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私寺田沙理子12歳はお袋の言葉で家出を決意した「フフフ…あの子は奴隷として使えないわ!」(ふざけるな!私はお前の奴隷じゃない!)私は部屋に戻ってすぐに髪を切り、夜中家にあるお金とお小遣いを持って家を出た。「ふぅー!やっと出れた…これからどうしよう!」数時間後「歩き疲れたな…家探さないと!」スタスタ…「もしかして家探してる?」「はい!そうですけど…」「ここ住んでくれる?」「えっ!?いいんですか?でも家賃…」「あー!お金はいいよ!好きに使って!」「ありがとうございます~!」「君の名前何て言うの?」(本名言うとバレてしまう…)「お…小野理沙です!」私は偽名を使った。ガチャ!「おー!凄い!テレビも制服も色々ある!けどこのままだと中学校に行かない…まぁ!それは後で決めてテレビでも見よう!」ピッ!『速報です!寺田財閥の娘が行方不明になったと言う情報が入ってきました!』「えっ…嘘でしょ?」私が行方不明だとすぐにバレてしまった…「こうなったら…偽名で生活してやる!」そこから家にあった制服を着て中学校に乗り込むことにした。「よし!何とか乗り込めた…」「そこで何をしてる!」「あの!私をここの中学校に入れさせて下さい!」「えっ!?いや…今度入ってくる子達は知ってるけど君のことは…」バン!「これで…どうです?」「お金!?君どこからそのお金…分かった!今日から君はここの中学校の入学を認めよう!」「ありがとうございます!」(やったー!成功!)私は中学校に入学することが出来た。(今までお嬢様とかお坊ちゃん世界だったけど普通ってこんな感じなんだなぁ~!)「ざけんな!!」「あれ?揉め事?」「あんたのせいで私は…!」「それ私に言ったってどうしようもないじゃん!」「あと制服どうにかしてよね!」「生活厳しいからお兄ちゃんのお下がり着るしかないの!ほっといて!」「2人共何してるの?」「誰!?」「何してるの?って…見れば分かるけど?」「あんたには関係ないでしょ!」スタスタ…「あっ!待って…」「あの…あなた誰?私は高橋美里よろしく!」「小野理沙!こちらこそよろしくね!」(この子のこと何て呼べば…よし!)「みーちゃんあの子は何でみーちゃんと喧嘩してたの?」「あの子…上木比呂ちゃんは私のお兄ちゃんの友達の幼なじみなんだ」(ややこしい)「そうなんだ~!」「りーちゃん…ひろちゃんとこのままの関係は嫌だ!」「みーちゃん…私に良ければ協力するよ!」「本当!?ありがとう…」「みーちゃん私にいい考えがあるんだけど…」「うん!分かった!」放課後(ひろちゃんいた!)「ひろちゃん~!」「あんた朝の…あの時は!」「ひろちゃん!実はみーちゃんはひろちゃんと仲良くなりたい…って!」「はぁ!?そんな事…」「本当だよ!私もひろちゃんと友達になりたいから!」「…変なの!私だって仲良くなりたい!けど…不器用なの!想いが伝えられない!」「…」(確かに言いたいことがあっても拒否されて自由がなかった)「ちょっと…?」「ひろちゃん!」「み…美里!」「りーちゃん!?何があったの?」「りーちゃん?」「小野理沙ちゃん!だからりーちゃん!」「なるほどね…理沙!」「りーちゃん!」「…はっ!あれ?」「りーちゃんどうしたの?大丈夫?」(理沙の目人を見る目をしてなかった…)「大丈夫!ボゥーとしてただけだから…ごめんね!」「理沙…」「ひろちゃん!」「ありがとう…」「うん!」それから私はみーちゃんとひろちゃんと友達になった。翌日「おはよう!」「おはよう…」ドタドタ…「おっは!制服をセーラーにしてみた!」「みーちゃん可愛い!」「ありがとうりーちゃん!ひろちゃん?」「それ…あんたのお兄ちゃんの時の衣装でしょ?」「そうだけど?」「お兄さんいるんだ~!」「りーちゃん一人っ子?」「うん!」「そっか!」「私も一人っ子だけど自由に出来てそれはいいよ!」「何それ~!」「あはは!」
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