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ギルドとダンジョンと……
ギルドとダンジョンと……7
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『ゴゲ~!ゴッゴッゴ!ゴゲ~!!』
ゴールデン大ニワトリは翼を羽ばたかせ空を舞った。
ぬぉ!?ニワトリのクセに、なんと鮮やかな!!
そう感心したのも束の間。
ゴールデン大ニワトリは身体ごと光の矢となり、俺に襲いかかる。
ちょっ!速くて、見えない!見えないって!?
ドゴン!!
激しい音を立て、地面には大きな穴が空く。
俺の頬を冷や汗が伝う。
やばい!確実にやばい!!当たったら、即死だろう!!これ……!!
どうしよう?また、走って逃げて隠れたら見失わないだろうか……?
いや?ダメだ!そうすれば、魔法を唱えているイリアが確実に狙われる!!
このまま集中して避けきるしかない!!カッコ悪いけど、避ける事に集中する!!
俺はゴールデン大ニワトリの攻撃を避けまくる。避ける事に全神経を集中させる。
激しい音と共に周りには無数の大きな穴が空いていく。
やばい!!もう逃げる足場があんま無くない?
「お待たせしました!ヤマト様!!撃ちます!避けて下さい!!」
待ってました!!そう思いながら、イリアの方を向く。足元には巨大な魔法陣がいつの間にか出来上がっていた。
イリアは杖を掲げて呪文を唱える。
「『我が求めるは炎 我の行く道 遮る物を焼滅させし炎 焼き払え ファイアーボール』!!」
イリアの言葉と共に巨大な魔法陣が杖の先にも展開する。そして、火の玉が放たれた。
俺はその火の玉……ファイヤーボールを見て驚愕する。
え?!ええ?!ファイヤーボール、デカくない?ってかデカすぎない!?このルームを埋め尽くすくらいにデカくな~い!?!?!?
そう思った。と、ほぼ同時に俺の意識は灰になるように消えていった。
「ヤマト様!ヤマト様!!ヤマト様!!!」
頬に当たる生温い雫で目が覚めた。
「……ん?イリア……か??」
「はい!イリアです!!……良かった!良かった!!ヤマト様!!」
どうやら、イリアが泣いているようで……俺は膝枕をされながら、顔を抱きしめられたようだ。
いい匂いと、控えめだが気持ち良い柔らかい感触が……。
でも、俺……何で助かったんだ?この気持ち良い感触も捨てがたいが確認せねば……。
「ちょ、ちょっと苦しいから離して、イリア。」
イリアはバッと俺の頭を離して、自分の瞳を手で拭った。
俺も起き上がって身体のあちこちを見て回る。
……ほぼ全裸になっていた。
下半身にはイリアの着ていたローブが掛けられている。
もちろん、マジカルマントやレザーアーマーは焼失しており、バックラーに剣も言葉にならないくらい変色変形していた。
しかし、体には怪我らしい怪我はない。若干焦げ臭いけど……。
「俺、どうなった?よく助かったな、俺。それと、ゴールデン大ニワトリは??」
イリアは指をさす。
その方向を見ると、大きな魔石がポツンと一つ。まだ煙りを上げているのが分かる。
ゴールデン大ニワトリは、丸焼けになって消滅したようだ。そして、それだけにとどまらず、魔石まで焼かれて煙りを上げている始末。
……俺、なんで助かった?
「俺、よく助かったな。俺、どうなったんだ?」
同じ質問の二回目をする。
イリアは、錆びたオモチャの様にゆっくりと顔を俺からそらして、立ち上がって言う。
「さ、さぁ。ヤ、ヤマト様もご無事だったという事で!あの魔石を回収して、か、帰りましょう!!」
イリアはテンション高く、勢いで押し切ろうとする。
怪しい!怪しすぎる!!
「まあ、イリアさん。モンスターも周りに居ないようですし。それにまだ、あの魔石は熱くて持てないはずですし。ゆっくりとしていきましょう?もう一度座りましょう。ね?」
「で、でも」
「座りなさい!!!」
「はっ、はい!」
俺の怒ったような声にイリアはビクン!と反応して勢いよく正座した。
「イリア。正直に話せ。俺はどうなった??」
イリアは観念したようにシュンとして話し始めた。
「ヤマト様は、私が魔法を放った時、運良くゴールデン大ニワトリが空けた穴に落ちたのです。それでファイヤーボールの直撃を免れました。でも、あの、私の魔法の威力が強過ぎて、穴の中まで炎が回ってしまって……。焼かれてしまいました。これもまた運良く、マジカルマントも装備していたおかげでしょう。まだ息があられましたので、回復魔法を、これでもか!というくらいに使いました。……ごめんなさい。」
イリアは下を向く。その身体は震えていた。
………こいつの異名が『魔力バカ』って言われているのが分かったような気がする。あれは良い意味と悪い意味両方含まれてやがる。それと、女王様にポンコツ呼ばわりされていたことも……分かった気がする。コイツ、魔力の調整が下手すぎるんじゃないか?
