揚げ物、お好きですか?リメイク版

ツ~

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スライム、揚げてみます

スライム、揚げてみます5

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 討伐後。灰の中から勲章とレアアイテム、スライムの宝玉こと、通称『ヌル玉』をゲットした。ヌルヌルと気持ち悪いが価値的には200万エルウォンするらしく、何か特別な装備に必要な素材らしい。
 そして、またダンジョンを攻略したご褒美に、ギルド全体でお祝いしてもらった。イリア達は、物凄く喜んでいが、俺はやはり、あの独特な雰囲気が苦手なようで、俺は三人に言って、先に帰ることにした。

 それから、二日後。俺達はアミッドの洞窟に居た。
 お目当てはスライム。この洞窟の地下五階層から出現する。
 市場にスライムは出回らないらしく、イリアやエリは食べた事がないらしい。唯一、極貧生活をしていた、元・勇者のララだけが食した事があった。
 ララ曰わく、火は通せない……らしい。理由を知って少し納得した。食材にしたスライムは熱を加えると溶けてしまうらしい。確かになんか溶けて無くなってしまいそうだ。プルンプルンしてるしな。なので、生食で食べる。との事……。味はスライムにより違い、何気にポイズンスライムはピリピリと癖になる美味さらしい。
 「スライムはどうやって剥ぎ取るんだ?」
 「……核を壊して、外側の……ヒラヒラした?ペタンとした?そこを切り取る。消える時間までは……二時間。」
 「それじゃ、とりあえず狩るか!」
  「「「お~!」」」
 俺達はスライムを狩り始める。
 流石、俺以外はこの世界を代表する能力を持つメンバーだ。早い早い。動きも速いが、やる事が正確で無駄がない。あっという間にスライムの食材は集まった。
 それを持って、俺達は家に帰る。
 「……ヌルヌルは洗えば取れる。あとは、切って食べる。」
 ララはそう言い、ささっと水で洗いスライムを切る。
 ちなみに、この世界は水道は通っている。トイレも水洗だ。流石にウォシュレットはないけど、便利。
 それでは、早速、スライムを食べてみ事にしよう。
 お!少しひんやりして、つるりとして口当たりがよくて、噛めばもちっとしている。それでいて、砂糖を加えてないのに、ほのかに甘い。わらび餅みたいな感じか……。いいな、これ。きな粉や黒蜜なんか掛けたらデザートとして出せそうだ。
 「わ~。ほのかに甘いくて、すっとその甘さも後を残さない。上品な味ですね。食感も楽しいです。」
 「ああ。本当だな。スライムがこんなに美味いとは思わなかった。」
 イリアにエリの評価もかなり良いようだ。
 調理も洗って切るだけで簡単だし……。もっと冷やしたり、凍らせたらどうなるんだろう?熱したら溶けるらしいけど、溶けて固めたらまたこの食感になるのだろうか?とりあえず試してみるか……。揚げ物屋としては、揚げてもみたいな。揚げ饅頭とかのスイーツもあるくいだから、揚げたデザートも必要だよな。でも……ヤッパリ、破裂するかな??
 まあ、とりあえずは試してみよう。うん!揚げよう!!
 ころもつけた方がいいかな?熱に弱いらしいからな。素揚げでは駄目だろう。まずは、小麦粉をつけ、その後、ころもをつけて天ぷらの要領で揚げてみるか……。
 
 
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