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スプリンティア開幕。そして……
スプリンティア開幕。そして……2
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「はぁ~。」
スプリンティアの片付けを終え、俺達はマーガレットの働いているオープンカフェへとやってきていた。
なんか、酒を飲む気分ではなくなったのだ。パーティーのメニューを考えないといけないと思うと、気も重いし………。
そう。結局、俺は女王様の頼みを聞いた。
「ヤマト様。そんなに真剣に考えなくても良いと思いますよ。この世界の住人なら、ヤマト様の料理は刺激的で最高な物だと感じるはずです。」
イリアは食後のハーブティーを飲みながら、自信あり気に言う。
「そうは言ってもな……。王族に出す料理だぞ??いきなり、からあげとか出したら失礼にあたらないか?」
「……それはどうなのかな?この世界の……王宮の晩餐会は、たいした食べ物は用意されていない。……多いのは、ケーキ。晩餐会で出る料理は……どれも美味しくない。」
「そうですね。貴族の間でおこなわれるパーティーもそのような物です。ヤマト様みたいに、盛り付けにこったりするような事はありませんね。からあげを山積みにしても何も言われないと思いますよ。」
ララにターニャさんは、俺をフォローしてくれているようだ。
「はぁ~。そうなのかもしれないけどさ……せめて、この国の宮廷料理が分かればな~。」
俺はそう言い、椅子の背もたれに体を預け、天井を見上げた。
「お待たせいたしました。アイスティーです。……おや?どうしたんですか?ヤマトさん。凄く浮かない顔してますね。」
珍しくマーガレットが厨房を離れ、給仕の仕事をしている。
「おっ。珍しいな。マーガレットが給仕の仕事をしているなんて。」
「あははは。今日はスプリンティアなのでお客さんが少ないんですよ。それで、暇を持て余してて。で、ヤマトさんは何を悩んでいるんですか?」
どうやら、スプリンティアのおかげで暇なようだ。確かに、今日の店内は閑散としていた。何時もは満杯なのにな……。スプリンティア……恐るべし。
「いやな。女王様からパーティーの料理を作ってくれって頼まれたんだけど……どうしたらいいか……。」
「え?そんなの、ヤマトさんのからあげを山積みにしてれば大丈夫だと思いますよ。後は、ケーキなんかのお菓子を適当に並べてください。」
おいおい。マーガレットまでそんな事を言うのか。
「いや、それじゃ、ダメじゃないのか?この国にも宮廷料理とかあるだろ?ちゃんとした。」
「あ~、なるほど。ヤマトさんはこの国の宮廷料理を見た事無いんですね。それを見たらヤマトさん、私が言った事、納得できます?」
「まあ、見たら納得すると思うけど……。」
「それなら、少しお金掛かりますけど、お作りしましょうか?」
え?マーガレットが宮廷料理を作ってくれるの?ってか、作れるの??
「作れるのか?」
「はい。これでも、昔は王宮で料理してましたから。」
何という真実。あれ?もしかして、マーガレットとイリア達って元々、顔見知り??
って、まあ、今はそれは置いといて。
「それなら、頼むよ。」
「かしこまりました。特別王宮セットですね。」
マーガレットは笑顔で厨房へ戻っていった。
注文してから何時間経ったのだろう?辺りは真っ暗。もう、すっかり日も暮れ夜だ。それでも、スプリンティアの影響で外は賑やかだった。
イリア達は時間が掛かると分かっていたのか、一度家に帰り、銭湯で風呂に入って来たらしい。いい匂いをさせ、戻り、女子トークをしている。
はっきり言って暇だ。女子トークに俺がついていける訳もなく、ただ、店の外の人波を眺めるだけ。パーティーの料理を考えようにも、宮廷料理がどんな物か見ないとイメージがわかない。
「おまたせしました。特別王宮セットでございます。」
マーガレットの声がした。
お!やっときたか!!
テーブルの上に料理が置かれる。って?あれ??一品ずつテーブルに持って来るんじゃないの??
あっという間、テーブルは料理で埋め尽くされた。
料理の内容はこうだ。
小さめの大ニワトリの丸焼き。これまた小さめのエンジェルポークの丸焼き。大皿にサラダ。沢山のケーキ類とお菓子。極めつけは、美味しくないミルクスープ。
なんだ……これ。
「どうですか?ヤマトさん、満足いただけましたか?」
マーガレットが、またやって来た。
「満足って……いや。少し驚いてる。これが、宮廷料理なのか?」
「はい。そうですよ。大ニワトリとエンジェルポークが小さいくらいですかね?違うのは。王宮では、更に大きい大ニワトリとエンジェルポークが使われます。」
まじか……。
「おお~。立派な宮廷料理が並びましたね。ヤマト様。」
イリアは少し興奮気味だ。
どうやら、この興奮具合からして本物の宮廷料理のようだ。何とも言えない。これでいいのか??しかも、この量、俺達だけで食えるのか?
