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第21章:かわいいペット
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「陽菜、今夜は“もっと素直なあなた”になってもらうわね」
市川がそう言って差し出したのは、柔らかなファーのついたピンクの首輪と、銀色の小さな鈴。そして——四つん這い用にデザインされた可愛らしいケモノ風の手足カバー。
「え……これ……犬みたいじゃ……」
「そう、今日は“私のペット”として過ごしてもらうの。あなた自身を捨てて、全部、私に委ねるのよ」
陽菜は戸惑いながらも、素直に従った。
ブラとショーツの上にふわりとした薄手のキャミソールを重ね、首輪をつけられ、膝にパッドを巻かれる。
床に手をついてみると、いつもとは違う視点が広がった。
市川のスカートの裾が、自然と目の前にある高さになる。
(わたし……犬、みたい……)
でも——不思議と、怖くなかった。
市川は優しくリードをつけ、陽菜の顎を指先で撫でた。
「いい子。そうやって何も考えなくていい。ただ私の言葉だけを聞いて、従っていればいいのよ」
部屋の中を、四つん這いで移動する。
歩くたび、鈴がチリンと鳴って、自分の存在を静かに知らせる。
「はい、お水」
差し出された器に顔を近づけるのも恥ずかしかった。けれど、次第にその羞恥が心を溶かしていく。
(なにも考えない……従っているだけ……)
そのうち、自然と“はい、ご主人さま……”という言葉が口をついて出た。
市川は静かに微笑み、陽菜の髪を撫でた。
「あなたがここまで素直になってくれるなんて、嬉しいわ。ちゃんと“ペット”としての誇りも育てていこうね」
その夜、陽菜はベッドではなく、クッションの上で丸くなって眠った。
耳元には小さく鈴の音。
首輪の感触が、自分が誰かに“守られている”ことを教えてくれているようだった。
市川がそう言って差し出したのは、柔らかなファーのついたピンクの首輪と、銀色の小さな鈴。そして——四つん這い用にデザインされた可愛らしいケモノ風の手足カバー。
「え……これ……犬みたいじゃ……」
「そう、今日は“私のペット”として過ごしてもらうの。あなた自身を捨てて、全部、私に委ねるのよ」
陽菜は戸惑いながらも、素直に従った。
ブラとショーツの上にふわりとした薄手のキャミソールを重ね、首輪をつけられ、膝にパッドを巻かれる。
床に手をついてみると、いつもとは違う視点が広がった。
市川のスカートの裾が、自然と目の前にある高さになる。
(わたし……犬、みたい……)
でも——不思議と、怖くなかった。
市川は優しくリードをつけ、陽菜の顎を指先で撫でた。
「いい子。そうやって何も考えなくていい。ただ私の言葉だけを聞いて、従っていればいいのよ」
部屋の中を、四つん這いで移動する。
歩くたび、鈴がチリンと鳴って、自分の存在を静かに知らせる。
「はい、お水」
差し出された器に顔を近づけるのも恥ずかしかった。けれど、次第にその羞恥が心を溶かしていく。
(なにも考えない……従っているだけ……)
そのうち、自然と“はい、ご主人さま……”という言葉が口をついて出た。
市川は静かに微笑み、陽菜の髪を撫でた。
「あなたがここまで素直になってくれるなんて、嬉しいわ。ちゃんと“ペット”としての誇りも育てていこうね」
その夜、陽菜はベッドではなく、クッションの上で丸くなって眠った。
耳元には小さく鈴の音。
首輪の感触が、自分が誰かに“守られている”ことを教えてくれているようだった。
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