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新しい日々の始まり
新しい日々の始まり 3
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俺は交代選手から、クロスランニングでも使う不正防止ブレスレットを受け取り、ピッチに入り、一歩、一歩、脚を進める。
スパイクや運動靴には程遠い革靴に長く伸びた芝、少しゆるい足元は少し靴底に絡み付くような感覚だった。
土のピッチ、あまり整備されてない芝のピッチ。幼い頃や若い頃。当たり前のように駆け巡っていた。
何の問題もない。
問題無くやれる。
ただ、風が体を感じる度に鼓動が早くなる。
何十年ぶりに駈けるピッチに緊張しているのか?
いや、違う。筋肉は強張ってはいない。むしろよく動いてくれている感じがする。絶好調だ。
しかし、ドクン、ドクンと鼓動は周りにも聞こえるのではないかというくらい、高鳴る。
ああ……。そうか、俺は年甲斐もなく、興奮しているだ。あんなに好きだったサッカーに。プロになる夢を諦めたあの日から遠ざかっていたピッチに。
瞳を閉じれば、今でも、あの時期の事は思い出される。
もっと自分に才能があれば……。そう嘆いた日もあった。
もっと努力していれば……。そう後悔した日もあった。
嘆いて、後悔して、グチャグチャになった感情を整理して、一筋の光を見つけて、一歩踏み出して、料理人になるって決めた。もう、サッカーはやらない。
でも……本当は怖かったんだ。……そう……怖かったんだ。
また、ピッチに立ったら、プロになる夢をみるんじゃないか?って……。
また、料理人として中途半端になるんじゃないか?って。
俺は諦めが悪い。自分でもその事は知っている。そこまで割り切って、ブった切ってやらないと前には進めなかった。
「ヤマト兄ちゃん、どうしたの?」
瞳を閉じて無意識に走るのを止めていた俺に近寄って来た一人の選手が声を掛けてきた。
「ああ。ローネか。何でもないよ。」
こいつの名前は、ローネ。今日から家に住むことになっている双子の弟だ。
「それより、お前らもう諦めちゃいないよな。」
俺はAチームの選手達に声を掛ける。
その声に選手達はお互い顔を見合い下を向く。
周りを見渡し、俺と親しいローネがみんなの答えを代弁するように口を開いた。
「だって……もう3点差だよ?残り10分で……。どう考えても無理じゃないの?」
やっぱり、コイツら諦めてやがった。まあ、実際は絶望的な点差なんだが……。
「何言ってる、お前ら。この程度で諦めるのか?相手はお前たちと同じ期間しか練習もしてないんだぞ。あいつらに出来てお前たちに出来ない事があるか?」
「……でも……。」
「サッカーを始める前に言ったこと覚えてるか?サッカーは30秒あれば1点入ってしまうような競技なんだ。諦めるのなんて、まだ早い。」
そう言い、俺は交代した選手と同じ中盤にポジションをとり、相手から難なくパスカットしてボールを奪う。
本当はフォワードだったから、前の方がいいんだけど、今、ポジションをいじっても慣れない事で、あたふたするだけだろうからな……。
ゲームメイクは得意じゃないけど、今は仕方ないか。
奪った瞬間、直ぐに一人が物凄いスピードで駆け寄ってくる。
それを俺は足の裏を使い、ひょいと簡単に交わした。
まだ不慣れなサッカーと、エルフの性格上、猪突猛進的な事が多いから簡単に突っかかってくる。
交わすのは簡単だ。
次の選手が直ぐに突っ込んでくるだろうけど、俺には問題にはならない。このまま一人で仕掛けて行ってもいいんだが……ここは。
俺はフリーの味方にバックパスを出す。
「相手が突っ込んで来ても、落ち着け。無理に1対1で応戦しなくていいんだ。2対1になる前に、こうやって、後ろを向いてパスを出してもいい。まずは、落ち着け。そして、フリーの選手にパスを出すんだ。ボールを持たない選手は、パスを受けやすいように動いてやれ。」
「「「はい!」」」
選手達は、たどたどしく動きながらパスを回し始めた。
それでも、ボールばかり追う相手選手は戸惑い始める。パスを読んだりしないし、近くの選手が寄せるてから数的有利を作るだけだから、どうしようもない。
しかし、それはこちらも似たようなものだ。
