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インディア~親蜜の香り~その一章 3
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彼が宿泊した歴史ある街バルデーオンは、ニューデリー市街地へ行く幹線道路とは反対の方向にある。国際空港の近くという立地条件から、この町は驚くべき「郊外」として生まれ変わっていた。少し前までは荒野だったなどと、外国人には信じ難い。
旧市街地には混沌としたバザールや古い家屋が密集した地域があるのだが、反対に此処は急速な拡大を続けるデリーのベッド・タウンとして開発され、荒野だった町外れに企業主導の様々な娯楽施設や大型マンション、ショッピング・モール、映画館――それも現代的なシネマ上映館が林立する。荒野の中の「郊外」にリンゼイが泊まるビジネスホテルもあった。
マンションやビジネスホテルの周りは高い塀が囲み、道路にはゲートが設けられ、入場許可証がないと入れない。殆どが核家族で、車で出かけ、昼間は勤務と私立学校に通う為、人通りはなくなる。
そういった富裕層が通うショッピング・モールには、整然と何十もの店舗が配置され、先進国並みの高価なブランドショップが並ぶ。中にはゲームセンターや、家族の為の大規模な遊技場もある。
また、カフェ、レストラン、ファーストフード店も点在しており、彼らは二度目の記念すべきデートをした。デートだと思っているのは、リンゼイだけかも知れなかったが。
アーシャはタクシーで遣って来た。入り口で待つ彼に寄って来て、初対面の時の強気は何処へやら、リンゼイに全てのエスコートを任せることに決めていたようで、淑やかだった。モール内のインド人は皆洋服で、サリーの彼女はとても目立つ。
彼女もそれを感じているのか、居心地悪そうに、
「窓がない」
と呟く。
確かに、彼女がいうごった返したバザールや「薄汚い」旧市街方面には、一切窓が取り付けられてはいない。しかし噴水の広場に面しては、全面ガラス張りで何処からでも見渡せる。
彼はそんな解放されたインドの象徴たるプラザにおいて、この地が未だに絶対的な中世社会であり、政治、軍事、経済がバラモンを始めとする「王族」に支配され、それ以下のシュードラ等を搾取し続けていると知った。
彼女はこの航空会社における、シュードラで五人目のスチュワーデスで、それも契約社員であり給料は正社員のヴァイシャの半分だと知る。偶にシュードラらから政治家が現れることもある、一度そうなった時には、地方のシュードラやアウトカーストの重罪犯罪の被害が八十%も減少したという。しかし彼らは政権を握ることが難しく、すぐにクーデターによって倒されてしまう。
リンゼイはアーシャの言葉をすぐに信じた。此処の磨き抜かれた床に貧困の陰はない、臭いもない、塵一つ落ちていない。だが、空港の周りの路上生活者の貧しさは晴眼に焼きつき、テレビを消すようにはいかなかった。外気の臭い、声、音、触覚の知覚において、リンゼイはそれらを地続きの現実として認識している。
それに、インドにも英国と同じ階級と階層による差別があることは、朧ながら知っている。
また、英国に移民したインド人たちのことも頭を過ぎる。彼らは自分たちだけのコミュニティで暮らして、滅多に世間を騒がせないが、今でも親が決めた結婚をしていることで有名だ。そして、愛のない結婚を悲観したインド人の若者が自殺するニュースを聞くこともある。
今まで生粋の白人であるリンゼイには、何の係わりもない瑣末ごとに過ぎなかった。だが、前途有望な若者が自殺しなければいけないほどの不自由が、彼らには押し付けられているのだ。結婚などという、欧州では最早親とは関係ない個人的な成人の選択において。
英国という異文化に囲まれていても変わることなく、これらのことが続けられている。もしもそれが現地のことで、もっと重圧のかかるであろう階級差であれば、推して知るべしか。
とはいえ、現在、目の前の彼女がどちら側の人間なのか、確かに判断するのは外見からは難しい。
だが、彼女は自分は奴隷階級だといった。
奴隷――深刻で、恐ろしい、彼女は未開の国に住んでいるのだ――。
「私はいつも国内のフライトばかりで、外国へ行くようなことはないのですが、でも偶には国際線に乗ります。英語が出来るし、細身なので……フランスに行った時、一人、仕入れ交渉に行ってらしたビジネスウーマンがシャンパンを飲んでいました。白い肌の女性は生き生きとしてらして、素敵だと思います」
欧州の航空で、彼女たちインディアのスチュワーデスは赤いサリーとその柔かに撓う様子でどれ程目立ったことだろう。
アーシャは自分の地位と英語力が、家族が村を捨てて都会に出て身を粉にして働いてくれたお金のお陰であり、他にもタイピストと速記者の資格も持っており、このスチュワーデスも苦学の末に得た地位でとても気に入っていて、父母、姉と弟と共に旧市街に住んでいると語った。彼女の姉はデザインの勉強をしながら、タイピストをやっているという。
