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青い薔薇はブルーローズ家の愛の証
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学生の頃から、初めて会った時から。多分好きだった。
でも、相手は王子だし、彼は気高くて神聖で、手の届かない存在だった。
敬愛していた。
ブルーローズ家では、結婚の申し入れをするとき、心に決めた人に青い薔薇を渡す。
そうやって、父も兄も自分の青い薔薇を見つけてきた。
私の青い薔薇はベル=ドゥ=パルファン殿下。
この想いはずっと伝えることはないだろう。
「父や兄の役に立ちたいから、学園を卒業したら騎士団に入ろうと思う。」
「いいですね。私もお供しますよ。」
「おいおい。私になど義理立てする必要はないんだぞ。王族と言っても価値などないのだから。」
そんなことないと思っていた。きっと奥ゆかしい彼は謙遜しているだけだとその時はそう思っていた。
まさか心の底からそう思い込んでいたなんて。
「そんなことありませんよ。私がベルの側にいたいのです。」
「そか。………私には、友人と呼べるものはいないんだ。嬉しいな。」
はにかんで笑う顔がまぶしかった。
「…………っ。う、んっ…。」
目の前で揺さぶられる愛しい人。
彼が、両方の性を持つ体であることを初めて知った。
上に乗るケダモノを排除して、お救いしたかった。
だが、そんなこと彼がその気ならできるはずだ。
彼が自分の意思でいいなりになっている。
相手は彼の兄で、王太子だ。
飛び出していったところで事態が悪化するだけで、救うことはできない。
必死にこらえて、傷ついた彼を抱きしめたとき、心があふれた。
彼を守りたい。
愛したい。
『私の体のことを知ったからか。』
違う、そうじゃない。
決して助平心や邪心からじゃない。
『私は誰とも結婚しない。』
あなたは、永遠に孤独を選ぶつもりなのか。
結婚しなくてもいい、それならばそばにいたい。
でも、相手は王子だし、彼は気高くて神聖で、手の届かない存在だった。
敬愛していた。
ブルーローズ家では、結婚の申し入れをするとき、心に決めた人に青い薔薇を渡す。
そうやって、父も兄も自分の青い薔薇を見つけてきた。
私の青い薔薇はベル=ドゥ=パルファン殿下。
この想いはずっと伝えることはないだろう。
「父や兄の役に立ちたいから、学園を卒業したら騎士団に入ろうと思う。」
「いいですね。私もお供しますよ。」
「おいおい。私になど義理立てする必要はないんだぞ。王族と言っても価値などないのだから。」
そんなことないと思っていた。きっと奥ゆかしい彼は謙遜しているだけだとその時はそう思っていた。
まさか心の底からそう思い込んでいたなんて。
「そんなことありませんよ。私がベルの側にいたいのです。」
「そか。………私には、友人と呼べるものはいないんだ。嬉しいな。」
はにかんで笑う顔がまぶしかった。
「…………っ。う、んっ…。」
目の前で揺さぶられる愛しい人。
彼が、両方の性を持つ体であることを初めて知った。
上に乗るケダモノを排除して、お救いしたかった。
だが、そんなこと彼がその気ならできるはずだ。
彼が自分の意思でいいなりになっている。
相手は彼の兄で、王太子だ。
飛び出していったところで事態が悪化するだけで、救うことはできない。
必死にこらえて、傷ついた彼を抱きしめたとき、心があふれた。
彼を守りたい。
愛したい。
『私の体のことを知ったからか。』
違う、そうじゃない。
決して助平心や邪心からじゃない。
『私は誰とも結婚しない。』
あなたは、永遠に孤独を選ぶつもりなのか。
結婚しなくてもいい、それならばそばにいたい。
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