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アリシア
アリシア20
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少し話は戻り、スプリンティア前日。
ボクは出勤前、鏡を見つめる。
そこに映るのは、カラーコンタクトを外した本当のボクがいる。
明日はスプリンティアなんだけど、ボクはヤマト君の手伝いをせず、ギルドへ行く事になっていた。
正直、気分は重かった。
ありのままの自分。
偽らない。
ボクはボクらしく生きよう。
そう決めたのに、いざその一歩を踏み出すのは自分が思っているより勇気がいった。
深く、深く、何度も息を吸い込み、ゆっくりと吐く。
自分を落ち着かせ、大丈夫だと。言い聞かせる。
うん!大丈夫。何があってもボクは挫けたりしない。
小さく頬を両手で叩く。
よし!気合い入った!!
ボクは家の扉を力強く開け、外へ出た。
ギルドに着いた。
「おはようございます。」
出来るだけ、何時もと変わらないように挨拶をする。
そして、返ってくる挨拶も変わらない。顔を合わせているのに……。
あれ?何で??みんな、ボクがバンシーだと気がついてない??
「おはようございます。アリシア先輩。今日もよろしくお願いします。」
あ!ラディアットだ。彼女なら何か言うかもしれない。
「おはよう。ラディアット。今日も頑張ろうね。」
「はい。先輩。頑張りましょう。それでですね。このクエスト依頼書はもう掲示板に張ってもいいですか?」
あれ?何も変わってない……。どうして??
本当は変わっていない事。昨日とみんなの対応が同じである事を喜ばないといけない状況なのに、ボクはその理由を聞かないと気が済まなかった。
「ね、ねぇ。ラディアット。昨日のボクと今日のボク、違うところがあるでしょ?」
ラディアットは不思議そうに首を傾げる。
「ん~。もしかて、カラーコンタクトを外していらっしゃる事ですか?」
え?気がついていたの?
「気がついていたの?」
「はい。それは、瞳の色が変わっているので気がつきますよ。みなさんもそれは気がついているのではないでしょうか?」
ラディアットはまた不思議そうにする。
「ねぇ?ボクの事、怖くないの?疎ましくないの?バンシーだよ??」
そう。ボクはバンシーなんだ。そう思われて当然のはず。
「いえ?アリシア先輩はアリシア先輩ですし。私は怖いとか思ったりしませんよ?どちからというと、憧れている。と言った方がいいですね。私の場合は。」
憧れている?何で??
「何で?バンシーに憧れるとか聞いた事ないよ?」
「そうですか?憧れている人も少なからず居るんじゃないですかね??結構、有名ですからね。あの絵本。」
「え?絵本??」
「はい。絵本です。私が生まれる前には出版されたらしいんですけど、バンシーの少年が国を救う絵本なんですよ。アリシア先輩。その絵本、読んだ事ありますか??」
「いえ……読んだ事ないよ……。」
「そうなんですか?私、オススメですよ。あっ!そうだ。私、何時もバッグに入れて持ち歩いているんですよ。良かったら、読んでみます?」
「……うん。読んでみたい。」
ちょっと待ってて下さいね。と言い、ラディアットは席を外した。
そして、数分後。
「お待たせしました。はい、先輩。この本ですよ。」
ラディアットは、微笑み絵本をボクに渡してくれた。
綺麗に彩られた表紙。見るからに高そうだ。
どんな絵本なのだろう?タイトルに目をやる。
ボクはその絵本のタイトルを見て、言葉を失った。
『少年ゼセンタの物語』
そこには懐かしい名前の絵本があったからだ。
「私、この絵本の主人公に憧れているんですよね~。」
ラディアットの声がなぜか遠くに聞こえた。
どうして?
ボクはゆっくり、じっくり絵本を読む。
昔のままだ……何も変わってない。
懐かしい記憶が蘇ってくる。
この絵本は、あの時、一度、女王様に貸している。そして、今はボクの手元へ戻ってきていた。
もしかて、あの時、女王様が借りた理由って出版する事?
読み進める中で変わった事はない。物語は原本通り終わる。
ただ、最後のあとがきが少ない文字で書き足されていた。
『この本の収益は全て、恵まれない子供を助ける為の基金、王立子供基金に全額寄付いたします。アルベダ・アルミラーレ』
「私、この主人公のゼセンタが大好きなんですよ。バンシーの方がどのような仕打ちを受けてきたかも分かりますし、その仕打ちにも負けず、数多くの困難を乗り越える姿なんて最高です。もちろん、作者さんも最高ですよね。収益金を全額寄付されるとか、普通では出来ないですよ。尊敬以外に言葉がみつかりません。絵本のお値段も驚くほど安いんです。なので、この絵本を手に取った方は多いと思います。」
え?もしかて、これが……ラディアットがボクを怖がら秘密??これだけで??
