赤い勾玉

赤い勾玉F

あれから約2カ月後のお話。それは突然訪れた。「わし、鹿原と仲直りする！」「…えっ？だけど今のところダメなんでしょ？」「どねーしても仲直りがしたい！」（いや…お前の性格上同じこと繰り返す上に紫織もあの性格だからな…）「そっか…頑張って！」と私はその場を去った。「よし！鹿原を探そう！」その頃紫織は「そうじゃ～！嫌じゃ！」「言うちゃんな！」「鹿原！！」「！？」「し…紫織ちゃん！多木と関わると…」「分かっちょる…」（怖い！てか何で来た！？）「…わしに用？」「謝りたいんじゃ！あの時はどうかしちょった…もっかいやり直したい！」「はぁ！？もうわしゃあんたと関わりとうない！」「そうじゃ！あんたが紫織ちゃんにしてきた行為許されると思わんで！！」「お前は黙れ！」「…ごめん、多木と2人で話すけぇ外してくれる？」「紫織ちゃ…」「せわーない！わしを信じて！」「分かった！頑張って！」「ありがとう…さて！あんたと2人きりになった…ゆっくりと話しましょ？」「お前そねーなキャラ…じゃったけ？」「どうするそ？」「鹿原！？話を…」「聞いてもねんごうじゃろ？」「違う！本当にお前と仲直りしたい！！信じてくれ…」ゴンッ！「これで許してくれ！！」「土下座！？多木…もうええ分かったけぇ！」「じゃあ…」「必要最低限なら…」「本当か！？ありがとう…」これで紫織と多木は仲直りをしたのでした？「本当？」「さぁ…本当か分からない！」