「私の村では、女は私たち姉妹しか字が読めませんでした。私の夢は、女性たちが全員、私のように字が読めるようになることです。そうしたらインドは変わると思います。私は少ないですが、団体に寄付もしているんですよ」
彼女は少女のように瞳をきらきらさせて、リンゼイの覚めた視線に抗するようにいった。
「実現は遠いでしょう。でも、何もしなければ何も変わりません。私は仕事をずっと続けることで応えたい」
アーシャは夢見るような表情で両手を合わせ、その二つの人差し指の先端を唇につけた。それから、世慣れしていない自分を羞じる実利的なビジネスウーマンに戻って、いう。
「私の話、退屈ではありませんか?」
「まさか!」
これは本心である。
彼にとってはアーシャの話は何もかもが新鮮で、世界のことを何も知らない、しかし無知ではない無垢な感性や、初々しさのようなものに、知らず知らず強い感銘を受けていた。
此処には、彼の国にはないものが一つだけあった。否、精確には彼女の中にある。英国では手垢のついた陳腐な言葉、自由、平等、成功を恵まれぬ他者に還元しようとする思想が、生命を持ってアーシャ・ナーラーヤンを、そして彼女がいう「同胞たち」を励ましている。また彼女は、良くいわれるインド人特有の図々しさが見られない。単なる成功者に見られがちな尊大さもなく、感謝を忘れない謙虚な充実感をその身から発して、それがこの女を他のインド人と大きく異にしている。
生まれ持った美を持ちながら、この女には駆け引きや欲などないかのようだ。
リンゼイは副操縦士として、搭乗する各国の添乗員との恋愛遍歴を重ねてきた。それは彼の退廃的な面を成長させたが、決してリンゼイ自身の持ち合わせる純粋なものに憧れる気質を失わせはしなかったらしい。
アーシャは一昔前の時代の女性に見える。実際にそうなのだろう。噂に聞く自立した同性への清らかな憧れ、働くこと働けることへの喜びと幻滅、家族を微塵も重荷と思わない健気さ。これらと対立するロマンティックな恋愛関係を切り捨てる気概。そして、女らしい繊細な服装と立ち振る舞い。
こうした過渡期の女性は、こんなにも潔く清潔で美しかったのだろうか。
リンゼイの故郷や、米国や、先進国のすべてで?
だが、彼女の様な意志の強いインド女性もインドには滅多にいない。ここは女が滅多やたらと働けるような国ではないのだ。自分が先駆けだと信じる女の凛と伸びた背筋が……全身から照り映える麗しさに精神的な磨きを掛けていた。
こんな風にリンゼイにとって始めから、アーシャが光って見えたのは確かだ。だが、少々遣り込められて、それが正しいことと識って衝撃を受け、新しい感覚に感服したことが大きかったのかも知れない。
微少な悪意は、転ずれば大きな好意に変わるのかも知れない。
旧市街地には混沌としたバザールや古い家屋が密集した地域があるのだが、反対に此処は急速な拡大を続けるデリーのベッド・タウンとして開発され、荒野だった町外れに企業主導の様々な娯楽施設や大型マンション、ショッピング・モール、映画館――それも現代的なシネマ上映館が林立する。荒野の中の「郊外」にリンゼイが泊まるビジネスホテルもあった。
マンションやビジネスホテルの周りは高い塀が囲み、道路にはゲートが設けられ、入場許可証がないと入れない。殆どが核家族で、車で出かけ、昼間は勤務と私立学校に通う為、人通りはなくなる。
そういった富裕層が通うショッピング・モールには、整然と何十もの店舗が配置され、先進国並みの高価なブランドショップが並ぶ。中にはゲームセンターや、家族の為の大規模な遊技場もある。
また、カフェ、レストラン、ファーストフード店も点在しており、彼らは二度目の記念すべきデートをした。デートだと思っているのは、リンゼイだけかも知れなかったが。
アーシャはタクシーで遣って来た。入り口で待つ彼に寄って来て、初対面の時の強気は何処へやら、リンゼイに全てのエスコートを任せることに決めていたようで、淑やかだった。モール内のインド人は皆洋服で、サリーの彼女はとても目立つ。
彼女もそれを感じているのか、居心地悪そうに、
「窓がない」
と呟く。
確かに、彼女がいうごった返したバザールや「薄汚い」旧市街方面には、一切窓が取り付けられてはいない。しかし噴水の広場に面しては、全面ガラス張りで何処からでも見渡せる。
彼はそんな解放されたインドの象徴たるプラザにおいて、この地が未だに絶対的な中世社会であり、政治、軍事、経済がバラモンを始めとする「王族」に支配され、それ以下のシュードラ等を搾取し続けていると知った。
彼女はこの航空会社における、シュードラで五人目のスチュワーデスで、それも契約社員であり給料は正社員のヴァイシャの半分だと知る。偶にシュードラらから政治家が現れることもある、一度そうなった時には、地方のシュードラやアウトカーストの重罪犯罪の被害が八十%も減少したという。しかし彼らは政権を握ることが難しく、すぐにクーデターによって倒されてしまう。
