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後編 救助犬よさらば
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「一応言っておく。ハナシと言っても、落語はダメだぞ。麓まで運ばれたい一心でオチをお預けにした落研の学生がいたが、どうなったか知っているか?」
「知ってるわけがないだろう」
「元のところに戻してやった。雪が人型にくぼんでで見つけやすかったぜ」
俺はこれまでの人生で一番真剣に、記憶の中を総ざらいして日本のおとぎ話をあれこれ思い出した。
だが、おとぎ話には一つ心配なことがある。
「おふくろが子供を寝かしつけるためにしてた話だけどまさかあんた、眠らないだろうな」
「眠るもんか。こちとらプロだぞ。まてよ。あんまりつまらないと、眠るかもしれん。俺のテンションがあがるような話をしろ」
「どんな話だ」
「人間が子供に聞かせる話は、どれも最後に人間がいい目を見るようにできてる。そして、たいていは『めでたしめでたし』のハッピーエンド。『いつまでも幸せに暮らしましたとさ』だと?いつまでもって、何だ。おまえらは不死身か?」
「俺に怒ってもらっても困る」
犬は怒りから一転して不敵にふはははと笑い、こう言った。
「とにかく、人間が最後にひどい目にあう話をしてくれればいいんだ」
さっき思い出したおとぎ話を、ある程度しぼりこまなくてはならない。
「人間が最後にひどい目にあう話…。浦島太郎の話を聞いたことは?」
犬はしばらく考えこんでいた。
「あるような気もするが、はっきりとは憶えてない」
「昔むかし…」
「そんなところははしょれ。 ストーリーラインだけでいい」
「浜辺で子供たちにいじめられていた亀を助けてやった浦島太郎は、お礼にと海の中の竜宮城に招待された。そこでは連日連夜飲めや歌えの歓迎の宴。時のたつのも忘れて過ごした後、乙姫様から土産に玉手箱をわたされて地上へ帰る。
陸にあがった浦島太郎は、乙姫様から開けてはいけないと言われていたにもかかわらず、玉手箱のふたを開けてしまう。中からもくもくと白い煙が出て、浦島太郎は白ヒゲの爺さんになってしまったという話」
話し終わった後、犬がしばらく黙っているので俺は不安になった。
「で? 」
「で?とは?」
「だって、浦島さんとやらは『ああ、煙たかった』とかなんとか言いながら家に帰るだけじゃないか。世間には、80や90でやたらと元気な爺さんがいくらでもいるぞ」
続きがあると思って黙っていたわけだ。俺は焦った。
「えーと。村の様子も違ってたんだよ。住んでた家も見つからず、顔見知りも一人もいなくなってて、村の人間に自分の身の上を明かすとそれは七百年前の人だと言われたと、母さんに読んでもらった本ではそうなってた」
とたんに犬がけらけら笑いだした。
「そいつはいい。じゃあ、家族は行方不明の浦島さんの身を案じつつこの世を去ったのか。浦島さんは親の死に目にも会えなかったわけだな。じゃ、亀は恩を仇で返したというわけか。いやあ、あっぱれ。そういうの、ほかにもないか?」
「舌切り雀の話を聞いたことは?」
「舌切り雀ねえ。よくは知らん」
「庭に出してあった障子貼り用ののりを食べたスズメの舌を、怒った婆さんが切り落としてしまいました」
「なんだと。とんでもねぇ婆あだ。動物愛護協会に訴えてやる」
俺は慌てて言葉をついだ。
「まあ、そう焦らないでくれ。この婆さんは後でひどい目に遭うんだよ」
「どんな目だ」
今にも「がるる」とうなり出しそうな言い方だ。
「だから、それは後からでてくる」
「それまでにつまらなくて眠るかもしれん。この先は崖が多い。どうなるかな」
俺は焦った。とにかく、早く人間が痛い目に遭う場面を話さないと。