多分、俺が一度死にかけたのもアクシデントではなく、イリアのミスなのかもしれない。ろくな計画も立てず、安直な行動を起こし、ゲートを設置する場所を、とてつもなく変な所に設置し、俺は落ちた。慌てて、地面にぶつかる前に風魔法なり衝撃吸収魔法なり使ってぶつからないようにしたけど……しくじった……こんなところだろう。
そして、俺がもし、今日、マジカルマントを装備していなかったら……。きっと、俺は生きていない。上級冒険者も欲しがる一品は、まさかの形で俺の命を救ってくれた。モンスターにやられるでもなく、味方の魔法で焼失するとは、マジカルマントも思っていなかっただろう。
今度、マジカルマントを見かけたら、あのモフモフの襟を感謝の意味を込め、モフモフしてやろう。そして、買えるようになったら、家に飾ってやろう。家宝として。
一瞬にして、イリアへの信頼は地に堕ちた。
まあ、そうなるよね。これで二回目なんだし?二度あることは三度あるって言うし?この先、正直、一緒にやっていけるかも不安になるよ。
俺はイリアを不信感いっぱいの目で見下ろした。
イリアはそれに気がついているのだろう。叱られている子犬のように、しょんぼりとうなだれ、こちらをたまに伺うように見上げる瞳には涙をいっぱいに溜めていた。
な、なんか、可愛いぞ。
た、ただでさえ、イリアは美人で可愛いのに……反則なんじゃね?
昔から、俺はモテなかったから、女の子のそんな瞳に耐久性は、あんまりないし……。
あ、あれだよ。モテなかったと言えば、つい、女性を見る時は、胸とか全身を舐め回すように見てしまう。友達に言われたんだ。昔……。その癖を治さないとな。見るのは止めにしないと……。エルフは人間以上にそんな事を嫌うかもしれないし……。
なんか、少し混乱してきたけど……どこかでこんな感覚、味わった事があるような……。
あれだ!犬のチワワだ!!昔、テレビのCMであってた。チワワ。
あの、訴え掛けるような瞳……。
あ~!もう考えても仕方ない。
俺は一つ大きく、溜息をつく。そして口を開く。
「威力を調整するって言ったよな?」
「……はい。」
「もしかして……じゃなくて、もしかしなくても、魔力の調整、苦手だろ?」
「……はい。強くは簡単に出来るのです……。それに、普通なら、ヤマト様をお待たせする事なく、ゴールデンニワトリを消滅させれるレベルの『ファイアーボール』くらいなら、直ぐに打てるのです。けど……格好いいところを見せようと、指示して意気込んでみたせいもあるのか……弱くしなきゃ。弱くしなきゃ。と思えば思うほど、魔力が上がってしまって。そうしたら、どうしよう?どうしよう??って……でも、焦ってるのバレると格好悪いし……パニックになってしまって……。そうこうしているうちに、ヤマト様がピンチになってて、危ない!助けなきゃ!!と思ってしまって。色々な感情がこんがらがって、撃ちます!って全詠唱してしまって、大魔力のままで放ってしまいました。」
しょんぼりするイリアを見たら、怒る気も無くなったな。
「とりあえず。ありがとう。」
まあ、あの状態だったら、遅かれ早かれゴールデン大ニワトリに俺は殺されていただろう。助けなきゃ!!って思ってくれたんだし。そう考えよう。それにイリアのおかげで生きているのだから、これ以上責める必要はない。
「……え?ヤマト様は二回も自分を殺しかけた者を許してくれるのですか??」
イリアは大粒の涙を流しながら、俺を見る。
「ああ。許すもなにも。生きているんだし、俺はイリアに助けてもらっている。感謝はしても恨む事はないよ。」
俺の言葉にイリアは大泣きして抱きついてきた。
「ありがど~ございばぶ~。ヤマドざば~。」
なんか、コイツが敬語とか凛とした態度をとってるのも自分をよく見せるための演技やフリなんじゃないかと思ってきている自分がいた。
ゴールデン大ニワトリは翼を羽ばたかせ空を舞った。
ぬぉ!?ニワトリのクセに、なんと鮮やかな!!
