悪役令息上等です。悪の華は可憐に咲き誇る

竜鳴躍

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まぁ………そうなりますよね

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「誰が・私に・勝てる・って…………!??」


ドゴォ!と扉が蹴破られて、僕のカエサルが来た!早い!嬉しい!



「ヒェッ!どうしてお前ここにっ!」


「そもそも会場の警護は私の仕事ではないし、私のアレン様センサーがアレン様が会場を離れたことをキャッチしたので、バルコニーにいたパイロンにその場を任せて(押し付けて)来た!アレン様の魔力を辿れば居場所などすぐわかる!私を誰だと思っている!アレン様の護衛兼側近たる者、たとえ主の命で持ち場を離れたとしても主を守れる術は残しているわ!」


さぁ、誰が、今なら、勝てるのかなぁ……??


「ああ、自分で身を守ってなんて偉いんでしょう。卵みたいで可愛いです、アレン様。アルバート殿下は去勢は確定でしょうから、今この場でねじりきってしまってもいいですよね?」

「アルバートのアレなんてどうでもいいけど、そんなことしたらカエサルの手が汚れるからやめて?」

「どうでもいいなんてひどい!ロイヤルでスイートなアレだよ!」


カエサルは凄まじい勢いで部屋に結界を張る。



「強いんでしょ?かかってきたら?私からアレン様の王配になる権利を力で奪いに来たらどうですか?」


「う……。おぉおおおお!こうなったらやるしかない!やってやる!」


うわぁあ…、すごい。

卵のようなコンクリートの中から、外をのぞく。
二人とも凄い魔力の渦が体の外でうねってる。

流石に王家直系王子。魔力量ならカエサルより多いんだ。僕より少しだけ多いな…。

ほんっと宝の持ち腐れ。



結果?




カエサルの圧勝。




魔法が使えるようになったと言っても、独学じゃね?

魔力量だけが全てじゃないし。








――――――――その頃パイロンは。

「ちゅうー、ちゅっちゅ、ちゅぅー!(あっちの方がおいしいものがあるよー)」

可愛らしいねずみに扮して、近衛騎士の皆さんが構える罠にねずみを誘導していた。


レックス卿があまりの可愛らしさに身もだえていたという。



次回、パイロン視点。
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