クリスマスは彼と………

遠藤きっか

文字の大きさ
31 / 44

男の人

しおりを挟む
優奈が座って泣いていると

『ねぇ。君・・大丈夫??』と声を掛けられる

 

その声の方を見る優奈

 

『あっ・・。君。さっき会場にいた』とびっくりした顔をした男の人が立っていた

 

『ほらっ。泣いてないで。もう大丈夫だから』と手を差し伸べ微笑む男の人

 

『あっ・・。すみません。』と彼の手を取り

その場で立つ

 

『その格好だと目立つから。これ・・貸してあげるよ』と微笑み自分の上着を羽織らせてくれる

 

『あっ、いえ。大丈夫です。』と上着を返そうとすると

 

『クスクス。大丈夫だから。・・よかったら。お茶でもしませんか?』と微笑む男の人

 

『でも、パーティー・・・。』と心配そうな優奈

 

『クスクス。大丈夫ですよ。今日は遅くまで開くと言っていたので。それに・・その顔でパーティーにでますか??』と微笑む男の人

 

『えっ・・。嫌です』とハンカチで顔を拭く

 

『なら少し付き合ってください。少し経ったらまた一緒に戻りましょう』と微笑む男の人

 

『はい・・・。なら少しだけ』と頷く優奈

 

『では、行きましょうか。近くにいいお店があるので。そこにしましょう』と満面な笑みで応える

 

2人で歩いてお店に向かう

 

すると

急に男の人の電話が鳴る………
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

盗み聞き

凛子
恋愛
あ、そういうこと。

いちばん好きな人…

麻実
恋愛
夫の裏切りを知った妻は 自分もまた・・・。

貴方の幸せの為ならば

缶詰め精霊王
恋愛
主人公たちは幸せだった……あんなことが起きるまでは。 いつも通りに待ち合わせ場所にしていた所に行かなければ……彼を迎えに行ってれば。 後悔しても遅い。だって、もう過ぎたこと……

一途な恋

凛子
恋愛
貴方だけ見つめてる……

不倫の味

麻実
恋愛
夫に裏切られた妻。彼女は家族を大事にしていて見失っていたものに気付く・・・。

10年前に戻れたら…

かのん
恋愛
10年前にあなたから大切な人を奪った

なくなって気付く愛

戒月冷音
恋愛
生まれて死ぬまで…意味があるのかしら?

秋色のおくりもの

藤谷 郁
恋愛
私が恋した透さんは、ご近所のお兄さん。ある日、彼に見合い話が持ち上がって―― ※エブリスタさまにも投稿します

処理中です...