そう感心したのも束の間。
ゴールデン大ニワトリは身体ごと光の矢となり、俺に襲いかかる。
ちょっ!速くて、見えない!見えないって!?
ドゴン!!
激しい音を立て、地面には大きな穴が空く。
俺の頬を冷や汗が伝う。
やばい!確実にやばい!!当たったら、即死だろう!!これ……!!
どうしよう?また、走って逃げて隠れたら見失わないだろうか……?
いや?ダメだ!そうすれば、魔法を唱えているイリアが確実に狙われる!!
このまま集中して避けきるしかない!!カッコ悪いけど、避ける事に集中する!!
俺はゴールデン大ニワトリの攻撃を避けまくる。避ける事に全神経を集中させる。
激しい音と共に周りには無数の大きな穴が空いていく。
やばい!!もう逃げる足場があんま無くない?
「お待たせしました!ヤマト様!!撃ちます!避けて下さい!!」
待ってました!!そう思いながら、イリアの方を向く。足元には巨大な魔法陣がいつの間にか出来上がっていた。
イリアは杖を掲げて呪文を唱える。
「『我が求めるは炎 我の行く道 遮る物を焼滅させし炎 焼き払え ファイアーボール』!!」
イリアの言葉と共に巨大な魔法陣が杖の先にも展開する。そして、火の玉が放たれた。
俺はその火の玉……ファイヤーボールを見て驚愕する。
え?!ええ?!ファイヤーボール、デカくない?ってかデカすぎない!?このルームを埋め尽くすくらいにデカくな~い!?!?!?
そう思った。と、ほぼ同時に俺の意識は灰になるように消えていった。
「ヤマト様!ヤマト様!!ヤマト様!!!」
頬に当たる生温い雫で目が覚めた。
「……ん?イリア……か??」
「はい!イリアです!!……良かった!良かった!!ヤマト様!!」
どうやら、イリアが泣いているようで……俺は膝枕をされながら、顔を抱きしめられたようだ。
いい匂いと、控えめだが気持ち良い柔らかい感触が……。
でも、俺……何で助かったんだ?この気持ち良い感触も捨てがたいが確認せねば……。
「ちょ、ちょっと苦しいから離して、イリア。」
イリアはバッと俺の頭を離して、自分の瞳を手で拭った。
俺も起き上がって身体のあちこちを見て回る。
……ほぼ全裸になっていた。
下半身にはイリアの着ていたローブが掛けられている。
もちろん、マジカルマントやレザーアーマーは焼失しており、バックラーに剣も言葉にならないくらい変色変形していた。
しかし、体には怪我らしい怪我はない。若干焦げ臭いけど……。
「俺、どうなった?よく助かったな、俺。それと、ゴールデン大ニワトリは??」
イリアは指をさす。
その方向を見ると、大きな魔石がポツンと一つ。まだ煙りを上げているのが分かる。
ゴールデン大ニワトリは、丸焼けになって消滅したようだ。そして、それだけにとどまらず、魔石まで焼かれて煙りを上げている始末。
……俺、なんで助かった?
「俺、よく助かったな。俺、どうなったんだ?」
同じ質問の二回目をする。
イリアは、錆びたオモチャの様にゆっくりと顔を俺からそらして、立ち上がって言う。
「さ、さぁ。ヤ、ヤマト様もご無事だったという事で!あの魔石を回収して、か、帰りましょう!!」
イリアはテンション高く、勢いで押し切ろうとする。
怪しい!怪しすぎる!!
「まあ、イリアさん。モンスターも周りに居ないようですし。それにまだ、あの魔石は熱くて持てないはずですし。ゆっくりとしていきましょう?もう一度座りましょう。ね?」
「で、でも」
「座りなさい!!!」
「はっ、はい!」
俺の怒ったような声にイリアはビクン!と反応して勢いよく正座した。
「イリア。正直に話せ。俺はどうなった??」
イリアは観念したようにシュンとして話し始めた。
「ヤマト様は、私が魔法を放った時、運良くゴールデン大ニワトリが空けた穴に落ちたのです。それでファイヤーボールの直撃を免れました。でも、あの、私の魔法の威力が強過ぎて、穴の中まで炎が回ってしまって……。焼かれてしまいました。これもまた運良く、マジカルマントも装備していたおかげでしょう。まだ息があられましたので、回復魔法を、これでもか!というくらいに使いました。……ごめんなさい。」
イリアは下を向く。その身体は震えていた。
………こいつの異名が『魔力バカ』って言われているのが分かったような気がする。あれは良い意味と悪い意味両方含まれてやがる。それと、女王様にポンコツ呼ばわりされていたことも……分かった気がする。コイツ、魔力の調整が下手すぎるんじゃないか?
