの始まりだ。
だってきもちよかったんだもん!!!
でもまあ、俺が抱かれるのはこいつだけだな。
--------------------------------------------------------
これで完結です。
次回作:無理です!僕は絶対にこんな屑駄目王子の嫁になりませんからね?もよろしくお願いします。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/355043923/857687701
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