プレスから逃れる術を得たのは良かったものの、パスはほぼ前に出ない。ボールをまた失い、追加点を奪われてしまえば、それは即ち、ボールを失った自分のせいになる。それが怖いのだ。
前半は、多少なりと前にパスが飛んでいた。パスを出せないわけじゃない。
それでは、はっきり言って何にもならない。只でさえ負けているんだ。今、更に負け腰になってどうする?戦う……抗う事を止めてはいけない。
俺は手と声を上げて、パスを呼び込む。
ボールを持っていた選手は一瞬躊躇ったが、俺にパスを出した。そして、それを俺は受け取る。
「いいか!お前ら!!よく聞け!!!ミスする事を怖がるんじゃない!!ビビるんじゃない!!!」
「「「「は、はい!」」」」
「前を向け!今は負けているだ!!攻めろ!!」
俺はそう言い、前線の選手にパスを通す。
フリーで受けた選手はドリブルで仕掛け、ペナルティーエリアに入ってシュートを放った。
しかし、ボールは大きくゴールからそれ、歓声は溜め息に変わる。
「ああ!くそ!!」
シュートを放った選手は両手で頭を抱える。ペナルティーエリアに入るまでは良かったが、シュートは明らかにミスだ。
「いいぞ!ドンマイ!!その調子で攻めるぞ!!」
「……はい!」
ミスを指摘されると思っていたのだろう。シュートを外した選手は一瞬、面食らったような表情を見せたが、責められない事に安堵したのか表情が和らいだ。やはり、失敗するというプレッシャーは重いようだ。
「いいか、お前ら。誰だって失敗する!間違える!!でも、今はそれでいい!ミスをする事を恐れるな!!全力を出してミスをしろ!!今、恐れる事はした下を向いて戦わない事だ!!攻めろ!!戦え!!!」
「「「「おう!!!」」」」
Aチームは先ほどとは打って変わってボールを積極的に奪いに行き、攻め立て始めた。
どうやら、俺のつたない言葉でも純粋なエルフにはカンフル剤になったようだ。
まあ、効き過ぎたのかキーパーまで全員上がるとは思っていなかったけど……。
ハーフウェイライン付近で、こぼれ球とカウンターに備え待っている俺に、ハセンが懐中時計を指しながら何かを言っている。しかし、大歓声で聞こえない。言ってる事は仕草を見れば分かるけども。
もう、時間か……。まだ、1点も返してないけど……。
すると、運が良いのか悪いのか、俺の所にクリアーボールが転がってきた。
それをトラップして……よし!行くか!!
スパイクや運動靴には程遠い革靴に長く伸びた芝、少しゆるい足元は少し靴底に絡み付くような感覚だった。
土のピッチ、あまり整備されてない芝のピッチ。幼い頃や若い頃。当たり前のように駆け巡っていた。
何の問題もない。
問題無くやれる。
ただ、風が体を感じる度に鼓動が早くなる。
何十年ぶりに駈けるピッチに緊張しているのか?
いや、違う。筋肉は強張ってはいない。むしろよく動いてくれている感じがする。絶好調だ。
しかし、ドクン、ドクンと鼓動は周りにも聞こえるのではないかというくらい、高鳴る。
ああ……。そうか、俺は年甲斐もなく、興奮しているだ。あんなに好きだったサッカーに。プロになる夢を諦めたあの日から遠ざかっていたピッチに。
瞳を閉じれば、今でも、あの時期の事は思い出される。
もっと自分に才能があれば……。そう嘆いた日もあった。
もっと努力していれば……。そう後悔した日もあった。
嘆いて、後悔して、グチャグチャになった感情を整理して、一筋の光を見つけて、一歩踏み出して、料理人になるって決めた。もう、サッカーはやらない。
でも……本当は怖かったんだ。……そう……怖かったんだ。
また、ピッチに立ったら、プロになる夢をみるんじゃないか?って……。
また、料理人として中途半端になるんじゃないか?って。
俺は諦めが悪い。自分でもその事は知っている。そこまで割り切って、ブった切ってやらないと前には進めなかった。
「ヤマト兄ちゃん、どうしたの?」
瞳を閉じて無意識に走るのを止めていた俺に近寄って来た一人の選手が声を掛けてきた。
「ああ。ローネか。何でもないよ。」
こいつの名前は、ローネ。今日から家に住むことになっている双子の弟だ。
「それより、お前らもう諦めちゃいないよな。」
俺はAチームの選手達に声を掛ける。
その声に選手達はお互い顔を見合い下を向く。
周りを見渡し、俺と親しいローネがみんなの答えを代弁するように口を開いた。
