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43. 最終回 テュリクセルとヒュリエル ケルビムそして《神》のその後
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数ヶ月ののち、《ケルビム》は〈レイク・スタジオ〉で新しいGDのテープ録音を終了した。同じマテリアルでアレンジや曲の長さ、使用楽器、詞の内容を変え、インスト・ヴァージョン、〈前衛天球派〉ヴァージョン、ポップ・ヴァージョンの3枚組となっている。インスト・ヴァージョンの音源データを最後まで守っていたのは、ラウエルだった
ロードに出るにあたって、彼らはもう一度、テュリクセルとヒュリエルの召還を試みるため湖にやってきた。ヒュリエルは、彼の後から飛びこんだドイツのシンセサイザー奏者クラウス・シュルツの亡霊に長老を代わってもらい、テュリクセルとともに〈プログレ浄土〉の住人になっていた。生前にワグナーへのデディケイト・アルバムを発表し、以来自国で一部の偏狭なユダヤ系住民から冷たい目で見られていたアーティストの、善意の申し出だった。
〈プログレ浄土〉が浮いてきて、向き合って演奏する二人の姿が見えると天使たちは口々に「戻って来い」と呼びかけた。だが、一心不乱にセッションするヒュリエルとテュリクセルはお互いの姿しか眼中になく、仲間の天使たちの声ももちろん耳に入らない。
それならと、ためしにロドフェルが石を投げるとテュリクセルは後ろ向きのまま、頭の芯に響く強烈なフレージングで大量の音符を機関銃のように浴びせかけ、石を粉々にしてはねかえしてきた。
中タムタムを投げると、新体操で使えそうな輪切りになって返ってきた。さらにヒュリエルまで、ギターのボディに太陽光を反射させて目つぶし攻撃をしかけてくる。
そこで天使たちはあきらめ、ギタリストはラウエル一人とし、ベースはかつてロドフェルが在籍した《グレイブ・ストーンズ》のベーシストで今はフリーのセッション・ミュージシャン、レビエルを入れることにした。
ヒュリエル奪回の失敗を最も悲しんだのは、ジョフィエルだった。大上段にかまえた〈前衛天球派〉音楽にはこれ以上の発展の可能性がなく、いっぽうヒュリエルの得意とする、短くてサビのコーラスでどっと盛り上がる曲が盛り返してきていることを敏感に察知したためだ。
だから、ぜひとも売れ線ライターのヒュリエルだけは取り戻したかった。
テュリクセルと一緒でなければ戻らないというなら、その場合の対処法も考えてあった。8人連れのライブを続けていれば、そのうちヒュリエルの居心地の悪さは頂点に達し、テュリクセルにどうにかしてくれと泣きつく。そこを狙って、昔のロシアの外交手段を踏襲する。つまり、火酒を浴びせて思考力を低下させてから話し合うのだ。
本拠地から遠く離れたツアー先で、日程も最後に近く疲労がたまっている時が狙い目だ。自分が再加入の3人を追い出してやるともちかけ、自分とヒュリエルがテュリクセル抜きで作詞作曲編集までやってGDを創ることを提案する。テュリクセルは、仮に曲作りに参加してもアルバムにコンポーザーとして名前をクレジットしないように念を押す。そうでないと、自分のほうが付け足しになってしまうからだ。
ヒュリエルを愛してるならできるはずだ、と言えば、テュリクセルもいやとは言わない。
愛のために自分を犠牲にする、人類文明末期にはもはや化石とみなされていたウルトラ・レトロな騎士道精神の持ち主であることは、初対面でシーラカンス顔を見た時から見抜いていた。だからこそ、自分の魅力でとりこにして手下にし、アゴでこき使い、9年間も身も心も捧げつくさせ才能をしぼりとったのだ。
この段取りで三者密談が成立したら、再加入の3人には、やはり〈前衛天球派〉音楽ブームの再来は一時のはかない夢だった。惰性と嘲笑される前に一過性のイベントとして8人編成の幕を閉じ、君たち3人とはまた別の機会に一大プロジェクトを単発でやろうと因果を含めてすみやかに再脱退してもらう。
彼らがしぶったら、ギヒテルには「君は一人で充分才能を発揮できる天使だから」とおだて、ロドフェルには《グレイブ・ストーンズ》の再結成をたきつけ、ラウエルには《神》と自分の関係をことこまかに教えて自分の顔を見るのもつらい状態に追いこむ。そして、自分が悪者にならなくてすむよう、8人編成の終焉はヒュリエルに発表させる。