「それだけで、ボクを怖がらないの?」
ボクはラディアットに質問する。
「そうですね……。少なくても私は怖くありませんね。この絵本の影響を受けた方も沢山居ると思いますよ。この国や王都では、女王様が偏見や差別について何時もいけないとおっしゃりますので、他の国なんかに比べたら偏見は少なくなってきていると思います。それに、私が先輩やゼセンタを尊敬するのは話が別ですし。ギルドの方もバンシーだからと言って先輩を疎ましく思ったりしないと思いますよ。冒険者の方にはバンシー以外にも瞳の色が違う方も居ますし、我々、ギルドの職員の中にも居られると思いますしね。カラーコンタクトをしている方だってギルド以外にも街中に大勢いらっしゃいます。ギルドの職員が瞳の色の事を気にしていれば、それこそ職員はやっていられないと思います。ギルドにとって大事な冒険者の方を差別してしまうことに繋がりますし。」
それはそうかも知れないけど……なら、ボクはずっと考え過ぎていたって事?魔力は魔動学校から成長していないはずだから、制御出来るようになっているだろうし、カラーコンタクトは必要なかった。って事??
「でも、一つ分からない事があるんですよね?」
ボクが悩んでいる事も知らずに、ラディアットはボクに疑問をぶつける。
「分からない事?」
「はい。」
「どんな事?」
ラディアットは考えながら言う。
「……何でゼセンタは即死魔法を使わなかったのでしょうか?」
ああ。そうか。『少年ゼセンタの物語』には、即死魔法が使われていない。使えるには『覚醒』しないといけない。という事が書いてないんだ。この事をアルベダは書けなかった。そして、女王様は『覚醒』しないと使えないという事を、あえて書き加えなかった……。
これは、女王様からボクへのメッセージなのかもしれない。
「何でだろうね?使え……なかった??」
「え?」
ラディアットはボクの言葉に驚く。
そうだ。ラディアットや他の人はバンシーが死属性魔法を使えるようになる理由をしらない。ボクにはその事を伝える事が出来るんだ。ボクがその事を書こう。みんなに分かるように、アルベダと同じように絵本で……。もっとバンシーの事を知ってもらえるように。
こうして、ボクの執筆活動が始まる事になった。
ボクは出勤前、鏡を見つめる。
そこに映るのは、カラーコンタクトを外した本当のボクがいる。
明日はスプリンティアなんだけど、ボクはヤマト君の手伝いをせず、ギルドへ行く事になっていた。
正直、気分は重かった。
ありのままの自分。
偽らない。
ボクはボクらしく生きよう。
そう決めたのに、いざその一歩を踏み出すのは自分が思っているより勇気がいった。
深く、深く、何度も息を吸い込み、ゆっくりと吐く。
自分を落ち着かせ、大丈夫だと。言い聞かせる。
うん!大丈夫。何があってもボクは挫けたりしない。
小さく頬を両手で叩く。
よし!気合い入った!!
ボクは家の扉を力強く開け、外へ出た。
ギルドに着いた。
「おはようございます。」
出来るだけ、何時もと変わらないように挨拶をする。
そして、返ってくる挨拶も変わらない。顔を合わせているのに……。
あれ?何で??みんな、ボクがバンシーだと気がついてない??
「おはようございます。アリシア先輩。今日もよろしくお願いします。」
あ!ラディアットだ。彼女なら何か言うかもしれない。
「おはよう。ラディアット。今日も頑張ろうね。」
「はい。先輩。頑張りましょう。それでですね。このクエスト依頼書はもう掲示板に張ってもいいですか?」
あれ?何も変わってない……。どうして??
本当は変わっていない事。昨日とみんなの対応が同じである事を喜ばないといけない状況なのに、ボクはその理由を聞かないと気が済まなかった。
「ね、ねぇ。ラディアット。昨日のボクと今日のボク、違うところがあるでしょ?」
ラディアットは不思議そうに首を傾げる。
「ん~。もしかて、カラーコンタクトを外していらっしゃる事ですか?」
え?気がついていたの?
「気がついていたの?」
「はい。それは、瞳の色が変わっているので気がつきますよ。みなさんもそれは気がついているのではないでしょうか?」
ラディアットはまた不思議そうにする。
「ねぇ?ボクの事、怖くないの?疎ましくないの?バンシーだよ??」
そう。ボクはバンシーなんだ。そう思われて当然のはず。
「いえ?アリシア先輩はアリシア先輩ですし。私は怖いとか思ったりしませんよ?どちからというと、憧れている。と言った方がいいですね。私の場合は。」
憧れている?何で??