リンゼイはアーシャの言葉をすぐに信じた。此処の磨き抜かれた床に貧困の陰はない、臭いもない、塵一つ落ちていない。だが、空港の周りの路上生活者の貧しさは晴眼に焼きつき、テレビを消すようにはいかなかった。外気の臭い、声、音、触覚の知覚において、リンゼイはそれらを地続きの現実として認識している。
それに、インドにも英国と同じ階級と階層による差別があることは、朧ながら知っている。
また、英国に移民したインド人たちのことも頭を過ぎる。彼らは自分たちだけのコミュニティで暮らして、滅多に世間を騒がせないが、今でも親が決めた結婚をしていることで有名だ。そして、愛のない結婚を悲観したインド人の若者が自殺するニュースを聞くこともある。
今まで生粋の白人であるリンゼイには、何の係わりもない瑣末ごとに過ぎなかった。だが、前途有望な若者が自殺しなければいけないほどの不自由が、彼らには押し付けられているのだ。結婚などという、欧州では最早親とは関係ない個人的な成人の選択において。
英国という異文化に囲まれていても変わることなく、これらのことが続けられている。もしもそれが現地のことで、もっと重圧のかかるであろう階級差であれば、推して知るべしか。
とはいえ、現在、目の前の彼女がどちら側の人間なのか、確かに判断するのは外見からは難しい。
だが、彼女は自分は奴隷階級だといった。
奴隷――深刻で、恐ろしい、彼女は未開の国に住んでいるのだ――。
「私はいつも国内のフライトばかりで、外国へ行くようなことはないのですが、でも偶には国際線に乗ります。英語が出来るし、細身なので……フランスに行った時、一人、仕入れ交渉に行ってらしたビジネスウーマンがシャンパンを飲んでいました。白い肌の女性は生き生きとしてらして、素敵だと思います」
欧州の航空で、彼女たちインディアのスチュワーデスは赤いサリーとその柔かに撓う様子でどれ程目立ったことだろう。
アーシャは自分の地位と英語力が、家族が村を捨てて都会に出て身を粉にして働いてくれたお金のお陰であり、他にもタイピストと速記者の資格も持っており、このスチュワーデスも苦学の末に得た地位でとても気に入っていて、父母、姉と弟と共に旧市街に住んでいると語った。彼女の姉はデザインの勉強をしながら、タイピストをやっているという。
「私の村では、女は私たち姉妹しか字が読めませんでした。私の夢は、女性たちが全員、私のように字が読めるようになることです。そうしたらインドは変わると思います。私は少ないですが、団体に寄付もしているんですよ」
彼女は少女のように瞳をきらきらさせて、リンゼイの覚めた視線に抗するようにいった。
「実現は遠いでしょう。でも、何もしなければ何も変わりません。私は仕事をずっと続けることで応えたい」
アーシャは夢見るような表情で両手を合わせ、その二つの人差し指の先端を唇につけた。それから、世慣れしていない自分を羞じる実利的なビジネスウーマンに戻って、いう。
「私の話、退屈ではありませんか?」
「まさか!」
これは本心である。
彼にとってはアーシャの話は何もかもが新鮮で、世界のことを何も知らない、しかし無知ではない無垢な感性や、初々しさのようなものに、知らず知らず強い感銘を受けていた。
此処には、彼の国にはないものが一つだけあった。否、精確には彼女の中にある。英国では手垢のついた陳腐な言葉、自由、平等、成功を恵まれぬ他者に還元しようとする思想が、生命を持ってアーシャ・ナーラーヤンを、そして彼女がいう「同胞たち」を励ましている。また彼女は、良くいわれるインド人特有の図々しさが見られない。単なる成功者に見られがちな尊大さもなく、感謝を忘れない謙虚な充実感をその身から発して、それがこの女を他のインド人と大きく異にしている。
生まれ持った美を持ちながら、この女には駆け引きや欲などないかのようだ。
リンゼイは副操縦士として、搭乗する各国の添乗員との恋愛遍歴を重ねてきた。それは彼の退廃的な面を成長させたが、決してリンゼイ自身の持ち合わせる純粋なものに憧れる気質を失わせはしなかったらしい。
アーシャは一昔前の時代の女性に見える。実際にそうなのだろう。噂に聞く自立した同性への清らかな憧れ、働くこと働けることへの喜びと幻滅、家族を微塵も重荷と思わない健気さ。これらと対立するロマンティックな恋愛関係を切り捨てる気概。そして、女らしい繊細な服装と立ち振る舞い。
こうした過渡期の女性は、こんなにも潔く清潔で美しかったのだろうか。
リンゼイの故郷や、米国や、先進国のすべてで?
だが、彼女の様な意志の強いインド女性もインドには滅多にいない。ここは女が滅多やたらと働けるような国ではないのだ。自分が先駆けだと信じる女の凛と伸びた背筋が……全身から照り映える麗しさに精神的な磨きを掛けていた。
こんな風にリンゼイにとって始めから、アーシャが光って見えたのは確かだ。だが、少々遣り込められて、それが正しいことと識って衝撃を受け、新しい感覚に感服したことが大きかったのかも知れない。
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