ヒュリエルのひらめきをベースにしてあとは自分の思い通りにGDを創り、リリース後のコメントではひたすらヒュリエルと自分の仲の良さを強調して〈前衛天球派〉とポップの融合を実現させた天使音楽史上最強のソングライティング・チームを亡霊たちにアピールする。ヒュリエルが負い目を感じるようなら、アルバム・クレジットの別の場所、謝意を並べた有象無象の関係者の中に、彼らの間のみで通じるテュリクセルの名前をまぎれこませるくらいのことはしてやってもいい。
こういった壮大な未来予想図がすでにできあがっていたのだ。
あんなすばらしい才能を持つ二人が思うように操れないなんて悲しい、とジョフィエルは言葉もそのままに嘆き、他の天使たちは言うべき言葉がみつからなかった。
テュリクセルとヒュリエルが残していった翼は、はじめ本拠地にしているロンドンの事務所の壁に盾やトロフィーと一緒に飾られた。だが、ドイツ第三帝国の徽章に酷似していると関係者から不評を買い、オークションにかけられた末、テュリクセルの実験的かつ革新的なベースプレイを信奉する熱心なファン亡霊に売却された。
《ケルビム》は元《グレイブ・ストーンズ》のメンバーだったレビエルを正式メンバーに加えてライブ活動を再開した。ハシリとモタリがぴったり等間隔で帳尻だけは合う、気はいいが扱いにくいスキンヘッドにちょび髭のベーシストである。
ヒュリエルなき後女性ファンが激減したため誰一人気づかなかったが、〈前衛天球派〉に合うベースラインの基準がわかる約2%のファンもまた、《ケルビム》を離れていった。
時々、アフロディテの怒りにふれてカエルの姿に変えられたヘラクレスが、《神》からのメッセンジャーとしてジョフィエルを訪ねてくる。〈ウィークエンド〉が切った枝毛の双頭の蛇に追い回されるため、ジョフィエルが〈レイク・スタジオ〉にいる時は命がけだ。
《神》はあれから、新しいGDを二枚出した。最近はニューエイジ・ミュージック風を経て、イージー・リスニング風やヒーリング・ミュージック風のメロディ・ラインも楽々こなせるようになり、古くからのファンの間では賛否両論である。相変わらず覆面ミュージシャンとして活動を続けている。
ジョフィエルは時々彼に会いに行っては新しいメロディ・ラインを手土産にもらって帰ってくる。
やがて、湖からヒュリエルのギターとテュリクセルのベースが聞こえてくるという噂を聞きつけた亡霊たちが、ゴースト・ダンスを踊りに世界各地から押し寄せてきた。名もない小さな湖は一躍有名になり、ポンペイの新しい名所になった。
ヒュリエルの入水を嘆き悲しむ若い女性の亡霊たちも世界中から集まってきた。彼女たちはその昔オルフェウスの死を悲しんで集まったというトラキアの娘たちのように、彼の体を切り刻んでパーツを持ち帰ろうと狙っている。顔だけは、奪い合いによる損傷を防ぐため、腕相撲で勝った者にトロフィー・ヘッド(戦首級)として贈られることが取り決められている。
こういった団体の待ち受けるところへ、人、物、スペル狂喜乱舞の〈プログレ浄土〉が時々浮いてくるので、湖の近辺はますます混乱の度を極めてきている。ジョフィエルは《ケルビム》のスタジオを新しく別の場所に造ろうと計画している。もちろん、今度はロギエルではなく別の天使に設計させて。
メンバー・チェンジもあったことだし心機一転してケチのついたロゴは捨てようということになり、新しいロゴが考案された。ナイジェルは《ケルビム》《5エンジェルス》《ケルビム》の新しいデザインとロゴが変わるたびに塗り替えられて少しずつ厚みを増していくバス・ドラムの響きになぜか独特の“味”を見出し、一人悦に入っている。彼らがラインナップについて訊かれるたびに、口をそろえて「今が最高」と答えているのは言うまでもない。
元プログレ亡霊の間ではいつしか、《8エンジェルス》という一度も使われなかった名前の希少価値にスポットが当てられ、実体がどこにあるかもわからないままプレミアが付き、印刷物その他を探すことが流行のようになっている。
天使ミュージック・シーンは再び激動の時代を迎え、第二次〈前衛天球派〉ブームは、最初にロドフェルが予測したとおり、あっという間に過ぎてしまった。しかし、《神》の心配したような天使絶滅の事態は今のところ起こっていない。以前にも増してポップな曲が巷を席巻しているが、歌詞の内容は軽薄なラブ・ソングより精神性が重視され、問題意識の塊のようなものが好まれる。
