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側近たちの気持ち~ケイン=マクスウェル公爵令息の場合~
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俺はケイン=マクスウェル。
王家とは親戚筋の筆頭公爵家嫡男である。
母親同士が姉妹の従兄弟で、当然のように側近候補としてジュエルの側に引き合わされた。
あれは、3歳の頃である。
従兄弟同士とはいえ、相手は王族。
両親から礼儀作法を覚えこまされ、どきどきしながら、初対面。
「まくすうぇる公爵がちゃくなん、けいん、まくすうぇるです!王国の若き太陽に…」
「うわぁ!けいんはじめまして!ぼく、じゅえる=りりー=シャイニーです。ぼくたち、いとこなんでしょう!?とってもとっても、会えるの楽しみだったの!ぼくのおともだちになってくれる?」
なんということでしょう。
空のあたたかな光に透けた柔らかな金色の髪。
透き通った空のような澄んだ瞳は輝いて、長い睫毛が彩って。
天使……
この世には天使がいたんだ。
いや、シャイニー王国は元々天使の国だった、私たちの先祖は背中に翼があったなんて伝説は確かにあるけど。
伝説は伝説じゃなかったのかもしれない。
そんな殿下は特別な存在だった。
「あのねぇ、この国はお山にあるでしょう?だから、がけ崩れとか起きるでしょう?地震も多いし。」
「これまでの歴史から、繰り返されている天災ですね。」
「地面の中にね、液体があるんだよ。ドロドロで熱いの。その上に固い地面がのっかってて、でも、下が動いているからどんどんずれて爆発するの。それが噴火だし、ずれたときの衝撃が地震なの。だからね、魔法でどろどろを逆流させたらどうだろうか。がけ崩れは、こうやってネットで固定して…。」
殿下は夢渡りでこの世界より進んだ世界の知識を得ているらしい。
聖女か。
いかん。
この天使、俺が守らねば。
殿下のような方は狙われるに決まっている!
そうと決まればクララベル=シュタイナー騎士団長に相談だ!
クララベル=シュタイナー団長はホーク=シュタイナー辺境伯の奥さんで、女性にして騎士団長を拝命している女傑。
俺と同い年の息子がいるっていうし、誠心誠意お願いすれば稽古をつけてもらえるかもしれない!
そう思った俺は、騎士団長の下に駆け込んだのだった。
結論を言うと、辺境伯令息にして騎士団長令息でありながら、騎士を目指そうとしないアナベルをちょっと残念に思ってた団長は、張り切って俺をしごいた。
特訓は苦しかったけど、殿下をお守りできる力を身につけられて、俺は満足していた。
だが、まさかこんなムキムキの体で女もののムッチリ下着とミニスカを履かされることになるなんて。
あああ~~~~~~~~~~~~~~~~~俺、殿下のお願いに弱いんだよなあ……。
ちくしょう。
「できたぁ!」
「今度は何を作ったんですか?」
「うーんとね、男の子同士でも女の子同士でもあかちゃんができるんだよ!」
満面の笑みを俺に向けてそんなこというな。
というか何故つくった。
嫁にしてほしいのか!
俺の心はいつでもかき乱されている。
王家とは親戚筋の筆頭公爵家嫡男である。
母親同士が姉妹の従兄弟で、当然のように側近候補としてジュエルの側に引き合わされた。
あれは、3歳の頃である。
従兄弟同士とはいえ、相手は王族。
両親から礼儀作法を覚えこまされ、どきどきしながら、初対面。
「まくすうぇる公爵がちゃくなん、けいん、まくすうぇるです!王国の若き太陽に…」
「うわぁ!けいんはじめまして!ぼく、じゅえる=りりー=シャイニーです。ぼくたち、いとこなんでしょう!?とってもとっても、会えるの楽しみだったの!ぼくのおともだちになってくれる?」
なんということでしょう。
空のあたたかな光に透けた柔らかな金色の髪。
透き通った空のような澄んだ瞳は輝いて、長い睫毛が彩って。
天使……
この世には天使がいたんだ。
いや、シャイニー王国は元々天使の国だった、私たちの先祖は背中に翼があったなんて伝説は確かにあるけど。
伝説は伝説じゃなかったのかもしれない。
そんな殿下は特別な存在だった。
「あのねぇ、この国はお山にあるでしょう?だから、がけ崩れとか起きるでしょう?地震も多いし。」
「これまでの歴史から、繰り返されている天災ですね。」
「地面の中にね、液体があるんだよ。ドロドロで熱いの。その上に固い地面がのっかってて、でも、下が動いているからどんどんずれて爆発するの。それが噴火だし、ずれたときの衝撃が地震なの。だからね、魔法でどろどろを逆流させたらどうだろうか。がけ崩れは、こうやってネットで固定して…。」
殿下は夢渡りでこの世界より進んだ世界の知識を得ているらしい。
聖女か。
いかん。
この天使、俺が守らねば。
殿下のような方は狙われるに決まっている!
そうと決まればクララベル=シュタイナー騎士団長に相談だ!
クララベル=シュタイナー団長はホーク=シュタイナー辺境伯の奥さんで、女性にして騎士団長を拝命している女傑。
俺と同い年の息子がいるっていうし、誠心誠意お願いすれば稽古をつけてもらえるかもしれない!
そう思った俺は、騎士団長の下に駆け込んだのだった。
結論を言うと、辺境伯令息にして騎士団長令息でありながら、騎士を目指そうとしないアナベルをちょっと残念に思ってた団長は、張り切って俺をしごいた。
特訓は苦しかったけど、殿下をお守りできる力を身につけられて、俺は満足していた。
だが、まさかこんなムキムキの体で女もののムッチリ下着とミニスカを履かされることになるなんて。
あああ~~~~~~~~~~~~~~~~~俺、殿下のお願いに弱いんだよなあ……。
ちくしょう。
「できたぁ!」
「今度は何を作ったんですか?」
「うーんとね、男の子同士でも女の子同士でもあかちゃんができるんだよ!」
満面の笑みを俺に向けてそんなこというな。
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俺の心はいつでもかき乱されている。
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