【完結】女装して姫プレイにハマった公爵次男は 王弟殿下に絡めとられる

竜鳴躍

文字の大きさ
30 / 104

アップルパイ

しおりを挟む
シーザルの実家のシェフが腕によりをかけたランチが広げられる。

ピクルスの酸味で引き締めたハンバーガーにはチーズが入っている。



「まぁ。このチーズ、美味しいわ!赤ワインがあいそう!」マチルダはマルゲリータピザをいただいたようだ。


俺はハンバーガーだな。肉おいしい。




そして、シーザル家はデザートにチーズケーキを準備していた。

紅茶がサーブされる。



「そういえば、ローズの持っていたバケットのものは?」


「あ、あれは―――――


アップルパイなんだけど、どうしよう。
シーザル家がこんなに張り切ってもてなしてくれたんだ。


俺がこんな重いもの出したら、多すぎるよなぁ…。



どうしようかと思っていたら、王弟殿下がさっとバケットをとって、蓋を開けた。


「アップルパイか…。」



「ごめんなさい、勝手なことして。パイはある程度日持ちするから、よろしかったらみんな後で持って帰ってください。」

「私は甘いものに目がないんだ。シーザル。これもカットして、チーズケーキと一緒にもらえないか?」


「殿下……っ。」


「甘いものは別腹って言うだろう?」




やさしい。



「うん、素朴だけど丁度いい甘さと酸味で美味しい。手作り?」

「…はい。」


うれしい。

「母から習って、初めて焼いてみたんですけど…。」

「ローズはお菓子を作るのも上手だね。」


顔がぽぽぽと赤くなったかも。
体が熱くなっちゃった。









顔を真っ赤にして照れているローズ。

アレはどう見てもいい感じだと思う。

時間の問題かな?とシーザルは二人を見ていた。


(だけどやっぱり……ローズがニーノに見えるんだよなあ…。)


「なあ、ローズ。ローズってシリアス公爵家の縁者?」



「えっ…。どうしてそんなことを?」



「いや、ニーノって奴が君によく似ているなって思って。」


「!!!!!」


なんで紅茶がむせた。
しおりを挟む
感想 25

あなたにおすすめの小説

愛され少年と嫌われ少年

BL
美しい容姿と高い魔力を持ち、誰からも愛される公爵令息のアシェル。アシェルは王子の不興を買ったことで、「顔を焼く」という重い刑罰を受けることになってしまった。 顔を焼かれる苦痛と恐怖に絶叫した次の瞬間、アシェルはまったく別の場所で別人になっていた。それは同じクラスの少年、顔に大きな痣がある、醜い嫌われ者のノクスだった。 元に戻る方法はわからない。戻れたとしても焼かれた顔は醜い。さらにアシェルはノクスになったことで、自分が顔しか愛されていなかった現実を知ってしまう…。 【嫌われ少年の幼馴染(騎士団所属)×愛され少年】 ※本作はムーンライトノベルズでも公開しています。

見捨てられ勇者はオーガに溺愛されて新妻になりました

おく
BL
目を覚ましたアーネストがいたのは自分たちパーティを壊滅に追い込んだ恐ろしいオーガの家だった。アーネストはなぜか白いエプロンに身を包んだオーガに朝食をふるまわれる。

BLゲームの展開を無視した結果、悪役令息は主人公に溺愛される。

佐倉海斗
BL
この世界が前世の世界で存在したBLゲームに酷似していることをレイド・アクロイドだけが知っている。レイドは主人公の恋を邪魔する敵役であり、通称悪役令息と呼ばれていた。そして破滅する運命にある。……運命のとおりに生きるつもりはなく、主人公や主人公の恋人候補を避けて学園生活を生き抜き、無事に卒業を迎えた。これで、自由な日々が手に入ると思っていたのに。突然、主人公に告白をされてしまう。

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

若さまは敵の常勝将軍を妻にしたい

雲丹はち
BL
年下の宿敵に戦場で一目惚れされ、気づいたらお持ち帰りされてた将軍が、一週間の時間をかけて、たっぷり溺愛される話。

双子のスパダリ旦那が今日も甘い

ユーリ
BL
「いつになったらお前は学校を辞めるんだ?」「いつになったら俺らの仕事の邪魔をする仕事をするんだ?」ーー高校二年生の柚月は幼馴染の双子と一緒に暮らしているが、毎日のように甘やかされるも意味のわからないことを言ってきて…「仕事の邪魔をする仕事って何!?」ーー双子のスパダリ旦那は今日も甘いのです。

当て馬的ライバル役がメインヒーローに喰われる話

屑籠
BL
 サルヴァラ王国の公爵家に生まれたギルバート・ロードウィーグ。  彼は、物語のそう、悪役というか、小悪党のような性格をしている。  そんな彼と、彼を溺愛する、物語のヒーローみたいにキラキラ輝いている平民、アルベルト・グラーツのお話。  さらっと読めるようなそんな感じの短編です。

薄幸な子爵は捻くれて傲慢な公爵に溺愛されて逃げられない

くまだった
BL
アーノルド公爵公子に気に入られようと常に周囲に人がいたが、没落しかけているレイモンドは興味がないようだった。アーノルドはそのことが、面白くなかった。ついにレイモンドが学校を辞めてしまって・・・ 捻くれ傲慢公爵→→→→→貧困薄幸没落子爵 最後のほうに主人公では、ないですが人が亡くなるシーンがあります。 地雷の方はお気をつけください。 ムーンライトさんで、先行投稿しています。 感想いただけたら嬉しいです。

処理中です...