「だって……もう3点差だよ?残り10分で……。どう考えても無理じゃないの?」
やっぱり、コイツら諦めてやがった。まあ、実際は絶望的な点差なんだが……。
「何言ってる、お前ら。この程度で諦めるのか?相手はお前たちと同じ期間しか練習もしてないんだぞ。あいつらに出来てお前たちに出来ない事があるか?」
「……でも……。」
「サッカーを始める前に言ったこと覚えてるか?サッカーは30秒あれば1点入ってしまうような競技なんだ。諦めるのなんて、まだ早い。」
そう言い、俺は交代した選手と同じ中盤にポジションをとり、相手から難なくパスカットしてボールを奪う。
本当はフォワードだったから、前の方がいいんだけど、今、ポジションをいじっても慣れない事で、あたふたするだけだろうからな……。
ゲームメイクは得意じゃないけど、今は仕方ないか。
奪った瞬間、直ぐに一人が物凄いスピードで駆け寄ってくる。
それを俺は足の裏を使い、ひょいと簡単に交わした。
まだ不慣れなサッカーと、エルフの性格上、猪突猛進的な事が多いから簡単に突っかかってくる。
交わすのは簡単だ。
次の選手が直ぐに突っ込んでくるだろうけど、俺には問題にはならない。このまま一人で仕掛けて行ってもいいんだが……ここは。
俺はフリーの味方にバックパスを出す。
「相手が突っ込んで来ても、落ち着け。無理に1対1で応戦しなくていいんだ。2対1になる前に、こうやって、後ろを向いてパスを出してもいい。まずは、落ち着け。そして、フリーの選手にパスを出すんだ。ボールを持たない選手は、パスを受けやすいように動いてやれ。」
「「「はい!」」」
選手達は、たどたどしく動きながらパスを回し始めた。
それでも、ボールばかり追う相手選手は戸惑い始める。パスを読んだりしないし、近くの選手が寄せるてから数的有利を作るだけだから、どうしようもない。
しかし、それはこちらも似たようなものだ。
プレスから逃れる術を得たのは良かったものの、パスはほぼ前に出ない。ボールをまた失い、追加点を奪われてしまえば、それは即ち、ボールを失った自分のせいになる。それが怖いのだ。
前半は、多少なりと前にパスが飛んでいた。パスを出せないわけじゃない。
それでは、はっきり言って何にもならない。只でさえ負けているんだ。今、更に負け腰になってどうする?戦う……抗う事を止めてはいけない。
俺は手と声を上げて、パスを呼び込む。
ボールを持っていた選手は一瞬躊躇ったが、俺にパスを出した。そして、それを俺は受け取る。
「いいか!お前ら!!よく聞け!!!ミスする事を怖がるんじゃない!!ビビるんじゃない!!!」
「「「「は、はい!」」」」
「前を向け!今は負けているだ!!攻めろ!!」
俺はそう言い、前線の選手にパスを通す。
フリーで受けた選手はドリブルで仕掛け、ペナルティーエリアに入ってシュートを放った。
しかし、ボールは大きくゴールからそれ、歓声は溜め息に変わる。
「ああ!くそ!!」
シュートを放った選手は両手で頭を抱える。ペナルティーエリアに入るまでは良かったが、シュートは明らかにミスだ。
「いいぞ!ドンマイ!!その調子で攻めるぞ!!」
「……はい!」
ミスを指摘されると思っていたのだろう。シュートを外した選手は一瞬、面食らったような表情を見せたが、責められない事に安堵したのか表情が和らいだ。やはり、失敗するというプレッシャーは重いようだ。
「いいか、お前ら。誰だって失敗する!間違える!!でも、今はそれでいい!ミスをする事を恐れるな!!全力を出してミスをしろ!!今、恐れる事はした下を向いて戦わない事だ!!攻めろ!!戦え!!!」
「「「「おう!!!」」」」
Aチームは先ほどとは打って変わってボールを積極的に奪いに行き、攻め立て始めた。
どうやら、俺のつたない言葉でも純粋なエルフにはカンフル剤になったようだ。
まあ、効き過ぎたのかキーパーまで全員上がるとは思っていなかったけど……。
ハーフウェイライン付近で、こぼれ球とカウンターに備え待っている俺に、ハセンが懐中時計を指しながら何かを言っている。しかし、大歓声で聞こえない。言ってる事は仕草を見れば分かるけども。
もう、時間か……。まだ、1点も返してないけど……。
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