年下上司の溺愛は甘すぎる

甘えていいよ３

私を軽々とお姫様抱っこした夏樹は自分の部屋へと連れてってくれた。
その間も私たちは唇を離すことなく激しくお互いの舌を絡め合う。


そしてベッドに私の両腕を縫い付けると再び唇を重ねた。
以前のホテルでの一夜のキスよりもずっと熱く、激しくまるで気持ちをぶつけ合っているようにも感じる。


「っぁ⋯んっ」

「もっと舌出して」


はしたなく夏樹に向かって舌を出すと待ってましたと言わんばかりに私の舌をちゅっと吸い取る。
お互いの唾液が絡み合い、卑猥な水音が部屋に響いた。


キスを交わしながら夏樹は器用に自分の服を脱ぎ捨てベッドの下に雑に投げ捨てる。
あらわになる彼の肉体はいつ見ても引き締まっていて、ズボンの隙間から見えるＶ字の筋肉が相変わらず色っぽい。


片時も唇を離さないと言わんばかりに一瞬も私から離れようとしなかった。
その間、夏樹は私の服のボタンを全部開け、あらわになった下着すらあっという間に剥ぎ取る。


「久しぶりの瀬奈さんの身体⋯」


首元や鎖骨、そして膨らみにちゅっと柔らかいキスを落とす。
ぞくぞくと蘇る感覚に、私は既に期待していた。


とろんとした視線を夏樹に向けると、欲情に濡れた彼の瞳と視線が交わる。
今から私を抱くんだという気持ちが全ての行動や言葉から伝わってきた。


「また流されたって思ってる？」

「んっ⋯⋯すこ、し⋯っぁ」


豊乳に指を食い込ませるとまるでマシュマロのように受け入れ、ツンと尖った乳首をちろりと舐めながら夏樹は私を見つめる。
たったそれだけのことなのにビクンと腰は跳ね、膣壷からじゅわっと愛液が滲んだ。


確かに夏樹に流されたのかもしれない。
だけどその選択をしたのは私で、私はこの選択を後悔することはきっとない。


「あの男のこと思い出せないくらい、俺でいっぱいにするから⋯」

「⋯うん、そうして。夏樹でいっぱいにして」

「っ！」


私がそんなこと言うとは思わなかったのか、夏樹は一瞬目を見開いた。
自分の意思でそう言うなんて私も驚きだ。


だけど今は夏樹に触れたい。
私の欲しい言葉をくれて、優しさを感じさせてくれる夏樹に私は自分から手を伸ばした。


既に十分潤っている私の膣口に指を添わせそのままグイッと奥まで指を滑り込ませる。
ザラザラとした膣壁を撫で上げながら、私の弱い部分を繰り返し擦った。


「あっ、んんッぁ」

「ここ、好きだよな瀬奈さん」


一度私を抱いただけなのに、夏樹は私の弱い部分や好きな部分を覚えてくれているようで、的確にそこを責めてくる。
与えられる刺激がいきなり強すぎて、膣をぎゅっと締め付けると同時に視界がチカチカとしてきた。


イきそうなのが夏樹にも伝わっているのか決して手を緩めることなく責めあげる。
中が何度も収縮し押し寄せる快感から逃れるようにぎゅっと黒いシーツを握り締めた。


「ぁぁっ⋯なつ、きっ⋯⋯イクっ、イク⋯っっぁぁぁん！」


いとも簡単にイかされた私は肩で大きく呼吸を整える。
じっとりと身体には汗が滲み、私の膣は絶頂の余韻を味わいながらヒクヒクと蠢いていた。


「瀬奈さん前より簡単にイッたな」

「⋯誰のせい、よ」

「俺のせいだな。瀬奈さんの良いとこ見つけた俺の手柄」


既に夏樹の下半身は肉棒が硬く熱を帯びており、苦しそうにズボンの下から自身の存在を主張していた。
それがあまりにも卑猥で私で興奮してくれていることが嬉しくて、思わず夏樹のそれに手を伸ばす。


一瞬ビクッとした夏樹だけど布越しからでも私の指が伝わるのか小さな吐息を漏らした。
一気に吐く息が甘くなり、夏樹がすごくえっちに見える。


「触り方、エロい」

「夏樹の苦しそう⋯」

「瀬奈さんのイク姿がエロすぎるからだよ」


私が触れる度にどんどん硬さが強くなっていくのが分かった。
この太くて逞しいモノが私の中に入るんだと思うと、もの欲しさからもじもじと太ももを擦り合わせてしまう。