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おまけ
閑話 夫たち
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アレックス、スワンとリーフの3人が食事をとりに連れ立っていってすぐのこと―――――――。
「ついてこないでね!」
「絶対絶対だからね!」
「大丈夫、ここで待ってるから。」
にこやか~に手を振って妻を見送るいい夫。
だが!
「お兄様、僕は行けませんよ。サンドルの側を片時も離れないと決めていますので。」
ヤードは………。うん、大丈夫。うちの可愛いサンドルを守ってやってくれ。
人妻だというのに、うちの可愛いサンドルをチラチラ見ている男の多いこと!
まあサンドルはアレックスに似て天使だからな!分かるけどな!
「陛下、気配を消していきましょう。」
リチャードがしっと指を立てる。
「じゃあ俺が先にいくわ。」
身軽なクレイはニンジャのようにすすっと人混みを掻き分ける。
そこで見たのはあからさまなナンパ!!!!!
許せない!
もぎり取ってやろうか!
だが、意外にもあのグレイシャスが………不格好なジェスチャーだったがアレックス達に危険を知らせて事なきを得た。
うん……。
そして即座に影が動いたようだ。
奴らは音を立てずに退場となった。
更に精霊が現れて、あそこが腐り落ちてしまったらしい。
さすが精霊王のいとし子。
杞憂に終わってほっとしたものの、俺たちは慌ててもとにいた場所に戻るのだった。
後をつけていたなんてバレたら、しばらく口を利いてもらえなくなっちゃうからね。
「ついてこないでね!」
「絶対絶対だからね!」
「大丈夫、ここで待ってるから。」
にこやか~に手を振って妻を見送るいい夫。
だが!
「お兄様、僕は行けませんよ。サンドルの側を片時も離れないと決めていますので。」
ヤードは………。うん、大丈夫。うちの可愛いサンドルを守ってやってくれ。
人妻だというのに、うちの可愛いサンドルをチラチラ見ている男の多いこと!
まあサンドルはアレックスに似て天使だからな!分かるけどな!
「陛下、気配を消していきましょう。」
リチャードがしっと指を立てる。
「じゃあ俺が先にいくわ。」
身軽なクレイはニンジャのようにすすっと人混みを掻き分ける。
そこで見たのはあからさまなナンパ!!!!!
許せない!
もぎり取ってやろうか!
だが、意外にもあのグレイシャスが………不格好なジェスチャーだったがアレックス達に危険を知らせて事なきを得た。
うん……。
そして即座に影が動いたようだ。
奴らは音を立てずに退場となった。
更に精霊が現れて、あそこが腐り落ちてしまったらしい。
さすが精霊王のいとし子。
杞憂に終わってほっとしたものの、俺たちは慌ててもとにいた場所に戻るのだった。
後をつけていたなんてバレたら、しばらく口を利いてもらえなくなっちゃうからね。
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