そう思った時、オープンカフェに二人のお客さんが入って来た。
お!これは、なんて偶然。どうせなら、コレを一緒に食べてもらおう。少し気になる事もあったし、俺はその二人に声を掛ける事にした。
スプリンティアの片付けを終え、俺達はマーガレットの働いているオープンカフェへとやってきていた。
なんか、酒を飲む気分ではなくなったのだ。パーティーのメニューを考えないといけないと思うと、気も重いし………。
そう。結局、俺は女王様の頼みを聞いた。
「ヤマト様。そんなに真剣に考えなくても良いと思いますよ。この世界の住人なら、ヤマト様の料理は刺激的で最高な物だと感じるはずです。」
イリアは食後のハーブティーを飲みながら、自信あり気に言う。
「そうは言ってもな……。王族に出す料理だぞ??いきなり、からあげとか出したら失礼にあたらないか?」
「……それはどうなのかな?この世界の……王宮の晩餐会は、たいした食べ物は用意されていない。……多いのは、ケーキ。晩餐会で出る料理は……どれも美味しくない。」
「そうですね。貴族の間でおこなわれるパーティーもそのような物です。ヤマト様みたいに、盛り付けにこったりするような事はありませんね。からあげを山積みにしても何も言われないと思いますよ。」
ララにターニャさんは、俺をフォローしてくれているようだ。
「はぁ~。そうなのかもしれないけどさ……せめて、この国の宮廷料理が分かればな~。」
俺はそう言い、椅子の背もたれに体を預け、天井を見上げた。
「お待たせいたしました。アイスティーです。……おや?どうしたんですか?ヤマトさん。凄く浮かない顔してますね。」
珍しくマーガレットが厨房を離れ、給仕の仕事をしている。
「おっ。珍しいな。マーガレットが給仕の仕事をしているなんて。」
「あははは。今日はスプリンティアなのでお客さんが少ないんですよ。それで、暇を持て余してて。で、ヤマトさんは何を悩んでいるんですか?」
どうやら、スプリンティアのおかげで暇なようだ。確かに、今日の店内は閑散としていた。何時もは満杯なのにな……。スプリンティア……恐るべし。
「いやな。女王様からパーティーの料理を作ってくれって頼まれたんだけど……どうしたらいいか……。」
「え?そんなの、ヤマトさんのからあげを山積みにしてれば大丈夫だと思いますよ。後は、ケーキなんかのお菓子を適当に並べてください。」
おいおい。マーガレットまでそんな事を言うのか。
「いや、それじゃ、ダメじゃないのか?この国にも宮廷料理とかあるだろ?ちゃんとした。」
「あ~、なるほど。ヤマトさんはこの国の宮廷料理を見た事無いんですね。それを見たらヤマトさん、私が言った事、納得できます?」
「まあ、見たら納得すると思うけど……。」
「それなら、少しお金掛かりますけど、お作りしましょうか?」
え?マーガレットが宮廷料理を作ってくれるの?ってか、作れるの??
「作れるのか?」
「はい。これでも、昔は王宮で料理してましたから。」
何という真実。あれ?もしかして、マーガレットとイリア達って元々、顔見知り??
って、まあ、今はそれは置いといて。
「それなら、頼むよ。」
「かしこまりました。特別王宮セットですね。」
マーガレットは笑顔で厨房へ戻っていった。
注文してから何時間経ったのだろう?辺りは真っ暗。もう、すっかり日も暮れ夜だ。それでも、スプリンティアの影響で外は賑やかだった。
イリア達は時間が掛かると分かっていたのか、一度家に帰り、銭湯で風呂に入って来たらしい。いい匂いをさせ、戻り、女子トークをしている。
はっきり言って暇だ。女子トークに俺がついていける訳もなく、ただ、店の外の人波を眺めるだけ。パーティーの料理を考えようにも、宮廷料理がどんな物か見ないとイメージがわかない。
「おまたせしました。特別王宮セットでございます。」
マーガレットの声がした。
お!やっときたか!!
テーブルの上に料理が置かれる。って?あれ??一品ずつテーブルに持って来るんじゃないの??
あっという間、テーブルは料理で埋め尽くされた。
料理の内容はこうだ。
小さめの大ニワトリの丸焼き。これまた小さめのエンジェルポークの丸焼き。大皿にサラダ。沢山のケーキ類とお菓子。極めつけは、美味しくないミルクスープ。
なんだ……これ。
「どうですか?ヤマトさん、満足いただけましたか?」
マーガレットが、またやって来た。
「満足って……いや。少し驚いてる。これが、宮廷料理なのか?」
「はい。そうですよ。大ニワトリとエンジェルポークが小さいくらいですかね?違うのは。王宮では、更に大きい大ニワトリとエンジェルポークが使われます。」
まじか……。
「おお~。立派な宮廷料理が並びましたね。ヤマト様。」
イリアは少し興奮気味だ。
どうやら、この興奮具合からして本物の宮廷料理のようだ。何とも言えない。これでいいのか??しかも、この量、俺達だけで食えるのか?
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