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後ろ暗い気持ち2
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「ハハハっ、お兄さんあの子に惚れちゃったわけだぁ~。しかしお貴族様も娼館でやることやるんだな。こんな俺と穴兄弟ってわけか。」
下劣な……。
「好きで性奴隷になったわけではないだろう。これから大切にして、幸せにするんだ。だから、」
「ここでのことは言うなって?具合とか?どーしよっかなあ。気に入ってたのにあの娼館の雇われ主人に出禁くらって、あの子のとこに通えてなかったんだよなぁ。」
「………。」
「いくら?お兄さんいくら出す?」
「………。」
「アレは相当のスキモノだぜ?誰にでもサービスがいいんだ。娼館入ってすぐから積極的でさあ、自分からシャツのボタンを外して俺のを可愛い上と下の口で可愛がってくれんの。なんか知らんけど下半身に傷があって恥ずかしいらしくて全部脱いでくれないんだけど、それがかえってエロいしさ。その分たっぷりヤラせてくれるし。この店は最初の水揚げんときだけオーナーが仕切ってオークション制でやらしてくれんだけど、最初から着衣エッチだったな。でも自分からノリノリで4Pやらせてくれて―――――あー、お兄さんのだけで満足できると思う?」
小切手を切って、暫く潜んでいた。
気分が高揚しておしゃべりになる薬を飲み物に盛って。
そうして、ちゃんと約束を守れる男かを確認していた。
「うひひひっ。誰が約束なんか守るかよ!これだから坊ちゃんは!あんな若造一人で満足できるもんか。お貴族様の妻が娼婦だったなんてアイツもバレたくないだろ。へへっ、一生たかってやる。ついでにカラダも……。」
ガン、と乱暴にドアを開け、胸倉をつかみ、私はそうして彼の目をみた。
廃人と化した男から小切手を奪い、足がつかないように完全に燃やして。
だってアイツはそのままにしておけなかった。
そうして数人。
類は友を呼ぶ。
彼らは冒険者で、同じパーティーメンバーだった。
「許せない、クルス=フォルテ。トーン=フォルテ。我ら『銀の盗賊団』。兄貴らの仇は俺らがうつ。」
それは、この異世界にきたとき。
クルスを捕まえて奴隷として売り飛ばした男。
クルスの客が身請けの時期に揃って廃人となったことで、貴族に消されたのだと確信したその男は、今では国の大悪党になり、ルビー一族の残党を抱え、闇夜に復讐を誓っていた。
今やうまいシノギもできない。
全く忌々しい。
小さい頃から貧しくて、肩寄せ合って生きて来た兄弟。
教会なんてカタッ苦しいところは大嫌いで皆で飛び出した。
なかったら奪えばいい。
学なんていらない。
暴力はスカッとする。
生まれたときからこうだったのか、環境のせいだったのかは分からないが、誰かを傷つけたとして胸が痛んだことはない。
その男にあったのは、同じ思考回路を持つ仲間への愛情だけだった。
下劣な……。
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「ここでのことは言うなって?具合とか?どーしよっかなあ。気に入ってたのにあの娼館の雇われ主人に出禁くらって、あの子のとこに通えてなかったんだよなぁ。」
「………。」
「いくら?お兄さんいくら出す?」
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「アレは相当のスキモノだぜ?誰にでもサービスがいいんだ。娼館入ってすぐから積極的でさあ、自分からシャツのボタンを外して俺のを可愛い上と下の口で可愛がってくれんの。なんか知らんけど下半身に傷があって恥ずかしいらしくて全部脱いでくれないんだけど、それがかえってエロいしさ。その分たっぷりヤラせてくれるし。この店は最初の水揚げんときだけオーナーが仕切ってオークション制でやらしてくれんだけど、最初から着衣エッチだったな。でも自分からノリノリで4Pやらせてくれて―――――あー、お兄さんのだけで満足できると思う?」
小切手を切って、暫く潜んでいた。
気分が高揚しておしゃべりになる薬を飲み物に盛って。
そうして、ちゃんと約束を守れる男かを確認していた。
「うひひひっ。誰が約束なんか守るかよ!これだから坊ちゃんは!あんな若造一人で満足できるもんか。お貴族様の妻が娼婦だったなんてアイツもバレたくないだろ。へへっ、一生たかってやる。ついでにカラダも……。」
ガン、と乱暴にドアを開け、胸倉をつかみ、私はそうして彼の目をみた。
廃人と化した男から小切手を奪い、足がつかないように完全に燃やして。
だってアイツはそのままにしておけなかった。
そうして数人。
類は友を呼ぶ。
彼らは冒険者で、同じパーティーメンバーだった。
「許せない、クルス=フォルテ。トーン=フォルテ。我ら『銀の盗賊団』。兄貴らの仇は俺らがうつ。」
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クルスの客が身請けの時期に揃って廃人となったことで、貴族に消されたのだと確信したその男は、今では国の大悪党になり、ルビー一族の残党を抱え、闇夜に復讐を誓っていた。
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その男にあったのは、同じ思考回路を持つ仲間への愛情だけだった。
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