そうしたわけで、《ケルビム》はヒュリエルが歌詞まで担当した曲を最も多く演奏しているのだが、彼が青臭い悩みを歌った歌詞の中に大量にまぎれこませたテュリクセルへの愛の言葉には、それを高らかに歌い上げるジョフィエルをはじめとしてまだ誰一人、気づいていない。
ロードに出るにあたって、彼らはもう一度、テュリクセルとヒュリエルの召還を試みるため湖にやってきた。ヒュリエルは、彼の後から飛びこんだドイツのシンセサイザー奏者クラウス・シュルツの亡霊に長老を代わってもらい、テュリクセルとともに〈プログレ浄土〉の住人になっていた。生前にワグナーへのデディケイト・アルバムを発表し、以来自国で一部の偏狭なユダヤ系住民から冷たい目で見られていたアーティストの、善意の申し出だった。
〈プログレ浄土〉が浮いてきて、向き合って演奏する二人の姿が見えると天使たちは口々に「戻って来い」と呼びかけた。だが、一心不乱にセッションするヒュリエルとテュリクセルはお互いの姿しか眼中になく、仲間の天使たちの声ももちろん耳に入らない。
それならと、ためしにロドフェルが石を投げるとテュリクセルは後ろ向きのまま、頭の芯に響く強烈なフレージングで大量の音符を機関銃のように浴びせかけ、石を粉々にしてはねかえしてきた。
中タムタムを投げると、新体操で使えそうな輪切りになって返ってきた。さらにヒュリエルまで、ギターのボディに太陽光を反射させて目つぶし攻撃をしかけてくる。
そこで天使たちはあきらめ、ギタリストはラウエル一人とし、ベースはかつてロドフェルが在籍した《グレイブ・ストーンズ》のベーシストで今はフリーのセッション・ミュージシャン、レビエルを入れることにした。
ヒュリエル奪回の失敗を最も悲しんだのは、ジョフィエルだった。大上段にかまえた〈前衛天球派〉音楽にはこれ以上の発展の可能性がなく、いっぽうヒュリエルの得意とする、短くてサビのコーラスでどっと盛り上がる曲が盛り返してきていることを敏感に察知したためだ。
だから、ぜひとも売れ線ライターのヒュリエルだけは取り戻したかった。
テュリクセルと一緒でなければ戻らないというなら、その場合の対処法も考えてあった。8人連れのライブを続けていれば、そのうちヒュリエルの居心地の悪さは頂点に達し、テュリクセルにどうにかしてくれと泣きつく。そこを狙って、昔のロシアの外交手段を踏襲する。つまり、火酒を浴びせて思考力を低下させてから話し合うのだ。
本拠地から遠く離れたツアー先で、日程も最後に近く疲労がたまっている時が狙い目だ。自分が再加入の3人を追い出してやるともちかけ、自分とヒュリエルがテュリクセル抜きで作詞作曲編集までやってGDを創ることを提案する。テュリクセルは、仮に曲作りに参加してもアルバムにコンポーザーとして名前をクレジットしないように念を押す。そうでないと、自分のほうが付け足しになってしまうからだ。
ヒュリエルを愛してるならできるはずだ、と言えば、テュリクセルもいやとは言わない。
愛のために自分を犠牲にする、人類文明末期にはもはや化石とみなされていたウルトラ・レトロな騎士道精神の持ち主であることは、初対面でシーラカンス顔を見た時から見抜いていた。だからこそ、自分の魅力でとりこにして手下にし、アゴでこき使い、9年間も身も心も捧げつくさせ才能をしぼりとったのだ。
この段取りで三者密談が成立したら、再加入の3人には、やはり〈前衛天球派〉音楽ブームの再来は一時のはかない夢だった。惰性と嘲笑される前に一過性のイベントとして8人編成の幕を閉じ、君たち3人とはまた別の機会に一大プロジェクトを単発でやろうと因果を含めてすみやかに再脱退してもらう。
彼らがしぶったら、ギヒテルには「君は一人で充分才能を発揮できる天使だから」とおだて、ロドフェルには《グレイブ・ストーンズ》の再結成をたきつけ、ラウエルには《神》と自分の関係をことこまかに教えて自分の顔を見るのもつらい状態に追いこむ。そして、自分が悪者にならなくてすむよう、8人編成の終焉はヒュリエルに発表させる。
ヒュリエルのひらめきをベースにしてあとは自分の思い通りにGDを創り、リリース後のコメントではひたすらヒュリエルと自分の仲の良さを強調して〈前衛天球派〉とポップの融合を実現させた天使音楽史上最強のソングライティング・チームを亡霊たちにアピールする。ヒュリエルが負い目を感じるようなら、アルバム・クレジットの別の場所、謝意を並べた有象無象の関係者の中に、彼らの間のみで通じるテュリクセルの名前をまぎれこませるくらいのことはしてやってもいい。