多分、俺が一度死にかけたのもアクシデントではなく、イリアのミスなのかもしれない。ろくな計画も立てず、安直な行動を起こし、ゲートを設置する場所を、とてつもなく変な所に設置し、俺は落ちた。慌てて、地面にぶつかる前に風魔法なり衝撃吸収魔法なり使ってぶつからないようにしたけど……しくじった……こんなところだろう。
そして、俺がもし、今日、マジカルマントを装備していなかったら……。きっと、俺は生きていない。上級冒険者も欲しがる一品は、まさかの形で俺の命を救ってくれた。モンスターにやられるでもなく、味方の魔法で焼失するとは、マジカルマントも思っていなかっただろう。
今度、マジカルマントを見かけたら、あのモフモフの襟を感謝の意味を込め、モフモフしてやろう。そして、買えるようになったら、家に飾ってやろう。家宝として。
一瞬にして、イリアへの信頼は地に堕ちた。
まあ、そうなるよね。これで二回目なんだし?二度あることは三度あるって言うし?この先、正直、一緒にやっていけるかも不安になるよ。
俺はイリアを不信感いっぱいの目で見下ろした。
イリアはそれに気がついているのだろう。叱られている子犬のように、しょんぼりとうなだれ、こちらをたまに伺うように見上げる瞳には涙をいっぱいに溜めていた。
な、なんか、可愛いぞ。
た、ただでさえ、イリアは美人で可愛いのに……反則なんじゃね?
昔から、俺はモテなかったから、女の子のそんな瞳に耐久性は、あんまりないし……。
あ、あれだよ。モテなかったと言えば、つい、女性を見る時は、胸とか全身を舐め回すように見てしまう。友達に言われたんだ。昔……。その癖を治さないとな。見るのは止めにしないと……。エルフは人間以上にそんな事を嫌うかもしれないし……。
なんか、少し混乱してきたけど……どこかでこんな感覚、味わった事があるような……。
あれだ!犬のチワワだ!!昔、テレビのCMであってた。チワワ。
あの、訴え掛けるような瞳……。
あ~!もう考えても仕方ない。
俺は一つ大きく、溜息をつく。そして口を開く。
「威力を調整するって言ったよな?」
「……はい。」
「もしかして……じゃなくて、もしかしなくても、魔力の調整、苦手だろ?」
「……はい。強くは簡単に出来るのです……。それに、普通なら、ヤマト様をお待たせする事なく、ゴールデンニワトリを消滅させれるレベルの『ファイアーボール』くらいなら、直ぐに打てるのです。けど……格好いいところを見せようと、指示して意気込んでみたせいもあるのか……弱くしなきゃ。弱くしなきゃ。と思えば思うほど、魔力が上がってしまって。そうしたら、どうしよう?どうしよう??って……でも、焦ってるのバレると格好悪いし……パニックになってしまって……。そうこうしているうちに、ヤマト様がピンチになってて、危ない!助けなきゃ!!と思ってしまって。色々な感情がこんがらがって、撃ちます!って全詠唱してしまって、大魔力のままで放ってしまいました。」
しょんぼりするイリアを見たら、怒る気も無くなったな。
「とりあえず。ありがとう。」
まあ、あの状態だったら、遅かれ早かれゴールデン大ニワトリに俺は殺されていただろう。助けなきゃ!!って思ってくれたんだし。そう考えよう。それにイリアのおかげで生きているのだから、これ以上責める必要はない。
「……え?ヤマト様は二回も自分を殺しかけた者を許してくれるのですか??」
イリアは大粒の涙を流しながら、俺を見る。
「ああ。許すもなにも。生きているんだし、俺はイリアに助けてもらっている。感謝はしても恨む事はないよ。」
俺の言葉にイリアは大泣きして抱きついてきた。
「ありがど~ございばぶ~。ヤマドざば~。」
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