「何で?バンシーに憧れるとか聞いた事ないよ?」
「そうですか?憧れている人も少なからず居るんじゃないですかね??結構、有名ですからね。あの絵本。」
「え?絵本??」
「はい。絵本です。私が生まれる前には出版されたらしいんですけど、バンシーの少年が国を救う絵本なんですよ。アリシア先輩。その絵本、読んだ事ありますか??」
「いえ……読んだ事ないよ……。」
「そうなんですか?私、オススメですよ。あっ!そうだ。私、何時もバッグに入れて持ち歩いているんですよ。良かったら、読んでみます?」
「……うん。読んでみたい。」
ちょっと待ってて下さいね。と言い、ラディアットは席を外した。
そして、数分後。
「お待たせしました。はい、先輩。この本ですよ。」
ラディアットは、微笑み絵本をボクに渡してくれた。
綺麗に彩られた表紙。見るからに高そうだ。
どんな絵本なのだろう?タイトルに目をやる。
ボクはその絵本のタイトルを見て、言葉を失った。
『少年ゼセンタの物語』
そこには懐かしい名前の絵本があったからだ。
「私、この絵本の主人公に憧れているんですよね~。」
ラディアットの声がなぜか遠くに聞こえた。
どうして?
ボクはゆっくり、じっくり絵本を読む。
昔のままだ……何も変わってない。
懐かしい記憶が蘇ってくる。
この絵本は、あの時、一度、女王様に貸している。そして、今はボクの手元へ戻ってきていた。
もしかて、あの時、女王様が借りた理由って出版する事?
読み進める中で変わった事はない。物語は原本通り終わる。
ただ、最後のあとがきが少ない文字で書き足されていた。
『この本の収益は全て、恵まれない子供を助ける為の基金、王立子供基金に全額寄付いたします。アルベダ・アルミラーレ』
「私、この主人公のゼセンタが大好きなんですよ。バンシーの方がどのような仕打ちを受けてきたかも分かりますし、その仕打ちにも負けず、数多くの困難を乗り越える姿なんて最高です。もちろん、作者さんも最高ですよね。収益金を全額寄付されるとか、普通では出来ないですよ。尊敬以外に言葉がみつかりません。絵本のお値段も驚くほど安いんです。なので、この絵本を手に取った方は多いと思います。」
え?もしかて、これが……ラディアットがボクを怖がら秘密??これだけで??
「それだけで、ボクを怖がらないの?」
ボクはラディアットに質問する。
「そうですね……。少なくても私は怖くありませんね。この絵本の影響を受けた方も沢山居ると思いますよ。この国や王都では、女王様が偏見や差別について何時もいけないとおっしゃりますので、他の国なんかに比べたら偏見は少なくなってきていると思います。それに、私が先輩やゼセンタを尊敬するのは話が別ですし。ギルドの方もバンシーだからと言って先輩を疎ましく思ったりしないと思いますよ。冒険者の方にはバンシー以外にも瞳の色が違う方も居ますし、我々、ギルドの職員の中にも居られると思いますしね。カラーコンタクトをしている方だってギルド以外にも街中に大勢いらっしゃいます。ギルドの職員が瞳の色の事を気にしていれば、それこそ職員はやっていられないと思います。ギルドにとって大事な冒険者の方を差別してしまうことに繋がりますし。」
それはそうかも知れないけど……なら、ボクはずっと考え過ぎていたって事?魔力は魔動学校から成長していないはずだから、制御出来るようになっているだろうし、カラーコンタクトは必要なかった。って事??
「でも、一つ分からない事があるんですよね?」
ボクが悩んでいる事も知らずに、ラディアットはボクに疑問をぶつける。
「分からない事?」
「はい。」
「どんな事?」
ラディアットは考えながら言う。
「……何でゼセンタは即死魔法を使わなかったのでしょうか?」
ああ。そうか。『少年ゼセンタの物語』には、即死魔法が使われていない。使えるには『覚醒』しないといけない。という事が書いてないんだ。この事をアルベダは書けなかった。そして、女王様は『覚醒』しないと使えないという事を、あえて書き加えなかった……。
これは、女王様からボクへのメッセージなのかもしれない。
「何でだろうね?使え……なかった??」
「え?」
ラディアットはボクの言葉に驚く。
そうだ。ラディアットや他の人はバンシーが死属性魔法を使えるようになる理由をしらない。ボクにはその事を伝える事が出来るんだ。ボクがその事を書こう。みんなに分かるように、アルベダと同じように絵本で……。もっとバンシーの事を知ってもらえるように。
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