こういった壮大な未来予想図がすでにできあがっていたのだ。
あんなすばらしい才能を持つ二人が思うように操れないなんて悲しい、とジョフィエルは言葉もそのままに嘆き、他の天使たちは言うべき言葉がみつからなかった。
テュリクセルとヒュリエルが残していった翼は、はじめ本拠地にしているロンドンの事務所の壁に盾やトロフィーと一緒に飾られた。だが、ドイツ第三帝国の徽章に酷似していると関係者から不評を買い、オークションにかけられた末、テュリクセルの実験的かつ革新的なベースプレイを信奉する熱心なファン亡霊に売却された。
《ケルビム》は元《グレイブ・ストーンズ》のメンバーだったレビエルを正式メンバーに加えてライブ活動を再開した。ハシリとモタリがぴったり等間隔で帳尻だけは合う、気はいいが扱いにくいスキンヘッドにちょび髭のベーシストである。
ヒュリエルなき後女性ファンが激減したため誰一人気づかなかったが、〈前衛天球派〉に合うベースラインの基準がわかる約2%のファンもまた、《ケルビム》を離れていった。
時々、アフロディテの怒りにふれてカエルの姿に変えられたヘラクレスが、《神》からのメッセンジャーとしてジョフィエルを訪ねてくる。〈ウィークエンド〉が切った枝毛の双頭の蛇に追い回されるため、ジョフィエルが〈レイク・スタジオ〉にいる時は命がけだ。
《神》はあれから、新しいGDを二枚出した。最近はニューエイジ・ミュージック風を経て、イージー・リスニング風やヒーリング・ミュージック風のメロディ・ラインも楽々こなせるようになり、古くからのファンの間では賛否両論である。相変わらず覆面ミュージシャンとして活動を続けている。
ジョフィエルは時々彼に会いに行っては新しいメロディ・ラインを手土産にもらって帰ってくる。
やがて、湖からヒュリエルのギターとテュリクセルのベースが聞こえてくるという噂を聞きつけた亡霊たちが、ゴースト・ダンスを踊りに世界各地から押し寄せてきた。名もない小さな湖は一躍有名になり、ポンペイの新しい名所になった。
ヒュリエルの入水を嘆き悲しむ若い女性の亡霊たちも世界中から集まってきた。彼女たちはその昔オルフェウスの死を悲しんで集まったというトラキアの娘たちのように、彼の体を切り刻んでパーツを持ち帰ろうと狙っている。顔だけは、奪い合いによる損傷を防ぐため、腕相撲で勝った者にトロフィー・ヘッド(戦首級)として贈られることが取り決められている。
こういった団体の待ち受けるところへ、人、物、スペル狂喜乱舞の〈プログレ浄土〉が時々浮いてくるので、湖の近辺はますます混乱の度を極めてきている。ジョフィエルは《ケルビム》のスタジオを新しく別の場所に造ろうと計画している。もちろん、今度はロギエルではなく別の天使に設計させて。
メンバー・チェンジもあったことだし心機一転してケチのついたロゴは捨てようということになり、新しいロゴが考案された。ナイジェルは《ケルビム》《5エンジェルス》《ケルビム》の新しいデザインとロゴが変わるたびに塗り替えられて少しずつ厚みを増していくバス・ドラムの響きになぜか独特の“味”を見出し、一人悦に入っている。彼らがラインナップについて訊かれるたびに、口をそろえて「今が最高」と答えているのは言うまでもない。
元プログレ亡霊の間ではいつしか、《8エンジェルス》という一度も使われなかった名前の希少価値にスポットが当てられ、実体がどこにあるかもわからないままプレミアが付き、印刷物その他を探すことが流行のようになっている。
天使ミュージック・シーンは再び激動の時代を迎え、第二次〈前衛天球派〉ブームは、最初にロドフェルが予測したとおり、あっという間に過ぎてしまった。しかし、《神》の心配したような天使絶滅の事態は今のところ起こっていない。以前にも増してポップな曲が巷を席巻しているが、歌詞の内容は軽薄なラブ・ソングより精神性が重視され、問題意識の塊のようなものが好まれる。
そうしたわけで、《ケルビム》はヒュリエルが歌詞まで担当した曲を最も多く演奏しているのだが、彼が青臭い悩みを歌った歌詞の中に大量にまぎれこませたテュリクセルへの愛の言葉には、それを高らかに歌い上げるジョフィエルをはじめとしてまだ誰一人、気づいていない。
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