38 / 84
私のことが好きなのではなかったのですか?
しおりを挟む
アレン様。
私のことを好きなのではなかったのですか?
陛下にパイロンを勧められたからですか?
私が、あなたの妻になることを受け入れられなかったからですか?
目の前で進む出来事に置いてけぼりで、無表情を貫くのが辛い。
「カエサルとパイロン、両方でお願いします!そうでなければお受けしません!!」
元気いっぱいに………そんな……………アレン様ぁ。
「えー、いきなり二人…??どっちが側妃的な…感じに?まずはやっぱり正妃と結婚して…。」
「そうですよね。僕としたことが。ただ、愛し合う二人をどうしても引き裂くことが出来なくて…。」
「???」
「僕の我儘なんです。どうしてもそばにいてほしいんです。だけど、二人を引き裂けない…。僕らはトライアングルだから…。」
「カエサルと??パイロンくんが??」
いつから??と首を傾げる陛下と公爵。
私が知りたい。
アレン様、いつから貴方の中で私とこいつが出来上がったんですか。
私が煮え切らなかったからですか?
「アレン様、私とパイロンはそのような関係では。」
「そうですよ、カエサル様はライバルですから!」
「またそんな僕に気を使わなくてもいいんだよ。いいんだ、分かってる。僕は貧相だからね。色気があるといえないし。いまだに子どもみたいな体でみっともないったら。二人とも、均整のとれた肉体の美男子だもの。惹かれ合ってもおかしくないよ。」
「私がアレン様のプロポーズを即答できなかったからですか!それは、私が妻側ではなく夫側を希望していたからで…!」
「カエサルのは大きすぎるから死んじゃう、無理。そう言ったでしょ!」
「大丈夫、大丈夫なんですって……。」
「カエサル様、そんなことで即答できなかったんですか!私なら妻側でも構いませんよ!アレン様の肉棒を受け止めてみせます!」
「頬を染めて言うな!」
「お、おい…、お前たち。ここがどこか分かってるのか…。」
「えっと……。私はどうしたらいいんだ…。」
謁見の間にて卑猥な話をしだした私たちに、陛下と公爵様の顔色が悪い。
しまった。
「えーっと。アレンの配偶者については保留、要検討ということで…。」
とりあえずお開きになった。
私のことを好きなのではなかったのですか?
陛下にパイロンを勧められたからですか?
私が、あなたの妻になることを受け入れられなかったからですか?
目の前で進む出来事に置いてけぼりで、無表情を貫くのが辛い。
「カエサルとパイロン、両方でお願いします!そうでなければお受けしません!!」
元気いっぱいに………そんな……………アレン様ぁ。
「えー、いきなり二人…??どっちが側妃的な…感じに?まずはやっぱり正妃と結婚して…。」
「そうですよね。僕としたことが。ただ、愛し合う二人をどうしても引き裂くことが出来なくて…。」
「???」
「僕の我儘なんです。どうしてもそばにいてほしいんです。だけど、二人を引き裂けない…。僕らはトライアングルだから…。」
「カエサルと??パイロンくんが??」
いつから??と首を傾げる陛下と公爵。
私が知りたい。
アレン様、いつから貴方の中で私とこいつが出来上がったんですか。
私が煮え切らなかったからですか?
