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プロローグ
いらっしゃいませー!!こちらプロローグでございます!
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私の名前は忠野 天朷(ただの てんぼく)
年齢は36歳、趣味はゲームと整理整頓です。
セレブン・ファーソンのコンビニエンストアの店長を15年勤めています。
悩みは、目つきが悪い事で喧嘩売られていると勘違いされることです。
「て、てんちょー!」
女子高生の女の子が慌てながら近づいてくる。
彼女の名前の 模奉 雫 (もぶ しずく)
茶毛のショートカットの女の子です。
趣味はゲームと散歩。
来年から受験生で、ここのコンビニエンストアを高校1年生から務めています。
「勇者さんと魔王さんがぁー!また始めました!!!!」
模奉は涙目になりながら外に指さす。
その直後、激しい爆発音鳴る。
同時、ガラス張り窓が内側に歪みながら、振動する。
今度は、閃光が差し込む。
瞬間、"お店"に直撃したのか、凄い勢いで揺れ店内の商品がおちる。
幸いにも"スキル"のおかげで、瓶や割れ物系は保護され無事だった。
まったく、片付けるのはこちらの仕事なのに困りました。
ドォン!!
「ひぃいいいい!もうだめだぁ・・・お終いだぁ・・・。」
どっかのセリフで聞いたことあるような気がしますけど、気にしないでおきましょう。
模奉は震えながらオープンケースの端に縮こまった。
「模奉さん・・・。そろそろ慣れましょう」
「店長ー!これを慣れろというのは無理なのでは!?」
しかし、これが日常なんです。
慣れないのは無理があるような気がします。
そういう世界に今いるのですから。
外では未だに、鉄の音がぶつかる度に、爆発音が聞こえる。
腕時計を見ると、30分以上は争っている。
二人は休憩中ですが、他のお客様がに迷惑が掛かるのでそろそろ止めなければならない、勿論店長としての業務。
とはいえ既に事後なので、後で報告書を提出するのを免れないであろう。
落胆しながら自動ドア向かう。
その先には、コンビニの制服を着て戦っている、二人の少女がいた。
お互いにいがみ合っているようです・・・剣と魔法を打ち合いながら。
「だーかーらー!!揚げ物は揚げたてのファソチキに美味しいに決まってる言ってるじゃないですか!」
こちらの剣を持ってる。金髪のポニーテールの綺麗な青い目をしている女の子は、"元"勇者のファレス=ロウ=ソレイさん。
現在の職業はコンビニ店員
趣味は食べること新商品を買うこと。
「ちーがーいーまーすー!レブンくんナゲットの辛口決まってる!!」
こちらの赤髪でねじ曲がった黒い角がついている、真紅の眼を持つ少女は、"元"魔王のミディア=オクレア
職業はコンビニ店員
趣味はマンガと働く事。
「まぁた、やってるよ!お嬢ちゃん達!いい加減仲良くしてくれなですかねぇ?」
「うちの従業員達がすみません・・・」
「ワハハハ!良いってことよ!その代わりおまけしてくれや!」
「はい、考えておきますね」
こちらのガタイの良い優しいおじさんは、ダイクさん。
私達の宿泊施設を作ってくれた大工職人だ。
拡声器を取り出して、二人に言う。
「あーテステス、そこの魔王様と勇者様。喧嘩をやめなさーい」
しかし、剣戟音と爆発魔法で虚しくも声は届かず。
激高する戦いの中、空を舞う剣撃と魔法がお店に直撃する。※お店は無傷です。
「やめませんと働いていない分は給料は無しにしますよ」
それの気づいた二人は背筋をビクッとして、顔を青くした。
「「申し訳ございません!それだけは!!」」と言って瞬間移動と同時に綺麗な90度のお辞儀し後に懇願し始める
しかも息ぴったり、勇者と魔王は仲が悪いとは言ってはいるけど、実は仲がいいのでは?