「スズメのお宿でお土産に大きいつづらをもらって、それを帰る途中で開けたら中から化け物がうじゃうじゃ出てくるんだ」
「そりゃいい。で、なんでそうなるんだ?」
とりあえず、犬の機嫌が直った。
「まず、連れ合いの善人の爺さんが舌を切られた雀を不憫に思って雀のお宿を訪ね、たいそうな歓迎を受ける。みやげは大きいつづらと小さいつづらのどちらがいいかと聞かれ、年寄りで力もないから小さなつづらでいいと答え…」
「ちょっと待て。まさか、その爺さん、自分だけいい目をみるんじゃないよな」
俺はぎくっとした。
「そこはいいじゃないか。動物に悪さしたのは婆さんだけなんだ」
「夫婦は一心同体。それに、根性のねじまがった女を嫁にしたのはほかでもない自分だぞ。嫁に悪い行いをさせないようにたしなめるのだって、爺さんの役目じゃないのか。爺さんだけ何のおとがめもなしってこと、ないよな」
屁理屈に思えたが、今のオレが反論できる立場にないのはわかりきっていた。
「も、もちろんさ」
「じゃ、続けな」
ここは頭をフルに使って、バッドエンドをでっちあげるしかない。
「え…えと。お爺さんが小さいつづらを背負って雀のお宿を出た途端、銃声が聞こえました。猟師が雀を撃ちに来たのです。必死で逃げるお爺さんの肩を流れ弾がかすっていきました。ようやく家にたどりついたお爺さん、肩に薬をつけながら思いました。そうだ。大きいつづらにすれば弾よけになったんだ」
「ほほう。なかなか気のきいた話があるじゃないか」
犬の大絶賛に、俺は力なく笑うしかなかった。
「そ…そうだろ。はは」
「ほかには?」
「え?ああ。えーと。麓の町で笠を売ってそのお金で炭を買ってこようとしたお爺さん。降りしきる雪の中の石の地蔵たちを見て、売り物の笠をかぶせてあげました。ところが、空が晴れても地蔵たちは自分で笠がはずせなかったため、日照権の訴訟を起こされ、裁判で負けて無一文になってしまいました」
「ブラボー。訓練所の同期生たちにも教えてやろう。そうだ。外国にもそういう話ないか?ジョンとジャンとクラウスとイワンとタロタロにもぜひ、聞かせてやりたい」
「最後のタロタロも…セントバーナードか?」
「そうだが、どうかしたか?」
「いや」
「じゃ、海外編、いってみようか」
俺は続けざまにでたらめのバッドエンド付きで海外の童話や寓話を話した。
「…というわけで、孫悟空が手のひらの上で駆けずり回って手相がアミダクジになったお釈迦様。その後の人生なりゆきまかせ」
「お、いいね、いいね」
「…神様に肋骨を一本とられたアダム。それからは過激な運動のできない虚弱な体になって一生を終えました」
「ブラボー、ハラショー」
「…舞踏会もたけなわというさなか、時計が12時を打ち、大急ぎでお城の階段を駆け降りたシンデレラ。ガラスの靴が粉々に砕けて、足は傷だらけ」
「精一杯がんばって生きてきた鼠たちをこき使った報いだ」
「…森に置き去りにされたヘンゼルとグレーテル。来た道にパンくずをまいたつもりがマキビシで、帰り着いたころには二人の足は傷だらけ」
その時突然、「やめろ」と別な声がした。
「え?」
犬の背におぶさった状態から顔を上げると、すでに麓の対策本部の建物の前に着いており、多くの隊員と関係者が俺と犬の周りに集まっていた。そして、先頭の責任者らしい人物が怒りで顔を真っ赤にしている。
「そんな悪ふざけをさせるためにこの装置を作ったんじゃないぞ。とっとと降りて歩け」
そして、犬に向かい、穏やかで慈愛に満ちた表情になってこう言った。
「茂作。こんなヤツでも助けたのは救助犬の鑑だ。むこうでゆっくり休むといいよ」
そして、どさっと地面に落とされた俺に向きなおり、鬼の形相に戻って言った。
