ブルーミュージック

マッシュルームきのこ

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メンバー作りは辛いよ

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私はふと考えた。(ボーカル誘わないとバンド作れないなぁ…)「津田さん!これ頼んだわよ!」「あっ…はい!」(今、大学の授業だと思ってたけどバイトだった!)私は近くのライブ会場にいた。それは数日前ライブに行った時RubyRodと言うバンドに歌の上手い人がいた。私はその人をバンドに誘うことにした。「あの…私とバンド組まない?」「悪いんだけど今は無理…けどメールアドレスなら交換するなら良いよ!でもいらない…」「いる!私はあなたと本気でやりたいから!私、乃々よろしく!」(いきなり自己紹介してきたよ!あたしをバンドに誘いたいんだ!)「あはは!あたしは珠樹こちらこそよろしく!」そしてその場を後にした。私は家に帰り「…諦めずに声をかけよう!さて練習~!」一方珠樹は頭を悩ませていた。「乃々ちゃんとバントか…やりたいんだよね!けど今のバンドがあるしなぁ~!でも本当に今のままでいいのかな?」(今のバンドじゃあ全然売れる気がしない…むしろダメな気がする)珠樹はそう思った。翌日乃々は学校帰りにライブ会場に行った。(やっぱり珠樹の歌はいい!)「珠樹~!」「乃々ちゃん来てくれたんだ!」「だって…珠樹の歌私の理想のバンドにピッタリだし!」「ありがとう!」「珠樹!行こうぜ!」「疲れた!」「お前が曲を書いてくれて助かるよ~!俺らただテキトーにやればいいしな!」「…まぁそうね」(あたしは乃々とバンドを組んだ方が未来がある気がする!今のバンドじゃあダメだ!)「…帰る!」「おい!待てよ!」「テキトーにやらないで!あんた達より乃々ちゃんとやった方がずっといい!もう辞める…じゃあね」「ふざけんな!」メンバーの一人が珠樹の胸ぐらをつかんだ。(苦しい…誰か助けて)プルプル…『珠樹!今、話せる?』「…話せるけど」『今、どこに…』「多久八屋」「俺らはお前と話す暇はねぇ!」ブチッ!「多久八屋…家からすぐ行ける!」乃々は走った。「すぅ…バンドの調子はどうですか?」「俺らのバンドの調子いいけど…」「へぇー調子良いですか?でも電話で珠樹の様子がおかしかったんですが…何したんですか?」「何もしてないけど…」「嘘言うな!珠樹は私の仲間です!行こう珠樹…」「乃々ちゃん…」「おい待て…」「お客様お金払って出ていって下さい…そして二度と来るな!」「えーそんなぁ…」「あはは…乃々ちゃん凄いなぁ!」「そんな事ないよ…珠樹とやりたいそれだけだから…」「あ…あたし乃々ちゃんとバンドがしたい!」「えっ!?本当?どうするの?」「…解散する。今のメンバーといるとダメになる…そう乃々ちゃんに教わった気がする!」「珠樹…ありがとう!これからよろしくね!」「うん!頑張っていくよ!」それから珠樹のバンドは解散。私と珠樹はバンドを組んだ。
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