真面目な近衛騎士は借金返済のために雄っぱぶ嬢になりました。

番外編

でばがめ王子はデバガメする必要がないくらい可愛い愛されお嫁さんです

「セイは本当にかわいいっ。ずっとずっと可愛いなって思っていたから。独身でもいいと思っていたけど、セイと両想いになれて、結婚できて、本当に幸せ……。」

シャドーは結婚が決まってから、顔を隠すため（地味になるため）に伸ばしていた長い髪をばっさり切った。
私は痣があっても全く構わなかったのに、アバッキオ氏に綺麗に完治してもらったらしい。
なんでも、いっそこれからは目立ちまくって、『影』のための『光』、つまり『囮』になることにしたようだ。

しかし、痣があったなんて信じられないほどきれいになってる。神々しい！
アバッキオ優秀すぎるだろう…。
顔が美しすぎて眩しい！


「はぅっ…！」

ウィスパーボイスが耳元で囁く。

うぅ、これは間違いない。


私の穴が出入り口になっちゃう！



………でも、いっかぁ～………。

上か下かこだわるのもどうでもいい気がしてきた…。


耳たぶを甘噛みされるってこんなに気持ちいいんだぁ…。
なんでお尻の穴の中に気持ちいいところがあるのぉ…。
指で押されただけで気持ちいいのに、入れられちゃったらどれだけ気持ちいいのぉ。


「セイはずっと入れる側になりたがってたけど、僕がお婿さんになりたいから、お嫁さんじゃなきゃダメな体にして納得してもらうね♡」

「えぇ、どういうことぉ……♡」

「セイのココからは、赤ちゃんの種じゃなくって、愛液が出るようにしてあげる♡白いのがでなくても、いっちゃうようになろうね♡僕も初めてだけど、今日のために、副団長から習ってきたから安心してね♡」

「えっ　それ　ちょ　どういう」

「セイは変態さんだから、変態なプレイの方が気持ちいいよね！頑張って変態になるね！」



あぁぁあ～～～～～～～～～！！！



根っこをリボンで封じられて、体を縄で縛られて。

耳元で愛を囁かれながら、もうイケないのにたくさんたくさん愛された。


途中で何か果物のあま～いの、食べさせられた気がするぅ。



きっと桃だ…。




でばがめ王子の私はデバガメする必要がないくらい可愛い愛されお嫁さんになったのでした。



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これでこの話は終わりです。ありがとうございました。
次回作は、政治で左遷された末っ子王子様が辺境の蛮族に婿入りするお話にします。
王子のほうが攻め。へたれ攻めです。実家へのざまあで行こうと思います！