「平田悟君だね。家族から捜索願いが出てる。明日から地元の消防団が出る予定だった。そうすれば君から費用を取れたのに、残念だ」
茂作は去り際に、俺だけに聞こえる声で言った。
「また遭難して、続きを聞かせてくれよな」
「知ってるわけがないだろう」
「元のところに戻してやった。雪が人型にくぼんでで見つけやすかったぜ」
俺はこれまでの人生で一番真剣に、記憶の中を総ざらいして日本のおとぎ話をあれこれ思い出した。
だが、おとぎ話には一つ心配なことがある。
「おふくろが子供を寝かしつけるためにしてた話だけどまさかあんた、眠らないだろうな」
「眠るもんか。こちとらプロだぞ。まてよ。あんまりつまらないと、眠るかもしれん。俺のテンションがあがるような話をしろ」
「どんな話だ」
「人間が子供に聞かせる話は、どれも最後に人間がいい目を見るようにできてる。そして、たいていは『めでたしめでたし』のハッピーエンド。『いつまでも幸せに暮らしましたとさ』だと?いつまでもって、何だ。おまえらは不死身か?」
「俺に怒ってもらっても困る」
犬は怒りから一転して不敵にふはははと笑い、こう言った。
「とにかく、人間が最後にひどい目にあう話をしてくれればいいんだ」
さっき思い出したおとぎ話を、ある程度しぼりこまなくてはならない。
「人間が最後にひどい目にあう話…。浦島太郎の話を聞いたことは?」
犬はしばらく考えこんでいた。
「あるような気もするが、はっきりとは憶えてない」
「昔むかし…」
「そんなところははしょれ。 ストーリーラインだけでいい」
「浜辺で子供たちにいじめられていた亀を助けてやった浦島太郎は、お礼にと海の中の竜宮城に招待された。そこでは連日連夜飲めや歌えの歓迎の宴。時のたつのも忘れて過ごした後、乙姫様から土産に玉手箱をわたされて地上へ帰る。
陸にあがった浦島太郎は、乙姫様から開けてはいけないと言われていたにもかかわらず、玉手箱のふたを開けてしまう。中からもくもくと白い煙が出て、浦島太郎は白ヒゲの爺さんになってしまったという話」
話し終わった後、犬がしばらく黙っているので俺は不安になった。
「で? 」
「で?とは?」
「だって、浦島さんとやらは『ああ、煙たかった』とかなんとか言いながら家に帰るだけじゃないか。世間には、80や90でやたらと元気な爺さんがいくらでもいるぞ」
続きがあると思って黙っていたわけだ。俺は焦った。
「えーと。村の様子も違ってたんだよ。住んでた家も見つからず、顔見知りも一人もいなくなってて、村の人間に自分の身の上を明かすとそれは七百年前の人だと言われたと、母さんに読んでもらった本ではそうなってた」
とたんに犬がけらけら笑いだした。
「そいつはいい。じゃあ、家族は行方不明の浦島さんの身を案じつつこの世を去ったのか。浦島さんは親の死に目にも会えなかったわけだな。じゃ、亀は恩を仇で返したというわけか。いやあ、あっぱれ。そういうの、ほかにもないか?」
「舌切り雀の話を聞いたことは?」
「舌切り雀ねえ。よくは知らん」
「庭に出してあった障子貼り用ののりを食べたスズメの舌を、怒った婆さんが切り落としてしまいました」
「なんだと。とんでもねぇ婆あだ。動物愛護協会に訴えてやる」
俺は慌てて言葉をついだ。
「まあ、そう焦らないでくれ。この婆さんは後でひどい目に遭うんだよ」
「どんな目だ」
今にも「がるる」とうなり出しそうな言い方だ。
「だから、それは後からでてくる」
「それまでにつまらなくて眠るかもしれん。この先は崖が多い。どうなるかな」
俺は焦った。とにかく、早く人間が痛い目に遭う場面を話さないと。
「スズメのお宿でお土産に大きいつづらをもらって、それを帰る途中で開けたら中から化け物がうじゃうじゃ出てくるんだ」
「そりゃいい。で、なんでそうなるんだ?」
とりあえず、犬の機嫌が直った。
