月物語

遠藤きっか

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はじまり………

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ある日

 

月のかけらの展示会が近くのデパートで行われた………

 

 

そこで

 

ある記憶が蘇る………

 

 

『美桜(みお)今日行くでしょ??』とさあやが聞く


『う・・ん??どこに??』と不思議な顔をして聞く美桜


『どこって・・ほらっ!前言ってた展示会だよ。』と目をキラキラさせて話すさあや


『あっ・・そうだった・・・月のかけらだっけ?』と教科書をしまいながら話す美桜

 
『うんっ!あれだけは興味があって』とさあや


『ふ~ん・・月・・・』と話していると


どこからか声が

『・・姫・・・こっちです』と頭に声が響く


『えっ・・?』と変な感覚に襲われ


天井を見上げる美桜


でも・・全く声は聞こえない・・・


『どうしたの美桜??』とびっくりするさあや


『えっ・・?あっ・・・何にもだよ』と笑って応える美桜


変なのなんだったんだろう・・?


美桜はこの時

何が自分に起きたのか全くわからなかった………


『どうする?一緒に見に行ってくれる??』と涙目になりながら必死に頼むさあや


そんなさあやを見て

美桜はクスッと微笑み

『いいよ。行くに決まってるじゃん。さあやの頼みだもん』とニコッと微笑む美桜


『やった~。後で何かおごるね』と微笑むさあや


さあやの微笑む姿を見て美桜も一緒に微笑む


けど……

さっきの声がまだ耳に残っている美桜………

 

姫、??何・・?

 

と思いながら………

 

月のかけらの展示会へ向かう美桜とさあや

 
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