金木犀の匂いに誘われて……

遠藤きっか

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やっぱり……

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『あっ・・・。でも、今は大輝の彼女だから・・・』とのあを厨房から見つめる蓮生

 
『蓮生・・。彼女にちゃんと伝えないと何も伝わらないぞ。』とオーナー

 
『わかってますよ・・・。』

 
『ほらっ、これは俺から感動の再会に』と微笑むオーナー

『これって・・・なんで・・・。』

 
『お前やっぱり自覚ないんだなぁ~。お前が言ってたんだよ。彼女の好きな色・・・。と好きな味?』と笑うオーナー

『あっ・・・覚えてたんですね・・・・』

 
『そりゃあ、あんなニコニコで話す蓮生みたの初めてだったからなぁ・・・』とオーナー

 
『そうだよな。わかった。行ってくる・・・。』と微笑みホールに出て行く蓮生

 
『どうなるかなぁ・・・。ふっ』と笑い蓮生を見守るオーナー


………

元はと言えば

この前の心愛の電話のせいだ

 
あの時心愛があんなこと言わなかったらな………

 
と首を振り

のあの席に向かう

 
厨房をでると

『あっ・・・』と顔を歪める蓮生

 
それもそのはず

大輝がのあと楽しそうに話してたから………

 
彼女なんだから仕方ないこととわかっているけど………

 
なぜかイライラが止まらない………

 
それを察してなのか

大輝はすぐ違うお客の接待に向かう

 
のあの前に向かう蓮生

『のあ・・。これっ・・・』と話し掛ける

 
『あっ・・ありがとう。蓮生』とニコニコで微笑むのあ

 
『のあ・・・。』と知らない間に呟いていた蓮生


『う・・ん??何??』とニコニコで微笑む

 
『いや・・何も・・・。』

 
『そう?』とニコニコでお酒を飲もうとする

 
グラスを持ち上げるのあ

『きれい・・・それも・・この色私が1番好きな色だね』と微笑む

 
その笑顔が可愛すぎて

『のあ・・また、今度会わない・・・?』と声を掛けていた蓮生

 
『えっ・・・あっ、いいよ。』と微笑む


『けど・・私。蓮生の連絡先知らないの・・・』と悪そうに応えるのあ

『じゃあ、後で教えるよ。だからまってて』と微笑む蓮生

『う・・ん。じゃあ、バイト頑張ってね』と微笑むのあ

『あぁ・・・。じゃあ、後で』とバイトに戻る

………

のあ

 
ひさびさにいいことがあった

なんか嬉しい・・・

 
早く大輝に合わないと・・・と気合を入れるのあ

 

 
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