「良いでしょう。お店に戻りましょうか」
「はい!」
「はーい」
やる気がある声と、ちょっと気だるそうな声を出す二人はお店に戻った。
今日も一日、コンビニで元気に働くのであった。
「ここにきて3年かぁ・・・」
そう、この異世界に来てから3年が経つのだ。
そう呟くと・・・、お客様が入店して来た。
「「いらっしゃいませ!こんにちは!」」
勇者と魔王がお辞儀をして、お客様に挨拶をするのであった。
「あれから随分と成長したな」
しみじみと思い出すのであった。
「イイカワ店長さん!」
「店長!」
魔王と勇者は、私に近づいて上目遣いをする。
「「今日も一日!よろしくお願いします!」」
そう言って、今日も異世界コンビニ生活が始まるのであった。
年齢は36歳、趣味はゲームと整理整頓です。
セレブン・ファーソンのコンビニエンストアの店長を15年勤めています。
悩みは、目つきが悪い事で喧嘩売られていると勘違いされることです。
「て、てんちょー!」
女子高生の女の子が慌てながら近づいてくる。
彼女の名前の 模奉 雫 (もぶ しずく)
茶毛のショートカットの女の子です。
趣味はゲームと散歩。
来年から受験生で、ここのコンビニエンストアを高校1年生から務めています。
「勇者さんと魔王さんがぁー!また始めました!!!!」
模奉は涙目になりながら外に指さす。
その直後、激しい爆発音鳴る。
同時、ガラス張り窓が内側に歪みながら、振動する。
今度は、閃光が差し込む。
瞬間、"お店"に直撃したのか、凄い勢いで揺れ店内の商品がおちる。
幸いにも"スキル"のおかげで、瓶や割れ物系は保護され無事だった。
まったく、片付けるのはこちらの仕事なのに困りました。
ドォン!!
「ひぃいいいい!もうだめだぁ・・・お終いだぁ・・・。」
どっかのセリフで聞いたことあるような気がしますけど、気にしないでおきましょう。
模奉は震えながらオープンケースの端に縮こまった。
「模奉さん・・・。そろそろ慣れましょう」
「店長ー!これを慣れろというのは無理なのでは!?」
しかし、これが日常なんです。
慣れないのは無理があるような気がします。
そういう世界に今いるのですから。
外では未だに、鉄の音がぶつかる度に、爆発音が聞こえる。
腕時計を見ると、30分以上は争っている。
二人は休憩中ですが、他のお客様がに迷惑が掛かるのでそろそろ止めなければならない、勿論店長としての業務。
とはいえ既に事後なので、後で報告書を提出するのを免れないであろう。
落胆しながら自動ドア向かう。
その先には、コンビニの制服を着て戦っている、二人の少女がいた。
お互いにいがみ合っているようです・・・剣と魔法を打ち合いながら。
「だーかーらー!!揚げ物は揚げたてのファソチキに美味しいに決まってる言ってるじゃないですか!」
こちらの剣を持ってる。金髪のポニーテールの綺麗な青い目をしている女の子は、"元"勇者のファレス=ロウ=ソレイさん。
現在の職業はコンビニ店員
趣味は食べること新商品を買うこと。
「ちーがーいーまーすー!レブンくんナゲットの辛口決まってる!!」
こちらの赤髪でねじ曲がった黒い角がついている、真紅の眼を持つ少女は、"元"魔王のミディア=オクレア
職業はコンビニ店員
趣味はマンガと働く事。
「まぁた、やってるよ!お嬢ちゃん達!いい加減仲良くしてくれなですかねぇ?」
「うちの従業員達がすみません・・・」
「ワハハハ!良いってことよ!その代わりおまけしてくれや!」
「はい、考えておきますね」
こちらのガタイの良い優しいおじさんは、ダイクさん。
私達の宿泊施設を作ってくれた大工職人だ。
拡声器を取り出して、二人に言う。
「あーテステス、そこの魔王様と勇者様。喧嘩をやめなさーい」
しかし、剣戟音と爆発魔法で虚しくも声は届かず。
激高する戦いの中、空を舞う剣撃と魔法がお店に直撃する。※お店は無傷です。
「やめませんと働いていない分は給料は無しにしますよ」
それの気づいた二人は背筋をビクッとして、顔を青くした。
「「申し訳ございません!それだけは!!」」と言って瞬間移動と同時に綺麗な90度のお辞儀し後に懇願し始める
しかも息ぴったり、勇者と魔王は仲が悪いとは言ってはいるけど、実は仲がいいのでは?
「良いでしょう。お店に戻りましょうか」
「はい!」
「はーい」
やる気がある声と、ちょっと気だるそうな声を出す二人はお店に戻った。
今日も一日、コンビニで元気に働くのであった。
「ここにきて3年かぁ・・・」
そう、この異世界に来てから3年が経つのだ。
そう呟くと・・・、お客様が入店して来た。
「「いらっしゃいませ!こんにちは!」」
勇者と魔王がお辞儀をして、お客様に挨拶をするのであった。
「あれから随分と成長したな」
しみじみと思い出すのであった。
「イイカワ店長さん!」
「店長!」
魔王と勇者は、私に近づいて上目遣いをする。
「「今日も一日!よろしくお願いします!」」
そう言って、今日も異世界コンビニ生活が始まるのであった。
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