ふと頭をよぎったことを書いておく、いわゆるブログ的なあれ

ぽんたしろお

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2019年12月

初めてのネット接続はセガサターンだった話

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今回は初めてのインターネット体験について話そうと思う。

タイトルの通りである。初めてのインターネット接続はセガサターンというゲーム機だった。

パソコンはなかったが、任天堂のスーパーファミコンの次を狙ってほぼ同時発売された、PSとセガサターン。

我が家はセガサターンを購入した。

今では、ゲーム機をネット接続するのは当たり前らしいが(今のゲーム機は持ってないのでよくわからない)、その当時インターネットに接続できるのは、高価なパソコンを持っている一部の人という認識の中、夫がセガサターン用のモデムでインターネットに接続できると教えてくれた。

セガサターン用のネット接続モデムは当時1万5千円だったが、モデムの元はとった。

契約できるプロバイダーは限られていて、NTT系の「ぷらら」のサービス開始を予約して待っていたという状態だった。

後に、付与されたアドレスを見て「NTT関係者か?」と問われたが、NTTと一切関係ない一般利用者であった。

その頃、懸賞ブームというのが来ていて、私もせっせと応募していたのだが、ハガキでの応募は競争率が高かった。

それでも、当選するコツなどが雑誌に特集されていて、懸賞名人なる方の記事をよく読んでいた。そこに書いてあった肝は、とにかく競争率の低い懸賞を見つけてせっせと応募すること、と書いてあった。

で。インターネットは接続する人自体少ないから、競争率低いよねと気が付いたので、ネット懸賞を探し始めた。

当時、公共団体がサイトをオープンし始めたばかりという感じだった。

Yahoo検索が、URLを手動入力していた時期だったはず(記憶頼りなので確かではない)で、とにかくサイト自体が少ない。

閑散とした広大な真っ暗な空間にポツンポツンと明かり(サイト)が見える感じだった。

何せ利用者が少ないので、サイト作成に予算がついたのか実状はよくわからないが、サイト公開記念懸賞がけっこう見つかった。

応募すれば、20~30%は当選する体感があった。

その後、サターンに接続するキーボードも購入し、インターネット初期のネットサーフィンを楽しんだ。

夜11時から朝8時までのテレホーダイ(月額1800円)は画期的だった。勿論契約した。

その当時から、インターネットは珠玉混合といわれていた。その点は今のインターネットと何ら変わらない。

文字が主体の情報交換は、誤解を招きやすかったし、ちょっとした文調で誤解から諍いも起きた。

さすがに炎上するほどの勢いはネットにはなかった。今なら大炎上するような争いもあったかもしれない。そういう場所は慎重によけてネット利用をしていた。

ちなみに、インターネットより盛んだったのがニフティのパソコン通信。様々な会議室があって、面白かった。

ニフティのパソコン通信からインターネットへ人が移動し始め、パソコン通信の衰える様も体感した。



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