「まず、連れ合いの善人の爺さんが舌を切られた雀を不憫に思って雀のお宿を訪ね、たいそうな歓迎を受ける。みやげは大きいつづらと小さいつづらのどちらがいいかと聞かれ、年寄りで力もないから小さなつづらでいいと答え…」
「ちょっと待て。まさか、その爺さん、自分だけいい目をみるんじゃないよな」
俺はぎくっとした。
「そこはいいじゃないか。動物に悪さしたのは婆さんだけなんだ」
「夫婦は一心同体。それに、根性のねじまがった女を嫁にしたのはほかでもない自分だぞ。嫁に悪い行いをさせないようにたしなめるのだって、爺さんの役目じゃないのか。爺さんだけ何のおとがめもなしってこと、ないよな」
屁理屈に思えたが、今のオレが反論できる立場にないのはわかりきっていた。
「も、もちろんさ」
「じゃ、続けな」
ここは頭をフルに使って、バッドエンドをでっちあげるしかない。
「え…えと。お爺さんが小さいつづらを背負って雀のお宿を出た途端、銃声が聞こえました。猟師が雀を撃ちに来たのです。必死で逃げるお爺さんの肩を流れ弾がかすっていきました。ようやく家にたどりついたお爺さん、肩に薬をつけながら思いました。そうだ。大きいつづらにすれば弾よけになったんだ」
「ほほう。なかなか気のきいた話があるじゃないか」
犬の大絶賛に、俺は力なく笑うしかなかった。
「そ…そうだろ。はは」
「ほかには?」
「え?ああ。えーと。麓の町で笠を売ってそのお金で炭を買ってこようとしたお爺さん。降りしきる雪の中の石の地蔵たちを見て、売り物の笠をかぶせてあげました。ところが、空が晴れても地蔵たちは自分で笠がはずせなかったため、日照権の訴訟を起こされ、裁判で負けて無一文になってしまいました」
「ブラボー。訓練所の同期生たちにも教えてやろう。そうだ。外国にもそういう話ないか?ジョンとジャンとクラウスとイワンとタロタロにもぜひ、聞かせてやりたい」
「最後のタロタロも…セントバーナードか?」
「そうだが、どうかしたか?」
「いや」
「じゃ、海外編、いってみようか」
俺は続けざまにでたらめのバッドエンド付きで海外の童話や寓話を話した。
「…というわけで、孫悟空が手のひらの上で駆けずり回って手相がアミダクジになったお釈迦様。その後の人生なりゆきまかせ」
「お、いいね、いいね」
「…神様に肋骨を一本とられたアダム。それからは過激な運動のできない虚弱な体になって一生を終えました」
「ブラボー、ハラショー」
「…舞踏会もたけなわというさなか、時計が12時を打ち、大急ぎでお城の階段を駆け降りたシンデレラ。ガラスの靴が粉々に砕けて、足は傷だらけ」
「精一杯がんばって生きてきた鼠たちをこき使った報いだ」
「…森に置き去りにされたヘンゼルとグレーテル。来た道にパンくずをまいたつもりがマキビシで、帰り着いたころには二人の足は傷だらけ」
その時突然、「やめろ」と別な声がした。
「え?」
犬の背におぶさった状態から顔を上げると、すでに麓の対策本部の建物の前に着いており、多くの隊員と関係者が俺と犬の周りに集まっていた。そして、先頭の責任者らしい人物が怒りで顔を真っ赤にしている。
「そんな悪ふざけをさせるためにこの装置を作ったんじゃないぞ。とっとと降りて歩け」
そして、犬に向かい、穏やかで慈愛に満ちた表情になってこう言った。
「茂作。こんなヤツでも助けたのは救助犬の鑑だ。むこうでゆっくり休むといいよ」
そして、どさっと地面に落とされた俺に向きなおり、鬼の形相に戻って言った。
「平田悟君だね。家族から捜索願いが出てる。明日から地元の消防団が出る予定だった。そうすれば君から費用を取れたのに、残念だ」
茂作は去り際に、俺だけに聞こえる声で言った。
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