悪役令息上等です。悪の華は可憐に咲き誇る

竜鳴躍

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アレンさま?

なんということだ。


チュンチュン。

ピ~ヒョ!


オウオウ。



新鮮な空気。

冷たい山の清浄さに山鳥の声。


目の前には、アレン様の美の極致ともいえる顔。

すうすう寝息をたて、少しだけ浴衣という夜着がはだけている………。



何故!?


夕べはアレン様はベッドで、私は布団でと分かれて寝たはずなのだが………。


下半身の熱を冷ますのがたいへんで、寝る頃にはアレン様も熟睡しているようだったのに…………。



というか、あのバカから聞いたのか学園で小耳に挟んでいたのか、『男の友人同士では、アレを見比べる』ということらしい。

気安い友人同士のバカげた行動に内心憧れていたのだという。




誰だッ!!!

アレン様の御耳にそのようなことをッ!!!


おかげで天使が小悪魔だったじゃないか!!!



そこで今朝これである…。



「………ん。」


「アレン様…おはようございます。」



「おはよう…かえさるははやいね…。ゆうべ、うんうん、してたのに…。」

お腹痛かった?と聞かれて、気が遠くなる。


「お腹は…だいじょうぶです。なぜ私の布団に…。」


「布団も試してみたかったし…。それに………カエサルとくっついて眠りたかったの。」


「???」



「カエサル、昨日のショーの人たちに鼻の下のばしてたもん。男の人と女の人とどっちが好みだったのかはわからないけど!」




???????
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