悪役令息上等です。悪の華は可憐に咲き誇る

竜鳴躍

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私のことが好きなのではなかったのですか?

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アレン様。

私のことを好きなのではなかったのですか?

陛下にパイロンを勧められたからですか?


私が、あなたのになることを受け入れられなかったからですか?



目の前で進む出来事に置いてけぼりで、無表情を貫くのが辛い。



「カエサルとパイロン、両方でお願いします!そうでなければお受けしません!!」


元気いっぱいに………そんな……………アレン様ぁ。


「えー、いきなり二人…??どっちが側妃的な…感じに?まずはやっぱり正妃と結婚して…。」


「そうですよね。僕としたことが。ただ、愛し合う二人をどうしても引き裂くことが出来なくて…。」


「???」


「僕の我儘なんです。どうしてもそばにいてほしいんです。だけど、二人を引き裂けない…。僕らはトライアングルだから…。」


「カエサルと??パイロンくんが??」

いつから??と首を傾げる陛下と公爵。

私が知りたい。

アレン様、いつから貴方の中で私とこいつが出来上がったんですか。

私が煮え切らなかったからですか?


「アレン様、私とパイロンはそのような関係では。」

「そうですよ、カエサル様はライバルですから!」

「またそんな僕に気を使わなくてもいいんだよ。いいんだ、分かってる。僕は貧相だからね。色気があるといえないし。いまだに子どもみたいな体でみっともないったら。二人とも、均整のとれた肉体の美男子だもの。惹かれ合ってもおかしくないよ。」

「私がアレン様のプロポーズを即答できなかったからですか!それは、私が妻側ではなく夫側を希望していたからで…!」

「カエサルのは大きすぎるから死んじゃう、無理。そう言ったでしょ!」

「大丈夫、大丈夫なんですって……。」


「カエサル様、そんなことで即答できなかったんですか!私なら妻側でも構いませんよ!アレン様の肉棒を受け止めてみせます!」

「頬を染めて言うな!」


「お、おい…、お前たち。ここがどこか分かってるのか…。」

「えっと……。私はどうしたらいいんだ…。」


謁見の間にて卑猥な話をしだした私たちに、陛下と公爵様の顔色が悪い。
しまった。


「えーっと。アレンの配偶者については保留、要検討ということで…。」




とりあえずお開きになった。
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