「アレン様、私とパイロンはそのような関係では。」
「そうですよ、カエサル様はライバルですから!」
「またそんな僕に気を使わなくてもいいんだよ。いいんだ、分かってる。僕は貧相だからね。色気があるといえないし。いまだに子どもみたいな体でみっともないったら。二人とも、均整のとれた肉体の美男子だもの。惹かれ合ってもおかしくないよ。」
「私がアレン様のプロポーズを即答できなかったからですか!それは、私が妻側ではなく夫側を希望していたからで…!」
「カエサルのは大きすぎるから死んじゃう、無理。そう言ったでしょ!」
「大丈夫、大丈夫なんですって……。」
「カエサル様、そんなことで即答できなかったんですか!私なら妻側でも構いませんよ!アレン様の肉棒を受け止めてみせます!」
「頬を染めて言うな!」
「お、おい…、お前たち。ここがどこか分かってるのか…。」
「えっと……。私はどうしたらいいんだ…。」
謁見の間にて卑猥な話をしだした私たちに、陛下と公爵様の顔色が悪い。
しまった。
「えーっと。アレンの配偶者については保留、要検討ということで…。」
とりあえずお開きになった。
914
あなたにおすすめの小説
婚約破棄で追放された悪役令息の俺、実はオメガだと隠していたら辺境で出会った無骨な傭兵が隣国の皇太子で運命の番でした
水凪しおん
BL
「今この時をもって、貴様との婚約を破棄する!」
公爵令息レオンは、王子アルベルトとその寵愛する聖女リリアによって、身に覚えのない罪で断罪され、全てを奪われた。
婚約、地位、家族からの愛――そして、痩せ衰えた最果ての辺境地へと追放される。
しかし、それは新たな人生の始まりだった。
前世の知識というチート能力を秘めたレオンは、絶望の地を希望の楽園へと変えていく。
そんな彼の前に現れたのは、ミステリアスな傭兵カイ。
共に困難を乗り越えるうち、二人の間には強い絆が芽生え始める。
だがレオンには、誰にも言えない秘密があった。
彼は、この世界で蔑まれる存在――「オメガ」なのだ。
一方、レオンを追放した王国は、彼の不在によって崩壊の一途を辿っていた。
これは、どん底から這い上がる悪役令息が、運命の番と出会い、真実の愛と幸福を手に入れるまでの物語。
痛快な逆転劇と、とろけるほど甘い溺愛が織りなす、異世界やり直しロマンス!
[離婚宣告]平凡オメガは結婚式当日にアルファから離婚されたのに反撃できません
月歌(ツキウタ)
BL
結婚式の当日に平凡オメガはアルファから離婚を切り出された。お色直しの衣装係がアルファの運命の番だったから、離婚してくれって酷くない?
☆表紙絵
AIピカソとAIイラストメーカーで作成しました。
悪役令息(Ω)に転生したので、破滅を避けてスローライフを目指します。だけどなぜか最強騎士団長(α)の運命の番に認定され、溺愛ルートに突入!
水凪しおん
BL
貧乏男爵家の三男リヒトには秘密があった。
それは、自分が乙女ゲームの「悪役令息」であり、現代日本から転生してきたという記憶だ。
家は没落寸前、自身の立場は断罪エンドへまっしぐら。
そんな破滅フラグを回避するため、前世の知識を活かして領地改革に奮闘するリヒトだったが、彼が生まれ持った「Ω」という性は、否応なく運命の渦へと彼を巻き込んでいく。
ある夜会で出会ったのは、氷のように冷徹で、王国最強と謳われる騎士団長のカイ。
誰もが恐れるαの彼に、なぜかリヒトは興味を持たれてしまう。
「関わってはいけない」――そう思えば思うほど、抗いがたいフェロモンと、カイの不器用な優しさがリヒトの心を揺さぶる。
これは、運命に翻弄される悪役令息が、最強騎士団長の激重な愛に包まれ、やがて国をも動かす存在へと成り上がっていく、甘くて刺激的な溺愛ラブストーリー。
売れ残りオメガの従僕なる日々
灰鷹
BL
王弟騎士α(23才)× 地方貴族庶子Ω(18才)
※ 第12回BL大賞では、たくさんの応援をありがとうございました!
