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第24章:今日一日、ブラジャーで
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朝、会社に向かう前の静かな時間。
市川からのメッセージが届く。
「今日は、新しい指令。レースのブラで、丸一日オフィス勤務よ。気を抜いたらラインが出ちゃうわよ。気をつけて、ね?」
陽菜は鏡の前でゆっくりと、指定されたベージュのレースブラを着ける。
ふんわりと胸元にフィットしてくるその感触に、心がざわついた。
(本当に……このまま、出社するんだ)
ワイシャツを丁寧に羽織る。
胸のボタンが少しだけ引かれるような違和感——普段では気にならない程度。でも、自分には明確に「締めつけ」がある。
ネクタイで喉元を締めながら、鏡に映る自分を見る。
誰が見ても“普通の男性社員”。
でも、中は——完全に“女の子”として、市川に従っている。
午前の会議。
プロジェクターの光の下、真面目な資料の説明が続く。
けれど陽菜の意識はずっと、肩ひもがシャツに擦れる感触、ブラのアンダーが背中に食い込む心地でいっぱいだった。
(見えない……はず。でも……もしかして透けてる?)
不安と羞恥が入り混じる中で、ふと隣の席の女性社員が囁いた。
「ねえ、陽菜くんって、背中きれいよね。なんか……細くて色っぽい」
「……え、そ、そうですか……?」
笑ってごまかすが、視線を背中に感じるたび、ブラの存在が強烈に意識に浮かび上がってしまう。
休憩室。スマホをそっと取り出すと、また市川からメッセージが届いていた。
「ちゃんと着けたまま過ごしてる? 背筋伸ばして、胸を張って、ね。男の子のまま、女の子の秘密を背負うの。素敵よ、陽菜」
(どうして……こんなに気持ちが昂ぶってるんだろう)
誰にも言えない。でも、この秘密を抱えている自分が、今いちばん“生きている”気がする。
市川からのメッセージが届く。
「今日は、新しい指令。レースのブラで、丸一日オフィス勤務よ。気を抜いたらラインが出ちゃうわよ。気をつけて、ね?」
陽菜は鏡の前でゆっくりと、指定されたベージュのレースブラを着ける。
ふんわりと胸元にフィットしてくるその感触に、心がざわついた。
(本当に……このまま、出社するんだ)
ワイシャツを丁寧に羽織る。
胸のボタンが少しだけ引かれるような違和感——普段では気にならない程度。でも、自分には明確に「締めつけ」がある。
ネクタイで喉元を締めながら、鏡に映る自分を見る。
誰が見ても“普通の男性社員”。
でも、中は——完全に“女の子”として、市川に従っている。
午前の会議。
プロジェクターの光の下、真面目な資料の説明が続く。
けれど陽菜の意識はずっと、肩ひもがシャツに擦れる感触、ブラのアンダーが背中に食い込む心地でいっぱいだった。
(見えない……はず。でも……もしかして透けてる?)
不安と羞恥が入り混じる中で、ふと隣の席の女性社員が囁いた。
「ねえ、陽菜くんって、背中きれいよね。なんか……細くて色っぽい」
「……え、そ、そうですか……?」
笑ってごまかすが、視線を背中に感じるたび、ブラの存在が強烈に意識に浮かび上がってしまう。
休憩室。スマホをそっと取り出すと、また市川からメッセージが届いていた。
「ちゃんと着けたまま過ごしてる? 背筋伸ばして、胸を張って、ね。男の子のまま、女の子の秘密を背負うの。素敵よ、陽菜」
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誰にも言えない。でも、この秘密を抱えている自分が、今いちばん“生きている”気がする。
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