初めての恋愛

遠藤きっか

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文化祭

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『はぁ~。・・・もういや・・。』と呟きながら歩く琴音

泣きそうになりながら廊下を歩く琴音

すると
『あっ・・。琴音ちゃん』とニコニコで話しかけてくる男の人が立っていた

えっ・・と
誰だっけ??
同じくらいの子??

あまりにも変な顔をしていたのか
男の人が気まずそうに話す
『えっと、ごめん。僕のこと知らないよね』と苦笑い


『あっ。ご・・ごめんなさい。あの・・』と応えると

『そうだよね。委員会はじめの方はいなかったよね??』と笑って話す男の人


『あっ。そうなんです。人手が欲しいって言われてそれで手伝ってるんです。』


『そうなんだね。・・・琴音ちゃん。なんかあったの??』と心配そうに話す男の人


『えっ?』


『だって、涙の跡がついてるよ』とハンカチを渡す男の人


『あっ!!うそ?!』と慌てて涙を手で拭こうとする


『まって!琴音ちゃん。顔傷ついちゃうから!』と手を掴まれる


『あの・・・。』と男の子を見る琴音


『ほらっ。』とそのまま琴音に近づき


男の人がハンカチで琴音の涙を拭く………


びっくりして顔が赤くなる琴音

『あっ!!ごめん!!ごめんね!!』といきなり謝りだす男の人


『いえ。私こそごめんなさい。』と謝る琴音


『琴音ちゃんが泣くなんてよっぽどのことがあったんだね』と頭を撫でられる琴音

『ふふふ。面白い人ですね』と笑う琴音


『やっと笑った。琴音ちゃん、僕は普通科の賢木健斗(さかき けんと)だよ。よろしくね。』と微笑む


『健斗くん?えっと私は・・・如月琴音です。よろしくお願いします』と琴音も微笑む


仲良く話していると
背後からいきなり身体を引っ張られる琴音


『えっ!!』とびっくりする琴音


そのまま抱きしめられる………


甘い匂い
私のとっても大好きな匂い………

すぐ誰に抱きしめられたかわかった………

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