ユリウスが暮らすシャマラーン帝国では、平民のオメガは18才になると、宮廷で開かれる選定の儀に参加することが義務付けられている。王族の妾となるオメガを選ぶためのその儀式に参加し、誰にも選ばれずに売れ残ったユリウスは、国王陛下から「第3王弟に謀反の疑いがあるため、身辺を探るように」という密命を受け、オメガ嫌いと噂される第3王弟ラインハルトの従僕になった。
無口で無愛想な彼の優しい一面を知り、任務とは裏腹にラインハルトに惹かれていくユリウスであったが、働き始めて3カ月が過ぎたところで第3王弟殿下が辺境伯令嬢の婿養子になるという噂を聞き、従僕も解雇される。
過労死転生した公務員、魔力がないだけで辺境に追放されたので、忠犬騎士と知識チートでざまぁしながら領地経営はじめます
水凪しおん
BL
過労死した元公務員の俺が転生したのは、魔法と剣が存在する異世界の、どうしようもない貧乏貴族の三男だった。
家族からは能無しと蔑まれ、与えられたのは「ゴミ捨て場」と揶揄される荒れ果てた辺境の領地。これは、事実上の追放だ。
絶望的な状況の中、俺に付き従ったのは、無口で無骨だが、その瞳に確かな忠誠を宿す一人の護衛騎士だけだった。
「大丈夫だ。俺がいる」
彼の言葉を胸に、俺は決意する。公務員として培った知識と経験、そして持ち前のしぶとさで、この最悪な領地を最高の楽園に変えてみせると。
これは、不遇な貴族と忠実な騎士が織りなす、絶望の淵から始まる領地改革ファンタジー。そして、固い絆で結ばれた二人が、やがて王国を揺るがす運命に立ち向かう物語。
無能と罵った家族に、見て見ぬふりをした者たちに、最高の「ざまぁ」をお見舞いしてやろうじゃないか!
新年に余り物でおせちを作ったら、冷酷と噂の騎士団長様に「運命の番」だと求婚されました
水凪しおん
BL
料理人だった俺が転生したのは、男性オメガというだけで家族に虐げられる不遇の青年カイ。
新年くらいはと前世の記憶を頼りに作ったのは、この世界にはない『おせち料理』だった。
それを偶然口にしたのは、氷のように冷酷と噂される最強の騎士団長リアム。
「お前は俺の運命の番だ」
彼の屋敷に保護され、俺の作る料理が彼の心を溶かしていく。
不器用で、だけどまっすぐな愛情を注いでくれる彼と、美味しい料理で紡ぐ、甘くて温かい異世界スローライフ。
隠れオメガの整備士は自由になりたい。なのに暴走する最強騎士を身体を張って止めたら、運命の番だとバレて過保護な専属契約を結ばされました
水凪しおん
BL
※オメガバース設定。激しい戦闘描写や、執着攻めによるマーキング描写、軽度の性的な接触の描写がありますので、15歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
汚染された惑星を浄化する生体兵器『機装(ギア)』。
その搭乗者は優れた能力を持つ『アルファ』に限られ、彼らの精神を安定させる鎮静剤として『オメガ』が存在する世界。
整備士のエリアンは、オメガであることを隠し、ベータと偽って軍の最前線で働いていた。
オメガは道具のように扱われるこの社会で、自由を守るための必死の嘘だった。
だがある日、軍最強のエリートパイロット・クレイドの機装が暴走する事故に遭遇する。
死を覚悟して止めに入ったエリアンだったが、暴走する機体はなぜか彼にだけ反応し、沈静化した。
それは、隠していたオメガのフェロモンが、クレイドと強烈な『共鳴』を起こした瞬間だった。
「見つけた。俺の対になる存在を」
正体がバレたと戦慄するエリアンに対し、冷徹なはずのクレイドが向けたのは、処罰ではなく執着に満ちた熱い視線で……?
孤独なエリート騎士×身分を隠した健気な整備士。
星の命運と本能が交錯する、近未来SFオメガバース!
BLゲームの展開を無視した結果、悪役令息は主人公に溺愛される。
佐倉海斗
BL
この世界が前世の世界で存在したBLゲームに酷似していることをレイド・アクロイドだけが知っている。レイドは主人公の恋を邪魔する敵役であり、通称悪役令息と呼ばれていた。そして破滅する運命にある。……運命のとおりに生きるつもりはなく、主人公や主人公の恋人候補を避けて学園生活を生き抜き、無事に卒業を迎えた。これで、自由な日々が手に入ると思っていたのに。突然、主人公に告白をされてしまう。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる